平成9年第4回船橋市議会定例会会議録(第2号・1)
 

 平成9年第4回船橋市議会定例会会議録(第2号・1)

 

議事日程(第2号)

平成9年12月5日(金曜日)

午後1時開議

第1 議案第1号から第12号まで(質疑)

第2 会議録署名議員の指名

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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午後1時6分開議

議長(大沢久君) これより、会議を開きます。

 議事日程は、配付したとおりであります。

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議長(大沢久君) 日程に入ります。

 日程第1、議案第1号から第12号までの12案を議題とします。

 これより、質疑に入ります。

 通告に基づき、順次質疑を許します。

 小石洋君。(拍手)

[小石洋君登壇]

小石洋君 ふなばし21の小石でございます。会派を代表して、平成9年第4回定例会の議案質疑をさせていただきます。

 私は、藤代新市長になってから、初めてこの議場に登壇いたします。藤代市長は、日ごろから出張所だとか外局を回りながら、いろいろな船橋の市政の掌握に努めている、現状の把握に努めている、こういうふうに聞いております。そういう姿勢が市政懇談会という形であらわれているのではないかなと思います。市長がいろいろな人の話を聞き、政策を積み上げていく、こういう市長の政治姿勢に対して、私は敬意を表するものであります。(「よし」と呼ぶ者あり)

 私は、基本的に議員というのは、市政においては与党も野党もない、こういうふうに考えております。(「あるんだな、これが」と呼ぶ者あり、笑声)ある人もございます。

 私たちは、市政に対してよいものは応援をしていきなさい、間違っているものは正しなさい、足りないところは補い、そして提言をしていきなさい、こういう役割を市民の皆様から与えられる、こういうふうに考えております。(「そうだ」と呼ぶ者あり)そして、私たちのふなばし21の代表が、初議会の中で是々非々の立場でと、こういう考え方と同一であると私は思っております。(「そうだ」「それでどうするの」と呼ぶ者あり)

 市長が常日ごろ口にしておりますように、住んでよかった船橋、その実現のために私たちも協力を惜しまないものでございます。そして、こういう今の我々の会派と申しますか、市長との関係というのは、私は一番理想的な形にあるのではないかな、こういうふうに考えております。

 それでは、議案の質問に入ります。

 では、まず議案第1号一般会計補正予算について、お伺いします。

 第1番目に、有価物回収にかかわる助成金の補正について、お伺いをいたします。

 最近、市民のごみ問題、リサイクルの意識が高まる中で、本市でも廃棄物の減量化・資源化等の一層の推進のために、ここ数年、施策を展開してまいっております。その一環として、有価物回収有価物の一元化ですね、これが平成8年度に船橋一円で行われ、全市にごみステーションでの回収となっております。さらには、分別排出が徹底されたことにより、相当量の有価物が回収され、廃棄物の減量にはかなりの効果があったと私は思っております。

 しかしながら、最近、新聞紙上などで古紙の売却価格の低迷や、さらには逆有償化という現象も見られるとの報道がなされております。本市の有価物の回収もどういうふうになっているのか気になるところでございます。

 そこで、2点お伺いをいたします。

 まず1点は、有価物回収業者の安定化を図る上での補正であると伺っておりますが、本市の有価物の回収の現状はどのようでありますか。2点目として、このまま古紙の価格の下落状態が続いた場合、市はどのような対応を考えておりますか。以上の点について、お伺いをいたします。

 ついては、容器包装リサイクル法も施行されたことですし、有価物・資源ごみを含め、また市民1人1人のごみ減量への自覚をさらに促すため、市は積極的にリサイクルの啓蒙活動をより推進し、市民意識の高揚を図るよう、お願いいたします。

 次に、繰越明許の中の道路維持費についてでございますが、この工事は、市道2667号線の津田沼駅北口より東京方面に向かう側道の修繕工事でありますが、私は平成8年第4回議会において質問をいたしたところでございます。

