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●議長(田久保捷三君) 岩井友子君。(拍手) [岩井友子君登壇] ●岩井友子君 高齢者の福祉対策についてから伺っていきます。 厚生省の介護保険大綱で基準とする新ゴールドプランのサービス料は、国民が必要とするサービス料とはかけ離れていることを前議会、指摘をいたしました。同時に、この新ゴールドプランの水準が市町村レベルでの保健福祉計画の目標値になっていることを考えますと、船橋市の保健福祉計画は介護保険のことが検討される中で、これまで以上に市民からも厳しい評価を受けることになると思います。 船橋市の保健福祉計画は平成6年度から11年度までの6カ年で実施する計画で、ことしは中間見直しを行うとされていますが、これまでヘルパーの問題、私、取り上げてきましたけれど、登録ヘルパー制度に依存している計画の問題点、指摘してきました。また、議案質疑の中ではデイサービスセンターの設置のおくれや、地域の偏在による弊害が浮き彫りになりました。保健福祉計画の現状は、11年度に達成できるテンポで整備されているとはとても思えません。 デイサービスの計画達成について福祉部長は、達成に向けて全力を尽くしますと答弁されていましたが、福祉部の意欲は理解できますけれども、これまでもそうしてきたと思いますが、保健福祉計画については福祉部だけの努力でできるものとは思えません。デイサービスにしても、あと16カ所設置するには、福祉部でも試算されていると思いますけれども、私が計算するだけでも50億円以上は建設費がかかると思います。ヘルパーについても、予算については福祉部だけでどうこうできるものではありません。一定の予算がかかる以上、市長の意思にかかっている問題となっておりますので市長にお尋ねしますが、3年後に迫っている保健福祉計画の目標年次に目標値を達成できる見通しを持っているのかどうか、目標を達成しようとされているのかどうか、伺っておきます。 2点目として、今年度見直しを行うということを言われておりますが、ヘルパーなど、人数とサービス料に大きな食い違いができていることですとか、現状、巡回型や24時間体制が求められ、船橋市でも検討を進めていると答えていらっしゃいましたが、計画策定時の考え方と条件も大きく変わってきている中で、見直しを行うべきだと思います。船橋市は保健福祉計画の中で、いつでも、どこでも、だれにでも適切にサービスを行うと公言しました。この市民にした約束を果たすためにも計画の見直しを行って、何が必要で、どう実現していくのかということを正確にする必要がありますので伺っておきます。 3点目として、在宅介護の将来像について、船橋市としてどうイメージをつくっているのか、鮮明ではありません。数値ではヘルパーの人数ですとか、デイサービスの箇所が決まっています。しかし、具体的に、では、どの程度のステーションを配置して、そこからどの地域にどうやってヘルパーが来るとか、デイサービスにどうやって通うとか、そういう具体的な実施体制が明らかになっていない中で、将来像がイメージできません。そこで、実施体制の将来像についてどう考えているのか伺っておきます。 次に、もう1点ヘルパーの問題です。 いつでも、どこでもというのは、実際に家族が必要としているだけ派遣されていないのが実態です。6月議会でもそうした実態が出されましたが、痴呆の奥さんをご主人1人で見ている。短時間でもいいから、ヘルパーさんに毎日来てほしいと船橋市に頼んでも、週2回しか来てもらえない。ご主人は痴呆の奥さんを見ていて、精神的にもまいってしまっている。こういう状況があっても、ヘルパーが不足していて来てもらえない。いつでも、どこでもという状況からはかけ離れております。抜本的な改善が求められていると思います。船橋市は答弁の中で、これまでも努力するというふうに言ってきました。しかし、一方ではこの間、昨年と比べて20%ふえました。 ことし、わずか6人しかふやさなかったことに対して、20%もふえたんだからということで合理化しようとしています。しかし、20%ふえたその水準の中身を見てみますと、目標値では45万2198時間派遣されなければならないものを、20%ふえた時間はわずか5万3962時間、目標の1割にようやく届いたところでしかありません。目標年度まであと3年しかない中で、私は、今、目標値の341人、嘱託で36人とか言われておりますけれども、300人不足している。