平成7年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・1)
 

 平成7年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・1)

 

議事日程(第3号)

平成7年9月12日(火曜日)

午後1時開議

第1 一般質問

第2 会議録署名議員の指名

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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午後1時8分開議

議長(佐原正幸君) これより、会議を開きます。

 議事日程は、配付したとおりであります。

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議長(佐原正幸君) 日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 通告に基づき、順次質問を許します。

 清水美智子君。(拍手)

[清水美智子君登壇]

清水美智子君 本定例会のトップバッターとなりました、公明の清水美智子でございます。

 21世紀まであと5年有余となった今、20世紀を振り返ってみますと、経済合理主義は、日本人を敗戦の貧困から救い、物質的富の増大をもたらしました。人々は、物の面では確かに豊かさを感じるまでになりました。しかし、その反面、社会の種々の側面で個人間の競争関係を強め、交通戦争や受験戦争に見られるように、強者と弱者の色分けを常に鮮明にし、いつの間にか、心の面での豊かさを見失うことになってしまったように思われます、それが、バブル経済の崩壊、受験地獄、少年のいじめや自殺、不登校、相次ぐ凶悪テロ事件等は、まさに高い経済成長がもたらしてきた影の部分ではないでしょうか。

 さらに、議会民主主義政治に対して、国民の政治不信が増大されております。

 その上、我が国は、21世紀に入ってすぐ世界で最も進んだ少子・高齢社会を迎えることになります。そのとき、だれもが安心して老後が迎えられる長寿社会を建設していくためには、高度成長過程で見失ってしまった心のゆとりをもう1度取り戻しておかなければならないのではないでしょうか。(「その前に、経済問題片付けなきゃ」と呼ぶ者あり)

 本当の豊かさとは、心の豊かさであり、それは苦しみや悩みを自分の力で解決してこそ得られるものです。なぜなら、そのときに、他の人の苦しみもわかるからです。

 民主主義とは、他の存在の権利を認めることで、自分の権利も認めてもらう社会的システムです。自分の立場、思想だけを主張するのはわがままであり、(「そうだ」と呼ぶ者あり)独裁的傾向であって、民主主義とは違うものだと思います。

 このことは、人においてだけでなく、教育、行政などすべてにおいて言えるのではないでしょうか。これからも、人間そのもの、生命そのものをまっすぐに見詰められる市民の代弁者として全力を尽くしてまいりたいと強く決意をいたしております。

 それでは、通告に従いまして、順次質問をしてまいります。

 まず、冒頭に述べました思いを込めて、今後の少子化社会について、市長のご見解をお伺いしてまいりたいと思います。

 我が国の合計特殊出生率は、昭和50年に2.0を割って以来、漸減傾向にあり、平均寿命の進展と相まって、一層の少子化・高齢化が進展してきております。本年5月に総務庁が発表した我が国の子供の数調査では、総人口に占める子供15歳未満の割合は16.1%と、8年連続で戦後最低記録を更新し、ついに主要先進国の中でも最低水準となってきております。

 こうした現状に拍車をかけているのが、少子化の進行です。

 ちなみに、本年7月、少子化問題に関する調査結果が発表されました。少子化の実態の中で、本市の出生率は対人口1,000人当たりにつき、昭和40年が26.0、昭和50年が19.0、昭和60年が11.6、平成5年は9.2という下降状況です。

 少子化によって、高齢者比率がふえ、労働力人口が減っていけば、社会の活力低下は否めません。また、社会保障の面では、お年寄りを支える介護マンパワーの不足や、現役世代の負担の増大を招くことにもつながります。その結果が、経済の停滞や衰退も懸念されるのではないでしょうか。

 そこで、市長にお伺いをしてまいります。

 まず第1に、1家族における理想の子供数も含めて、少子化につきましてはどのようなご所見をお持ちか、お聞かせください。

 第2に、少子化が及ぼす子供自身への影響については、どのように考えておられますか。

 第3に、平成7年厚生白書におきまして、次代を担う子供たちが健やかに生まれ育つための環境づくりを進めていくことは、21世紀の少子・高齢社会に向けて我が国が活力ある福祉社会を築いていく上で、今や高齢化施策と並ぶ重要な政策課題であるとうたっております。今後の子育てに対する社会的支援策を進めていく上での財政的な負担のあり方については、どのようなご所見をお持ちか、お聞かせください。