 行政におかれましても、必要性を認識していただき、本年度にて事業実施することで進めていただいているわけでございます。この地域は船橋区域のみでなく、習志野区域が入り組んでいるところでございます。警察の管轄も2署となり、習志野市との協議もあり遅れたものと思います。地元商店街・自治会等においても早期完成を望んでおりますので、一日も早く完成していただきますよう、要望いたします。

 次に、中央図書館施設買収事業について、お伺いをいたします。

 まず、この中央図書館でございますけれども、 「ふなばし2001」の事業計画から考えてみると、本来は南図書館として位置づけられるのが妥当と考えるがいかがでしょうか。中央図書館として考えてみると、県のリーダー都市である人口54万の船橋市の格から考えてみて、浦安を初め、近隣都市の中央図書館に比べ、大分見劣りがするのではないでしょうか。それとも、将来的に船橋にふさわしい中央図書館をつくる計画があるのかお伺いをいたします。

 また、現在、中学校の図書室は何とも心もとない気がしております。将来、学校の図書室とのネットワーク化は考えられないのか、お伺いをいたします。

 次に、議案第4号(仮称)南部福祉センター新築工事請負契約の締結について、4点お伺いをいたします。

 まず1点目として、南部福祉センターの用地確保について、市街地改造公社に業務を委託しているが、どうしてそのようなことが必要となったのか、お伺いいたします。

 2点目として、平成7年度に用地選定業務委託、平成8年度に用地取得業務委託と2度にわたって行われているが、その内容と委託金額はいくらか、お伺いをいたします。

 3点目として、用地取得業務委託は用地の確保を行い、更地にして市へ提供するとのことであるが、その履行はいつなのか。また、工事案件が出ているが、実際の工事や工期に影響はないのか。

 4点目として、南部福祉センターの建設に当たっては、地元住民との合意形成はどのように行ってきているのか、お伺いをいたします。

 次に、議案第5号から第8号までの請負契約締結案件について、ご質問いたします。

 今回は藤代市長になって初めての大きな入札であります。第4号から10号までの7件で69億375万円となる大きな入札でございます。

 市長は、公約で入札契約制度の改革を挙げております。言うは易く行うは難しが、この改革であります。今回の入札において、市長の考えがどう生かされているのか。また、今回の入札については、朝日新聞で談合疑惑が報道されております。市としては、どのように対応されたのかを、お伺いいたします。

 次に、このたびの西浦下水処理場の一連の工事は、全体計画の中でどんな目的と意義があるのか。また、東京湾の富栄養化対策について、お伺いをいたします。

 次に、新聞報道によると、国の第8次下水道整備5カ年計画が2カ年延長され、平成10年度予算については、一律7%のカットであると言われておりますが、今後の処理場整備計画にどのように影響するのかを、お伺いいたします。

 最後に、西浦処理場では既存設備が稼働しており、1日もストップさせるわけにはいかないと思いますが、今回4本の工事が発注され、同一敷地内で同時に工事が進行する中で、安全対策はどのようになっているかをお伺いいたします。

 次に、議案第9号駒込雨水幹線管渠築造工事(その1)の請負契約の締結案件について、ご質問いたします。

 新京成北習志野駅前通りの船橋東郵便局付近一帯の道路は、豪雨のたびに冠水するようになり、交通障害を引き起こしております。また、その雨水が通称桜並木通りを通り、船橋総合体育館船橋アリーナ入口の市道習志野台・高根木戸線で道路冠水しているのが現状でございます。本工事は、これを解消するために雨水幹線の整備をするということであります。

 地元住民にとっては、快適な生活を確保するためにも、また、都市型水害を防ぐためにも欠かせないものでございます。地域住民が心待ちにしていた事業でございます。市政の重要施策の1つであると認識しております。