そのことを考えると、来年度以降、毎年100人ずつふやしていってもようやく追いつくかどうかではないかと思います。こうした抜本的なヘルパーの増員を強く求めるものですが、市のお考えを伺います。 それから、特別養護老人ホームの問題ですが、先日のご答弁で、「今年度新たに50床の着工が進められると、合計で520床になる。他市にも25床確保する」、こういう答弁がありました。しかし、実態は違うんですね。特別養護老人ホームを船橋市に建設しても、船橋市民が全部利用できないではありませんか。実際にこの520床の中で船橋市民が使えるベッド数を計算したところ、270床しかありませんでした。これは船橋市で民間が建てた場合、ベッド数の7割が船橋、そして残り3割が他市が利用をする、そういう慣習になっているからだそうです。 全県的に不足する中で融通し合うのは理解できますが、今、全県的に最もおくれているのが、船橋市が含まれている東葛南部地域になっています。ほかの市に伺ってみました。千葉市では、もうそうした慣習はやめています。市内で待機者がある以上、そんなことはやっていられませんということであり、八千代市では、確かにそういう仕組みになっているけれども、今、待機者はおりません、そういうご答弁でした。 160人の待機者を抱えていながら、今年度新たに設置しようとしている特別養護老人ホームも、ベッド数の7割しか使えないというのは、どうしても納得できません。しかも、この建設に際して、50ベッドということで船橋市は建設費の補助金を出していたはずです。ここのところの早急な改善を強く求めるものですが、伺っておきます。 もう1つ高齢者の問題で住宅改造の問題がございます。住宅改造して段差をなくしたり手すりをつけることによって、転んだり寝たきりになることを防ぐと、さまざまな効果が言われています。ほかの自治体では、金額は大小さまざまありますが、助成制度にして、お金がなくとも手すりがつけられる、段差を直せる、そういう制度になっており、幅広く利用されています。ところが、船橋市は貸付制度のために、余裕のある人しか利用できません。船橋市も新たに助成制度をつくるべきと考えますので、ご答弁を求めます。 次に、丸山の森について2点伺います。 丸山2丁目の森について6月議会で、ほかのおくれた地区に比べて恵まれているので、今の財政状態で買収するのは難しいという答弁がありました。この発言が、この1.5ヘクタールの土地は、今後とも公園として整備しませんという表明であるとするならば、これまでの市の公園整備の考え方と矛盾するものなので改めて伺っておきます。 この森について、6月議会でも市が認めていたとおり、船橋市は貴重な緑だという認識を持っていました。しかし、調べてみますとそれだけでなく、「ふなばしみどりの2001」計画では、この森が住宅密集地の中にあり、アクセスもよく、レクリエーションや生活保全の機能が高いこと、西部地域の評価の高い緑地の担保性が市全体の中でも極めて低いために、この森を保全方策の適用が望まれる、そういう位置づけを持っていたと思います。緑のマスタープランでは、具体的に近隣公園として整備対象にしたこともありました。市も何度か地主さんのところに貸してほしいと頼みに行ったことは、委員会でも明らかにされております。一度に全体を購入するわけにはいかないけれども、時間をかけて整備はしたいということだったはずです。それが開発の動きが出ると急に、この地域は恵まれているから市は買わないという評価が変わってしまうのは、民間の開発によって市の政策が左右されるとしか受けとめられません。 1点目として、この森に対して評価を変えたのかどうか、特に市内5行政区のうち、特に低い西部地区の、特に丸山のある北部での近隣公園の必要性についてどう考えているのか伺います。 2点目として、この森と下流の排水路の問題ですが、この森のすぐ下流の船橋市の排水管は、容量が不足しているために何度も水害を起こしています。そして、これまでこの森は、森の周辺部の雨水を取り込んで、この排水路に流れ込むのを抑制する役割を持ってきました。この排水管の改善が行われないまま森が開発されて、基準を超える雨が降れば、水害が一層ひどくなってしまう。これが排水路の周辺の皆さんの一致した不安です。船橋市はこの不安にどうこたえるのか、伺っておきます。 最後に、三番瀬の問題について伺います。 