平成9年第4回船橋市議会定例会会議録(第3号・4)
 

 平成9年第4回船橋市議会定例会会議録(第3号・4)

 

副議長(村田一郎君) 千葉満君。(拍手)

[千葉満君登壇]

千葉満君 私は、藤代市長に対して2〜3の質問と若干の提案をしてみたい、こう考えます。

 1つには、市長が船橋市の将来像、船橋はこうあってほしい、そういう将来像をどう描かれているか、こういう点について市長の所見をお聞きしておきたい、こう思います。

 市長は、先ほども質問の中で先番議員の質問にも出てまいりましたけれども、多くの公約を掲げて船橋市第18代の市長になられました。大変重い責任を負う立場になられましたし、54万の市民の負託にこたえ得るような、そういう市政執行に当たってほしいという市民の要望、私もそれを期待いたしております。

 市長は大変すばらしいことを言われました。ふるさと船橋を愛する政治家の1人として、これ以上黙って見ているわけにはいかない、官僚型行政では今日困難な時代を乗り越えることができない、やむにやまれぬ思いで出馬を決意された、こう強烈にアピールをされました。そして、市長は政策の中で赤字財政見直しや市街地再開発、京成立体化の促進、新交通システムの建設、東葉高速、東武等に各1つずつ新駅を建設する計画、福祉の先進都市、情報の全面公開、そして女性助役の登用、これらの重点政策を掲げておられました。

 これらの政策は、前任者である大橋市長のもとでも努力をされ、解決目前のものもございますし、そういう意味では行政の継続という点でこの政策については理解をするところでございますが、全く新しい政策として、新交通システム、そして女性助役の登用の件であります。これは後で触れることにいたしますが、私はやむにやまれぬ思いで市長に、そして将来の展望を持って船橋をつくっていきたい、そう願っております新市長の船橋に対する将来像、これはどのような都市像を描かれているのか、明らかにしていただきたい、こう思います。

 調べますと、市長のお父さんである藤代七郎元市長さんは、品格のある文化都市をつくりたい、そう標榜されましたし、前大橋和夫市長は、大学を誘致して学園都市を目指したいとか、活力のある近代都市をつくりたい、福祉と緑の都市、そして新基本計画の中で豊かで住みよい国際都市を目指す、こう言明をされております。

 しかし、これらを見ますと、その時代の要請でまちづくりの指標が大きく揺らいでおります。船橋という都市の性格を正しく分析するとともに、将来に向けての都市づくりの基本姿勢がどうしても私は必要ではないのか、こう考えておりますけれども、市長の所見を承っておきたい、こう思います。

 第2点の広域行政についてでございますが、これも大変難しい問題でございますが、私は現に四市複合組合ということで、船橋市、習志野市、八千代市、鎌ケ谷市の4市が伝染病隔離病者や特別養護老人ホーム並びに馬込斎場、これらの施設の管理運営を行っております。この4市は交通問題や道路、公共下水道、河川、教育、あるいは福祉、環境等について、互いに深いかかわりを持っております。私は地方自治拡大のためにも、この4市が協力・協調して、ある意味では政令都市を視野に入れた、そういう検討の時期に今日来ているのではないかと判断をいたします。市長の所見を承っておきます。

 次に、平成10年度の予算編成について、市長のお考えをお尋ねしておきます。

 先番議員が、「予算の編成について」という大きな表題で質問をされました。私は小見出しをつけてしまったために、この3項目になってしまいましたけれども、(「つけない方がよかったね」と呼ぶ者あり)これは若干手続の失敗だなと深く反省をいたしております。

 予算編成は市長の専決事項である、船橋の将来を決定する重要な事項でもある、特に新年度10年度予算につきましては、先ほども先番議員が指摘したように市長が初めて行う予算編成であり、向こう4年間の市政執行の方向づけをする予算である、こう判断をしても間違いではないと考えております。市民とともに私どもも大きな関心を持ってその予算編成を見たい、こう思っております。

