平成8年第3回船橋市議会定例会会議録(第5号・4)
 

 平成8年第3回船橋市議会定例会会議録(第5号・4)

 

議長(田久保捷三君) 高橋高君。(拍手)

[高橋高君登壇]

高橋高君 政友会の高橋高と申します。通告に基づきまして質問させていただきます。

 行政改革についての基本方針でございますが、船橋市新行政改革に臨む基本方針によりますと、本市においては、市民が真に本当に豊かな市民生活を享受し、1人1人が誇りを持てる豊かで住みよい国際都市の実現に向けて昭和62年3月に策定し、行政改革大綱を踏まえ、簡素にして効率的な市政を推進するため、さまざまな取り組みを図り、たゆまぬ努力を重ね、成果を上げております。

 こうした中で、本市の目指す豊かで住みよい国際都市の実現を推進するとともに、市民福祉の向上を図るために、限られた資源を効果的に、かつ計画的に市民ニーズに的確に対応した各種施策を展開していかねばなりません。21世紀を間近に控え、新しい時代に対応した市政を推進するために、市みずからが自主的に、主体的に、行政運営の全般にわたる総点検を行い、より一層の簡素で効率的な行政システムを確立する必要があります。

 なお、船橋市新行政改革大綱によりますと、1、事務事業の見直し、2、時代に即応した組織・機構の見直し、3、定員管理及び給与の適正化、4、効果的な行政運営と職員の能力開発、5、行政の情報化の推進による行政サービスの向上、6、会館公共施設の設置及び管理運営に関すること、7、防災まちづくりに関すること等とありますが、職員の能力開発とは具体的にいかなることをなさっておるのか、お示しください。

 事業の見直しの項で、受益――利益を受けるものと負担の公平確保とありますが、目下進行中の下水道工事は文化市民として非常に感謝しております。ちょっと下品になりますが、くそ、小便の処理は、各家庭で長年苦しんだ問題が解決され、文化市民として感謝しておりますが、公道に面したところのみ無償(一部個人負担あり、自己の敷地内)で行い、私道(一般市民の多くの方々が私道に面した住宅もたくさんあります)は、すべて有償工事と聞いております。せっかくの文化の恩恵に浴せなくなるおそれがあることになります。すべて公道並みにするにはたくさんのお金がかかるわけでありますが、地味で、しかも表に出ない、目立たない事業ですが、市民1人1人が誇りの持てる豊かな市民生活を享受するためには不可欠であると思います。その対策として、可能な限り支出を削減する必要があると思います。

 先般、政友会で行政視察に米沢市を訪問させていただきました。そこで上杉鷹山公のすばらしい成果を上げた姿を目の当たりに見学させていただきまして、それで夕べ一晩、寝ましたけれども、大半の時間、もし上杉鷹山公が市長であられたら、どういう態度をなさるかといろいろ考えてみました。これは金のかかることだから、思い切ったことをしなきゃできないと思います。これは参考にしていただければありがたいと思います。

 例えばこの事業を貫徹するまで、市長みずから公用車を廃止する。自家用車で通勤するとか、もしできなければ、そう遠くもないから自転車で出勤する。市会議員の海外視察、国内視察は自費で行う。(「自分でさんざん使っておいて」と呼ぶ者あり)これは行革だから。(「次に順番が回ってくるまでに時間がある」と呼ぶ者あり)これはもしも上杉鷹山公なら、これくらい考えるだろうということなんです。何となれば、上杉鷹山公は江戸と米沢との参勤交代に、1,000人おったお供を10分の1に減らした。そういった行革もされたわけなんです。(「そういうところにむだがあったんだ」と呼ぶ者あり)

 例えば、昔、菅原道真公が遣唐使も中止しました。この事業、下水道の始動、完成まではすべてを忍ぶ。例えば海外との交流も、それまでの間、一時中止する。外に見える形で行革を行わないと、市役所の5,000人の人がついてこないと思います。市長みずから先頭に立つことによって、5,000人の市の職員が、これではまずいぞという緊張感が出てきます。(「議員もみずからね」と呼ぶ者あり)議員もみずから。だから、廃止する、自己負担でやると。(「自分で使った後は随分無責任だね」「次まで時間がかかるものね」と呼ぶ者あり)これも市民1人1人の幸福を思うとき困難ではないと思いますが、市長のご所見をお伺いいたします。

