平成7年第3回船橋市議会定例会会議録(第4号・6)
 

 平成7年第3回船橋市議会定例会会議録(第4号・6)

 

午後4時34分開議

議長(佐原正幸君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第1の一般質問を継続します。

 中江昌夫君。(拍手)

[中江昌夫君登壇]

中江昌夫君 前回に引き続きまして、ケア・リハビリセンター建設をめぐる問題から入らせていただきたいと思います。

 まず1つは、この建設予定地に含まれます指定樹林をめぐる問題であります。このリハビリセンター及び特別養護老人ホーム建設予定地は9,243.21平米で、このうち指定樹林は2,570平米であります。この指定樹林の解除の申請をした、いわゆる市で受理をした日はいつであったのか。これは3月の予算を検討する議会では、まだこの時点では解除申請がされておらなかったわけであります。したがって、この受理をした日時、さらには解除決定をした年月、さらに解除申請者はだれであったのか、明らかにしていただきたいと思います。

 2点目は、この当該地の指定は昭和48年ないし9年のようでありますが、解除までのこの22年間、指定面積の変更手続等が何回されているのか、ご存じであればお知らせしていただきたいと思います。

 3点目は、1993年7月20日、市長は社会福祉法人清和会理事長に清和会の特別養護老人ホームの建設予定地の大部分を無償で提供してもらいたい、こういうことを提起をいたしまして了承をされたというふうに、船市声第176号で明らかにされております。この際、市長は20年間にわたって保存をしてきた指定樹林を無償であれば保存の必要はないという判断をされたのか、それとも、あの地域が指定樹林と指定されているところまで及ぶとは思わなかったのかどうか、その点、明らかにしていただきたいと思います。

 4点目は、清和会の特別養護老人ホームの建設は、1992年、既に計画をされたものと推定をするわけであります。この特別養護老人ホームだけの建設であれば、緑地指定の解除の必要はなかったというふうに私は判断をするわけであります。いわばリハビリセンター建設が、よって指定樹林解除、こういうような結果になってくると思いますが、緑地の保存と逆行する結果を市がみずから招来をせしめたことになりますが、福祉という名目であれば、自然破壊も許されると理解をしているのかどうか、見解をお伺いいたします。

 5点目は、一般的に住宅地を購入する場合は、周辺の環境の調査をいたしまして、将来的なものを含めて、その価値を判断し、そして定住の可否を決めると思います。市のこの緑地指定地区に隣接をしていれば、将来的に定住をする適地として1つの判断材料にもなるわけであります。一般の人は、その土地が借地なのか、あるいは市有地であるのか、そういうことはもちろん知らぬわけであります。業者も当然、そうした条件、市の指定緑地に隣接をしているいい場所だ、こういう宣伝をすることは明らかであります。一般的には保存の必要があるから、市でしていると思うのは当然であるわけであります。これが個人が解除申請をし、開発をするならば、借地であったからという言いわけも、広義な広い意味での道義的な責任は成り立つといたしましても、市がみずから開発をするとなりますと、その社会的責任は極めて大きなものがあるかと思いますが、見解をお伺いをいたします。

 さらにまた、エコシティ推進懇談会の設置はいつから検討し、正式に発足をしたか、その年月日を明らかにしていただきたいと思います。

 以上が指定樹林解除をめぐる問題であります。

 次は、建設にかかわる問題点であります。

 このリハビリセンター建設に伴う無償提供の土地の面積は幾らであるのか、明確にしていただきたいと思います。

 2点目は、無償提供とは、市に所有権を含めて無償で譲渡をするということなのか、あるいは無償で貸し付けるということのいずれであるのか、またお答えをしていただきたいと思います。無償貸付ということになれば、必然的にその期限があろうかと思いますので、その貸付の期限についてもあわせてお答えをしていただきたいと思います。

 次は、特別養護老人ホーム、清和会で建設するその老人ホームとリハビリセンターを併合建設をする理由は一体何なのか、というその根拠を明確にしていただきたいと思います。

 4点目は、土地の無償提供をするということでありますから、市が借り入れるわけであります。あるいは無償でいただくかもわかりませんけれども、そこのでき上がったリハビリセンターの管理業務は清和会に委託をするということなのかどうか、その点についても明らかにしていただきたいと思います。