 また、公的機関が優先して取り組むべき今後の課題については、どのようなご所見をお持ちかもあわせてお聞かせいただきたいと思います。

 第4に、対談の中で、好きな言葉として、「人生の表舞台は常に将来にあり」と語られておりましたが、ご所見を含めて行政にも生かされているのか、お聞かせいただきたいと思います。

 次に、防災対策に関する問題についてです。

 この問題につきましては、6月の定例会におきまして取り上げましたが、時間の関係で答弁が大幅に割愛されましたので、その要点を申し上げ、再度お伺いいたします。

 本年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の被害は、5,500人を超える死者、行方不明者を出し、5万戸以上あった住宅や工場のうち、全半壊1万7,509棟、全半焼4,073棟という未曾有の大被害に及びました。

 しかし、この大規模に至った起因の1つは、21年前にあったようです。21年前の1974年6月26日の神戸新聞の夕刊に、「神戸に直下型の地震が発生する可能性あり臨海部に活断層がある」という大阪市大理学部の研究結果が掲載されたのです。しかし、開発側の思惑で、「現在は心配ない。活断層が動くような事態は千年、1万年に1回だから大丈夫」という声明を神戸市役所の方から、市役所の名前でなく、神戸大学の工学部長名で同日の夕刊に掲載したとのことです。この21年前の行政判断が開発側に立つか、住民側に立つかのいずれかによって、被害をこのように増大させてしまったのではないでしょうか。

 そこで、伺います。第1に、本市における活断層に対してお伺いをいたしましたが、そのときの答弁は、要約「本市の南部を横断する東京湾北縁断層がございまして、市川から船橋を通り、千葉方面に向かう伏在断層が確認されております。これは、生きた活断層ではないと聞き及んでいる」、また「千年に約10センチから1メートル程度の活動度となっている」とのことでした。神戸の教訓を生かして、国・県のみを頼るのではなく、地震・地質学者等の意見を取り入れながら調査研究を行うべきと考えますが、いかがですか。

 また、震災規模の決定要件は、地震の種類とその規模、地震の発生時刻、地質環境、社会生活環境により、さまざまな様相を呈することになると思いますが、これらについては、どのような検討がなされておりますか。

 第2に、大災害が起こった場合の仮設住宅についてです。

 船橋市防災計画の中に、仮設住宅建設地の条件として、次の6項目が掲げられております。1.浸水、崖崩れ等の危険がないこと。2.飲料水が得やすく、しかも保健衛生上良好なこと。3.児童生徒の通学やその他生活の立て直し上の便宜を考慮し、可能な限り罹災者の生活圏にあること。4.交通の便がよいこと。5.公有地であること。6.敷地が広大であること。これらの条件をクリアして、現在の供給可能戸数の目途は何戸でしょうか。

 また、異なる災害発生時期の対応策につきましても検討しておくべき必要があると考えますが、どのような検討がなされておりますか。

 第3に、防災ボランティア登録制度につきましては、どのように検討をされておりますか。

 第4に、空き教室の災害備蓄倉庫の活用につきましては、その後の進捗状況をお伺いいたします。

 さらに、平成12年度までの整備目標として掲げられております。その中で、1.地域防災無線の整備。1.耐震性井戸または貯水槽の設置。1.校舎の安全ガラスの達成目標が全校及び1住区1カ所に対しての現在の進捗状況もお伺いいたします。

 第5に、被災後8カ月が経過し大きく問題になっているのが、PTSD――心的外傷後ストレス障害です。これは、大災害などに遭遇して心に深い傷を負った神経症です。

 私は、この7月7日に神戸の芦屋市に行ってまいりました。阪急電車の走り行く窓から、青いビニールシートで覆われた屋根、屋根。空虚な空き地、無残に破壊されたままの家屋やビル等を目にしたとき、余りの被害の甚大さに、住民の方たちの苦痛とともに、もしこれが本市であったらと思うと、背筋が寒くなるのを覚えました。家が半壊して仮設住宅に住まわれている方たちとさまざまな懇談をした中で、特に強く心に残った会話は、「私たち夫婦、70数年間生きてきて、こんなに恐ろしいことに遭うとは想像もできなかった。事故の当初は、生命が助かったことで喜んだ。しかし、今は自分の自宅は半壊して修理に長くはかかるが、いずれは住めるのよ。でもね、近所の家はすべてつぶれて、今は空き地。震災の前の日まで朝起きて窓をあけ、おはようと語っていた人たちが今はだれもいない。日に日に生活環境が一瞬に変化してしまった恐怖心と、これからどう対応していけばよいのか、その方がよっぽど怖い。これは、助かった被災者の人たちが日を重ねるごとに味わっていくのではないか」との訴えでした。