 その次に、教育問題です。

 千葉県中学校長会編纂委員の中に宮本中学校の先生も参加されましたが、文部省学習指導要綱に準拠した「中学生の新しい道」という本を拝見させていただきました。その8533の中の25項に、「私は日本人です」との文章がありました。ああ、すばらしいなと、題を読みまして拝見させていただいたわけでございます。

 その中で、

 私たちのクラスでは毎日1人ずつ時事問題を取り上げて話し合っておるわけでございますが、慌ただしい世相を反映して話題には事欠きませんでした。次の日の朝、教室に入ると、いつになく落ちつかない雰囲気が漂っていました。「どうしたの」「転校生が来るんですって」「まあ、どこから」「外国の人らしいよ」「やった、私たちのクラスも国際的になるわね」そのとき担任の高野先生はこう話された。「きょうからクラスに新しい仲間が1人ふえます、これから自己紹介をしていただきますから、よろしくね」と。その外国の留学生が「私はイタリア人です」これが第一声でした。ルチアーナさんは穏やかな笑みを浮かべて静かに、しかし、凛とした声で続けた。「私はイタリアが大好きです」最初の言葉が「私はイタリアが大好きです、母国として誇りに思っています、イタリアの過去の歴史を勉強し、いかに偉大ですばらしい国であるかを確かめるのが私の夢です」と、その中学生が言うんです。「できれば日本の大学でイタリア史を教え、大勢の人々にこれを伝えたいと思っています。皆さんも日本のことをいろいろ教えてください。たくさん学んでイタリアの人たちに伝えたいのです。ここで学んだことを生かしていきたいのです」ルチアーナさんは、自己紹介をまず日本語で、次にイタリア語で堂々とやってのけた。

 自分の祖国に誇りを持つなんて、何とすばらしいと私は感じました。イタリアも日本と同じく第2次世界大戦では同盟を結び、お互いに敗戦した国である。その国の中学生が日本に留学し、ご自分の祖国がいかに偉大ですばらしい国であるかを心の奥深く刻み込んでいる。

 今、船橋の中学校で使用している歴史の教科書も、私、拝見させていただきました。第1代神武天皇様も、国民の貧しさを憂えて税金を3年免除された。仁徳天皇様のすばらしい国民への思いやり。3年後、高楼より望むと、民のかまども豊かになったらしいと、民の煙の立ち上がる様を見て喜ばれた物語もなく、聖徳太子の時代ごろからしか書かれていません。

 本来、ことしは皇紀2651年なんです。神武天皇様のご即位もなければ、2651年も忘れちまっている。(「56年だよね」と呼ぶ者あり)51年ですよ、間違いない。昭和15年が2600年祭、それから51年目ですから。(「違うじゃない」と呼ぶ者あり)ああ、61年目か。ちょっと計算が違った。算数をちょっと間違えただけで……。(「おれが51歳になっちゃう」と呼ぶ者あり)日清、日露の戦役も、満洲事変、支那事変、大東亜戦争、ことごとく日本の侵略戦争であり、アジアの民を苦しめて申しわけないと書かれている。かような教科書で、中学生に祖国日本はすばらしい歴史のある国だと教えることができるのでしょうか。(「できますよ、それは。真実を伝えることが誇りを持つことなんだから」と呼ぶ者あり)

 やはり日本には日本のすばらしさをお伝えしなきゃなりません。(「うそを教えていいのか、だめだよ、そんなもの」「神武天皇もうそだよ」と呼ぶ者あり)例えば、昭和天皇の御製の中に、「日々のこの我が行く道をたださんと隠れたる人の声を求むる」と。「国民の幸あれかしと祈る朝、宮居の屋根に鳩はとまれり」その後はすばらしいですよ。「爆撃に倒れゆく民の上を思い、戦とめけり、身はいかにならんとも」。