 そこで、この事業に関して、質問させていただきます。

 まず、1点目でございますが、この幹線管渠はどれくらいの降雨に対応できるのか、また、下流の調整池や駒込川への影響はないのかどうか。

 2点目として、作業基地の規模は、場所はどこになるのか。そして、近接住宅地への環境対策はどう考えているのか。また、本工事に伴い相当量の土砂の発生が考えられますが、この処分はどのようにされるのか。

 3点目として、近接住宅地への家屋被害が予想されますが、被害が出たならばどう対応していくのか。

 最後に、この雨水幹線のルートは、桜並木通りと言われてますように、市内でも数少ない桜の名所であります。この桜の木への影響はないのかどうか、お伺いをいたします。

 次に、議案第10号船橋市飛ノ台史跡公園展示施設等建築工事請負契約の締結について、ご質問をいたします。

 日本でもまれな縄文時代早期の人骨2体が出土、これが契機となって飛ノ台遺跡公園と出土品の展示場をつくろうという機運が生まれ、現在に至ったわけであります。

 ご承知のように、船橋は人口急増都市の典型的な町であり、急激な開発により破壊された遺跡も少なくなかったことだろうと思います。そんな中でも、関係者のご努力により、多くの遺跡発掘調査が行われ、多くの出土品が守られたことに対しては、感謝する次第でございます。

 これらの出土品が市民の皆様の目に触れることができる今回の展示場の建設は、大変喜ばしいことであります。しかし、展示場建設までの経過を調べていくにしたがって、これでいいのかな、こういう不安が募ってまいりました。

 9月定例会で我が会派の熊谷稔議員が飛ノ台に関する質問の中で、前社教部長は「飛ノ台貝塚は定住生活が始まったころの遺跡として、学術的・歴史的に全国でも注目されている遺跡でございます」と答えております。私にとっては、少し違うのではないかなと思われてなりません。

 確かに、このように注目されたときもございます。しかし、それは遺跡発掘が今のように多くなかったころ、初めて飛ノ台貝塚が発掘された昭和7年と13年のころのことであります。当時は、学術雑誌にも7回論文が発表されております。また、25年の発掘に当たっても、研究論文が学術雑誌に発表されております。いずれにしても、50年以上前のことであります。その後、昭和52年、53年に第1次・2次発掘が始まり、現在に続くわけでございますが、その間、飛ノ台貝塚発掘調査概報がつくられただけでございます。以後、発掘についても、人骨についても、調査報告書も研究論文の発表もないのが現状でございます。

 とはいえ、先人の残したものが私たちにとって貴重な遺産であることは、変わりません。私が言いたいのは、よいとか悪いとかではなく、そういう認識のもとにこの計画が進められたことに危惧を感じるものであります。

 同時に、この事業は、遺跡にかかわる機関にとっては、大切な大事業であります。総力を挙げて取り組むべき大事業であります。しかし、その熱気というものが伝わってこないのが、私には感じられます。これで本当によいものができるのだろうか、心配でもあります。

 私も文教委員長として、この予算に賛成した1人であります。気持ちとしてはじくじたるものがございます。(「何を聞いているかわからないよ」「文教委員長の熱が足りなかったんじゃない」と呼ぶ者あり)しかし、少しでもよい方に向かってくれるよう、念じながら質問をさせていただきます。

 1点目として、1次・2次発掘調査より現在に至るまでの経過と出土品の整理状況をお伺いいたします。そして、この出土品の整理状況はいつまでにかかるのかお伺いをいたします。

 2点目として、計画の初めより博物館に至るまでの計画の推移をお伺いいたします。

 3点目として、文化財に関係する団体・機関はどういう機関があるのか。そして、これらの団体がこの計画にどのような役割を果たしてきたのか。

 4点目として、博物館の役割と意義。

 5点目として、費用と内容をお伺いいたします。 以上で、1問を終わります。

[環境部長吉岡忠夫君登壇]

