平成10年第1回船橋市議会定例会会議録(第6号・1)
 

 平成10年第1回船橋市議会定例会会議録(第6号・1)

 

議事日程(第6号)

平成10年3月13日(金曜日)

午後1時開議

第1 平成10年度市政執行方針及び議案第1号から第55号まで(質疑)(前会の続き)

第2 陳情第2号から第11号まで

第3 会議録署名議員の指名

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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午後1時6分開議

議長(大沢久君) これより、会議を開きます。

 議事日程は、配付したとおりであります。

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議長(大沢久君) 日程に入ります。

 日程第1、平成10年度市政執行方針及び議案第1号から第55号までの55案を議題といたします。

 昨日の会議に引き続き、質疑を行います。

 通告に基づき、順次質疑を許します。

 山本和宏君。(拍手)

[山本和宏君登壇]

山本和宏君 質問をさせていただきますが、5番目の予算についてという項目は削除させてもらいます。それから、順番は若干変えまして、道路問題については道路占用料についての後に入れさせてもらいます。

 まず、介護保険と老人保健福祉計画についてでございます。

 昨年の12月9日に介護保険法が国会で成立しましたが、国会の審議の中で、保険あってサービスなしになる、高齢者や低所得者の多くが重い費用負担でサービスを受けられないなど、制度の根幹にかかわる問題点が明らかになりました。それにもかかわらず、こうした国民の不安の声をよそに成立を強行した与党や民主党などの責任は重大であります。

 日本共産党は、第1に、介護の基盤整備に国の責任が明確にされておらず、保険あって介護なしとなることが明らかになったこと、第2に、保険料、利用料の負担が重く、多くの高齢者、低所得者が介護サービスを受けられないこと、第3に、要介護認定の問題で、介護を必要とされる実態に応じて公平に適切な認定が保障されないばかりでなく、保険給付に大きな格差が生まれること、大きく言って、以上の3つの理由からこの法案に反対をいたしました。

 介護保険法が欠陥だらけの法律であり、社会福祉が大きく後退するのではないかという不安は、今や国民的なものになっています。現に参議院の議決でも、保険あって介護なしとならないよう、介護保険法施行までに介護サービスに関する人材、施設等の基盤整備を着実に進めることを要求している決議案になっておりますが、これを見ても明らかであります。

 船橋市民にとっても、法律が施行される2000年までに船橋の基盤整備はどこまで進むのか、今受けている福祉サービスはどうなるのか、果たして満足な介護サービスが受けられるのだろうかと不安になるところであります。

 本会議のこれまでの質疑の中で明らかにされたように、市の福祉保健計画の目標達成はとてもおぼつかないようであります。特別養護老人ホームは1998年度の予算ベースで81.2%の到達率と予想されていますが、最終年度までに100%になる見通しは立っていません。その一方で、入所が必要と判定されながら入所できない待機者は、去年の10月1日現在で226人であったのが、それからわずか5カ月しかたっていない今月の1日現在で260人にも膨れ上がっています。仮に100%達成できたとしても、なお何百人もの待機者がいるという事態になるのは目に見えています。

 デイサービスセンターに至っては23コミュニティーに1カ所という控え目の目標に対しても、1998年度の予定では15カ所と大きな立ちおくれを示しています。

 ホームヘルパーは来年62人ふやすとしていますが、すべて非常勤者で、常勤ヘルパーの増員はゼロであります。これでは介護保険制度のホームヘルプサービスを支えるマンパワーの確保には到底及びません。

 介護保険制度の実施を2年後に控えて、老人保健福祉計画の整備の立ちおくれをどのように見ているのか、今後2年間で何をどこまで引き上げようとしているのか、今後の見通しを明らかにしていただきたいと思います。

 高齢者福祉をトータル的にとらえると、介護保険制度はその一端を担う制度であっても、それだけで解消できるものではありません。介護保険サービスを含め、高齢者福祉の全体の水準を大幅に引き上げていくことがどうしても必要です。福祉先進都市・船橋を目指す市長として、介護保険制度によって受けられるサービスが現行の福祉サービスよりも後退させることは決してしない、また介護保険のサービスには含まれていないが、現在、市として実施している福祉サービスは前進させることはあっても、後退をさせることはしないという約束をしてもらいたいと思いますが、市長の決意のほどを伺わせていただきたいと思います。