 ポツダム宣言が来るときに、御前会議で、陸軍大臣以下は全部徹底交戦、ほかの大臣は受けろと半々で結論できなかったときに、鈴木貫太郎総理大臣が、「臣下ではご決断できません、もう神陛下のご決断をいただくだけです」と言ったときに、この歌のとおりですと。「国がらをただ守らんといばら道、進みゆくとも戦とめけり」我が身はどうなってもいいから、殺されてもいいから戦をとめよという、その心です。そういったのが終戦の中にも入ってない。ただ、侵略戦争で終わったと。それだけでは日本の天皇陛下のすばらしさをどこにも伝えてない。天皇あっての日本国です。(「違います」と呼ぶ者あり)共産主義じゃないんです、日本人なんです。(「憲法を否定しちゃだめだよ」と呼ぶ者あり)

 イタリア人の中学生が、「私は、イタリアの偉大な国を尊敬しております」と。「私は、神武天皇以来、八紘一宇の精神を持った日本の歴史が大好きです」と、そういう中学生に夢を持たせていただきたい。夢のない教育は、いかに受験勉強だけできても魂が入ってない。魂の入った教育をぜひお願いしたいと思います。これはやはり高度なものですから、長いこと県の教育長をされた市長さんのご見解をお伺いいたします。

 それから、医療についてです。

 国民保険もだんだん財源が冷えかかっておるし……(「1個飛ばしちゃったぞ」と呼ぶ者あり)それは後にします。福祉の問題は観点を変えたところで、今までと違う質問ですから一番最後にします。

 最近、病気と言っても、がん、脳梗塞、高血圧、心臓病と、成人病の原因の半分以上はストレスから生ずると言われております。私はそれを実験してみました。というのは、血圧を朝、昼、晩、寝しなと毎日測定してグラフにしてみました。議会から帰って、気持ちが興奮しているときにはぽんと上がっているんですね。上が180の下が150〜160。(「もう議員やめた方がいいんじゃないの」と呼ぶ者あり)それで、それから心を静めてお祈りしながら30分すると、130ぐらいの70ぐらいに下がる。血圧というのはストレスのバロメーター。朝はかったから、それが一生続くわけじゃない。朝、昼、晩、気持ちがかっとしたとき、静かなとき、常に動いております。ですから、いかにストレスを解消するということが健康によろしいかというのを、私、データで測定しました。

 私も糖尿病があって、180ぐらいの数字でした。ところが、ストレスを外す努力をしてみました。(「聞いている方がストレスたまっちゃう」と呼ぶ者あり」今はたまってない。(「聞いている方が」と呼ぶ者あり)

議長(田久保捷三君) ご静粛に願います。

高橋高君(続) そうすると、治っちゃったんですよ。医者がびっくりして、どうして治したんですかと言うから、自然にこうなったんだと。いかにストレスが慢性病の主たる原因かということを肌で感じました。だから、お医者さんじゃなくして、船橋市が50万人のストレスを解消する方法を発見したならば、世界一の健康都市ができると思います。これは私みたいな貧しい者でもできたんだから、不可能じゃないんです。

 ストレスというのは、そもそもが機械工学の熟語なんです。加重を受ける面積で割ったものなんです。10キロの加重を1平方センチメートルの面積で受ければ、10キログラム・パー・スクエアセンチというストレスなんです。ところが、それを0.1平方センチメートルの面積のところで受ければ、100キログラム・パー・スクエアセンチ。それを100平方センチメートルで受ければ、0.1キログラム・パー・スクエアセンチといって非常に少ない値になるんです。

 ですから、ストレスの外部原因がどうあろうとも、下の受ける面積を変えればいいんです。いろいろな問題が出てきても、こちらがどんな行為で受けるかによって、ストレスの数値が上がりも下がりもするんです。それをできるだけゼロに近づける、そういう方法は不可能じゃない。(「プラス思考すればいいんだ」と呼ぶ者あり)そのとおり、そのプラス思考をいかにするかということを船橋市民に伝える。また、プラス思考を指導する人がたくさんいると思います。それこそ、今、75歳以上の苦労して困難を乗り越えた人にはできるんです。

 恐らく市の職員には無理だと思う。というのは、一定のところへ入って、何の苦労もなしに定年まで終わった人には人の苦労がわからない。いろんな苦労を重ねてきた人は人の苦労へ入っていける。それでマイナスをプラスに変える。マイナス1×マイナス1はプラス1なんです。マイナス1×プラス1はマイナス1。マイナス1をいかにプラスに変えるかというのは、やっぱり変え方さえ充実すれば……。検査するためには、もちろんお医者さんも必要ですよ。だけれども、それ以前に慢性病の原因である糖尿病が治っていき、高血圧も治る。糖尿病が治ったということは、膵臓の働きがスムーズになったことなんです。膵臓は物を言わない臓器なんです。だけれども、心が安定して感謝に満ちておれば、ありがたいなと思い生活していればスムーズに動いてくれる。膵臓にしてしかり、肝臓にしてしかり、心臓にしてしかり、腎臓にしてしかり、そういった慢性病がそこで減ってくるんです。