 先ほども指摘がありましたように、経済の停滞で税収が伸びない、こういう答弁もございました。税金等の滞納が拡大をする傾向にある、そういうことも聞いております。歳出の面では、経常収支、中でも需用費の人件費を中心として増加は避けられない、そう見られております。10年度予算の各部課の予算要求についての、助役の名における通知の中には、9年度の通知内容よりも後退した内容になっているように、私は見えてなりません。財政運営に関する取り組みの姿勢が、ある意味では緊迫感が欠けておる、そのように見えてならないのであります。特に指摘したいのは、市の事業に関する民間委託に関する注意、留意事項が欠落をしております。これもまた後で指摘をしたいと思いますが、そういう意味で、市長の予算編成に関する基本的な姿勢をお尋ねしておきたい、こう思います。

 そこで、小見出しに入ります。

 私は、夜急診を市の直営にする時期に来たな、こう考えて提案をしたいと思っております。昭和48年12月1日に医師会の理解と協力を得て、夜間休日の急病人に対応するためにこの施設が設置をされ、以来24年、365日、診療を休むことなく、多くの実績を上げてこられました。今日まで医師会に全面的委託をしてまいりましたが、この事業も医師会に余りにも大きな負担を強いていると私は思います。この夜急診を市の直営にして医療センターに機能を移すとともに、現在の位置も早晩撤去しなければならない、そういうこともありまして、私は近い将来、医療センターに接続するところに新しく建て、医療センターの医師を増員をして、夜間救急診療、ドクターカー、そして医療センターが常に連携を保ち、急病人の手当てとともに、過ちのない体制づくりを行うべきである、そう私は考えます。このことは人命を守るとともに、経費の節減と医療サービス機能の向上につながると考えますけれども、市長の所見をお伺いしておきます。

 次に、民間委託についてであります。

 市の事業の一部を民間事業者に委託をする、その傾向は今後とも私は拡大するのではないか、そう判断をします。費用の軽減のために行うという、その理由を理解できないのではありませんけれども、サービスの低下につながるおそれをどなたも否定できないのではないか、こう考えます。市は民間委託にするための条件、基準、いわゆる委託マニュアルを持っているのかいないのか、あれば開示をしていただきたい。

 これは各課、各部それぞれ持っておりますので、市全体として1つのマニュアルを持たなければならない、そう思います。そのことは、サービスの内容等の苦情や要請をきちっと受けとめる窓口、責任体制、そういうものを確立をする必要があるとともに、委託事業の市が行う評価を公表すべきであろうと思います。これこれの事業を民間に委託した場合に市はそれを評価をして公表する、公開をする、議会に報告をする、このことは極めて重要なことだ、こう考えております。したがって、その方針について市長の所見と、助役が出しました10年度予算要求の中に、民間委託が欠如したその理由等を説明していただきたい。

 次に、各種団体の補助金見直しについてでありますが、各種団体に対する市の補助金の支出については、それぞれの経過があり、歴史があり、意味があると思います。しかし、今日の財政事情を考慮して、私は全面的に見直してはどうか。その1つには、市の行政にボランティアで協力している団体や、例えばそれは町会自治会、これらは私は手厚くすべきである。教育、文化、福祉等の団体についても、私は手厚くすべきである。しかしながら、行政に協力はしておるけれども、団体として事業を行っておる団体、例えば商工会議所、医師会、あるいは青色申告会等、みずからが会費を持って対応できる能力のあるそういう団体には補助金を大幅に減額か見直しをするべきだ、私はそう考えるのでありますけれども、市長の所見を承っておきます。