環境部長(吉岡忠夫君) 議案第1号一般会計補正予算のうち、有価物回収にかかわります助成金の補正につきまして、ご答弁申し上げます。

 本市の有価物回収につきましては、ご質問者もおっしゃっておりましたけれども、平成8年度より自治会連合協議会並びに市民の皆さんのご協力をいただきまして、地域の一元化が実施されました。回収重量等につきましても、順調な成果を上げてまいりました。しかしながら、市場価格につきましては、残念ながら下落を続けておりまして、今後につきましても非常に厳しい現状でございます。このようなため、回収業者からの市民へ支払われます還元金の値下げ、また回収業者への助成金の増額等で回収システムの堅持に努めてございます。

 今後の対応につきましては、市民の皆様方に質の高い有価物の回収と分別の徹底をお願いいたしまして、また行政といたしましても、古紙の利用拡大という観点から、再生紙の使用を積極的に進めてまいりたい、このように考えます。

 また、安定したリサイクルシステムの維持・促進につきましては、古紙回収業者をリサイクル業者としての認定あるいは育成、また税制上の優遇措置を講ずるなど、全国的な問題として、やはり社会構造システムの再構築の時期にきているのではないか、このように考えます。

 以上でございます。

[社会教育部長小川博仁君登壇]

社会教育部長(小川博仁君) ご質問のうち、所管についてお答えを申し上げます。

 まず、図書館の関係でございますが、図書館の整備につきましては、現在中央図書館の移設と、より身近で充実した図書館サービスが受けられるように公民館図書室とのオンライン化について、事務を進めて取り組んでおります。

 ご質問の全市的な機能を持った中央館につきましては、図書館の5館構想の中で検討を進めてまいりたいと考えております。

 具体的には、中部地区図書館建設の諸条件がそろい、図書館整備が可能になった時点で、機能や名称など、ご質問の趣旨を尊重して具現化に努めてまいりたいと考えております。

 次に、図書館と学校図書室とのネットワークの問題でございますが、生涯学習の推進という観点から、まことに重要なことと受けとめております。現在、中央図書館の移設と公民館の図書室とのネットワーク化の実現に全力を傾けており、その後関係各課と協議をし、実現に努力してまいりたい、このように考えております。

 次に、議案第10号について、ご答弁申し上げます。

 まず、飛ノ台貝塚の発掘の現在までの経過でございますが、飛ノ台貝塚の発掘調査につきましては、海神中学校校舎改築に伴う調査として、昭和52年の第1次調査、53年の第2次調査を行っております。また、平成4年2月から5年の3月の社会教育建設予定地に伴う第3次調査及び平成2年9月から12月の都市計画道路建設に伴う第4次調査の4回の調査を行っております。この発掘調査を踏まえ、現在整理作業を実施しておりますが、平成13年度を終了年度として予定をいたしております。

 整理作業につきましては、第1次、2次調査における遺構の検出状態の図面のトレース、貝塚のサンプル分析、鳥獣魚類の分析、石器実測、復元されました土器の実測、土器破片の拓本等が終了をしております。

 次に、計画の経緯でございますが、平成5年2月に飛ノ台貝塚を史跡公園として保存活用することが決定され、これを受けて飛ノ台貝塚史跡公園整備委員会を組織し、遺跡保存のあり方等を検討してまいりました。また、整備を具体的に進めていくために、平成5年度基本構想、6年度基本計画、7年度基本設計、8年度実施設計を行ってまいりました。

 同時に、史跡公園として保存活用を図る上で、飛ノ台貝塚から出土した遺物等の展示を通して、縄文時代の歴史の理解を図るための展示施設の必要性から、その設置について検討してまいりましたが、この地域は、埋蔵文化財の包蔵地でございまして、保存の必要性からも、新たな発掘は困難な状況でありますので、発掘調査済み地内における海神中学校の給食施設等の計画の中で関係各課との調整を図り、複合施設として展示施設建設計画に至ったものでございます。