 6月に兵庫県精神保健協会が被災地に「地域こころのケアセンター」を設置することを決めております。本市におきましても、防災計画の中に精神ケアの対応も検討しておくべきではと考えますが、いかががですか。お伺いいたします。

 次に、北習志野駅前広場整備についてお伺いいたします。

 いよいよ来年4月の東葉高速鉄道の開通に伴って、駅前広場も着々と整備がされてきております。

 そこで伺います。第1に、第2回定例会、それ以前にも取り上げさせていただきましたが、実現が目に見えないと、性急な市民の方たちから「公衆トイレの設置はいつですか」と再三再四問われて困惑をいたしております。進捗状況並びに途中過程を知りたい市民の方に伝える方法があれば、お伺いいたします。

 第2に、タクシー乗り場のシェルター設置に関しましても、進捗状況をお伺いいたします。

 第3に、北習志野駅の西側に住する方たちから、「北習志野は総合体育館、大きな近隣公園、郵便局、東警察、習志野台出張所などの施設の大半が東側に位置しているので、自転車で往来したいのですが、駅の左右に位置している踏切や道路は非常に狭く危険で、大変苦慮している。駅前が整備されているのだから、この際新京成と協議し、駅前広場を自転車でも往来できるようにしていただきたい」との要望が寄せられております。

 本市は、この10月1日から県内で初めて事業者との事前協議制を取り入れた福祉の街づくり環境整備指針が策定され、施行されることになりました。指針は、建物のほか道路、公園、公共交通機関も含まれるということです。指針では、事業者が施設を新築、増設、大規模改修したり、道路と公園は新設、改良工事の場合、設計前に市と協議し、市は整備基準に基づく約50項目についてチェック、指導できるということです。大変困難な要望だとは思いますが、利用者の要望がかなえられるよう、新京成、東葉高速鉄道に強く要望すべきではないでしょうか。また、このことが困難であるならば、薬円台・七林線の歩道の拡幅を推進されるよう、強く要望いたします。

 第4に、駐輪対策についてです。

 第1点は、6月定例会におきまして、「いまだ北習志野駅前にはバイクの駐輪場がないので、設置をしていただきたい」と要請をいたしました。早速旧習志野台出張所跡地に障害者の方たちも利用でき、バイク駐輪が60台可能な駐輪場が現在整備をされております。速やかな対応に心より感謝を申し上げます。しかし、できますことならば、駅に最も近いところに障害者用のバイク駐輪場の設置方を要望いたします。

 第2点は、以前でも取り上げてまいりましたJUJU・きたならしの商店街周辺に乱雑に置かれている自転車の駐輪公害です。

 相も変わらず自転車駐輪は大変繁雑で、歩行者の方たちの通行の妨げになっております。市と商店会とのその後の協議、検討はどのようになっておりますか。お伺いいたします。

 最後は、大規模芸術文化ホールの建設についてです。

 船橋市新基本計画「ふなばし未来2001」の中で、「芸術観賞の機会を提供し、多様な芸術文化活動に対応できる新文化ホールを後期に建設する」とうたっております。この課題につきましては、市民の方たちより再三の要望があり、以前も2度ほど取り上げてまいりました。近隣市におきましても、松戸市の「21世紀の森と広場」の中に、すばらしい「森のホール21」があります。

 本年7月に人口84,000余の福岡県飯塚市にあります「コスモスコモン」を視察させていただきました。特色は、21世紀に向けた広域的な芸術文化の殿堂として建設され、人と自然と歴史が組み合わされた地上4階、地下1階の見事な施設でした。何よりも、本市の約7分の1弱の人口の都市で、市民がこのような大施設に誇りを持ち、活発に利用されていることに感動いたしました。市民に心の豊かさを育てられるこのような施設が、本市に建設できたら、できるだろうかとの思いが、大きく募りました。