 そういうことによって市民の健康が向上すれば、市長はスポーツ健康都市のほかに、初めてストレス解消都市というのが入ってきます。(「薬でもうけている人が……。何となくうさん臭いな」と呼ぶ者あり)そういうストレスを解消する人たちを養成する。また、年寄りの中にはいっぱいいると思います。それを開発して、何人指導したらこうなったということを報告して記録をつくれば、日本一のすばらしいスポーツ健康ストレス解消都市、それができるんじゃないかと思います。これもお答えは(「市長さんに」と呼ぶ者あり)市長さんですね、衛生部長じゃかわいそうな気がする。衛生部長さんも勉強しているから、ぜひお答えください。

 それから、またこれも大きな問題で、毎回している相続税。1つ1つの家族に、おのおの独自の文化があります。家々によって、どの家でも異なった文化を持っております。その文化の積み重ねが伝統です。1代ではできません。1代でも、2代でも、数代かかって、その伝統があります。その安定した状況の中から個性を持った個人が生まれます。家族の安定性は資産の継続から生まれます。資産の継続がなかったら安定性がないわけです。1代では財産はできません。おじいさんが築き、父親が築き、自分の代で築き、次の代に伝えていきながら資産の形成もでき、その家の文化が生まれます。相続税のために、前の世代から築いた財産が奪い取られるという行為は、どんな暴虐な王様や封建大名でも、いまだかつてしたことはありませんでした。

 ところが、重い相続税が制度となってしまい、システム化した社会ではこれが起きております。継続と積み重ねが文化の基礎だとすれば、その文化破壊と言ってもよろしいわけです。共産主義体制を私が憎むのは、共産主義が――共産党じゃないですよ――最後に目指したものが家族の崩壊です。とりもなおさず、それは文化の破壊だったからです。旧ソ連邦を見てください、東ヨーロッパを見てください、共産党中国を見てください。(「知らないで言っている分にはいいけどさ」と呼ぶ者あり)民族が後の世に誇りを持てる文化を創造できなかったことを見てもわかるのです。その姿は、そのまま現代の日本についても言えることです。(「日本は共産主義なんじゃないか。合わないじゃない」と呼ぶ者あり) いつもいつも、どの世代のだれもが1から始めなければならない。おじいさんの代に1から初めて2までいった。父親の代に2から始めて5に来た。その孫の代になって5から6に持っていける。その積み重ねなんです。ところが、次に、すごろくじゃないけど振り出しで、しょっちゅう1からスタートしたなら積み重ねできない。むしろやけくそになって、世をうらむ人がたくさん出ております。この近くの農家で、やけくそになって、幾ら働いても相続税どころじゃないと。

 私の友人に38億来て、西船の近くでいいところですから20億分は物納で、あとはだめだと。年5%の利息がつき、時々国税庁の役人が来て、どうなったかと。一番いいところがやっと物納なのに、ほかのところが売れるわけない。脳梗塞を起こして寝ちまった。あなたが死んだら、あとは全滅だよと。勇気を起こしたら、どうやら元気になった。それでも気の毒なこと。それを肌で感じている。これは日本をつぶす最大の原因である。いかなることがあっても、名義変更料でとどめる。固定資産税や所得税はその時々のことだから喜んで納める。親が死んだら没収というのは、過去、日本にも激しい殿様がいたけど、なさらなかった。

 しかも、日本は独立国なんです。日本の文化を日本が築かなくて、だれがよその国がやってくれますか。もちろん親の浪費や、むだ遣いや、ギャンブルで倒産へいったことは仕方ありません。だが、何の悪意もない、まじめで善良な市民が、相続によって、中産階級の没落の風景は至るところに見えております。これで果たして新しい日本が築けますか。高橋さん、あなた市会議員といったってだめじゃないかと何回も言われています。しかし、これをやり抜くまで、私は市会議員をやめないつもりです。それで船橋から世論を起こして、日本じゅうの種火をつくりたい。明治維新も、皆さん、ごらんになったような、吉田松陰が8畳の間で、わずか2年間、命をかけて勉強させた山県有朋も、明治の元勲がたくさん出ております。それでできたわけなんです。たった2年ですよ。

