平成10年第2回船橋市議会定例会会議録(第7号・3)
 

 平成10年第2回船橋市議会定例会会議録(第7号・3)

 

午後2時54分開議

副議長(村田一郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第1の一般質問を継続します。

 池沢敏夫君。(拍手)

[池沢敏夫君登壇]

池沢敏夫君 鬼のかくらんとでも言うのでしょうか、健康保険というのは若いころに骨折か、あとは最近では歯医者に行ったときぐらいしか使った覚えのない体が、どうしたことか、(「年なんだよ、もう」と呼ぶ者あり)あの8日の徹夜議会以降体調を崩しまして、非常にけだるさで、寝れば治るんだろうということで3日間寝通しました。何か食べたりのどに入れると下が催してしまうものですから、そのまま3日間飲まず食わずで寝ていたところ、どうやら酸欠ではなくて脱水症状たる状況だということです。

 早く高橋先生のお話を聞いて、何とか還元水とかというのをいただけばよかったのかもしれませんけれども(「もう遅いんじゃないか」と呼ぶ者あり)指が原稿を書こうと思うと硬直しちゃうんですよね。書こうという意識だけで、つっちゃうんですよね。(「まだ震えてこないならいいじゃないか」と呼ぶ者あり)それはどうやら体じゅうの塩分、カルシウム、カリウム分が全部出切ちゃったためだと。

 それらを補充するのに、今さら急いで飲んでも間に合わないから点滴を打てというので、生まれて初めてブドウ糖とその何とか液というのを500ミリリットルずつ2本ずつ毎日血液の中に入れていただきまして、何とか質問に間に合ったようですが、いつものように体に力が入りませんから、ぜひご静粛に聞いていただくことを最初にお願いをいたします。(「無理しない方がいいよ」「よかったね、高橋さんの仲間がふえて」と呼ぶ者あり)

 最初に、福祉の先進都市づくりということで通告をいたしましたけれども、さきの第1回定例会におきまして、5つの質問の中で、私は市長の選挙公約でもあるし、そして当選後の最初の市政執行方針で第1に掲げた福祉の先進都市づくりについての質問をいたしまして、市長から、だれもが安心して住めるまちづくりを進めたいんだという基本的なお答えのもとに、専門家から立て板に水のごとく、今、船橋に必要な福祉の施策を10項目以上お聞きをいたしました。

 福祉全体の課題は順位をお示しすることは極めて困難である。しかし、まず第1に考えられるのは、2000年の4月から実施を予定されている介護保険に十分耐えられるような高齢者サービスの充実が1番だろう。中でもということで、特別養護老人ホームの建設からデイサービスセンターの設置、そして在宅高齢者への支援として巡回型のヘルパーの養成、マンパワーの確保としての老人大学の介護科の設置やボランティア大学の設置、児童福祉の関係では学童保育の問題、あるいは障害のある方々への雇用や自立の問題など、たくさん挙げられました。

 そんな中で私は、時間がないから次回に送るけれども、私の認識している1番大切な課題は、1つは、確かに序列はつけられない、どれもこれも必要だけれども、まず考えていただきたいのはバリアフリー。障害者もお年寄りも、あるいは子供さんを抱くお母さんや乳母車を引くお母さんたちや、そのほかだれもが不自由することのないまちづくりを進める必要があるという指摘を第1点いたしました。

 それから、答弁の中になかった課題として、元気なお年寄り、これは元気と書くと、どこかの会派の質問と誤解をされそうですから、健康で意欲的な高齢者の活用についてと変えた方がよかったかもしれませんけれども、いずれにしても企業はおおむね60歳で定年退職という形で雇用は打ち切られます。そして、10カ月ばかりは失業保険で食えますけれども、以降は年金暮らし。そういう方々が町にあふれることになる。恐らく10年後には5人に1人、20年後には4人に1人、そういう方々が町にいることになる。こういう方々の活用といいますか、雇用といいますか、そういう策を自治体が考えることも、これもまた大切な福祉の大きな課題ではないだろうかと指摘をして、時間がなかったものですから降壇をいたしました。きょう、それらの問題について少し詰めてみたいというふうに思います。