 5点目は、船市声176号で、94年の9月議会でケア・リハビリセンターの建設予定地は飯山満2丁目と福祉部長が答弁をしておるというふうに書かれておるわけです。したがって、この文面を見ますと、9月議会で建設地は決まっているものであるというふうに受け取られるような書き方であります。一議員が一般質問で、その答弁で決定をされたというふうに理解をしていいのかどうかであります。今後の議会運営にかかわる問題もありますし、それに関連をした質問も当然出てくる重大な問題でありますので、その点を明らかにしていただきたいというふうに思います。

 次は、新京成電鉄薬園台駅の移転をめぐる問題であります。

 現在の新京成薬園台駅について、かつて車両編成増、いわゆる4両編成から6両編成だと思ったわけでありますが、その際、ホームの延長工事が行われたわけであります。このホームの延長のために前原駅寄りの公道が閉鎖をされました。この公道閉鎖の可否をめぐりまして、地元では30年以上居住をしている者をその資格者といたしまして、会合を何回か開きまして、最終的に15対3ということで公道閉鎖を認めるということになったわけであります。このホーム延長の採決をめぐるその前段で、この駅の存置という問題は新京成側は暫定的だという主張をいたしました。そして地元の方々は、暫定ということで公道を閉鎖をするということについては反対である。簡単に言えば、駅の移転は認めない、暫定という言葉を取りなさい、こういうようなことで議論があったようでありますが、最終的に新京成側も無償で土地の提供があれば移転をする。暫定的という言葉を撤回をしたというふうに聞いておるわけであります。したがって、最近に至りまして、水面下ではかなり前からあったようでありますが、薬園台駅の移転問題がかなり具体的に進んでまいっております。したがって、次の3点についてご見解を伺いたいと思います。

 市は、この薬園台の今申し上げました歴史的経過、公道閉鎖に当たっての経過についてどのように把握をしているかということであります。

 2点目が、最近、駅移転用地として該当機関に多額の、億単位の金が払われておるというふうに聞いておるわけありますが、事実であるのかどうか明らかにしていただきたいと思います。

 次は、この薬園台駅が移転をいたしますと、その新しい駅と習志野駅との区間は極めて接近をするということになります。今日のこの状況から考えますと、運転の区間等、こういう問題からいきますと習志野駅の廃止問題が派生する感じが私はしてならないわけであります。もちろん公団と高根木戸との間の区間は短いわけでありますが、あの人口の比率とこの地区を比べますと、これは大きな格差があるわけであります。運転速度から算出をいたしましても、極めて非効率的な運転区間ということになってまいりますので、この場合、習志野駅が廃止をされますと、あのそばには市の福祉施設があるわけであります。ですから、この場合、市はどのように対処をするのか。移転に伴って、仮に移転を地元が合意をすることであれば、その場合において市は習志野駅の存置ということで協定を結ぶ用意があるかどうか、明らかにしていただきたいというふうに思います。

 通告をいたしております東葉高速鉄道開通に伴うバス路線の廃止、再編と鉄道運賃問題については、2問目以下で時間を見ながらやってまいりたいと思います。

 以上で、1問を終わります。

[都市整備部長涌井稔君登壇]

都市整備部長(涌井稔君) 私から、ケア・リハビリセンター建設に関連いたします指定樹林解除申請関係についてご答弁を申し上げたいと思います。

 まず、解除申請を受理した年月日でございますが、平成7年5月30日でございます。そして解除を決定した年月日は平成7年6月1日でございます。なお、解除申請者は土地を所有されております社会福祉法人清和会でございます。

 次に、指定から解除までの変更手続は何回かとのお尋ねでございます。当初指定は昭和49年6月でございます。今回の指定解除までには指定面積の変更が2回、名義変更が1回でございます。