 ところが、今は学歴社会で、東大出のエリートの役人がいっぱいおっても、日本をどうしたら発展させるか。相続税廃止なんて1人もいない。財源が足りないから当たり前だと。日本をつぶして、日本の国が残ったってどうにもならない。これはもう真剣に考えていただかなきゃならないと思います。これも見解が高いから、市長さんのご所見をお伺いいたします。

 それから、最後に福祉の問題です。今度は老人じゃない福祉を質問させていただきたいと思います。

 上杉鷹山が帰国して江戸から米沢に行ったとき、人口が非常に減ったんです。これはどういうわけかと。そしたら、昔は間引きというのがあった。貧しいものだから、子供が生まれると殺しちゃうんだそうです。間引き一切禁止、その特例を出したそうです。間引き禁止、生まれた子は生かせと。日本も戦前は堕胎したお医者さんは罰せられた。堕胎させても罰せられる、そういうのがありました。

 ところが、経済的な理由で堕胎、掻爬がクリアできた。終戦後、どれくらいのお子さんがやみからやみへ葬られたかわかりません。これも殺人なんです。殺人罪ならばおまわりさんが捕まえてくれ、刑務所で罰を受けます。ところが、罰を受けない殺人罪は、だれかがそれをしょわなくちゃいけない。めぐりめぐってくるんです。ですから、これは法律は船橋でできないでしょうけれども、自粛する運動をぜひ船橋でしていただきたい。殺人だけはしてはならない。これは女性が製造したものじゃない、天の恵みなんです。天の恵みはそれは生かさなくちゃいけない。ぜひそれを生かす運動を……。これは福祉部の仕事。

 また、去年の12月議会で、敬老会の5,000円をカットして乳幼児の無料化に充ててほしいと質問したとき早速採用していただき、7月から3歳児までが無料でさせていただいたことを厚く御礼申し上げます。

 第1問はこれで終わります。(「間違っちゃいけないよ、内容が違うよ」「確かにそういう質問をしていればストレス解消になるよな」と呼ぶ者あり)[総務部長渡来直治君登壇]

総務部長(渡来直治君) 行政改革のうち、職員の能力開発とは具体的にどのようなことをしているのかというご質問にお答えを申し上げます。

 正直言いまして、職員の能力開発というのは1年や2年では到底できないという、相当大きな問題であるという認識を持っております。私どもは市の職員として採用され、学校で学んだ知識の上に、また、社会で育てられ、また、自分で育っていかなければならないというふうな考え方を持っております。

 そこで、まず、研修所の研修というのがございます。これは知識とか、そういうものを学びまして資質を向上していただく。それからもう1つは、職場において、仕事を通じて研修をしていただく。それで市民のためにいい仕事をしていただくということ。それから、常日ごろ職員として、みずからを啓発し、自己研修しなければならないという、この3つを通して人材の育成を図っていかなければならないというふうな基本的な考え方を持っております。

 そのようなことから、行政改革の推進に関する大綱とあわせて、私ども平成8年度の4月から新しい研修計画に基づきまして、特に職場に関連のある職場研修を重点として職員の能力の開発、それから各職場の職員の意識の改革をしていただこうというふうなことで、OJTの研修に力を入れてきているところでございます。1部、あるいは1課1研修ということで、より多くの研修を充実していくために、庁内に研修推進委員会なるものを8月に設置をいたしまして、今後なお一層努力していきたい。そういう中から資質の向上を図り、職員の能力の開発を進め、そして、よりよい行政を推進していきたい。また、行政の改革にも意に沿っていきたいという考え方を持っております。

[下水道部長鳥居範世君登壇]

下水道部長(鳥居範世君) 下水道事業のうち、私道の下水道工事の取り扱いについてお答えいたします。

 公共下水道管は公道に設置するのが原則としております。私の権利が働く私道につきましては、使用される皆さんの費用で設置していただくことになっております。しかしながら、公共下水道の利用の促進、水洗化の促進、また、個人負担の軽減を図ることから、基準に該当する私道にあっては土地の所有者の承諾書を添付し、公共下水道布設願があれば市が設置しております。