 まず、私の指摘、いっぱいやらなければいけないことがあるけれども、さきにできた三山市民センター、確かに高齢者や障害者の方々に優しい建物になりました。スロープがある、段差がない。そして、広々としていて廊下も広い。そして、手すりもきちっとしている。非の一点打ちどころのない施設ではあるけれども、そこまで行く道のりは果たしてどうだろうか。(「船橋に山がなくてよかったね」と呼ぶ者あり)

 残念ながら船橋の福祉行政は、2〜3年前にできた「障害者のまちづくり」という指針に基づいて、これからの建物や、あるいは公共施設にはそういうものが生まれていくんでしょうけれども、従来のところはどうなるのか。私に言わせると、それらは点にすぎない。これらを線でつながない限り、本物のバリアフリーのまちづくりは成り立たないんじゃないか。しかし、それらの施策が見えてこないというふうに指摘をしたいと思います。

 今、(「バリアフリーのところに自転車でバリアをつくっているものね」と呼ぶ者あり)欧米ではノーマライゼーションの考え方に立って、バリアフリーのまちづくりが進むほかに、もう一段高いレベルのショップモビリティーというまちづくりが取り組まれています。イギリスのまちづくりの一例ですけれども、買い物をするのにも、車いすでも障害者でもお年寄りでも自由にできることを保障しなければならない。したがって、店舗の面積がいかに小さくても、そこに並べる商品を少なくして、人が行き交えるように、車いす2台が交錯できるようにする間隔は持たなければいけないという行政指導です。

 商店の方々は抵抗感があったようです。商品が少なくなるということは売り上げの低下に結びつくと危惧をしたそうですが、いやいや、どうして、高齢化の社会の中にあって、そういう雰囲気のまちづくりにお客さんが押し寄せて、従来にも増して活性化し、そして商業ベースが一段と上ったという実績が示されています。(「余り議長、無理させない方がいいよ、顔が赤くなってきたよ」と呼ぶ者あり)大丈夫、大丈夫。生意気に、水なんか飲んだことないのですが、きょうはいただきます。(「その水、よくないよ。高橋さんの水飲んだ方がいいよ」と呼ぶ者あり)

 したがいまして、これからのまちづくりを、新たにつくるところだけに残念ながら集中している。この財政難のときに、これから箱づくりをそう進めるわけにもいかないとすれば、そう障壁をなくした建物が乱立していくとは思えません。問題は、今ある町をいかに不自由なく過ごせるかというまちづくりにするかであります。

 小室の方で障害者用のエスカレーター、エレベーターの設置の予算がなされましたけれども、残念ながらまだ利用率が低い。1番大切なJRの船橋の駅や西船橋の駅や津田沼の駅はどうなっちゃうんだ。これらも即というわけにはいかないけれども、交渉していますの話し合いをしていますの研究していますのの話ではなくて、いついつまでにやるんだというきちっとした目標を持って、そしてどこかそういうことを専門的にセクションとして持つ、あるいは市の福祉部ではなくて、その他建設局以外の市の職員全体がそういう思想に基づいて自分の業務に取り組むという姿勢が望まれるわけですけれども、それらの形態が残念ながらなし得ていないというふうに指摘をせざるを得ません。

 バリアフリーのまちづくり、これからのショップモビリティーのまちづくり(「日本語で言って」と呼ぶ者あり)そのまま言いかえれば、買い物のしやすい街ということだそうです。そういうまちづくりをどう計画的につくっていくか。

 それから、元気なお年寄り、高齢者を常に弱者扱いにするのではなくて、意欲のある健康なお年寄りをどう活用していくかということも、これから考える福祉の課題として大きい視点だろうというふうに思いますが、その辺についてはどう考えられるか。少し意見のすり合わせをしておきたいということで1点目の質問にしておきます。

 それから、2点目に通告をいたしました環境行政の推進についてでありますが、環境と一口に言っても幅が広く、今回の議会でも先番議員数々挙げられておりますけれども、ごみの問題、あるいは環境ホルモンからダイオキシンの問題、もっと広くは三番瀬の保全の問題など、課題が広過ぎます。そこで、僕はきょうは1点に絞って、古紙の利用拡大策についてお伺いをしたいと思います。