 次に、ごみ問題について伺います。

 3月1日の広報ふなばしに、この4月1日からごみの出し方が変わりますと報じられてから、これを読んだ市民の間からさまざまな不満の声や意見が我々共産党の議員団にも寄せられています。市の廃棄物一課にもたくさんの苦情の電話がかかってきていて、職員の皆さんの中には電話をとるのが嫌になるほどだと言っている人もいるそうであります。

 多くの方が、ごみの収集方法が変更されるということをこの広報を見るまで知らなかったと言っています。市は昨年来、町会自治会を通じて説明会を開いてきたと言っていますが、一部役員には説明をしても、末端の一般会員にまで説明が徹底されていなかったというところが多いのではないかと思います。

 いずれにしても、この変更については市民の大方の合意が得られていないというのが実態で、それを何がなんでも4月から強行しようとしても、それはいたずらに市民の間に混乱を招くだけだと危惧するものであります。

 しかも、重大なことは、変更の理由として市が挙げていることが、どれをとっても道理のないことばかりだということです。第1に、ごみステーションの美化のためだと言っていますが、きれいに見えるのは、ごみ袋が出されてから収集車が回収に来るまでの数時間だけのことです。ましてや指定ごみ袋以外のものは取っていかないというのですから、美化も何もあったものではありません。取り残されたものは次の収集日まで放置され、その間に猫や鳥などに荒らされて、ステーションの近所の人たちにとっては大迷惑であります。また、だれが指定の袋を使っていないかを住民同士が監視し合うなど、隣近所の関係にもぎくしゃくしたものを持ち込むことになり、プライバシーの侵害にもなりかねません。

 第2に、分別の徹底でごみを減量するためだと言っています。しかし、これまで市民の協力で、船橋では分別収集は他市に比べても進んでいる方であります。指定のごみ袋を押しつけたからといって、分別が今までより徹底するとは考えられません。

 何よりもおかしなことは、ごみの減量のためだと言って指定のごみ袋を押しつけることによって、新たなごみを発生させることであります。指定のごみ袋は一時の間はごみの容器として役割を果たしていますが、収集車が回収した途端にごみになるものであります。使用された指定のごみ袋の分だけ確実にごみの量がふえるのです。1軒1軒にとっては大したことがないように見えても、全市的に見れば大変な量のごみが新たに発生することになるのであります。(「じゃ、どうすればいいんだよ」と呼ぶ者あり)

 第3に、作業員の安全のためだと言っています。これも理由にはなりません。指定のごみ袋にしても、レジ袋に小分けして入れたら、指定袋の外から見て中身が識別、確認できるわけではありません。現場の労働者からも意味のないことだという声が上がっています。

 ごみ問題での説明会や市民との懇談会の中で出されたこれらの批判に、市はまともな反論ができなかったのではないですか。結局、市が指定ごみ袋制を導入するために挙げる理由は、すべてその根拠が崩れています。それでもまだ、市民に新たな負担を押しつけ、新たなごみをふやし、実質的にごみの有料化となる指定ごみ袋制を何がなんでもやろうというのでしょうか。市長に答弁を求めます。

 次に、粗大ごみの回収方法が変えられる問題です。

 これまで月に1回ステーションに出しておけば黙って回収されていたのが、市民が一々個別に電話をして、住所氏名を告げ、指定日を決めてもらって、その日に回収してもらいたいごみだとわかるように名前までつけて、自分の家の前に出しておくと取りに来るというのです。市民にとっては大変煩わしいことであります。

 収集する側にとっても、住所を一々調べて探して取りに行く大変な事務量の増大と手間がかかることを強いられるわけであります。不要な事務を減らして合理化しようという流れに逆行するものではないですか。しかも4個以上は持っていかない、自分で清掃工場に持っていくか、有料の清掃業者に頼めということです。(「3個までだよ」と呼ぶ者あり)これは体のいい有料化への一歩ではないでしょうか。

 粗大ごみがごみステーションに放置されて危険であったり、美観を損なうというのなら、粗大ごみの回収日まで待てないというような事情のある人、また、お年寄りなどステーションまで粗大ごみを持っていけないというような、そういう人に限って、特例で電話申し込みを受け付け、回収するようにし、その他は今までどおり月1回指定日月1回と言わず、2回にふやしても、1週間1回でもいいわけでありますけれども、定例の日を設けて回収する、そういうやり方にすべきだと思いますが、その考えはないか伺います。