 次に、新京成薬園台駅移転問題についてご答弁を申し上げたいと思います。

 まず、公道閉鎖に当たっての経過について把握しているかどうかということでございますが、経過の概略につきましては承知いたしております。昭和57年3月、新京成電鉄から、輸送力増強の必要性から現行ホームを2両分として45メーターを新津田沼方向に延長するに当たりまして、支障となります市道3230号線の薬園台1号踏切、これを薬園台北部土地区画整理事業地内に駅舎を移転するまでの間、暫定措置として一時廃止することで新京成電鉄が同年3月27日と同年3月31日、地元説明会を行った上で、4月5日付で地元町会から承諾書が市に提出されております。このことから、ホーム延長に伴う公道閉鎖について許可いたしたものでございます。

 ご質問の移転先の無償提供に関する件につきましては、この承諾書にも何ら記載されておりません。したがいまして、市といたしましてもこの件については承知していないところでございます。

 なお、駅舎移転が具体的になった時点におきましては、地元の皆さんと十分意を尽くして話し合うよう新京成側に指導してまいりたいと考えております。

 次に、駅移転の用地費の支払いについてお答えをいたしたいと思います。

 薬園台駅移転につきましては、昭和49年1月21日に新京成から、薬園台北部土地区画整理事業の組合発起人代表あてに駅移転計画用地確保方のお願いにつきまして文書がありました。これを受けまして、昭和50年8月4日に組合からこれを受け入れる回答をいたしてございます。この土地区画整理事業はいろいろの事情から大変遅延しておるわけでございますが、本年3月に保留地3,292平方メートルを駅舎用地といたしまして組合から新京成側に譲渡をされております。

 最後に、薬園台駅の移転に起因いたしまして、隣接する習志野駅の廃止が危惧されるとのご質問でございますが、この件につきましては、新京成電鉄にお伺いいたしたわけでございますけれども、習志野駅の廃止については全く考えていないということでございます。なお、具体的に移転計画があれば、新京成側から事前協議があろうかと思います。その際には関係者と十分協議の上、適切な措置をとってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 私の方からも、ケア・リハビリセンターにつきましてのご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 初めに、第1点目の3番目以降の課題でございますけれども、まず最初は、指定樹林を無償であれば保存の必要はないと判断をしたのかということでございますけれども、ケア・リハビリセンターの建設に当たりましては、地形や現況から極力緑を保全し、環境破壊を招かぬように配慮をいたしましたが、現況の樹林の約30%程度は伐採を余儀なくされていることとなります。そのようなことから、建物周辺の緑化はもとより、屋上や避難バルコニー、あるいは壁面にも緑化を行う計画であり、緑の保全につきましては配慮をいたしているものと考えております。このような設計思想に立っておりますので、無償であれば緑など要らないというようなことは全く考えておらないところでございます。

 次は、福祉という名目があれば自然破壊も許されると理解しているのかというご質問でございますけれども、社会福祉法人清和会が特別養護老人ホームの建設を計画いたしましたのは、ご質問者のご指摘のとおりでございます。このときの計画では、その建設用地は現在法人所有となっております指定樹林の斜面地が中心であったことから、規模は少なくても指定樹林の一部解除の必要があったのではないかと考えております。しかし、解除に至ったのは、ケア・リハビリセンターの建設によるものですが、樹林そのものは、先ほど述べたとおり、約70%を保存することといたしておりますので、福祉の名目があれば自然破壊も許されるなどということについても考えてはおらないところでございます。

 それから次に、5番目のご質問でございますけれども、そのうち2つほどが私どもの方でお答えを申し上げたいと思います。

 1つは、住宅地を購入する場合には周辺の環境を調査し、将来的にその価値と定住の可否を判断する、このことについてのご意見を求められております。それからもう1つは、市がみずから開発することになると、その社会的責任は極めて大きいのではないか、こういうご指摘がございます。あわせましてお答えを申し上げたいと思います。

 市民の方々がついの住みかとしての住宅を購入する場合、周辺環境を十分調査することは当然のことだと考えております。また、仮に市が率先して緑地などを破壊するならば、その社会的責任、あるいは影響は当然のことながら大きいものがある、このように考えております。しかし、今回のケア・リハビリセンターの建設に当たりましては、指定樹林の解除は行っておりますけれども、緑の保存には十分配慮をいたす計画でありますので、ご理解をちょうだいしたい、このように考えているところでございます。