 昨年12月、第4回定例会でしたか、補正予算が組まれて、古紙の回収業者に1億円の予算を組んでいたけれども、とても追いつかなくなって、ちょうど倍額の1億円を補正予算で計上する。2億円で、その使途たるや、残念ながら集めていただく業者に補助金として出す程度です。

 確かに業者はトラックに約4段、一生懸命新聞紙や古雑誌を積んで、約1.5トン、これを古紙業者というか、製紙会社に持ち込んで、そしてガソリン代等、あるいは車の経費等を引くと2,000円程度の実入りしかない。それじゃ、やっていけない。だから補助金も投入しなければいけないのはわかるけれども、何としてもこの古紙を出口を広げていくことの大切さを痛感いたします。

 今現在いろいろな取り組みが行われておりますけれども、一例として電気機器類の緩衝材我々が携帯電話なんかを買うと、その包装の中に、傷をつけないように緩衝材として入っているものなど古紙が使われるようになりました。輸送用のクッション材も同様です。

 そのほかに、最近ではプラスチックにかわってマネキンを古紙で、エコボディーと言うのだそうですけれども、1体約1キログラムの古紙を使って、綾瀬のイトーヨーカドーが100体このたび導入をしたそうですけれども、とてもそんなものじゃ追いつかない。

 そのほか金属にかわるものとしては、自販機のあのアルミの缶やなんかにかわったカート缶、まあ牛乳のパックを思えばいいと思いますけれども、いわゆる古紙による紙のジュース類の販売、これらも焼却することも可能ですし、捨てても土に還元するわけです。

 あとはアスファルト舗装に補強材本当に強化されるのかどうかわかりませんけれども、当面、補強材と文献には書いてありますが、それらにも使われる試みが進んでいます。

 皆さんご存じのとおり、卵の10個買うケースなんかも、最近では古紙の緩衝材が使われるようになりました。

 こういう(資料を示す)、これは(「それ飲むなよ、そこで」と呼ぶ者あり)これは電気器具の緩衝材、四隅にはめるものですけれども、それからびっくりしたことに納豆まで最近はプラスチックではなくて古紙でね。僕はだから、これを選んで買うようにしている。

 こういうふうにいろいろ進んできましたから、だから考えれば幾らでもあるのかもしれない。しかし、当面いろいろ試みが全国で行われている中で、船橋に1番マッチして、これならば1番可能性が高いんじゃないかと思われるのが植木鉢です。(「何か随分持ち込んでいるな、そのうち手品でハト出すんじゃねえだろうな」と呼ぶ者あり)苗植えつけようですね。これが現在3円だそうですけれども、残念ながらこれは製造原価10円。そのために、農家の方々も経費は節減しなければならないし、競争に勝たなければいけない。だから、なかなか利用がなかった。あっ、これは活性炭入りの方。こっちだな。揮発性の方。

 それでも、使ってみたら、これだと植えかえないとだめなわけね。燃やすとダイオキシンやなんかの問題がある。こっちはそのまま埋めると、1カ月もするとおおむね土に還元をする。吸水性もいいから、何といいますか……(「根の張りもいい」と呼ぶ者あり)根張りもよくて、1番最初に実験をされて、いい結果が出ているのが白菜です。白菜はこれだけで、この苗をそのまま土に植えるだけで大きな立派な白菜ができる。

 そういう結果を見ると、高くてもこちらの方がいいという動きも含まれて、最近ではかなり利用度が膨らんで、そして今、原価5円まで下げるようになったそうです。もう一息で同格になれる。

 そこで、それらの努力を企業だけに任せていたのでは、残念ながら今の資本主義社会、利益を追求する社会では、損して得取れというわけにいかない。僕はこういう問題に行政がかかわる必要があるんじゃないか。