 いよいよ、明年の春には市民の待望久しい東葉高速鉄道も開通の運びとなります。

 そこで、伺ってまいります。

 第1に、以前市長のご答弁の中に、「東葉高速鉄道の沿線に」とあったように記憶をしておりますが、本市の西船橋から坪井までの沿線の中で、貴重な自然環境が残されている地域は坪井付近しかないのではないでしょうか。自然環境とマッチしてできるということは、将来船橋市民に残せる財産として最高の場所と考えますが、いかがでしょうか。

 第2に、本市ならではのイメージ、構造につきまして、何らかのご構想をお持ちでしょうか。

 第3に、工期設定、完成時期をいつごろに試算されておられるのか、あらあらで結構ですので、お伺いいたします。

 以上で、第1問を終わります。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 少子化の問題につきまして、市長にご答弁をということでございましたけれども、4つある3つにつきましては、私の方からお答えをさせていただきます。

 最後の「人生の表舞台」云々につきましては、市長の方から答弁がございますので、よろしくお願いをいたします。

 初めに、家族の理想の子供の数と少子化に関する所見はということにお答えを申し上げたいと思います。

 いろいろとご指摘をいただきましたけれども、少子化社会のもたらす影響につきましては、私どもそのとおりであるというふうに認識をいたしております。少子化社会の対応につきましては、福祉、医療を初め、教育や労働、住宅政策など、市全体として取り組む必要がある課題であると認識しております。同時に、こうした少子化社会の進展は、将来国の豊かで健全なる発展に影響をもたらす要因ともなりますので、基本的には、国、県、市はもとより、家庭や企業などの地域社会を含めた社会全体として取り組むべき課題でありますので、あらゆる社会の協力体制を築きながら、地域の特性に合った施策を進めいくことが肝要だと、このように考えておるところでございます。

 また、ご指摘のございました1家族の理想の子供の数はという質問でございますけれども、最近の社会経済情勢の変化や価値観の多様化等により、家族のあり方に対する考え方もさまざまでありますので、何人が理想かという人員を限定的に考えることは、なかなか難しい問題がある、このように考えております。しかしながら、限られました日本という国土の中で発展しつつ、適切な社会を維持していくために必要な人口規模というものを考えながら、人口減少の原因ともなるような少子化への対応として子育て支援策を適切に実施していかなければならない、このように考えておるところでございます。

 それから、2番目の、少子化が及ぼす子供への影響についてということでございますけれども、少子化が進行し、地域社会の中で、子供が少なくなるということは、特に就学前の乳幼児期は精神的、情緒的に最も発達する重要な時期であり、子供同士の触れ合いの機会の減少等により、その自立性や社会性が育ちにくくなるという影響があると懸念されており、児童の健全育成にもある程度の影響は見られるのではないか、このように考えておるところでございます。

 そして、3番目は、子育て支援に対する財政的負担のあり方と、公的機関が優先して取り組む課題についてということでございますけれども、子育てに対します財政的負担でございますが、昨年国が策定をいたしました今後の子育て支援のための施策の基本的方向について、いわゆるエンゼルプランが策定をされ、その具体化の一環として、大蔵省、厚生省、自治省の3省合意によりまして、緊急保育対策5カ年事業を実施することになり、所要の財源は確保されたと、このように聞いておるところでございます。

 市といたしましても、乳幼児保育やあるいは延長保育の充実を図るとともに、子供の利益が最大限尊重されるよう、配慮しながら、まず第1に、子育てと仕事の両立・支援、2番目は、母子保健医療体制の充実など家庭における子育て支援、3番目は、ゆとりのある住宅の整備などの子育てのための住宅及び生活環境の実現、4番目は、教育内容・方法の改善などゆとりある教育の実現と健全育成、そして5つ目には育英奨学事業など、子育てコストの軽減などの施策を各関連分野とともにいろいろと協議をし、積極的に進めていく、こういう体制づくりが必要ではなかろうか、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。

[市長大橋和夫君登壇]