 次に、関係機関の果たした役割でございますが、本事業においては、飛ノ台貝塚史跡公園整備委員会の意見を尊重し、計画を進めてまいりました。また、市の文化財審議会におきましても、飛ノ台貝塚を市文化財に指定すべき史跡としてご意見をいただき、文化財指定を行ったところでございます。

 続きまして、博物館の役割と意義ということでございますが、飛ノ台は博物館法による博物館として整備する方向で考えておりますが、博物館はそれぞれの館種に応じまして、資料の収集・保管・展示・研究普及活動を通して、広く市民の教育・学術及び文化の発展に寄与することを目的とした教育機関でございます。

 今日、生涯学習社会の進展の中で、生涯学習の要請にこたえる社会教育施設として、博物館もその役割が期待されております。この飛ノ台の博物館におきましても、考古資料の調査研究・収集・保管・展示をし、市民の公共利用に供するとともに、教育普及活動を図り、市民の生涯学習活動を支援する博物館づくりを目指していきたいと考えております。

 次に、1次、2次の発掘調査の整理費用でございますが、約1億2000万でございます。そのうち、人件費が約9900万でございます。

 以上でございます。

[財政部長織戸雅夫君登壇]

財政部長(織戸雅夫君) 入札・契約制度の改善についてのご質問にお答えいたします。

 今回、契約案件として7件提案しておりますけれども、指名競争入札ではなく、すべて一般競争入札を取り入れました。また、第7号議案を除く6議案につきましては、大手業者の参加する制限付き一般競争入札でありますので、最低制限価格は設定しないことといたしました。

 入札制度の見直しにつきましては、今後さらに検討してまいりたいと思っております。

 次に、談合情報に対する市の対応についてのご質問でありますが、この情報は11月19日、入札直前に報道機関から匿名による電話通報があった旨の連絡がございました。市としては、匿名の者による通報ではありましたが、慎重を期し、公正入札調査委員会を招集し、協議の上、事情聴取を行うこととし、参加業者から事情聴取を行いましたが、情報の事実を裏づけるものは確認することができませんでした。

 しかし、慎重を期し、この工事に関して談合の事実が明らかになった場合には、契約を解除されても異議を申し立てない旨の誓約書を提出させ、また公正取引委員会に事実関係を通報するとともに、入札終了後、関係資料を送付いたしました。また、本件の契約につきましては、契約書の中に談合罪により起訴されたときは、契約を解除することができる旨の特記事項を設けております。

 以上でございます。

[下水道部長鳥居範世君登壇]

下水道部長(鳥居範世君) 所管事項の議案5号から8号までの西浦下水処理場増設工事の関係につきまして、ご答弁申し上げます。

 まず、第1点目の目的と意義でございますが、初めに目的につきましては、西浦下水処理場の全体計画は、計画処理面積1,131ヘクタール、計画処理人口10万2000人、日最大処理量10万トンでありますが、このたび西船・中山・行田地区約167ヘクタールの事業認可拡大によりまして、現有処理能力4万8800トンに対し能力不足が生じたことから、1万2800トン分の施設を増設するものでございます。

 次に、意義でございますが、公共用水域の汚濁防止を目的としております。また、東京湾の富栄養対策として、窒素・燐の排出規制が強化される旨現在検討されております。今回の増設分につきましては、窒素・燐の削減が可能な構造になっております。

 2点目の国の第8次下水道整備5カ年計画の2年延伸により、市の下水道事業に対する影響はどのようなことになるのかということでございますが、国庫補助対象事業の平成10年度本要望につきましては、削減せよとのことでありましたが、市といたしましては、市民要望の強い事業であることから、現計画どおり進められるよう、平成9年度並みの事業費と同額で要望しております。

 今後につきましては、厳しくなる傾向にありますので、機会をとらえ補助金の獲得等に努力してまいります。

 次に、3点目の安全対策はどうなっているのかとのご質問でございますが、施工に当たりましては、工事用車両出入り口を限定した上、ガードマンを配置し、十分な安全確保を図り、また工事施工箇所につきましては、仮囲いを設置し、さらに請負間におきまして安全対策委員会等を設け、処理場機能に支障を生じないよう、万全の対策をとるよう指導してまいります。