 その一例が板橋区です。板橋区のリサイクル推進課というところが市内の古紙、新聞紙と古雑誌を1週間に1回ずつ集めて、約4,000トンだったかな、月々集まるのは。これの持っていく先をいろいろ企業と提携をして、栗原紙材、茨城県の新利根町にあるんだそうですけれども、そこは古紙を再生して、紙パルプと混入をして、古紙の混入率の高い再生紙をつくっていたわけですけれども、最近いろいろな需要がふえて、こういったものをつくってきたのですが、板橋区と提携をして今、この生産にかかって、月々10万個生産するようになった。板橋区にも東京都のど真ん中だけれども農家が200世帯、そこのところに働きかけをして使っていただくようにした。

 その結果、全農家が取り組むことによって、ようやく企業もツーペイができるようになったそうですけれども、船橋市長、専門家です。藤代園芸センターでまず使っていただけないだろうか。そして、あわせて同業者に広めていただき、そして支持基盤からご親戚がいっぱいあるでしょうし、うってつけの市長なわけですから、船橋で取り組むならば大変な量がはけるということになると、船橋で生まれる古紙は全部植木ポットにかえて、そして全農家に使っていただく。あわせて市民にも使っていただく啓蒙活動が必要です。

 12年前、あのトイレットペーパーは古紙の混入率が80%程度でした。しかし近年、残念ながら現在はほとんど50%で製造されているそうです。なぜかは、市民の高品質志向によって、白くてきれいなもので、いいものが欲しい。混入率の高いものは悪いと誤解をしちゃう。だから12年間の間に30%も古紙の混入率が下がっちゃうという逆傾向を生んでいます。

 したがいまして、私たちに出される議案の資料も再生紙を利用しています。確かに触った肌触りでわかるくらい、最近は再生紙が利用されていますが、混入率をしっかり示せと書いたら、やりますと言って、まだ変わっていない。これらを80%方、あるいは100%方やってみればいい。それで、その他の細かい資料にはまだまだおくれている点があるから、財政部の方が議員さんから苦情が出るといけないからなんていううわさがあるそうだけど、議員はだれも文句を言う人なんかいるわけないですよね。ちゃんとした認識を持った方々の集まりなわけだから。読めればいいわけで。

 そういう意味から言って、まず市の取り組み、そして市民への啓発活動、あわせてそれらを拡大していくために市が出資して業者と提携をするなり、あるいはこれから計画をしているリサイクルプラザ等、そういった製造工場に発展をさせて、古紙が集められても野積みされている、そして泥まみれになっている状況を何としても解消する。紙を使う量によって、文化のバロメーターだと一時期言われてまいりましたけれども、これからも使われていくことだろうと思いますが、環境を守り、そして資源を大切にしていくために、まず取り組まなければいけない課題だろうということで提起をいたします。

 続いて同じ観点ですけれども、パルプは、紙は木材が一番最適であることは確かです。しかし、木材に頼り過ぎです。今、日本の木材の輸入率は65%。パルプまで輸入量をトータルすると72%に達しています。外国の熱帯雨林まで切り刻んじゃっています。そのことが地球温暖化の最大原因になり、21世紀には環境の変化によって地球のあらゆる生物の生態系が変わってしまうだろうと言われています。大切な子供たちにぼろぼろになった地球を残さないために、ぼろぼろになった船橋を残さないために、今取り組まなければいけない課題として、もう1点、木材を使わないでパルプを製造する施策も考える必要がある。

 考え方としては、麦わらでも、稲のわらからも、あるいはアシだとかモロヘイヤとかコーンだとか海草だとか、あとは余りよく知らない名前ですが、パガスだとかアマランサス、コットンリンターなど非木材資材として使用していくことが可能な植物がたくさんあります。木や草はセルロース、あるいはリグニンとかヘミセルロースという成分からでき上がっていて、その成分比率の異なることと他の有機物が加わることによって、何万種類もの植物ができているわけですけれども、その成分の中のセルロースを30%から50%含んでいるものが紙の原料として使われているわけで、したがって、木材ばかりが使われてしまいました。