市長(大橋和夫君) 清水議員のご質問のうち、2点についてお答えいたしたいと思います。

 少子社会についての最後のところで、「人生の表舞台は常に将来にあり」という言葉を引用されましたが、これは尾崎咢堂先生の言葉であります。三宅坂の尾崎憲政記念会館に行きますと、この色紙がございますが、私は、尾崎先生の長い生涯のうち、幾つか感銘を受けることがございますけれども、明治時代にいろいろと活躍されましたが、時の政府から、東京都の地域から追放されたわけでありますが、その方が数年後には文部大臣に就任をしている。こういう激動の時代を乗り切って、「憲政の神様」と言われたわけでありますが、やはり尾崎先生の精神を支えてきたものは、過去は参考にするけれども、やはり過去にとらわれずに、常にやはり将来に向かって全力投球をしたい、そういうことが「人生の表舞台は常に」云々と、こういうことを言われたと思っているわけであります。

 今、21世紀を迎えて、いろいろな問題点があり、またいい方向に議会の方々と力を合わせて進みたいと思っておりますので、船橋の市政におきましても、将来を見詰めて前進していきたいと思っております。

 それから、最後の、新しい文化会館についてのご質問でございますが、やはり船橋市民の文化サークルなり、文化活動というのは、全国でも非常に活発であります。アマチュアもプロも、かなりおられるわけでありますが、いろいろご意見を聞きますと、やはり一番欲しいのは、発表の場が欲しいと、そういうことで、町の中心部、本町通りに市民ギャラリーをつくったわけであります。

 そして、少子化の問題にも絡みます、かかわりますが、やはり、今の子供は、勉強勉強、塾に追われがちでありますから、国際的な子供たちのレベルから考えても、もっと強い子供をつくりたい。また、友達を大事にする子供を自然の中でつくりたいと、こういう気持ちでワンパク王国をつくり、また子ども美術館をつくりたいという気持ちでいたわけでありますが、ワンパク王国が発展して今度はアンデルセン公園の形になりますが、子ども美術館も来年の秋には正式にオープンになる予定であります。

 私も、美術関係には相当勉強もし、また好きでありますけれども、県立美術館をつくった経験からも、私は今の美術館というものは、1点豪華主義過ぎると思っております。船橋のように、上野美術館なり銀座のギャラリーなり、あるいは渋谷まで行ける、こういう交通便利なところでは、中途半端なものでは批判を受けるわけでありますから、陳列を主体にする美術館だけでなくて、そういうものも含めますが、新しい時代に合った美術館を、できれば東葉高速鉄道沿線に、関係者また専門家の意見も聞き、議会の意見も聞いた上で、本格的なものをこれからつくっていきたい。そのためのいろいろな準備もしたいと考えておりますが、中途半端の美術館では、私は船橋の場合満足しない。非常に目が肥えておりますから、そういう点で十分研究したいと思います。

[計画部長川名部正一君登壇]

計画部長(川名部正一君) 防災対策についてのご質問のうち、活断層の調査に関するご質問にお答えいたします。

 本市の活断層は、6月の議会でもお答えしましたように、現在確認されております活断層は、東京湾北縁断層がございます。市域にこれ以外に存在するか否かにつきましては、全市的に調査をしておりませんので、はっきりしたことは今わかっておりません。活断層による地震の影響は大きいものがあります。この調査は、船橋だけでなく、広域的にやってこそ有効なデータが得られるものと考えております。ご指摘の専門家の考え方等も確認しつつ、今後国や県とも協議してまいりたい、このように考えております。

[広報部長関根忠男君登壇]

広報部長(関根忠男君) 防災対策のうちの所管事項につきまして、ご答弁申し上げます。

 まず、震災規模の決定要件、どのように検討なされているかということでございますけれども、ご質問者のおっしやるとおり、地震の種類、規模、発生日時、地質、社会環境等により何百通りもの予想が出てくるものと思われます。これに要する膨大な経費、日数、集積すべき基礎資料等1つをとりましても非常に難しいことから、今後国・県等の指針が示されてから対応してまいりたいと思っております。

 次に、防災ボランティア登録制度につきましては、大規模な災害が発生した場合、被災者の救援活動において、何よりも住民の皆様の協力が必要不可欠なことになります。さきの阪神・淡路大震災を教訓にいたしまして、市長を本部長といたします災害対策推進本部が取りまとめました対策の1つに、防災ボランティア登録制度を掲げております。また、防災ボランティア登録制度が災害時に有効に機能させるためには、支援する側、受ける側の日々変わる生活情報を的確に把握する必要があります。このことから、防災用パソコン通信ネットプロジェクトを庁内に設置をいたしておりまして、ボランティアの登録、派遣、養成などを初め、救援、復旧にかかわる一連のシステムを現在研究、検討いたしてるところでございます。