 3番目に、議案第44号道路占用料条例について伺います。

 東電などの電気事業者の電柱やNTTなどの電話通信事業者の電話柱などの道路占用料については、一昨年の1996年1月26日付で建設省から通達で改正に当たっての留意点が示され、千葉市などは既に昨年の1997年4月から改定され、引き上げが実施されているところであります。昨年の決算委員会で我が党の石川委員から、船橋ではどうして改定しなかったのか、大企業の東電などに市の対応は甘いのではないか、来年には改定すべきだとの追及もありまして、今回の改定となったものと理解いたします。

 その改定の内容を見ると、かなり大幅な引き上げにはなっています。例えば電柱で見ると、これまでは1,700円だったものが、改定では3種に分けられ、1種は2,200円、1.27倍、2種は3,400円で2倍、3種の電柱は4,700円と2.76倍になっています。しかし、来年度からこれだけ引き上げになるのかというと、そうではなくて、経過措置として電気、ガス、電気通信事業者にあっては各年度の占用料の総額は前年度の総額の1.1倍に抑えるということになっています。その根拠は、さきに引用した国の建設省の通達にあるわけでありますが、何も国の言いなりになる必要はないと思います。条例で引き上げたとおり取っていけないという根拠はどこにあるのですか。あったら教えていただきたいと思います。

 市の財政が逼迫している折、この不況の中でも莫大な利益を上げている東電など、体力のあるところに手心を加えるには及ばないと思います。単年度の上げ幅を1.1倍に抑えたときの増収分は2745万9000円と聞きました。調整をしないで引き上げ分をフルに徴収したら、その場合は増収分は2億3000万ぐらいになると聞いています。これぐらいの引き上げに耐えられない企業ではないと思います。今回間に合わないとすれば、来年度に調整幅を引き上げる方向で見直すことを求めるものであります。市の見解を伺います。

 次に、道路問題について伺います。

 市の主要幹線道路である都市計画道路宮本・古和釜線の整備が芝山団地から高木靴店の間で進められています。この部分の供用開始も数年も待たずにできるのではないかと期待されています。

 そこでお尋ねしておきたいのは、この路線の全体の整備計画についてであります。現在進行中の事業が終われば、当然次の段階へと進んでいくのでしょうが、どこまでをいつごろを目途として進めようとしているのかということです。大まかな見通しでもありましたらお聞かせいただきたいと思います。

 次に、この路線の高根木戸駅のところの踏切の前後の交通安全対策の問題であります。ここはジャスコへの買い物客の往来の激しい場所であり、また道路形態も複雑で、車の渋滞も激しく、大変危険な場所であります。まず、船橋方面から北に向かって行って、踏切の手前の左側にジャスコの駐車場があり、踏切のすぐ手前の右側には線路沿いに駅舎の方向に向かって道路があります。踏切を渡ると、すぐ左に高根公団方面に向かう道路があり、その先、信号の手前左側はバスの停留所になっています。この停留所にはバスベイがないために、乗降客はバスと建物との非常に狭いところで乗り降りをしなければなりません。

 この場所は大変複雑で狭い区間で、車と人とが錯綜する大変危険な場所であります。将来、都市計画道路として整備がされるでしょうが、それまでには相当の年月がかかるものと思われます。それを待つことなく、土地所有者との交渉などをして、できるところから用地の先行取得をしてでも歩道の拡幅など安全対策をとってほしいと思いますが、いかがでありましょうか。市としては、この場所が危険な場所であると認識を持っておられるのかどうかについても、伺っておきたいと思います。

 最後に、駅へのエスカレーターの設置の問題であります。今回、初めて小室駅にエスカレーター、エレベーターの設置するための補助金が予算計上されました。この機会に新京成北習志野駅と高根木戸駅の西習志野側にもエスカレーターを設置することを要望するものです。

 北習志野駅については既に本会議でも取り上げたことがありますが、そのときの答弁では、新京成側が将来駅舎の建てかえなどをするときにあわせて考えたいと言っているので、それまではできないというような回答だったと思います。しかし、高齢者や障害者にとっては、駅舎の建てかえ計画が近いうちにあるというのなら、それを待つのもやむを得ないかと思いますが、いつになるかわからない駅舎の建てかえを待っているわけにはいかない、1日でも早くというのが願いであります。駅舎は現況のまま、現在の階段部分にエスカレーターを設置することは可能だと考えるものです。鉄道事業者と再度折衝をしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。