 次に、新都市建設構想についてでございますけれども、海老川上流地区の開発は船橋市の将来に最も重要な影響を与える事業である、こう私は考えますし、市長ご自身、海老川上流地区に東葉高速鉄道の新駅を設置をする構想を持たれております。大橋前市長は、環境共生まちづくり条例をもとにして、21世紀型と文化発信基地を目指して、美術館、音楽ホール、女性センター等の文化施設を建設して、水と緑の新しい都市、新都市を建設を進めていきたい、こういう構想を持っておりました。私は前市長の構想をもとにして、文化芸術ゾーンや市民サービスゾーン、その中には将来市の市役所や保健所、そういう公共施設を持っていく。これらの新都市計画は、周知を集めて長期計画に基づいて建設をすべきだろう、こう考えておりますけれども、市長の建設構想をお伺いしておきます。

 次に、市の機構について触れさせていただきたいと思います。

 1点目は、女性のキャリア開発を支援するとともに、幹部職員の研修の場を提供して、登用の道を広げるべきである、こう考えます。男女同権、平等、なぜ女性だけ特別にという議論もあろうかと思いますけれども、私は今日女性の地位向上のためにそういう機会を与える、その必要性があると考えますし、市長みずから女性登用を大きなテーマにされております。したがって、その考え方をお尋ねしておきます。

 2点目は、女性助役の件について触れておきたいと思います。

 市長は前回の前々になりましょうか、滝口四郎議員の質問に答えられて、適性な方がいなかったので今回は不可能であるけれども、任期中には行いたい、こういう発言をされました。私は、公約というのは大変重いものである、これによって藤代新市長が誕生したか否かを決するような内容である、私は考えるんです。それにもかかわらず、適性な方がいなかった。あえて私は申しますが、なぜ選挙公報に出す前に、市民の皆さんに発表する前に、特定の人、適性な人何人かに当たり、確約をとって、そして行うのが責任のある私は態度ではないのか。そういう点では、私は新市長藤代市長は責められてしかるべきではないか、そう考えるのでございますけれども、その経緯についてお尋ねをしておきたい。

 そして、市長は、2人制を主張されておりますけれども、女性助役を登用する場合には、3人制でなければならぬのではないか。中央との関連を、私は今すぐ断ち切ることはできないであろう。そうしますと、助役は3人制にならざるを得ないのではないか。そのことについてもお伺いをしておきたい。(「行革に反するよ」と呼ぶ者あり)

 次に、緑の確保についてお尋ねいたしますが、船橋は年々、公園の増設が図られ、緑の確保に努力をされておりますけれども、私はまだこれからも拡充が図られるでありましょうし、図らなければならない、こう思っております。公園の中に、管理を専門的に行う管理課を設置をして、現在500カ所以上にあります公園及び広場の管理を徹底すべきである、そのように考えておりますけれども、考え方をお尋ねをして、第1問を終わりたいと思います。

[市長藤代孝七君登壇]

市長(藤代孝七君) 千葉議員のご質問にお答えいたします。

 船橋市の将来像についてということでございますが、船橋市は歴史のある町としての船橋、鉄道網の発達している船橋、緑豊かな船橋、市民の憩いの場としての海を持つ船橋、市民活動や文化活動の盛んな船橋など、多面性を有している都市であります。そこで私は、船橋市のまちづくりを進めるに当たりまして、さまざまな船橋市の特性をバランスよく生かしながら、市民の皆さんから、住んでいてよかった、これからも住み続けたいと言っていただける船橋市をつくることを基本として、福祉の先進都市づくり、都市基盤整備と地域経済の活性化、地域に開かれた教育と市民活動の充実の3つの柱によって進めてまいりたいと考えております。今後、船橋市の都市像につきましては、基本構想、基本計画策定の中で市民の皆様、議員の皆様のご意見をお聞きし、具体化してまいりたいと考えております。

 次に、政令都市についてでございますが、四市複合事務組合を核とする政令指定都市を目指す考えはないかということでございますが、現在、政令指定都市につきましては、市民、市議会の皆様や各方面からの機運を見ながら考えてまいりたいと考えております。