 次に、空き教室の災害備蓄倉庫の活用につきましては、さきの阪神・淡路大震災を教訓にいたしまして、6年度予算の予備費及び7年度予算で毛布、乾パン、組み立てトイレ、ビニールシートを初め、医薬品、衛生用品等の災害緊急用備蓄品を大幅に拡充いたしたわけでございます。また、本年度は6カ所の学校を備蓄施設といたしまして活用する予定といたしております。

 また、余裕教室を備蓄施設への活用につきましては、本年6月5日付文部省の助成課長名をもって通知がありまして、事務の簡素化が図られることになりました。

 今後は、避難所となり得る小中学校の余裕教室を活用すべく、教育委員会側と十分協議してまいりたいと考えております。

 また、地域防災無線の整備につきましては、避難所及び防災関係機関に設置を予定いたしておりますが、整備完了年度を早め、7年度、8年度の2カ年で設置する作業を現在進めておるところでございます。

 次に、耐震性井戸の設置につきましては、現在市内15カ所にございますけれども、市民54万人の飲料水は確保できておりますけれども、道路の損壊、交通麻痺等の輸送体制を考慮いたしまして、今後も適材配置を検討してまいりたいと考えております。

 最後にPTSD、心的外傷後ストレス障害につきましては、災害時に迅速で的確な医療が行えるよう、防災会議の専門委員会といたしまして、4月27日に医師会と市による災害医療活動研究委員会、これを設置いたしました。避難所内の医療救護所開設を初め、ご指摘の心的外傷後ストレス障害ケアにつきましても、調査研究いたしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

[建築部長狩野幸夫君登壇]

建築部長(狩野幸夫君) 防災対策の所管の事項について、ご答弁申し上げます。

 震災時の仮設住宅の対応策と建設場所とのご質問でございますが、まず場所といたしましては、船橋市域内での国・県・市が保有しております空間地、あるいは大規模な公園等の建設候補地をリストアップいたしまして、現在67カ所、約72ヘクタールの土地を候補地といたしまして、現地調査等により掌握をいたしております。その結果、試算でございますが、約12,000戸程度が供給可能と考えております。

 次に、災害発生時期による種々の対応策とのことでございますが、夏は特に暑さと衛生面の配慮を必要といたし、冬は寒さの対策が重点になろうかと考えられますので、仮設住宅の設備面につきましては、阪神大震災での対応を教訓といたし、勉強してまいりたいと思っております。

 以上でございます。

[管理部長首藤宏君登壇]

管理部長(首藤宏君) 小中学校の窓ガラスの安全化の進捗状況についてお答えいたします。

 校舎におきましては、児童生徒の避難通路となる階段及び昇降口の高窓ガラスの破片落下、飛散防止のため、平成元年より5年度にかけて飛散防止専用フィルムの貼付を完了しております。

 また、体育館におきましては、老朽化した窓枠の改修時におきまして逐次普通ガラスから強化ガラスに取りかえ、現在小中学校合わせまして23校に安全対策を実施いたしております。今後につきましても、窓ガラスの安全対策を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

[保健衛生部長原田肇君登壇]

保健衛生部長(原田肇君) 北習志野駅前整備に関連いたしまして、公衆トイレ設置についてのご質問でございますけれども、現在、公衆トイレは市内に5カ所設置されております。「ふなばし未来2001」の中でも都市の快適環境を高める施策の1つといたしまして、明るく清潔な使いやすい公衆便所を利用者が多く見込まれます地域に整備、設置していく計画でございますが、いずれの場所につきましても用地の確保が難しい状況でございます。

 北習志野駅前につきましても、現在、場所の確保について関係課と協議をいたしております。今後も場所の確保に努力をしてまいります。

[土木部長鈴木光君登壇]

土木部長(鈴木光君) 北習志野駅前広場整備についてのうち、所管についてお答えをいたします。

 北習志野駅のタクシー乗り場のシェルター設置についての進捗状況でございますが、北習志野の駅構内につきましては、タクシー運営委員会が存在しておりませんで、また、個人タクシーが多いことからシェルター設置についての協議窓口が特定されず、苦慮いたしておりましたが、先般、千葉県乗用旅客自動車協会京葉支部にお伺いいたしまして、北習志野駅タクシー乗り場のシェルター設置について相談いたしましたところ、個人タクシーの法人等に働きかけをし、協議窓口をつくるよう努力したいとの返事をいただきましたので、窓口が決まり次第、シェルター設置の協議をしてまいりたいと考えております。