 高根木戸については、橋上駅に改修した当初からジャスコ側にはエスカレーターが設置されました。しかし、西習志野側にはありません。西習志野側の人がジャスコ側のエスカレーターを利用しようとしても、一たん踏切まで出て、そして踏切を渡って、相当の距離100メートル以上あるかと思いますけれども、歩かなければエスカレーターに到着しません。高根木戸の階段は他の駅に比べても大変高いので、高齢者や障害者にとっては大変苦痛を伴います。西習志野側にもエスカレーターを設置することは時代の要請でもあります。市として新京成に対して設置の要請をしていく考えがあるか伺って、第1問といたします。

[市長藤代孝七君登壇]

市長(藤代孝七君) 山本議員のご質問にお答えをいたします。

 福祉の切り捨て、後退はしないかとのことですが、私は市長就任以来一貫して福祉の先進都市づくりを目指していくことを申し上げてまいりました。財政状況の厳しさは私の予想をはるかに超えるものではありましたが、私の決意にいささかの変化もございません。(「本当かな」と呼ぶ者あり)

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 介護保険と老人保健福祉計画の関係につきましてのご質問に、私の方からお答えをさせていただきます。

 このことにつきましては、既に先番議員にもお答えしておりますけれども、介護保険の実施に向けまして、この保健福祉計画の達成につきましては、私どもこれからも一生懸命工夫を凝らして頑張っていきたいというふうに思っております。

 なお、10年度におきましては、特養につきましては1施設が着工の予定となっておりますし、それからまたデイサービスセンターにつきましては、この特養への併設と、現在、建設を進めております南部福祉センターにも併設をされることになっておりますので、ご理解をちょうだいしたいと思います。

 以上でございます。(「間に合うのかよ」と呼ぶ者あり)

[環境部長吉岡忠夫君登壇]

環境部長(吉岡忠夫君) ごみ問題につきまして、市長へということでございますけれども、私からご答弁をさしていただきます。

 多数ご指摘を賜りましたけれども、私ども電話の云々のお話がございましたけれども、私どもは、ごみ問題につきましてお電話いただいております市民の方々は、かなりのごみに対するご理解の深い方々であるというふうに私ども理解をしております。

 今回、ごみ収集の一部変更につきましては、お話もございましたように街の美化、あるいはごみの減量、または事業系ごみの排除等から実施をさしていただくものでございます。最近の状況におきますと、周辺自治体におきましては同様の指定袋制、あるいは電話の申し込みによります粗大ごみの収集を実施しております。現在のところ、本市だけが取り残されたような状況になってございます。したがいまして、本市がごみのエアポケット状態になっている、このようなことから、他市から粗大ごみ等の持ち込みのおそれもあるというようなことの状況もございます。そういうことで、こういう状況を避ける意味からも、周辺自治体と同様の制度でございますので、市民の方々のご理解を賜りたいと考えております。

 なお、有料化への変更というようには私どもは理解をしておりません。

 以上でございます。(「市民にとっては有料よ」「だれが質問しているんだよ」「市民が質問している」「市民が質問していないよ」「共産党が質問しているのよ」と呼ぶ者あり)

[土木部長鈴木光君登壇]

土木部長(鈴木光君) まず、道路占用料についてご答弁申し上げます。

 国の通達によります1.1を乗じて得た額の経過措置でございますが、平成8年4月の占用料改定が約143%という大幅な上昇を示しているために、激変緩和の趣旨から通達がなされまして、周辺都市におきましても、これにならって改定がなされております。

 本市といたしましても、これに準拠して占用料の改定を提案させていただきますので、ご理解をいただきたいと存じます。(「市民には5割増しというのは平気で言うけどね」と呼ぶ者あり)

 次に、飯山満・古和釜線の整備計画についてでございますけれども、都市計画道路3・4・25号宮本・古和釜線は、現在、芝山団地からラドンセンター入り口まで延長960メーターの区間につきまして、平成元年度から事業に着手いたしまして、用地買収が完了したところから随時整備しております。平成11年度を完成目標に取り組んでいるところでございます。この路線につきましては、都市計画道路のみでなく、他の事業手法も取り入れまして、交差点改良事業といたしまして、ラドンセンター入り口交差点並びにガスタンク前交差点付近を整備いたしております。