 次に、新都市構想についてでありますが、海老川上流地区の新都市構想は、かねてから私は、この地区は船橋市民の誇りとなるような、新たなまちづくりが実現できる市域に残された貴重な空間であると考えております。これまでの市の取り組みの経緯から、この地区は地権者が中心となって地域づくりが進められておりますが、私が就任後間もなく、地域づくりの準備委員の会長さんらが私のところにお見えになりました。その際、会長さんからは、後世に誇れるまちづくりをしたいとのことで、市にも特段の配慮をしてほしいとの申し出もございました。私は、この事業は船橋市民に夢を与える最後のビッグプロジェクトになると考えておりましたことから、できる限りのバックアップをしてまいりたいとのお話もしたところでございます。

 さて、ここをどのようなまちづくり、地域づくりを行っていくか、私なりに考えていたこともございますが、ただいまご提言いただきましたことや、多方面のご意見、先進地の状況なども十分参考にさせていただきながら、100年にも耐え得る構想を描いてまいりたいと考えております。

 そして、先々建設される上物施設計画は別といたしましても、まずは地区全体の土地利用や都市基盤施設の計画を取りまとめる必要もございます。地元での検討と並行して庁内でも検討してまいりたいと考えておりますが、この地区の整備手法としましては区画整理事業をベースとしておりますので、何よりも地権者の皆様のご理解と協力が不可欠でございます。ご提言の文化施設なども含めて、少し時間をかけて取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、女性の助役登用のことでございますが、千葉議員ご指摘のように重く受けとめておる次第であります。現時点では適任者が見つからない状況でございますので、任期中、公約の実現に向けて努力してまいりたいと思っております。

 そして、3人制の助役のことでございますけれども、これは議員の皆様方のいろいろなお話の中にも必要かどうかということも聞いてみたい、このように考えております。今の段階ではなかなかそのようにいかないかとは思っていますけれども。

 以上であります。

[保健衛生部長大鹿一之君登壇]

保健衛生部長(大鹿一之君) 夜急診についてお答えをいたします。

 夜急診は、昭和40年代に社会問題化していた夜間急病患者のいわゆるたらい回しの対策といたしまして、昭和48年12月1日に現中央保健センター内に夜間、休日における救急患者に対する1次診療所として、年中無休で毎日午後9時から翌朝の6時まで開院しているものでございます。中央保健センターも開設以来24年を経過し、施設が老朽化しており、修繕等の費用負担が増加していること、敷地の一部が都市計画道路、いわゆる3・3・7号線が計画されておりまして、狭隘な土地がさらに狭隘になる、このようなことから駐車場のスペースが減少されることから、市といたしましても将来移転を考える必要があると思っております。

 なお、そのときには現在の状況が開設当時の状況とは大きく変わっておりますので、ご指摘の点を含め考えてまいりたい、こういうふうに思いますが、ご質問者のご提言がありました、いわゆる市の単独事業とすることにつきましては、夜急診が成立するまでには大変な歴史的な経緯がございましたので、その点を十分ご理解いただいた上の中で、現段階では市の単独事業としては考えておりません。

 以上です。

[財政部長織戸雅夫君登壇]

財政部長(織戸雅夫君) 事業の民間委託の条件に関するご質問でございますが、市が行う民間委託にはいろいろなものがございます。そのため、委託に当たっての条件を一般的な形でその内容を定めておくというよりも、委託するに当たっては、事業の内容の特殊性に応じて個々に仕様を定め、契約事項に盛り込み、内容を明らかにしておくことが必要であると考えております。また、直営で仕事をやるか、委託に切りかえるかという判断に当たっては、コストのみではなく、必要なサービスを確保することに十分留意する必要があると考えております。

 それから、民間委託が今回の助役依命通達に欠如をしている理由は何かということでございますが、これは平成8年に既に全庁的に全部長を構成員といたしまして行政改革大綱を定めております。そして、9年度からの3年間で実施すべき事項というものも定められておりまして、それは庁内的には当然の前提になっております関係から、改めて文言という形では出してはおりませんが、事業の見直しを徹底的に図るようにという形で全庁的には指示をしてございます。