 次に、自転車利用者の利便性を考え、北習志野駅直近に自転車で東西に往来できる施設が必要ではないかとのことでございますが、自転車が利用できる道路につきましては、現在北習志野駅近くでは北側に約200メーターの位置にある市道5214号線及び南側の市道薬円台・七林線の2カ所がありますが、新たに自転車用通路を設置する場合、駅西側の狭い場所での新たな用地の確保及び新京成線の上空占用等が生じることから、現時点での自転車用横断施設設置は困難であると考えております。

 なお、新たに新京成、東葉高速鉄道におきまして、駅舎改築計画が生じた場合におきましては、ご質問の趣旨についての要請をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

[市民部長三谷哲男君登壇]

市民部長(三谷哲男君) 私から、北習志野駅前広場整備のご質問のうち、所管の駐輪対策についてご答弁申し上げます。

 JUJU・きたならしの商店街周辺に置かれている自転車公害について商店会の方々とのその後の協議はと、こういうご趣旨かと存じますが、毎年、私ども、春と秋の交通安全キャンペーン時には放置防止についてのいろいろ対策について協議をいたしておりまして、また、それらをもとにしてチラシの配布その他の諸行事を実施いたしているところでございます。さらには、本年度、ご質問者もご指摘がございましたように、習志野台出張所跡地につきまして、協議の上、自転車270台、バイク40台の駐輪・駐車場を設置し、本年11月供用開始の予定となってございます。

 こういうような中で、当地域の放置自転車につきましては、随時撤去を行うとともに、街頭指導員を配置いたしまして、また放置防止に努めておりますが、歩道上に置かれている自転車等は主に買い物客等の自転車と思われることから、その対策がなかなかよい解決策が見出せない、こういう状況下となっております。が、しかし、今後とも歩行者や身障者の通行の妨げにならないように整理することができるよう、地元の商店会とより協議を重ねまして、努力をしてまいりたい、かように考えておるところでございます。

 以上でございます。

[清水美智子君登壇]

清水美智子君 2問をさせていただきます。

 私の言い方が間違っていたのか、美術館を東葉高速鉄道の沿線に設置していただけるという、何かうれしいお話を承ったんですけれども、芸術文化ホールの設置についてお伺いしたつもりなんですが、そこら辺について再度ご答弁をお願いしたいと思います。

[市長大橋和夫君登壇]

市長(大橋和夫君) 再質問にお答えいたしますが、今の新しい基本10カ年計画では、芸術文化ホールという名称で建設をうたっているわけでありますが、その内容についてはいろいろな考え方があるわけであります。

 美術的なものを主体にする、あるいは音楽専用ホールを中心に置きながら、あるいは従来の美術館的な要素も入った複合的な芸術関係のホールにする、いろいろあるわけでありますけれども、先ほども申しましたように、船橋のプロも市民も発表の場が欲しいということで、まず大人についてはギャラリーを町の中央につくりましたし、子ども美術館もつくるわけでありますけれども、市民の中でやはりよそにあるような美術館的なものも欲しいという声もあります。また、音楽専用ホールだけといいますか、それを中心にしてつくってもらいたいという声もありますので、いよいよ来年の4月に東葉高速鉄道が開通になりますので、幾つかの拠点駅を中心にして新しい都市改造をやりますので、その中で市民の方々の要望を十分生かした芸術文化ホール――どういう内容になるかは、いろいろな専門家、市民の声も聞きまして立派なものをつくりたいと思っております。

[清水美智子君登壇]

清水美智子君 それでは、3問させていただきす。

 私がイメージしていたのとは違って、本当に総合的なすばらしいものが東葉高速の沿線にできるというお話ですので、大歓迎です。場所なんですけれども、先ほど申し上げましたけれども、本当に今の自然が残っているところというのは坪井だと思うんですね。ぜひ、坪井付近を優先して考えていただきたいと思います。

 以上で、3問を終わります。

議長(佐原正幸君) 要望ですか。

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