先月、千葉県環境会議から調査依頼されている補足調査検討委員会は、調査期間を1年間延長して、来年12月まで調査を続けることを発表しました。これまでの調査で54種類の魚類、76種類の鳥類など、多種多様な生物が確認され、調査期間の延長の必要性があるためだとされています。千葉県も委員会の見解を尊重したいと表明せざるを得ませんでした。三番瀬の実態が明らかになり、評価が高まる中、それでも埋め立てるのかと、埋め立てにしがみつく千葉県の犯罪性が高まっています。 この問題について、大橋市長は地元の市長でありながら、埋立推進の立場に立ってきました。6月議会ではシギや千鳥など、渡り鳥にとって三番瀬の重要性を指摘した我が党の議員に対し市長は、鳥も大事だけれども、人間も大事にしてもらいたいと答え、埋立推進の立場を変えませんでした。これを伺って私は、鳥を大事にできない方は人間も大事にできないと思いました。市長が大事にしている人間はだれなのかを考えればよくわかります。(「何言ってんだよ」と呼ぶ者あり)静かにしてください。 埋立計画の目的が仮に湾岸道路なら、トンネル化が考えられ、埋め立ての必要はありません。ウォーターフロント計画は海浜公園をより市民から遠方に移すことにすぎません。結局、埋立計画の目的はコンテナ埠頭の増強と業務都市づくりで、財界の企業活動のためのものです。市長が大事だとする人間というのは財界であって、決して市民ではありません。 自然観察家で自然保護に情熱を注いでいるケビン・ショートさんは、7月に開かれた三番瀬のシンポジウムで、今の貴重な自然を残すことによってこそ豊かなまちづくりができると述べていたそうですが、市長に求められているのは、そうした視点に立つことです。市長は今後も財界の企業活動のために三番瀬破壊の片棒を担いでいくつもりなのかどうか伺っておきます。 2点目として、三番瀬の保全について伺います。(発言する者あり)黙って聞いててください。 船橋市の昨年の漁獲高を見てみますと、ノリは1738万3800枚ですとか、アサリで言いますと(「それじゃ漁師みんな死んじゃうよ、そんなことを言ってたら」と呼ぶ者あり)196万8315キログラム、またスズキだとかセイゴ、コノシロ、そのほかまき網の漁獲高は170万2938キログラム、大変な漁獲高を持っていることを改めて実感いたしました。 この漁場としての三番瀬が、青潮により繰り返し被害を受けていることは周知のとおりです。昨日も青潮が出ていたと聞きました。この青潮の原因は、浦安や幕張の埋立地先にある海底の広大な穴が原因の1つで、それは千葉県の企業庁が埋め立てのための海水と一緒に、この地先の海底の土を吸い上げたためにできたものです。企業庁はそのまま埋め戻すこともせず、放置してきたものです。青潮の被害を繰り返させないためにも、埋め立てた土地で利益を上げた千葉県企業庁と、破壊の負担をせずに利益を上げ続けている企業の責任で、青潮の発生源となっている海底の穴を埋め戻すべきだと思います。船橋市もその対応を求めるべきです。 私たち日本共産党は、三番瀬について埋立中止を求めるとともに、今、三番瀬は自然環境の保全と回復こそ行わなければならないとして、7月に環境庁長官に直接申し入れを行い、河川や公共下水道から東京湾に流れ込む水質の改善を図ることや、東京湾の水際線、湿地や干潟、浅瀬という自然の形態と機能の回復を求めてきました。船橋市として、地先の海である三番瀬の保全をどう考えているのか伺って第1問といたします。 [福祉部長鈴木淑弘君登壇] ●福祉部長(鈴木淑弘君) 高齢者福祉の関係につきまして、市長にと答弁を求められましたけれども、所管でございますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 初めに、この老人保健福祉計画があと計画の年度の終了まで短くなったけれども、それぞれの分野で達成できるのかというお話が具体的にご指摘されましたけれども、このことにつきましては何回もお答えいたしていますように、私どもは全力を挙げて取り組んでいくということを表明いたしております。それからまた、福祉部だけでこれを達成するというわけにはもちろんまいりませんので、例えばデイサービスのようなものにつきましては、教育委員会の方々にも十分ご協力をいただいて、これから進める、このようなことも具体的に申し上げました。そういうようなことで、今後ともあらゆる努力を傾けていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。