 なお、この行政改革大綱につきましては、自治省からさらに数値目標を定めるようにというような通達も来ておりまして、現在、さらにこの見直しに入ろうとしております。

 また、責任体制についてのご質問でございますが、市としての責任は、委託する事業ごとに責任の強弱は大きく異なってまいりますが、委託者として責任を十分に果たしてゆく必要があり、関係課相互間や民間業者との連携に十分配慮してまいりたいと考えております。

 次に、各種団体補助金のうち、ビジネスにかかわるものは助成をやめるべきではないかとのご意見についてでありますが、現在、平成10年度の予算編成に入っております。行財政改革の一環として補助金の見直しも重要な検討項目の1つになっております。個々の補助金については、今後の作業の中で必要性について庁内で十分議論し、結論を出してまいります。

[総務部長川名部正一君登壇]

総務部長(川名部正一君) 市の機構のうち、女性の登用についてまずお答えいたします。

 女性の幹部職員への登用は、あくまでもその職員個人の能力、あるいは適性に応じまして、適材適所の人事を行うことが原則でございまして、男女の区別なく公平に取り組むべきと考えております。しかしながら、女性の持つ視点や感性を行政運営に反映させることの重要性も認識しておりますので、女性の幹部職員への登用には、研修など人材育成に努めてまいりたいと考えております。

 それから、緑の機構の関係でございますけれども、組織、機構の見直しにつきましては、現在スクラップ・アンド・ビルドを基調に、簡素で合理的な組織にすべく検討しているところでございます。ご質問の公園管理専門組織につきましても、現在の公園管理方法の見直しや担当課の今後の業務量及び施策等を総合的に勘案して、効率的な組織を検討してまいりたいと考えております。(「立ち話程度じゃだめなんだよ、ちゃんとやらなくては」と呼ぶ者あり)

[千葉満君登壇]

千葉満君 2問を行います。

 今、市長が船橋市の将来像について、多面的で特性を生かしながら福祉の先進都市をつくりたい、こういうことをお考えになられ、基本計画をつくったときに具体的に申し上げたい、つくりたい、こういうご意向でございました。確かに私は、船橋に多面的な点があり、どういうまちづくりをするのが1番よろしいのか、こういう点では非常に課題が重いと考えております。

 しかし私は、時代を超えた行政、すなわち緑を大切にする、環境にやさしいまちをつくる、そして文化を育む、そういう都市をつくっていく。特に京都会議におきまして地球温暖化の問題で大変議論になりました。各都市においても緑をどう確保し、緑をどうふやしていくか、これは近代都市に与えられた宿命であろう、また責任であろう。そういう点では、私は都市づくりの目標として、どうしても緑を、これは時代を超えて都市の要請であろう、そして人間が常に文化を、教育を育んでいこう、そういうのも都市の要請であろう、私はそう考えております。

 したがって、いろいろなことを多面的という表現を使われ、福祉の先進、こういう表現を使われましたけれども、しかしそれは都市機能ではなくて、私は施策であろう、こう考えます。したがって、100年後に対応できるような、たとえそれが目的は100年後であっても、そういう都市づくりをするように私は全力を挙げるべきであろう、そう考えておりますので、長期計画を立てるに当たって、ぜひその点も考慮に入れていただきたい、そう考えております。

 政令都市につきましては、機運が見えてからと大変慎重な発言をされておりますけれども、これはかなり慎重に扱う点ではあることは私も理解をしております。しかし、4市の中で船橋がリーダー的な立場にあるということを頭に置いていただきたいと考えております。人口はこの4市が集まりますと95万を超え、面積は180平方キロになります。あとは施設の問題でございます。したがって、各議員さんの皆さんや各市の議員の皆さんが、私の知っている範囲ではかなり関心を持たれております。しかし、それをどのように話のテーブルに着く、どういう目的を持って政令都市をつくろうか、その課題が残っておりますけれども、私は藤代船橋市長さんの今後の言動といいますか、考え方、これが大きく注目されるところであろう、こう考えております。私は、この件については検討に値する項目として市長もぜひお考え置きをいただきたい、こう考えております。