 それから、2番目の建設にかかわる問題点のうち、1番目と2番目、1番目は無償提供の用地の面積は幾らか、それからまたどのような方法で提供を受けるのかということでございますが、この点につきましては一緒にお答えをしたいと思います。

 まず、ケア・リハビリセンターにかかわる無償提供の用地面積についてでありますが、現在、用地全体の最終測量は完了をいたしておりますが、それを構成する個々の筆別の面積については実測は完了はいたしておりません。この理由は、全体面積を確定するに当たり、周辺部の複数の地主の方からの同意をいただくのにかなりの時間を費やしたこと、さらには、個別の用地の測量を始めようとしたその状況のときに、地元の方々への本事業の説明会を行いましたけれども、ご同意を得られず、現在も引き続いて話し合いを行っておりますので、この測量は中断し、現在に至っているものであります。また、用地の提供方法につきましては、ご提供をいただく地主の方々との間では基本的なご了解はいただいておりますが、今申し上げました測量等が終わっておりませんので、現在なお詰めている段階でございます。

 このようなことから、この2つの課題解決につきましては、住民の方々からの同意が得られ次第、速やかに行い、その結果につきましては、議会へ正式にケア・リハビリセンター工事の案件として上程した際にきちんとお話を申し上げていきたい、このように考えているところでございます。

 それから、特別養護老人ホームとケア・リハビリセンターをなぜ併設したのかということでございますけれども、特別養護老人ホームとケアハウス、リハビリセンター等を三位一体施設として建てることにいたしておりますけれども、この1つの理由は、オーデンセ市の施設をモデルにいたしているということ、それからさらには、この施設が相互に補完し合うことによって利用者の利便を図っていく、こういうことでございます。

 例えば車いす、あるいは自炊ができない程度の身体機能の低下等が認められ、独立して生活するには不安が認められる高齢者のための施設、すなわちケアハウスの利用者がさらに身体機能が低下をした場合には、特別養護老人ホームの方へ移行することが可能であり、逆の場合もあり得ます。さらに、リハビリセンターが併設していれば、特別養護老人ホーム、ケアハウスの入居者でも利用できます。そして、そのことを通じまして、当然のことながら身体機能の向上も回復ができるんではないか、このように考えております。

 このように施設間相互に流動的に利用することになりますれば、複合施設のメリットが十分に出てまいる、このように考えております。こういうことから、特別養護老人ホームとケア・リハビリセンターの併設を計画したものでございます。

 それから、土地の無償提供に伴い、ケア・リハビリセンターの管理業務は清和会に委託するのか、こういうご指摘でございますけれども、ケア・リハビリセンターの運営につきましては、社会福祉法人清和会に委託をしたいと私ども考えておりますが、この理由は、土地の無償提供を受けたことに対する、いわゆる見返り的なものではございません。既に明らかにいたしておりますように、ケア・リハビリセンターは大きく2つの機能を持っております。その1つは、先ほど申し上げましたケアハウス、そして医療機関の実施しているリハビリセンターと一線を画すために、いわば大型かつ高度化されたデイサービスセンターである福祉型リハビリセンターであります。この2つの機能を有します施設のうち、リハビリセンターのサービスタイムは9時から5時までの通常勤務時間でございます。しかし、ケアハウスは居住型施設であることから、24時間のサービスが要求されます。一方、法人が経営をいたします特別養護老人ホームも当然のことながら24時間のサービス体制であり、(中江昌夫君「そんなこと聞いていないよ」と呼ぶ)かつ緊急的対応もすべてネットワークされ、既に清和会は10年以上の実績を積んでおります。

[中江昌夫君「議長、聞いていないよ」と呼ぶ]

議長(佐原正幸君) 質問のみにしてください。

福祉部長(鈴木淑弘君)(続) こうしたことから、それぞれ個別に運営管理を行うよりは、全体を通じ、共通するサービスは統合するなど、運営管理の一元化を図った方が合理的、かつ高い水準のサービスを利用者の方々に提供できるのではないか、こういうことから管理委託を行うものでございます。