 次に、議案第9号駒込雨水幹線築造工事(その1)のご質問にお答えいたします。

 まず、第1点目の幹線管渠はどのぐらいの降雨に対応できるのか、また下流の調整池は駒込川への影響はどうなのかとのことでございますが、駒込雨水幹線の排水面積は、181ヘクタールを受け持つ幹線管渠であります。計画降雨量は、時間56ミリの降雨に対応できる計画でございます。また放流先の調整池は調整能力があり、下流駒込川の流量を調整し、放流しているのが現状でございますことから、影響はないものと考えております。

 2点目の作業基地の規模、近接住宅への環境対策、発生土の処分等について、お答えいたします。

 作業基地は、北習志野第4号公園を約半分程度使用し、基地として使用いたします。また、シールド工事は、昼夜間工事となり、起終点に築造する立て坑周辺での騒音・振動等の環境問題が懸念されますが、周辺住民に十分理解をいただくとともに、特に騒音対策については防音壁の設置等、工事による影響を最小限に抑えるよう、努力してまいります。

 また、発生土につきましては、主に掘進による掘削土であり、普通土として処理いたします。処理方法は、千葉県の基準により、工事現場からダンプカーにて適正処分先へ処理するよう業者を指導するとともに、発注者の立場から埋立許可証及び処分地等を確認する予定でございます。

 3点目の近隣住宅への家屋被害はとのご質問にお答えいたします。

 本工事は、十分な土かぶりもあり、周辺家屋への被害の発生はないものと考えております。また、起終点の立て坑部につきましては、鋼矢板による土どめを行い立て坑を掘削することから、周辺家屋については工事着手前に事前調査を行い、工事完了後、周辺家屋等の影響を確認し、工事に起因して被害が発生したと判断されるならば、事後調査を行い、誠意を持って話し合い、補償いたす考えでおります。

 4点目の雨水幹線ルートの桜への影響はとのご質問でございますが、本工事はシールド工法にて管渠築造することから、通称桜通りでの掘削深さは約6メーター程度であり、横に根を張る浅根性の桜には被害がないものと考えております。

 以上でございます。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 議案第4号の南部福祉センターにかかわりますご質問に、私の方からお答え申し上げたいと思います。

 初めに、なぜこの用地取得につきまして市街地改造公社に委託をしたのかというご質問をちょうだいいたしましたけれども、ご案内のように、南部老人福祉センターの建設予定地内には、民家が1軒と湊町市場、それに中央マーケットの建物がございました。そして、この2つのマーケットには、21名の方々が営業をされておりました。そういうことで、これらの事業を進めるためには、補償費の算定や権利関係の手続、さらには移転交渉等について行うわけでございますけれども、これらを進めるに当たっては、専門的な知識あるいはノウハウが必要というようなことから、これらの業務に精通をいたしております市街地改造公社に業務をお願いしたところでございます。

 それから次は、7年度、8年度に公社に委託をした業務内容とその委託金額についてということでございますけれども、まず平成7年度の委託の中身につきましては、南部老人福祉センターの適地を選定するための事業候補地の調査選定がその主な内容でございます。委託料につきましては、500万円であります。

 それから、平成8年度の業務委託の内容につきましては、用地取得のためのいろいろな権利関係の調査、あるいは取得費の算定であるとか、補償費の策定、さらには具体的な地権者との交渉等の業務でございまして、その委託料は約1,600万円でございます。

 次は、更地にはいつなるのかということでございますけれども、旧湊町市場の1店舗からいろいろな事情がございまして、年内いっぱい営業をさせてほしいという申し出がございます。そういうことから、現在まだ更地にはなっておりませんけれども、建設工事には障害が起こらないよう業務を進めてまいりたい、このように考えておりますので、ご理解をちょうだいしたいと存じます。