 以上でございます。

[市長大橋和夫君登壇]

市長(大橋和夫君) 高橋議員の幾つかのご質問にお答えいたします。

 まず、行革の問題でありますが、上杉鷹山の例を引いていろいろ言われたわけでありますが、高橋議員の言わんとするお気持ちはよくわかります。行革については非常につらいといいますか、人間は外科の手術は好みません。しかし、漢方薬だけでも治りませんので、高橋薬局からこういう行革の名薬を出してもらえば一番ありがたいわけですけれども、それは先のことにしまして、やはり私は財政規模が大きくても家庭の財政と同じだと思っております。苦しくなれば選択の順位を決めて、最も必要なものに金をまず投ずる。しかし、将来の夢を託すべき子供の教育については、苦しくとも将来のために投ずる、そういう選択順位の問題だと思っております。

 下水道の整備について、議会の応援をいただいて非常に力を入れておりますから、褒めていただいてありがたいと思いますが、例えば高瀬の下水道整備、最初は1000億程度かかるだろう、計算し直すと2000億近くかかるんじゃなかろうか。その場合に財政負担を考えると、高瀬の処理場の下水道計画は単独公共事業であります、ほかは広域下水道計画でありますが。単独の場合には国から50%助成金が来ますけれども、残り50%については県が1%しか補助してないわけであります。通常の広域下水道の場合には、県が25%、市が25%であります。こういうことをぜひ制度的に変えたい。

 建設省に内々聞きますと、船橋のような単独の大きな公共事業下水道は考えていなかったということを聞きます。船橋市は不交付団体でありますが、県は1400億の交付税をもらっておるわけであります。国の制度自体を何らか改善したいと、こういうことで努力する方が先でありまして、私はこの問題は、自動車をやめて自転車に乗った方がいいとは思いません。リーダーでありますから、陣頭指揮はいたしますが、上杉鷹山先生はすぐれた経営感覚の持ち主でありました。当時は自動車はありませんでした。今、上杉鷹山がいたら、果たして自転車に乗るか、自動車に乗るか。私は自動車に乗って、もっと仕事をやったのではないかというような気がいたします。

 それから、魂の入った自分の国や伝統を大事にする。これは当然のことでありまして、自分の国のよさとか伝統を大事にしない民族は国際的にも尊敬されません。市川教育長と一緒になって船橋の子供たちの国際感覚をすぐれたものにし、自分の国や伝統を守るような教育を、一緒にやってまいりたいと思っております。

 また、スポーツ健康都市についてストレス解消云々と言われたわけであります。58年にスポーツ健康都市を宣言するときに今の市川教育長と相談して、スポーツの下に健康を入れようと、こういうことで健康重視をしたわけでありますが、当時、ストレス解消の意味も含めてございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 相続税廃止の問題については高橋議員の持論でありますから、これは答弁してもいい答弁になりません。国税でありますが、高橋議員がずっと生きている間言われるでしょうから、私はこれ以上申し上げるだけの知恵はございません。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇。「産むか、      産まないかは女性が決めることなんだ      からね。福祉部長が一々口が出せる問      題じゃありませんから」と呼ぶ者あり]

福祉部長(鈴木淑弘君) 福祉の問題ということで、堕胎禁止の運動を船橋市内で起こしたらどうかということを上杉鷹山の故事を引かれてご質問がございました。私ども千葉県におきましては、何も上杉鷹山を考えるまでもなく、明治6年に千葉県ができたときの最初の県令は、柴原和と申しますけれども、彼の県治要録の中にも、同じように堕胎を禁止する、このような話が出ております。それから約120〜130年の歴史が経過されているわけですけれども、この中で、言ってみれば、産児制限についての技術であるとか、あるいはモラルであるとかというものは一般市民のものとなり、特にエイズの関係におきましては、小学校の児童生徒においても、このあたりのことについては十分承知をされているところだというふうに考えております。

 そういうことで、私どもは市民のモラルはそういう意味で高まっておるということで、このような運動をする必要はないものと考えておりますけれども、このあたりにつきましては医師会の先生方と乳児保育、その他でいろいろおつき合いがございますので、いろいろとご相談をし、その必要があれば考えてみたい。ただ、基本的には1人1人のモラルの問題であると、このように認識をいたしております。