 それから最後になりますけれども、一般質問での答弁で建設用地が決まるのかというようなこと等のご質問でございますけれども、先般、飯山満2丁目中央町会及び隣接住民の会の方へ市の回答文書をお出しいたしましたけれども、ご指摘のように、この文書がその中に入ってございます。この回答全体はケア・リハビリセンターの計画がどのように進められてきたのかを時系列的に箇条書きしたもので、この答弁云々は、このころから議会の中でも一般質問にもこのセンター建設についてのご質問を受けるようになったことを示したもので、特にご質問への回答で建設用地が決定されたとかいう他意はございませんので、このあたりにつきましてはご理解をちょうだいしたいと思います。

 以上でございます。

[計画部長川名部正一君登壇]

計画部長(川名部正一君) エコシティ推進懇談会の設置検討の時期と発足した時期についてお答えいたします。

 エコシティの指定を受けましたのが、平成5年9月の27日でございます。したがって、検討の時期はこの指定日前後から始めております。また、推進懇談会の発足は平成5年12月の24日でございます。

[中江昌夫君登壇]

中江昌夫君 まず、順序を追って申し上げたいと思います。

 1つは、建設に当たって30%を伐採を余儀なくされた、しかし70%は残しておく造林だとかそういうものだ、こういうふうに言うわけです。私は、この造林によって二次的な緑の確保の論点と、今日まで残っておる50年、100年を経たそのものとは異質な問題である。仮に造林をするからいいんだということになれば、市内のどんどん開発をされていって、山を全部崩しちゃって、それであと植えかえておけばいいんだ、このような形に私は通じていくと思うんですよ。ですから、少なくとも福祉部長に再度お尋ねしますが、緑地指定、いわゆる指定樹林をしておるというその大きな理由は何か。余分なことはいいから、これをはっきりお答えをしていただきたいと思います。

 次に、用地全体は個々の問題だ、こういうふうに言われるんですね。私はあの図面を見てみますと、少なくとも市で1つの財産をつくり上げるわけですね。ですから、例えば3,000平米あった、端の方につくった、その隣につくって、あと仮に崖地で使えないようなところも緑地に入れて建ぺい率を計算する、こういう結果が出てくるんじゃないですか。形が決まった上でというふうに言われますけれども、少なくとも市の財産を建てるわけでありますから、市は何平米借りたという賃貸関係を明らかにしておかなければ、私はいかぬと思うんですね。そういう点について、全体的でもってやって、それでどこに建ててもいいんだという発想なのかどうか。少なくとも私は民法上における将来的な問題を考えれば、これはどんなことがあっても敷地の確定だけはしておく必要性があろうかと思いますから、その点、もう1度はっきりお答えをしていただきたいと思います。

 次は、併合建設をした理由、そして相互の補完の役目を果たす、そう言われております。その点は多分個々の関係では、例えば特老の関係のふろ場の関係を見ましても、一般のふろ場がある。それからいきますと、どう見ても入院患者のふろ場がないわけでありますから、これは明らかに特養としての欠陥的なものを備えているという判断をせざるを得なかったわけであります。ですから、一緒にして一緒に建設すれば双方補えるという問題があるわけです。しかし私は、この中で大きな問題は、市内でもこうした特養ホームの経営をしておる人がかなり数多くあるわけであります。それが特定の企業に対してこうした形をつくっていくということが果たして正しいのかどうか。少なくともそうした関係者に公募によって、そしてその周辺で土地を提供してくれる、こういう話があって初めて、その条件のいいところを選ぶというならわかりますよ。幾つかあるでしょう。そういうものを抜きにして、特定の関係だけ指定して、随契みたいな形でやっていくことが果たして行政のやり方として正しいことかどうか、その点、明らかに見解を述べていただきたいと思います。

 次は、7月2日に行われました議事録を見てみますと、非常にごまかしがあるという点に私は気づいたわけであります。それは、このエコシティ問題に絡まって、議事録の中では、7月の2日のニュースですか、こういうものの中で、市で1つの相談室としてその機能を果たすために推進懇談会を設置をした。そしてその中には利害関係人が入っておるんじゃないかという住民の指摘があります。ところが、その答弁は、当時としてはまだリハビリセンターの建設構想はなかったというふうに答えておるわけでありますね。正しくは、広報7月1日に環境条例の記事が出ている。乱開発を防ぐエコシティ推進室の相談機能として推進懇談会があるが、○○氏が入っている――これは設計者ですね。利害関係者が入っていて正常にチェックできるのか、こういう質問がされております。その答弁は、懇談会は平成5年7月に発足をした――どこからこの7月を持ってきたのか。先ほどの答弁では平成5年12月というふうに言われております。