 それから最後に、地元住民との合意形成についてのご質問でございますけれども、昨年の12月15日に環境共生まちづくり条例に基づきまして、周辺住民を対象といたしました第1回目の説明会をいたしました。そして、その席上で2回目以降については全員で集まるのは大変だから、湊町連合12町会の会長さん方に一任をするというようなことが決められましたので、私どもといたしましてはことしに入りまして1月16日に第2回目、それから2月12日に3回目の説明会を行いまして、計画案についての合意をちょうだいしたところでございます。

 以上でございます。

[小石洋君登壇]

小石洋君 2問目を行わさせていただきます。

 今、いろいろお答えを聞いていたんですけれども、西浦処理場においては、これから東京湾などで燐、弗素の規制がもっと厳しくなる、(「窒素」と呼ぶ者あり)こういうことを聞いております。今回の処理では高度処理をできるような、そういうものに対応できるということを聞いております。ぜひ、そういうものに対応できるようにこれからも進めていっていただきたいなと思っております。

 また、飛ノ台についても、いろいろお答えをいただいたんですけれども、まだ何となく納得のいかないところが多いわけであります。(「質問しなよ、早く」と呼ぶ者あり)それで、2問目でもう少し質問させていただきます。

 調査報告書でございますけれども、本来なら遺跡の発掘というのは、発掘と整理と、そして最後は報告書、こういう順番でいくのが遺跡調査だと聞いております。調査報告書をつくる、こういうふうに聞いております。そこで、この調査報告書をだれがつくるのか、そしていつまでに作成するのかをお伺いいたします。

 また、今まで発掘の中で調査報告書があるもの、そしてないもの、そういうものの内訳をできたらお願いいたします。

 2番目として、人骨についてお伺いいたします。この人骨が7000年前のものであると言われております。ただ、よく聞いてますと、どうも状況判断の中で7000年前のものであると。この人骨の鑑定はどのようにしたのか、まずお伺いいたします。それと、科学的鑑定をしてないと伺っておりますので、ぜひしていただきたいなと思いますけれども、いかが考えているのか。

 次に、博物館の運営についてです。

 これからの一番前向きに考えていくと、ここの辺が一番大事なんじゃないかなと私は思っております。どのように運営するのかと考えているのかをお伺いして、2問といたします。

[社会教育部長小川博仁君登壇]

社会教育部長(小川博仁君) 議案10号の再質問について、お答えをいたします。

 まず、調査報告書についてでございますが、埋蔵文化財発掘調査報告書につきましては、教育委員会が発行するものでございます。

 それから、飛ノ台貝塚の調査報告書は、整理作業が終了次第順次作成してまいりたいと思っております。

 また、市が発掘調査をした遺跡の報告書の作成状況につきましては、現在、文化・スポーツ公社に遺跡整理業務を委託して行っているものは2件でございますので、これにつきましても整理作業が終了後報告書を作成する予定でございます。

 次に、人骨についてでございますが、第3次調査で発掘された人骨を7000年前と判断した根拠についてのご質問でございますが、7000年前の地層の貝塚の下から発見されており、また人骨のわきから縄文時代早期の土器のかけらも発見されておりますので、考古学的に判断したものでございます。

 また、人骨の科学的鑑定についてでございますが、骨の遺存状態が悪く、現在の科学的鑑定能力では、多くの骨を粉砕した鑑定試料を必要とされることから、貴重な遺物を保存する上でも、現在のところ予定はいたしておりませんけれども、将来、非破壊的分析測定方法等が開発された時点で検討してまいりたいというふうに思っております。

 また、人骨の文化財的価値についてのご質問でございますが、この飛ノ台貝塚遺跡が縄文時代早期の遺跡として価値の高い遺跡であることから、出土した遺物等についても貴重な文化財として位置づけされるべきものだと考えておりますが、全国的に見て、縄文時代早期の人骨が出土した例が極めて少ないわけでございます。そういうところから、価値の高い貴重な文化財として保存してまいりたいというふうに思っております。