(「予算の編成じゃないんだよ」と呼ぶ者あり) それから2番目の、この保健福祉計画については、ちょうど中間の年、ことしになりますけれども、見直すべきではないか、見直すということが約束されていたではないかということでございますけれども、実はこのことにつきましては、ご承知のように公的介護保険制度が浮上したことによりまして、この見直しにつきましては、厚生省の方から改めてこのような通知が来ております。それは「介護保険の進捗状況を踏まえ、計画の見直しの時期、内容については別途通知をします」、こういうことでございます。ところが、その後、このことにつきましての通知には接しておりませんので、私どもは、現在、国や県の指示を待って、これが来たならば直ちに見直しをしたい、このように考えているところでございます。 それから3番目に、在宅福祉の将来像について全く見えないではないかというご指摘がございましたけれども、これを言葉であらわすならば、まさにご質問者がおっしゃられましたように、いつでも、だれでもが安心して老後を過ごすことができる、これがまさに将来像をうたったものだろうというふうに考えております。そのことのために、私どもは何よりもこの保健福祉計画を達成をしたい、こういうふうなことと、それからまた、個々の問題でいえば、例えばヘルパーの問題についてはヘルパーステーションを設けるような形で、少しでも地域に密着をし、いろいろと述べられましたけれども、生活に密着をしたサービスがいつでも行えるような体制を、徐々にではありますけれども、つくっているということをぜひご理解をちょうだいしたいと思います。 そして、これらのことについてはこの後の課題にもかかわりますけれども、このホームヘルプサービスのいろいろな形であるとか、増員につきましても十分実態に即して、私ども検討をし、そして努力をしてまいりたい、このように考えておりますので、この点につきしてもどうぞご理解をいただきたいと思います。 それから、特養施設の3割分が他市の用に供されているではないかということでございますけれども、ご承知のようにこの特別養護老人ホームというのは、身体障害者の療養施設などと同じように広域的な性格を持った施設でございます。そういうことで、この周辺のほとんどの市町村につきましては、同じような形でベッドの融通し合いというものが現実の問題として行われております。私どもの方もこのことにつきましてはいろいろ問題もありますけれども、現実に他市に確保しているものが既に120床以上ございます。そういうふうなことが現状でございますので、この点につきましては、私どもも十分何らかの検討もいたすというようなことも含めて、今後考えてまいりたい、このように考えております。 それから最後に、住宅の改造の問題でございますけれども、この助成を行えないかということでございますが、確かに幾つかの市町村でこのような助成が行われていることは承知をいたしております。しかし、実際に今行われている助成のすべてを見ますと、別に他市を批判するわけではございませんけれども、大変その条件が厳しいように思います。それからまた、必ずしも助成額が高いというふうにも思われません。 そのようなことで、今、問題になってきております高齢者の方々の在宅の措置を十分に行うためには不十分なのではないか。それからまた、昨今の財政的な条件などを考えますと、まさに現金給付型のサービスというのには限界が出てくるだろう。そういうようなことで、本市におきましては、ご承知のように平成5年度から、老人または心身障害者と同居し、もしくは同居しようとする者に対して広く利用していただくために、住宅の改造資金の貸付制度を発足させたわけでございます。 このことにつきましては、ご承知と思いますけれども、最高は500万、そして利息は全くいただいておりません。そういうようなことで、5年度には11件、その翌年がちょっと下回って5件でございましたけれども、7年度が11件、それから8年度は8月末までで8件というようなことで、恐らく7年度を超えて件数が伸びていくものというふうに考えております。 そういうことで、私どもはこの貸付制度の充実を図る中で、高齢者を抱える市民の方々の住宅改造にこたえていきたい、このように考えているところでございます。 以上でございます。 [都市整備部長涌井稔君登壇] ●都市整備部長(涌井稔君) 丸山2丁目の森の問題のうち、所管事項にご答弁を申し上げます。 