 そしてさらにその上に、そのときはケア・リハビリセンター構想は想定されていなかったというふうに言われておるわけであります。市長が7月20日、清和会の理事長とお会いをいたして要請をいたしております。その年の12月にこの懇談会は発足をしているということであります。既にこのセンター建設の構想は想定をされておったということであります。だれが一体こういうその答弁をしたのか、この点明らかにしていただきたいというふうに思います。結果的にはこういうものが積み上がって不信感が増大をしていく。ですから、今度のような窓口での問題がかなりの前進をしない大きな要因に私はなってきているというふうに思うわけですが、その点について明らかにしていただきたいというふうに思います。

 次は、住宅の問題であります。住宅を買う場合は、当然調べ上げるわけですよね。ところが、業者は――かつて私は水害問題でも言いました。水害の発生予定地に主として、明らかにここは水害が出ますよということを指定しておけ、こういうことも主張したことがありますが、市内でもここばかりでなくて、市内でも緑地指定をしているところは、その周辺を開発する場合、業者が必ず市で指定しているいい場所ですよ、こういうことを言って販売するのは、これは当然なことなんですね。そうすれば、住民にしてみれば、じゃ何年ここを保管しておりますか、10年です、20年です、ああ、そういう長い年月保管をされているならば、市も必要だからこれは保管しているんだろうと思うのはだれしもそうでしょう。今この市内において緑地指定をしているところは、市が必要であるから、保存をする必要性があるから私は指定をしていると思うんですね。それが一挙にそういうものを否定をして開発をするということになれば、市は指定をした責任というものは極めて重大な問題なんですよ。福祉部長の答弁は、社会的責任はないという論法ですな。

 例えば、仙台におけるマンションの問題で、眺望権問題で同一業者がその前に新しいものをつくるということで判決が出ましたね。西船ではその判決があって撤退をしていった。私はそれと類似したような市の責任というものは極めて重大だと思いますけれども、福祉部長はこういう答弁をするとするならば、仙台における判決の問題と質的には違いますけれども、社会的な問題としては私は同一的な判例だと思いますから、その判例との絡みの問題について答弁をしていただきたいというふうに思います。

 次は全体的に、先日、日曜日に市長が出席して住民との話し合いをしたというお話をお聞きしました。市長の感想をお聞きをいたしたいと思います。成功したのか、成功のきっかけができ上がったのか、その評価について明らかにしていただきたいというふうに思います。

 それから、薬園台の問題でありますが、これは私は必ず将来的には習志野駅の廃止問題が出てくると思いますから、この点については明確に協定を結んで後々に引き継いでいくということを1つ要望しておきます。

 それから2つ目は、地元で採決までして、当時公道を閉鎖した問題があるわけでありますから、この点につきましては、移転問題については反対運動の起きないように、十分地元と、関係町会は幾つかあるようでありますから、その関係町会と十分話し合いをして円満に移転をするならばできるように対処をするということを強く要望しておきたいと思います。

 それからもう1つは、いわゆる東葉高速に伴う飯山満駅の問題でありますが、大きくは交通政策の問題に絡まりますが、1つだけ申し上げておきたいと思います。この飯山満駅を中心とする道路整備は極めておくれておるわけであります。したがって、現状では私は完全に安全を保った乗り入れというものは不可能だというふうに判断をいたしますから、これは開通までには少なくともバス路線の関係については安全性を確保する拡幅等を行える体制をとっていただきたい。たまたま公団用地等があるわけでありますから、そこを借り入れれば大丈夫だというふうに私は判断をいたしましたので、そうした措置をとっていただきたいということ。