 しかし、アフリカや東南アジアや中国の森林のない地域では、昔からそれでも紙はつくってきたんです。何からつくってきたか。いろいろ今挙げた中からつくってきたのでしょうけれども、私は最近一番注目をされているものとして(「ケナフ」と呼ぶ者あり)ケナフなんですが、アオイ科の一年草でケナフというもの。ちょうど1年間で、気候温暖にも異なりますが、約6カ月間で4〜5メーターに成長する。4センチから5センチの幹で1年で収穫をすることができる。

 5月24日に、昨年は印西で種まきをして収穫をしたんだけれども、ことしは土気の農家に理解者がいて、約1,000坪提供を受けたので、そこに種まきに行きませんかとお誘いを受けました。5月25日付の千葉日報の報道を見た方はご存じでしょうし、そのほか各議会でもこの問題は論議をされているところですから、皆さん方もご承知だろうと思うのですが、私はこれらを休耕田対策や、あるいは放置をされている雑草地帯に植えつけることによって、二酸化炭素の吸収、そして酸素をたくさん噴出してくれる空気のおいしい船橋づくりにつながるというふうに思いますが、それらの実験、それらの取り組みなどもこれからの行政の大きな課題だろうというふうに思いますので、まずご所見をお伺いをして、第1問といたします。

[土木部長涌井稔君登壇]

土木部長(涌井稔君) バリアフリーのまちづくりを点から線への充実策として、道路問題が深くかかわっておりますので、私の方からご答弁を申し上げたいと思います。

 道路の新設、あるいは改良等を行う場合には、高齢者や障害者に優しいバリアフリーのまちづくりを目指した千葉県福祉のまちづくり条例、あるいは本市の福祉のまちづくり環境整備指針に基づきまして整備を行ってきておるところでございます。しかしながら、ご案内のように現況の道路につきましては狭隘な道路が多く、車道と歩道が分離されていない箇所が多々多いのも事実でございます。用地取得の問題やら財政問題など困難な課題も数多いわけでございますが、今後とも改良可能な箇所から整備を行いまして、点から線へのバリアフリーのまちづくりの理念の実現に向けまして努力をしてまいりたいと思っております。

 以上でございます。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 福祉の先進都市づくりにつきまして、高齢者を弱者扱いにするなというようなことでのご質問をちょうだいいたしました。

 私ども平成7年度に、保健福祉計画の見直しが8年度にあるのではないかというようなことで、高齢者実態調査を行いました。その結果、改めて確認をいたしましたのは、本市の高齢者の7割から8割近くの方が若くて元気ということでございました。

 そしてまた、この調査の中で、生きがいを感じることとか、あるいは今後やってみたいこと、このような質問を投げかけたわけでございますけれども、その回答といたしましては、旅行であるとかレクリエーションなどの趣味活動をしたい、あるいは近所とのつき合いを深めていく、仲間との触れ合い活動をさらに強化したい、働きたい、そして学習活動、ボランティア活動などにも参加をしたい、こういうようなことが挙げられておりました。

 このように高齢者の方々の生きがいやニーズはまさにさまざまでありますけれども、私どもといたしましては、高齢者をすべて弱者扱いするのではなく、意欲のある高齢者の方々には地域のリーダーとして活動していただくとか、あるいはボランティア活動にも飛び込んでいただく、それからまた、機会があれば働くことによって社会参加を積極的に行っていただきたい、そのように考えているわけでございます。

 このための援助といたしましては、老人クラブへのお誘いであるとか、あるいは老人大学の内容の拡充、さらには今年度からボランティア大学を設置いたしますけれども、こういうようなこと、それから生きがい事業団等によります仕事のあっせんをできるだけ広げていきたい、こういうようなことでいろいろと事業を進めているところでございます。

 今後といたしましては、先番議員にもお答えをいたしましたけれども、この7月の機構改革によりまして、高齢者福祉課の中に生きがい対策係というのが新設されますので、今後はこの係の仕事として、高齢者の方々がいつでも積極的に社会参加ができるような施策、事業というものを一層充実、発展をさせていきたい、このように考えているところでございます。

 以上でございます。

[環境部長吉岡忠夫君登壇]