 以上でございます。

[高橋高君登壇]

高橋高君 ただいま市長さんのすばらしい答弁をありがとうございました。私は自転車に乗って通勤をお願いしたわけじゃなくして、そういう心を原点に置いて行革をしていただきたい。そのお言葉を厚く御礼申し上げます。きょうはすばらしい答弁で、今までで最高の答弁でございました。本当にありがとうございました。

 海神の人が来ているので、海神公民館を忘れては……。(「まだ時間があるから、聞いておけ」「目茶苦茶になっちゃうといけないから、聞かない方がいいんじゃない」と呼ぶ者あり)たった1つ残って、10年がかりでまだできない。先ほど先番議員さんが塚田の公民館でいろんな催しをしたと。本当は彼は海神だから海神でやってもらいたいけれども、ないわけです。いろいろ都合もあるでしょうけれども、担当者は答えは要りません。力いっぱい骨を折って、一刻も早く海神公民館を実現していただくことをお願いして、終わりにいたします。どうもありがとうございました。(拍手)

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議長(田久保捷三君) 以上で、本日の一般質問は終わりました。

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議長(田久保捷三君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、山崎とよ子君及び森田則男君を指名します。

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議長(田久保捷三君) 以上で、本日の日程は全部終わりました。

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議長(田久保捷三君) 次の会議は、あす18日午後1時から開きます。

 本日は、これで散会します。

午後4時44分散会

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[出席者]

◇出席議員(51人)
議長 田久保捷三君
副議長 倍田賢司君
議員 津賀幸子君
岩井友子君
斎藤忠君
清水美智子君
西尾憲一君
七戸俊治君
堤康治郎君
石井保君
門田正則君
石原輝久君
長谷川大君
浦田秀夫君
山本和宏君
佐藤重雄君
上林謙二郎君
山崎とよ子君
林利宏君
矢野光正君
田口賢君
小石洋君
古閑雅之君
高橋高君
安藤信宏君
熊谷稔君
池沢敏夫君
中江昌夫君
関根和子君
村田一郎君
芳賀達朗君
佐々木照彦君
田久保好晴君
森田則男君
早川文雄君
米井昌夫君
興松勲君
田中恒春君
中村洋君
千葉満君
木村久子君
石川敏宏君
村岡晴彦君
櫛田信明君
瀬山孝一君
稲葉澄子君
和田善行君
小仲井富次君
佐原正幸君
大沢久君
滝口四郎君
◇欠席議員(1人)
杉村清隆君
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◇説明のため出席した者
市長 大橋和夫君
助役・建設局長事務取扱 清矢守君
助役 宮下将和君
収入役 柴田忠作君
固定資産評価員 金子和夫君
広報部長 関根忠男君
企画部長 織戸雅夫君
総務部長 渡来直治君
財政部長 石井清夫君
税務部長 小仲井良夫君
市民部長 松永修巳君
福祉部長 鈴木淑弘君
保健衛生部長 原田肇君
医療センター事務局長 菅谷和夫君
環境部長 吉岡忠夫君
経済部長 白石安昭君
市場部長 人見敬一郎君
計画部長 川名部正一君
都市整備部長 涌井稔君
土木部長 鈴木光君
下水道部長 鳥居範世君
建築部長 猪野幸夫君
消防局長 佐井田久君
財政課長 金子正雄君
教育長 市川恭一郎君
教育次長 志賀邦一君
管理部長 首藤宏君
学校教育部長 古屋和雄君
社会教育部長 市原一宏君
選挙管理委員会事務局長 小池國雄君
農業委員会事務局長 花澤敏之君
代表監査委員 江尻成幸君
監査委員事務局長 大鹿一之君
……………………………………………
◇議会事務局出席職員
事務局長 佐藤義
議事課長 中村義行
議事課長補佐 幸田郁夫
議事課主査議事第2係長事務取扱 素保憲生
議事第1係長 寺村登志子
庶務課長 高崎健治
庶務課長補佐 馬場重美
主任主事 岡和彦
主任主事 泉肇
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
船橋市議会議長 田久保捷三
船橋市議会議員 山崎とよ子
船橋市議会議員 森田則男

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