緑のマスタープランにつきましては、最新のものといたしまして、平成元年度に市内の公園緑地等の保全・整備についての基本的方針を定めたものでございます。その中で近隣公園、街区公園等について、標準的な配置を試みると、どのくらいの数が必要なのかの目安の検討をいたしたものでありますが、具体的に位置を特定したものではございません。お尋ねの丸山2丁目の森についても、近隣公園として見込んでいたわけではございません。 一方、「ふなばしみどりの2001」計画につきましては、平成3年度に市内の樹林地の保全策について検討したものでございまして、その資料編の緑地台帳にご指摘の丸山2丁目の森を掲げておりますが、近隣公園としての位置づけはいたしているものではございません。いずれにいたしましても、緑のマスタープランと「みどり2001」計画は、2カ年前に着手いたしました緑の基本計画策定業務の中で全面的な見直しを行っておるところでございます。 丸山の森を近隣公園にできないかとのお尋ねでございますが、6月議会でお答えいたしましたとおり、他地区との公平性から、近隣公園として整備する考えはございません。 なお、丸山市民の森につきましては、葛南広域公園構想との関連で、丸山地区だけではなく、市民全体の緑として、その拡充を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 [土木部長鈴木光君登壇] ●土木部長(鈴木光君) 丸山2丁目の森問題についての2点目のご質問にお答えいたします。 今回の開発に伴う排水の下流域への影響についてでございますが、開発区域の排水は一時貯留をいたした上で、鎌ヶ谷市の中沢川へ放流させる計画でございますので、丸山2丁目の下流域に対しては、そう大きな影響はないものと考えております。 [企画部長織戸雅夫君登壇] ●企画部長(織戸雅夫君) 三番瀬についてのご質問にお答えいたします。 三番瀬については平成8年第2回定例会でも申しましたとおり、東京湾に残された貴重な海域でありまして、その重要性については、埋立事業の事業主体であります県及び県企業庁においても十分認識をしているところでございます。このような重要性についての認識の上に立って、昨年11月の千葉県環境会議からの提言を受けて、県企業庁において専門家からなる補足調査検討委員会を設置し、ことしの1月から実態調査を進めているところでございます。さらに、この8月27日に中間報告が出されまして、生態系調査である生物の生活史と鳥類の利用状況については、1年間の調査期間で結論づけるのは難しいとして、当初の調査期間を1年延長する必要があるとの考えを示しました。これに対し事業主体である県及び県企業庁は、委員会の提言、結論は尊重して対応するとの基本姿勢に沿って適切な対応をしていきたいとしております。 事業主体である県や企業庁は環境面に与える影響について、このような地道な調査を現在実施しておるわけでございます。1年間4シーズンの調査する予定であった調査を、さらに1年間延長して調査を継続しようとしております。市としては冷静に見守ってまいりたいというふうに考えております。 京葉港8422期地区埋立計画は、以前から申しておりますとおり、交通混雑、下水道、廃棄物処理等の都市問題の解消、市民の憩える快適な海域環境の創造、こういった問題の解決のために重要な施策であるというふうに考えております。市としても埋立の問題は、単に開発か環境保全かという問題でなく、何回も繰り返しておりますが、事業の促進を切に望んでおるところでございます。 [岩井友子君登壇] ●岩井友子君 最初に、保健福祉計画が達成できるかどうかという福祉部長からのご答弁いただきましたけれども、福祉部長が予算を編成するわけではないんですね。それで、予算を伴うものですから、最終的には市長のところで、その予算が船橋市の財政の中で出せるのかどうかという見きわめがあると思うんです。それを市長はできているのかどうか、そこのところを市長に伺っておきます。この点は福祉部長に答えられることではありませんので、市長に答弁を求めます。 それから、ヘルパーの問題ですが、努力をしていくということで繰り返されました。努力をしていただきたいんですけれども、その努力の仕方が問題なんですね。それで、先ほども言ったとおり、サービス量自体は目標の10分の1にしかなっていない。