環境部長(吉岡忠夫君) 環境行政の推進につきましてご答弁をいたします。

 まず、古紙の利用拡大策につきまして、フラワーポットであるとか、育苗箱といいますか等、例示を示されましてご案内がございました。私どもこれらの製品につきまして、数多くの製品が実用化されているということも伺っております。私自身もちょっと勉強不足で、納豆のケースまで古紙の再利用ということはちょっと知らなかったのが事実でございます。

 市といたしましては、古紙の利用につきましてはこれまでも再生紙の積極的な活用等を図ってきたところでございます。さらに、市がみずから範を示すために、環境保全行動計画案を策定をいたしました。船橋エコオフィス21ということで取り組んでおります。

 この中で、古紙配合率、お話にもございましたように100%の用紙の使用を推進するよう準備を進めているところでございます。また、これらにつきまして関係方面にも働きかけをしてまいりたいと思っています。

 ご提言のございました高齢者の雇用拡大であるとか、地球環境の保全の問題につきましては、確かに21世紀に向かってのいずれも大きな課題であろうと認識をしております。今後、私ども将来的な問題といたしまして、これらの活動を行っております、お話のございました板橋区の先進都市の状況等も伺い、かつまた関係者、あるいは専門家等のご意見等も伺ってみたいと思います。こういう中で製品需要の問題、あるいは製造の経費、それから技術的な問題、また流通の問題等もございますので、調査検討させていただきたい、このように考えております。

 次に、ケナフの栽培の推進でございますけれども、ケナフにつきましては、私どもイベント等を通じまして見学した際にパンフレット等で見ただけでございまして、残念ながらそれ以上の認識は持っておりませんでした。ご質問の通告がありましてから、私ども短時間ではありますけれども、にわか勉強をさせていただきまして情報の収集を行いましたところ、ご案内のございましたように、木材パルプの代替品であることから、森林伐採の抑制、また成長が早いということからCO2の吸収率が高い、また休耕田の活用が図れる等の利点があることがわかりました。幸いにも市内にケナフの栽培に興味を持ちまして普及活動に力を入れている市民の方々も多くおられます。またこれらの方々のご意見等もお聞きした上で、栽培上の問題、あるいは製品化の問題についてのことにつきまして勉強をさせていただきたい、かように考えます。

 以上でございます。

[池沢敏夫君登壇]

池沢敏夫君 まず第1点目の、福祉の先進都市づくりについてでありますが、部長、ちょっと誤解をなさらないでいただきたいのは、私は高齢者を弱者扱いするなとは言っておりません。弱者の方々は弱者なりの対応をしてあげなきゃならない。弱者もたくさんいます。しかし、残念ながら今まで行われている施設づくりやその他の在宅介護やなんかは、それらの方々のための施策で追われていないだろうか。それだけに頭が行っていたのではいけないですよという指摘をしているわけです。

 そういうことに関係のない元気な元気と言っては間違えられちゃう。意欲のある健康なご老人方がたくさんいるよ、そういった方々の施策を考えることもまた福祉施策の重要な課題ではないかと言っているものですから、ここのところをちょっとね、微妙で、部長、わからないような顔をしているけど、わかっているの。そういう言い方をしているんだよ、僕は。弱者を大切にしてもらわなきゃ困りますよ。従来どおり一生懸命頑張ってもらわなきゃ困る。

 高齢者とは何歳からと定義も特にないでしょうけど、普通、一般的には65歳から。しかし、予備軍として60歳以上ということで、老人福祉センター等も60歳になれば使う権利があるんだそうですけれども、いわゆる定年退職をして厚生年金で暮らすお年寄りがたくさんふえる。それらの方々が全部弱者として考えるのではなくて、おおむねみんな健康なんだ。その健康な方々の活用策を考えることが1番今大切なんだ。

 生きがいやニーズがさまざまあって、そしていろいろなことを考えていて、事業団にも仕事の拡大策をあっせんしているというような答弁もいただきましたけれど、事業団、1,200人の登録がいて、うち自転車の整理員と自転車の指導員で500人程度、あとはたまに植木かなんかの伐採の仕事が来るにしても、筆に自信のある方々なんかが登録しておいても、そうあて名書きやなんかのお仕事が来るわけでもない。しかし、この仕事も大切です。あっせん事業を拡大していってもらうことも大切です。