 それから、博物館の運営についてでございますが、運営ソフトの計画もございますので、ランニングコストについては、しばらくの時間をちょうだいしたいというふうに思います。

 運営につきましては、市民が親しく縄文時代の歴史が学べるように配慮した運営を目指し、また地域における生涯学習推進のための拠点として、地域文化の創造・継承・発展に寄与する施設として、運営充実を考えてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。

[小石洋君登壇]

小石洋君 3問目を行わせていただきます。

 今お答えを聞いたところなんですけれども、調査報告書は教育委員会が発行する、これはよくわかります。

 いずれにしても、私はこの一連の飛ノ台の遺跡の話をいろいろなところで聞いてきております。一番危惧したのは、最初に言いましたように、出足から少し方向がずれてたんではないかなという気がしております。

 一番私が感じたのは、文化財にとったら、この博物館をつくるというのは本当に大事業だと思うんですよね。これから今までの、いわゆる関係諸団体と言われておる郷土史料館、そして市史編纂室、また埋蔵文化財センター、そういう方々がこの遺跡に対して携わっている団体だろうと私は思ってます。こういう団体の中で、この博物館をつくるということは、大変なことなんだろうと思うんですよ。そういった意味では、船橋も博物館をつくるよ、こういうことは全国的に注目しているところでもあると思ってます。そういった中で、そういう人たちの熱意というのが、本当に先ほども話しましたけれども、なかなか感じられてこない、ということはどういうことかというと、この博物館、いわゆる飛ノ台遺跡公園の展示場をつくるという協議経過の中で、そういう人たちの発言する場というのがなかったんじゃないかな。きちっとした発言する場先ほど整理委員会、それから文化財審議委員会、こういう中で計画されてやってきたと。私は、いろんな計画の中で、審議委員会、整理委員会などは、大まかなことは出せるでしょうけれども、これを積み上げていく、1つの博物館を積み上げていくというものには、私はそれは示唆を与えてくれる、そういうものだろうと思ってます。

 ですから、本来こういうものをつくるとき、いわゆるどういうものをつくるかということを、最初から積み上げていかなければ、いいものができないんじゃないかなと。(「そうだね」と呼ぶ者あり)そういった意味では、政策に対する準備室というのが、やはり必要なんじゃないかなと。そうすれば、私は、この博物館がいわゆる給食と一緒の複合施設の博物館というのは、本当にこれ博物館ができて、いわゆる全国の博物館の中で、こういう博物館ができましたよ、一緒にやるのは給食と一緒ですよと、こういう話になっていくと、ちょっと注目されるな、こういう気がしております。(笑声)

 いずれにしても、この船橋のいろいろ考えていくと、この博物館にかかわらず、船橋の手法というのは、どうも先ほど質問しました中央図書館の話もそうだろうと思っております。やはり、船橋が中央図書館をつくる、そういうものであれば、これは大変な事業であります。いわゆる図書館関係の人もたくさん船橋市にはいらっしゃいます。そういった人たちが、いわゆる粋を集めて、こういう船橋の中央図書館をつくろうと準備室が絶対あるはずなんですよと私は思ってますよ。そういう積み重ねがなかったなと。そういう中で、これから……(「小石さんが推薦した市長なんだよ、その時代」と呼ぶ者あり)何かおっしゃいましたか。

 そういう中で、これからもう1館つくる、そういうときは、船橋市の持っている力を全部結集して、本当にすばらしいものをつくっていただきたいなと思っております。

 まあ、博物館においては、本当にこれからの運営とは言いながら先を考えていくと、運営次第だろうと思ってます。どのように運営していくのか、これも本当に一部の人じゃなくて、みんなで考えてその運営方法というのをつくっていただきたいなあと。そして、立派な運営で、方法で、やっぱり中身で勝負をしてもらいたいなと、そういうものにしていただきと思います。

 以上で、3問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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