 一方、ラドンセンター入り口から新京成高根木戸駅周辺の未整備区間につきましては、今後、関係機関と協議を進めてまいります。新京成高根木戸駅周辺につきましては、ご質問者おっしゃるとおり、私どもといたしましても危険な状況というふうに判断をしておりまして、一部、歩道が設置されていない部分もございます。(「あそこへ信号をつけたからだよ、一番危ないのは。信号をつけたら歩道はなくなっちゃったのか」と呼ぶ者あり)これらの安全を図る意味で、当面の対策としてジャスコ第6駐車場前を含めた歩道整備につきましては、地元地権者の協力が得られれば検討してまいりたいと考えております。この未整備区間につきましては、地権者から買い取りの申し出があった場合には、財政事情の許す範囲で先行取得をさせていただき、事業の推進を図っているところでございます。(「船橋市から申し出しなきゃだめだよ」と呼ぶ者あり)

[企画部長関根忠男君登壇]

企画部長(関根忠男君) 新京成線の北習志野駅と高根木戸駅のエスカレーターの設置につきましてお答え申し上げます。

 鉄道駅のエスカレーター等の設置につきましては、市内に鉄道駅が多くある中、市として優先的に整備する駅の考え方といたしましては、階段の高低差の大きな駅、乗降客数の多い駅、さらに2路線以上の結節駅などを考慮いたしますと、市の玄関口であります船橋駅、また路線が集まる拠点駅であります西船橋駅を優先的に設置することが必要であると考えておりまして、JRと協議を進めているところでございます。

 新京成電鉄におけるエスカレーターの設置の考え方につきましては、人に優しい駅を目指し、全駅を対象に設置する方向で進めていると聞いております。

 ご質問の新京成線北習志野駅につきましては、駅前広場から改札口へ行くまでの階段の段差も大きく、乗降客も多いことや、東葉高速鉄道の乗りかえ駅、ターミナル機能を有している等、エスカレーターの設置が必要であると認識いたしております。市といたしましても、今後、県の助成制度を有効に活用いたしまして、エスカレーター設置の方向に向けて要請していきたいと考えております。

 また、高根木戸駅につきましては、ご質問者の言われるジャスコ側にエスカレーターが設置されておりますが、西習志野側からの利用者が踏切を渡って反対側に行かなければならないため、利用面の不便さはあります。しかしながら、市内の駅ではエスカレーター等のない駅も多いことから、エスカレーター等の設置されていない駅を優先的に考えているところでございます。よろしくお願いいたします。

[山本和宏君登壇]

山本和宏君 では、2問をさせていただきます。

 介護保険について、市長は、介護保険導入後も福祉を後退させないという決意には変わりがないというふうにおっしゃいました。しかし、部長の答弁でもおわかりのように、実際には実施の2000年までに今の保健福祉計画の目標達成というのはほぼ難しい、できない、こういう実態にあること、努力はするけれども、実際にはそれを達成できないということはもう明らかになってきているわけであります。

 そういう事態の中で発足する介護保険でありますが、現に受けられている福祉サービスが受けられなくなるのではないかという、そういう大変な深刻な問題を抱えているわけであります。

 例えば特別養護老人ホームの入所者で、低所得のために本人負担が現在ではゼロで措置されている人、こういう人については、介護保険が実施されると、5年間は猶予期間というか、経過措置があるというふうに聞いておりますけれども、しかし保険料負担に加えて、介護サービスを受ける際の所得のいかんにかかわらず、介護費用の1割が利用者の負担となり、特養ホームの利用料は2万3000円の食費を含めても4万7000円となるわけで、これが払えない人は入所できないということになってしまいます。また、入っている人も5年経過措置を終えると出ていかざるを得ないということにもなりかねません。

 こういう事態はホームヘルパーの派遣事業でも深刻であります。現在、市にお伺いしますと、ホームヘルパー利用者の約75%の人は利用料がゼロとなっています。しかし、これが介護保険導入後は月に6,000円から、最高で2万9000円までの利用料が取られる。お金のない人は受けられない、こういう実態になってしまうわけであります。このような人を救済する対策について、きちんとした市の考えを持っていなければ、市長が幾ら後退させないという決意を持っていても、実際には後退になってしまう。こういう事態をどのように解決をしていこうとしているのか、この点について改めて伺っておきたいと思います。