 しかし、私の言っているのは単なるボランティアとしてだけではなくて、有能な頭脳、有能な職場での経験、有能な技術を生かして、そして意欲ある方々が、環境の問題等を認識した方々が、例えばこういったものをつくることによって古紙をなくそうじゃないか、そしてダイオキシンをなくすためにプラスチックにまさる製品を市民全員に使っていってもらおうじゃないかという、そういう事業に取り組むならば、低コストで作業はできるというふうに考えるわけです。

 したがいまして、2番目の問題と関連をするけれども、そういう視点に立ったこれからの行政、これからのまちづくりの大切さを訴えているものです。生きがい対策係でそれらまで考えていただけるということなのかどうか、改めてご答弁いただきたいと思います。

 それから、ちょっと順序が変わっちゃいましたけれども、バリアフリーのまちづくりに土木部長が出てきて答えてくださいました。確かに障壁がすごく多い道路の問題が大きな分野を占めますから、例えば駅のエレベーター、エスカレーターの問題を言えば、これは総合交通対策課が出てくることになるから企画部が出てくることになったり、それから建物の障壁を取り除けという問題になれば、建築部長も立たなきゃいけなくなるとすると、あらゆる分野で皆さんがかわりばんこにこの場で答弁に立たれたのでは、幾ら時間があっても足りません。

 そこで、代表して土木部長にお答えいただいたのだろうと思いますけれども、私の主張しているのは、点を線に結びつけるまちづくり。それらを一生懸命やっていますということはわかるんだけれども、計画的にどの地域をいつまでに、どのようにしていくんだというのが全然見えてこない。市民に示されてこない。だから進まないということになってしまう。したがって、そういうところをしっかりと企画を立て、そして予算化をし、実践をしていく部門はどこになるのか見えてきませんので、その辺について質問をしているんだという認識の上に立ってご回答をもう一度お願いをしておきたいと思います。

 環境行政についてでありますけれども、率直な吉岡部長の答弁をいただきました。ケナフの問題についてはぜひ勉強していただきたいと思います。非木材協会という協会をこしらえたところの事務局長さんも船橋に在住ですし、そして私の知人の仲間たちにも非常に熱心な方々がいて、自分で種つけをして、そして秋口にはそれを刈り取って、そして、できれば薬品を使いたくないから、芯はどうするか、活性炭にするかどうするか考えるとして、皮を煮込んで、そして和紙を製造する。それらの施設を提供してくださるところもあるわけですから、ぜひしっかりと研究なさって、そして船橋市のこれからの行政課題の1つに入れていただくことをお願いをいたします。

 続きまして、古紙の再利用の拡大策についてでありますけれども、上との関連で、元気で有能な、そして意欲的な、そして環境問題等に非常に熱心な、そしてこれからの地球環境を守るために、今の状況を危惧されている方々が結集するならば、必ずや事業は成功するものと思います。板橋区にもお出かけいただけるそうですし、それから栗原紙材株式会社にもぜひお出かけいただいて、そして製造過程等を見ていただければ、ちょっとお金がかかるとすれば金型だけですから、その金型は特許だとかなんかいろいろな問題点があるにしても、栗原紙材でご相談をすれば理解が得られると思いますので、進めるんだという方向でご調査願うことをお願いをし、第2問といたします。

[福祉部長鈴木淑弘君登壇]

福祉部長(鈴木淑弘君) 再質問にお答えをいたします。

 1番最初に、高齢者を弱者扱いにするなというようなことで、私、表題のところではそのように申し上げましたけれども、答弁の中では、私は高齢者のすべてを弱者扱いにするのではなく、意欲のある高齢者の方々にはということで分けて使っているというふうにご答弁申し上げたと思います。