 それから、鉄道開通に合わして利用客を想定して判断をするという問題は、私は大きな誤りを来すというふうに思います。というのは、いわゆる交通の流れは確かに変わることは事実でありますが、JRの快速と、それから緩行、いわゆる昔の黄色い電車、普通電車、これとの乗降客の関係を考えていけば、私は交通の流れというものは30%前後の流動性があるというふうに思いますけれども、津田沼駅の関係についてはほとんど私は変わらない状況も出てくるだろうというふうに判断をいたしておるわけです。ですから、路線廃止、削減というものは一定期間、東葉高速が開通しても留保して、現行ダイヤで運行した上において全体的なものを把握をした上で対処をすべきではないのかという私は議論を持っておりますので、そうした点もひとつ参考にしてご検討していただきたいということを要望して、終わりたいと思います。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 第2問にお答えを申し上げたいと思います。

 最初は、緑地指定についてどういうふうに考えているかということでございますけれども、私も門外漢ではございますけれども、少なくとも船橋市の緑を保存をし、そして美しい環境を残そう、こういうようなことでこの指定制度というものはあるんだろうというふうに考えております。

 それから2番目の、用地の問題でございますけれども、敷地の確定ということにつきましては、私どももそのように考えております。しかし、先ほど申し上げましたような事情から、その測量が今とめてありますので、このことについてのご答弁ができないということを申し上げたわけでございます。

 それから、併合建設の中でふろ場がないではないかというようなご指摘がございますけれども、(中江昌夫君「ないとは言ってない」と呼ぶ)これは特養の方には特養の必要なおふろ場は2つ用意してございます。いわゆる自力でおふろに入れる方のおふろ場と、それから寝たきりの状態で特浴というおふろがございますけれども、それを用意してあるおふろ場と2つついてございます。そういうことで、特養のおふろと、それからケア・リハビリセンターで必要とするおふろは全く別になっております。(予定時間終了5分前の合図)

 それから、特定の法人に投資してよいのかというご指摘でございますけれども、こういう選択が最良のものであるかどうかというのは私はよくわかりませんけれども、少なくとも今の高齢者の現状、あるいはまた高齢者のサービスというものを進めていくときに、こういう大型のデイサービスセンターというか、ケア・リハビリセンターというか、こういう施設が極めて今必要であるということは私ども認識をいたしております。そういうようなことから、こういう選択があってもよろしいのではないかということで計画をしたものでございます。

 それから、住宅を購入するに当たって緑等について調査をすることは当然あるんだというようなことで、環境の変化というものに対して仙台の判決が出たということでございますけれども、残念ですけれども、私、このことについては承知をいたしておりませんので、比較してお答えをするということにつきましてはできかねますので、このことにつきましてはお許しをいただきたいと思います。

 以上でございます。

[市長大橋和夫君登壇]

市長(大橋和夫君) ケア・リハビリセンターの再質問のうち、一番最後の点を中心にしてお答えいたします。

 数日前の日曜日、地元の中学校で関係の住民の方々80人ほどかと思いますが、来られまして、私ども市長以下関係の幹部が出て、話し合いをしたわけでありますが、これまでのここに持ってくる経緯につきまして、私からいろいろ説明し、オーデンセの市長からも協力要請の提案がありまして、最終的には高齢化社会を迎えて、時代を先取りしたモデル的なものをつくりたい、また、地元の方々にも喜んでいただけるような、地元にプラスになるようなものをつくりたいということで、苦労して積み重ねてきたわけでありますが、話し合いの段階を見まして、なかなか難しい問題であるということが実感としてわかりました。

 私どもはいいものをつくりたいという願いのもとに、いろいろ問題点はありますけれども、そういう熱意で積み重ね、また、議会で予算もご承認いただいてきたわけでありますので、できれば地元の方々がおっしゃる問題点なり条件なり、日照の問題なり緑の問題初め、いろいろな問題について誠意を持って話し合い、基本的な線については解決したい、そういうことでやりたいと思っております。いろいろ難しい問題もございますけれども、私は、やはりこういう時代を先取りした複合施設でもありますので、問題点を整理し、また設計上改善すべき点は改善したい。私も当初、このような難しい問題が最終的に地元で起こるとは考えていなかったわけであります。(予定時間終了の合図)また、地元の方々もこの施設自体については反対ではない、場所等について問題があると言われておりますので、誠意を持って解決いたしたいと思っております。

……………………………………………

 次のページへ

 前のページへ

 平成7年第3回船橋市議会定例会会議録・目次へ


お問い合わせ