 また、この介護保険で給付の対象にならないようなサービスもございます。今、市が行っている老人福祉サービスのうちでも、例えば入院患者やまた寝たきりのお年寄りのおむつ代助成であるかと、また寝具の乾燥や消毒事業であるとか、緊急通報装置の設置の問題であるとか、また各種の配食サービス、給食サービスなど、これは介護保険の給付の対象外となっているわけでありますが、これらも市独自として継続をしていく、そういう決意があるのかどうか、そのことも伺っておきたいと思います。

 いずれにしても、介護保険は日本の社会制度の根幹にかかわる非常に重要な問題であります。私たち日本共産党は、この介護保険法の成立に、先ほど申し上げました3点で反対をいたしましたが、我々としては、じゃ、どういう提案をしているのか。高齢者の介護問題は、国民等しく非常に重要な問題として我々も認識しておりますし、日本共産党はまず何よりも国の責任で必要な基盤整備を行うこと、高齢者、低所得者からは保険料を取らず、利用料も廃止すること、在宅介護手当を設けて、介護を必要とするすべての人を給付の対象とする、こういうことを中心とした保険制度と措置制度の組み合わせによる公的介護制度を提案しているところであります。いずれにしても、こういう制度に前進させていくために今後とも努力していきたいと思っております。

 ごみ問題では、結局、先ほど挙げた3つの市の導入の理由に対する批判に対する反論はございませんでした。結局、どれも市としては反論できないことではないかと思うんですね。それで、近隣の都市がやっている、船橋だけがエアポケットになっている、だからやらなければならないんだ、ご理解を賜りたい、こういうことでありますけれども、実際には指定ごみ袋制を押しつけて、これを買わせるということ自身、有料化への一歩ではないですか。これを買うということだけで、どれだけの負担が市民にかかってくるのか。

 これは1人1人、1世帯1世帯にしてみれば非常に少ないようでありますけれども、例えば販売価格30リットルの袋が10円で販売をすると言っています。年間にどのぐらいの袋が使われるのか。これは単純計算でありますけれども、1世帯で1週間に3回、年に52週間ごみを指定ごみ袋で出したとして、船橋では21万世帯ありますから、約3270万袋という数になるわけですね。これを10円で販売すれば、これは販売価格としては3億2000万にもなるわけです。こういう金額がこれによって負担が全市的に押しつけられる、こういう単純な計算でもなるわけであります。

 また、この指定袋を使うことが新たなごみの発生につながるということ、これも私、計算してみましたけれども、これも大変な量のごみであります。今、3270万袋と言いましたけれども、これを30リットル入りの袋を私、計量機でちょっとはかってみたのですけれども、約23グラムなんですね。23グラムとして計算しますと、約750トンになるわけです。750トンというと、先番議員に、ごみの平成8年度の処理単価がどのぐらいかと聞いたのに対して、3万9000円という答えがありました。ですから、その処理単価を単純に掛けてみますと、これも2930数万円の処理単価になるわけですね。これだけのものを一瞬の間に、本当の数時間の間利用されて、ごみにしていく、そういう計算になってしまうのではないかと思います。

 こういうむだなことをしないで、もちろんそれを使いたいという人をあえて私はやめろとは言いませんけれども、今までのことで何ら問題ない。私の家の近くのごみステーションでも、緑の指定のごみ袋以外にも、きれいなレジ袋でほとんどきちんと出されておりまして、それの回収に何ら私は支障がない事態を見ているわけでありますけれども、今までどおり、すべてのごみを持っていく。レジ袋にしても、スーパーのレジ袋を市は市の指定のマークを入れてもらうように協力を要請しているけれども、なかなかその要請にこたえてもらえない。そういう事態があるのならば、そういうことが進むまでの間、暫定的にでも今までどおりごみ袋は回収してもいいという考えを持っているやに伺っていますので、4月1日からごみ袋を大量に取り残していくようなことのないように、きちんと清潔なごみステーションを確保できるようにする決意があるかどうか、この点について伺っておきたいと思います。