 私ども現状の福祉の対策といたしましては、高齢者の問題で言えば、大きく分けますと、やはり元気なお年寄りに対する対策と、それから在宅、あるいは施設で援護を要するお年寄りの方々に対する対策ということで、きちんとそれは私ども積み上げているというふうに思っておりますので、このところにつきましてはひとつよろしくご理解をいただきたいと思います。

 それから2点目の、大変難しい課題をいただきましたけれども、土木部長の方から、道路をつくる、あるいは点から線にというようなことでお答えをいただいたんですけれども、そういう個別の問題ではなくて、もっと面的なものをきちんと決めて企画を立て、そして、いつ、どういうところでやるのかというものを総合的に考えるというご指摘だと思います。

 このことについては、実は私どもこのバリアフリーをどう進めていくかというのは重要な課題でありますけれども、例えば今、JRの船橋の南口の再開発にいたしましても、あそこの再開発の課題というのは、この都市計画を考えていくときに、戦後50年一貫して船橋市の大きな課題だったと思うんですね。ところが、現実の問題としては、それが出発するのはやはりこの数年の極めて長い努力の中で、やっとここでそういうものが動き出す。こういうことを考えていきますと、なかなかバリアフリーということだけでそういう条件をつくるというのはなかなか難しいのではないか。

 だけれども、少なくともそういう条件をきちんと計画的に行っていくというのには、やはり環境指針なりをつくって、そして少なくとも新しい施設や新しい道路についてはそういうものをきちんと実施をしていただく。そして、やがてその新しいものと新しいものをつないでいく、その古いところもそれに倣って恐らく点から線へと変わっていくだろう。こういうことも期待しながら、現実に今動き始めたところなわけで、そういうことで、この新しい、今ご指摘をいただいた課題というのは、これからのまさに21世紀の障害福祉、あるいは高齢者福祉を本当に推進していくときの大きな課題だろうというふうに考えておりますので、これから私どもこういうことにつきましても少し勉強をしていきたい。

 先ほどご指摘をいただいた生きがい対策課がそのすべてを行うということは、現実にはできないと思いますので、庁内全体でいろいろな場を通じて、そういうふうな協議をこれから積み上げていく、こんなふうなことで考えさせていただきたい、このように思っております。

 以上でございます。

 [池沢敏夫君登壇]

池沢敏夫君 いろいろ議論をしてまいりました。人類の進歩と、そして自然の調和は、私たち地球と共存共栄していく上で最も大切なテーマではないかと思います。

 今、世界は地球環境保全という大きな難題に直面をして、20世紀の科学の技術は人間の欲望を満足することのみが優先されていて、それがベースになって発展してきました。そして農業中心から工業中心の社会へと大きく変化をし、私たちの日常生活では最新の科学技術が浸透して、個人の意思とは無関係に、生活や自然を取り巻く環境がますます変わりつつあります。

 私たちの暮らしは科学や技術の恩恵に頼るばかりではなくて、弊害が生じないように、これからの時代を今まで犯した過ちを繰り返さないように、そういう努力を積み重ねることが重要になったと言われています。21世紀には地球の温暖化によって気象が変化すると指摘をされ、これによって人類を初め、農産物から動物に至るまで地球上の生物が多大な被害を受けると言われている状況の中で、行政が1つでも2つでも取り組める道を求める必要性から、きょう問題提起をいたしました。

 本来ならば専門家の市長に答弁を求めたいと思ったのですが、部下の方々がなかなか賢明な方々で、何としても要望にとどめてほしい。それじゃ、あした箇条書きでも市長に答弁してもらう内容を書いてくれ、それでは時間が間に合わない。そんな裏話がありまして、今後もう少しまた市長とひざ詰め談判ででも、こういったたぐいの製品を(「市政懇談会という手があるよ」と呼ぶ者あり)拡大していけるように、そして行政がしっかりと、船橋が全国に先駆けてと言っても、板橋区が取り組んでいるからそうはいきませんが、二番手ででも高齢者の拡大策とあわせて実践をしていただくことを願いまして、前回10秒オーバーしたことによってぶつくさ言われましたけれども、きょうは7分間余らせまして質問を終わりにさせていただきます。(「いい質問」と呼ぶ者あり)

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