こういう中で、来てほしくても、ヘルパーが足らないので行けませんと断られる。おたくに行ったら、ほかの方もみんな同じように行かなきゃいけないから、おたくばかり何度も行くわけにはいかない、こう言って断られているのが実態です。 ところが、7月に福祉部長も登場して、千葉テレビで言っていました。第1にホームヘルパーさんを大きく拡充して、できるだけ潤沢な介護体制をつくろうと努力している。こういうふうに話を聞きますと、さも市民が必要としている介護というのは受けられると幻想を抱いてしまいますが、実際には家族がいる場合、週に1〜2回しか来れないのが実態ではないでしょうか。ここのところを改善するような努力の中身なのかどうか、そこのところを改めて伺っておきます。 特に将来像のこと、いつでもどこでもやりますというふうにおっしゃっていましたが、例えば今のステーション体制、ヘルパーさんたちはどんな労働実態で働かされているか。雨が降ったら、自宅からまずステーションまでバスや電車を使って行きます。長いところでは、本当に苦労をしてステーションに行って、そこからまた徒歩で、バスや利用者のところに出かけていく。西だとか東だとか中央のステーションのヘルパーさんは、拠点化が進んでから、肉体的な疲労が一層深刻になったというふうに言っております。有給が2日ふえたからといって、休みをとれるような体制はないので休みもとれない。もうへとへとだというのが、今週になってから聞いたヘルパーさんの実感です。 こういうヘルパーさんの働き方を見ていて、市民はどうやってイメージをつけられるでしょうか。少なくとも24コミュニティーに1カ所のステーションをつくっていく、ゆくゆくは、私は各小学校区ごとにヘルパーステーションと、そしてデイサービスセンターを置く、そうすればある程度在宅にいる人たちの将来像というのが見えてくると思います。それでもまだデンマークのオーデンセ市の実態よりはうんと低い、それが今の実態だと思います。その点でもう1回ご答弁いただきたいと思います。 それから、特別養護老人ホームの問題で、他市にも20ベッド頼んでいますという答えでした。(「120だよ」と呼ぶ者あり)120ベッドを他市にも頼んでいるというお答えでした。他市に頼んでいる120ベッドというのは、実際には全体の3割にも全然満たない数なんですね。船橋の特養からは3割持っていかれて、実際に船橋市が他市を利用している数というのは3割に満たないわけですから、幾ら保健福祉計画で520になりましたと言っても、実際に市民が使える数は少ないんです。これが現実ではないでしょうか。ことし、新たに百寿苑がオープンしたと思います。この百寿苑もやはり50ベッドのうちの7割しか使えなかったではないでしょうか。そんな約束を市民はしていないはずです。 私たち日本共産党は、この特別養護老人ホームについては、公設で行うべきだということを再三主張をしてきました。船橋市は民間の方にお願いをしていく、その方が経済的にもいい、こういう立場だったと思いますが、そのことが何を結果として示しているのか。船橋の市民の税金で補助金を出して建設した特別養護老人ホームが7割しか使えないんですよ。それで今160人の市民が待っているんですよ。 先日、近所の方から伺いました。おじいちゃんが寝たきりになっていて入院をしている。病院も3カ月すると出ていけと言われて、今度は保健施設に入った。そこも3カ月したら出ていけと言われて、一度は自宅に戻ったけれども、見切れないのでまた入院をした。今、3カ月ごとのたらい回しが市民の間で起こっているではありませんか。改めてここのところの改善を約束していただきたいと思いますが、お答えください。 住宅改造については、ほかの市が云々という話がありましたけれども、例えば北の介護支援センターなどでも、鎌ヶ谷の方も相談に来るそうです。鎌ヶ谷の方が相談に来ると、手すりだとか、段差だとか、そういったものを、こうやって改造費用を使ってこういうふうにしなさい、そうすると気軽に利用できるそうです。ところが、船橋市の市民の方に段差だとか、手すりのことを話をしても、貸付金だからどうしようかといって迷って、また帰ってしまう。これが船橋市と鎌ヶ谷市、貸し付けか助成かの違いです。いろいろありますが、50万円を限度としているところが多いです。40万円のところも、30万円のところもありますけれども、それだけあっても手すりがつけられるんです。それだけあっても段差の解消をすることができるんです。