 道路占用料の問題については、法的には何ら通達どおり1.1倍に抑えなくてはならない法的な問題はないわけであります。大体、本当に企業に対して非常に甘い市の姿勢というものは、北口の地下の駐車場の道路占用料を取っていない、この問題にもあらわれているわけであります。これは指摘だけにとどめますけれども、あの地下の駐車場は市がつくってやって、そして全く道路占用料も取らない。無料にして、そして無料で貸している。そして、しかもそこで大きな利益を上げながら、あの市長選挙のときに指摘がありましたけれども、前大橋市長の親戚の者を社長に据えて、何百万もの給料を払っている、こういうような不当なことをやっているわけであります。そういうような(予定時間終了5分前の合図)大企業奉仕の姿勢を改めて、取るべきところからはきちんと取っていく、こういう姿勢を示していただきたいということを、この点では要望をしておきます。

 道路問題については、ご努力をぜひお願いしたい。エスカレーターについてもお願いしたいということを要望して、終わりにいたします。(「ごみの答弁もらいな、ごみの答弁」「ごみが出ないように食べてしまえばいいんだよ」「3問やる時間用意しておいてね」「しっかりとごみの答弁もらいたいからね」と呼ぶ者あり)

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 介護保険につきまして、2問につきましてお答えをいたします。

 初めは、介護サービスと現行制度のギャップについての問題でございますけれども、ご指摘がございましたように、介護保険法の施行時におきまして、特養に入所される方の利用料につきましては、施行後5年間は負担能力に応じた減免措置が講じられることになっております。しかしながら、具体的な取り扱いにつきましては、今後国の方から指導指針の形で示されることになっておりますので、現時点でこのことにつきましてのご回答を申し上げることはできません。

 それから、ホームヘルパーにつきましても同様のご指摘がございましたけれども、これもご案内のように、介護保険では1割の負担ということになっております。このことについては、生活保護世帯についてきちんと規定をされておりますけれども、残余の方につきましては、これもやはり指導指針によるものというふうに私どもは理解をいたしているところでございます。

 それから3番目は、介護保険の対象とならないサービスをどうするのかということでございますけれども、このあたりのことにつきましては、先ほど市長が答弁をされたとおりだというふうに思っておりますけれども、具体的には私ども10年度に実施予定のための高齢者実態調査を行い、そして介護保険事業計画や、新たな保健福祉計画をつくることになりますので、この作業の中で十分検討してまいりたい、このように考えております。

 以上です。(「解説しただけじゃだめだよ、どういうふうにするか」と呼ぶ者あり)

[環境部長吉岡忠夫君登壇]

環境部長(吉岡忠夫君) 再質問にご答弁をいたします。

 やはりステーションまでは、やはり市民の方々のご協力によります責務であろうというふうに私は理解しております。指定袋の導入につきましては、やはり市民の方々に使用していただくことが基本でございます。私ども収集をしないということが本意じゃございませんし、状況によりましては張り紙による警告であるとか、また指導員による指導等もさせていただきます。また、状況によりましては収集をしかねるというようなことも考えていきたい、このように考えます。

 以上です。(「どういう状況だと、しかねるの」と呼ぶ者あり)

[山本和宏君登壇。「収集するということね」「強制をしないということなのかしら」「建前を聞いただけじゃ、おもしろくも何ともない」「でも、大分トーンダウンしたよ」「駅前はどうするの」と呼ぶ者あり]

山本和宏君 ごみの問題については、4月1日から、今のお話では収集しないこともあり得るというのですから、原則的には収集するんだというふうに我々は理解したいと思いますが、いかがですか。(「おかしいな、おかしいな、これは」と呼ぶ者あり)絶対に取り残しをして、それによって美観を損ねる、また近所の人に迷惑をかけない、こういうことをはっきりと約束をしていただきたい、そのことを最後にお願いします。答弁をお願いします。(「ほら、走れ」「まだある」「収集しなくていいよ」「ほら、環境部長」「まだありますよ」「ほら、部長、走ってきてよ」と呼ぶ者あり)

[環境部長吉岡忠夫君登壇。「しなくていいよ、収集は」と呼ぶ者あり]

環境部長(吉岡忠夫君) 今2問で申し上げたとおりでございます。(「収集するってことね」「収集しないってよ」「収集すると言ったんだよ」「すると言ったのよ」と呼ぶ者あり)

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