 夜急診について、市の直営を考えていない、これも評価の違いではないかと思っております。医師会の皆さんの協力を今日までいただいたことは、先ほど申し上げたとおりであります。しかし、医師会の皆さんにこれ以上お願いをするということは、私は負担の超過ではないか。したがって、医療センターでその医師を増員をして、医師会が行ってきた当番制その他の点について、ちょっと対応できるのではないか。これは経費の点でも、医療機能の点でも私はすぐれておる選択だ、こう考えております。

 ただ、部長がなぜ答弁したのか、その点は十分に推察ができるんでありますけれども、市長の直接の決断には若干時間が早過ぎたかな、こう考えております。

 医師会の皆さんに、これからも我々が考えているような夜急診の体制をこれからもとってください、そう言うことは酷だ。医師会の実際の当番制その他を拝察すると、そうは行っていない。医療センターのオープンベッドの活用もそうであります。それらを全部総合的に考えて、私は夜急診はそろそろ市の手においてやる体制に入ってきた、そう理解をしております。その点についてはぜひお考え置きをいただきたい、そう考えております。

 民間委託につきまして、それぞれのセクションで、それぞれの希望で、それぞれの特殊性があってマニュアルは持ち得ない、そういう答弁でございました。私は、かなりこの答弁は無責任ではないか。なぜ民間委託にするのか。直営よりも民間委託の方が(予定時間終了5分前の合図)経費が安くなるから、それで民間委託をするわけです。本当に民間委託した方が安いのかという事業の評価を公開すべきではないのか。そのためのマニュアルをつくって、こういうものは民間委託にする、そのことの姿勢がない、これは本当に財政を改革をする、そういう姿勢に欠けておる顕著な例ではないか、私はそう断言せざるを得ない。民間委託は安い、ただそれだけ。どういう仕事をしたか、その評価は何なのか、そのことを公開をするように努力をすべきであろう、そう考えますので、この点についてはもう1度答弁をいただきたい。

 以上で質問を終わります。

[助役清矢守君登壇]

助役(清矢守君) 民間委託についての再質問にお答えをいたします。

 まず、私の依命通知に民間委託という言葉がなかったということなのですが、これはこの議会でも再三ご答弁させていただいておりまして、そこでもうご理解いただいていると思いますが、私は民間委託というのは積極的に推進すべきだと従来から考えております。

 最近、いわゆる民間の民間委託というのがございまして、アウトソーシングという言葉だそうでございますが、ある銀行で電話のサービスがございまして、私、不満だったものですから文句を言いました。そうしましたら、今のところは職員がやっているので、ほかの業務に紛れてサービスが行き届かないことがあるけれども、今度から外に外注することにしたので、サービスが悪い場合は会社を取りかえるので、これからサービスがよくなります、こんなふうな答えをいただきました。ある外資系の銀行の話でございます。

 したがいまして、民間委託は今、安いためにだけやるというふうにご指摘もありましたが、そういった民間同士の競争によりまして、よりよいサービスをしていただける、そういった期待もできるのではないか、こんなふうに思っております。そして、民間に委託すべきかどうかの、いわゆる評価基準といいますか、委託すべきかどうかの基準をつくって、それを公開すべきだということでございますが、これにつきましては他団体の例など研究をさせていただきたいと思っております。

 以上でございます。(「そういう考えを持っているんだ」「助役も民間委託にしちゃえ」「助役も民間委託だよ」「まず最初に助役からリストラしてもらったら」と呼ぶ者あり)

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議会運営委員長(瀬山孝一君) 暫時休憩願います。

副議長(村田一郎君) ここで、会議を休憩します。

午後4時7分休憩

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