そうすれば車いすで生活することもできるわけですから、この点は改めて検討していただきたいと思います。 それから、丸山の森については、緑の基本計画の中で、特にこの丸山が入っている西部地区、船橋市内の西部地区というのは、重点的に取り上げていかなければならないという保全区分1、2の森については、極めて担保性が低い、ほかの地域に比べて低いというふうに指摘をされております。その上で担保性を高めていかなければならない。こういうふうに指摘をされていたはずです。特に北部地域の規模の大きなレクリエーション上、機能の高い緑地への保全対策の適用が望まれる。そこまで書かれている地域だったんですね。近隣公園、この地域はありません。そういう点では、改めてここはほかよりも恵まれているからなどと言わずに、きちんと購入をしていく対策をとるべきだというふうに思います。 それから、一時貯留した上で鎌ヶ谷の中沢川に流す。(予定時間終了5分前の合図)ところが、この貯留の基準を超えた雨というのは、下の2丁目の排水管の方に流れ落ちていくんですね。基準を超えない雨が降るというふうに部長は約束できますか。結局、そうやってここの水害というのは一層深刻になるというのが明らかなんです。明らかなのに、このまま許可をおろしてしまうんでしょうか。そういうことになりますと、船橋市がこの水害の当事者として、深刻になった水害の当事者になるわけなんですが、そこのところ、どう考えているのか伺っておきます。 それから、三番瀬の問題については、いろいろ道路だとか廃棄物、市民の憩える海域、こんなことをおっしゃっていました。それはつけ足しなんですね。実際に道路といっても、第二湾岸、想定されているんだと思いますけれども、地下にトンネル化すれば、それこそ市長がおっしゃる自然との調和がとれるんではないでしょうか。埋め立てる必要はありません。 ●議長(田久保捷三君) 答弁時間にもご配慮ください。 ●岩井友子君(続) それから、憩える海域と言いましても、今ある海浜公園を埋め立ててしまって、その先にずっとずっと市民から遠いところに公園を持っていくだけではないでしょうか。そんなことする必要はないと思います。そういう点で、これは明らかに財界の企業活動のためのもの。しかも、この計画に1兆円の県費が投入されると言われていますが、過去の埋立の中で、どれほど千葉県は未利用地をつくっているでしょうか。幕張メッセにも広大な未利用地が残されております。必要な施設があるのならば、そこにつくってからの話ではないでしょうか。 いずれにしても、ここの海はシギ、千鳥、渡り鳥のこと、また漁業の問題、あらゆる自然の問題を考えますと、どうしても残しておかなければならない。それが船橋の将来にわたっての大事な選択肢になっていくと思いますので、改めてご答弁を求めます。(「時間をとめといて、時間とめといてよ」と呼ぶ者あり) [市長大橋和夫君登壇] ●市長(大橋和夫君) 再質問にお答えいたしたいわけですが、質問者よりもずっと時間がありません。この在宅介護の問題は、ご承知のように財源問題で大きな議論を呼んでおります。自治体としては、特に市町村にとりましては、第2の国保の赤字問題に発展するのではないかという強い反発があります。国の方針はまだはっきりと決定はいたしておりません。(岩井友子君「市長、船橋市のことを聞いているんです。保健福祉計画の見直しですか」と呼ぶ)それを見た上で見直しをやることになっておりますから、先ほども担当部長が答えましたように、保健福祉計画を見直すことになっておりますから、その見直しを見た上で判断しなければなりませんけれども、前提条件が違ってくるわけでありますから。しかし、計画を立てた以上、達成に努力したいと思っております。 あとの問題につきましては、ほとんど時間がございませんので、これまでの議事録をよく読んでいただければわかると思います。(予定時間終了の合図) ●議長(田久保捷三君) 岩井友子君の質問時間は終了しました。残余の答弁は省略とします。 …………………………………………… ●議会運営委員長(稲葉澄子君) 暫時休憩願います。 ●議長(田久保捷三君) ここで、会議を休憩します。 午後2時43分休憩 ――――――――――――――――― 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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