平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第2号・5)
 

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第2号・5)

 

午後4時24分開議

議長(瀬山孝一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第1の質疑を継続します。

 池沢敏夫君。(拍手)

[池沢敏夫君登壇]

池沢敏夫君 議案第1号、一般会計補正予算について議会費、土木費、教育費ほか債務負担行為の補正が提案をされました。第45款の土木費30目交通安全対策費及び35目の公園緑地費を中心に以下数点の質問をさせていただきます。

 まず、駐輪場の整備についてでありますけれども、当初予算約3億3000万円弱を投入して清算事業団用地672平米を1平米当たりの単価で48万9000円で購入をし、そして借地であった367平米を今2階で自転車の整理をしています。残りの残地205平米に、同じく2層の2階建てだけれども、屋上も利用して3層にして880台を整理しようという提案です。この建物を建設する費用として9900万円、残りを周辺の整備費を加えて1億500万円の補正が計上をされています。

 さて、高い買い物をしてでも地域の安全を確保していくために必要な用地であることは理解ができますが、従来この借地をしてきた367平米の年額の借上額はいかがだったのか。買う方が得なのか借りてる方が得なのかということを精査しなければなりませんことから、まずお伺いをしておきます。

 次に、増設工事ですけれども、全部一度壊して新たに建てかえれば、高価な貴重な土地を有効利用することができます。しかし、現在収容している自転車をほかに移設する場所がないとすると、それも困難ですし、確かに52年度建設をしてまだまだ土台もしっかりしているということになりますから、一遍に建てかえるということは困難ですけれども、とりあえず隣に増設をしようということですから、その利用者の安全性の問題が危惧されます。あわせて、新たに設置される3階建ての方々は、恐らく1階の利用の方々等は下に降りて、皆さんご存じの西武の裏側、西武の駐車場のあるところを抜けて、そして拡幅予定のある市道14号線まで通る道路は、大変な交通量がございます。朝、急いで自転車で来て慌てて駅に向かう方々の安全対策は現状でよいのだろうか。当然、歩道の確保やあるいは渡る安全も確保しなければならないと思われます。それらの安全対策、どのように考えられてるかについても市民の前に明らかにしていただくことをお願いをいたします。

 なお、現在船橋の駅北口、南口両方の駐車スペースとして5,830台持っていて、しかも今回480台を加えて6,310台、それでも市民の需要にこたえきれない状況をどう解消なさろうとしているのか。

 撤去は、徹底的にやらなければならないんだけれども、良識ある市民が申し込んでも場所を確保できない状況からは、やはり市民からの批判は免れないと思います。先ほど新京成の高架下の提案もございましたけれども、何としても(「京成」と呼ぶ者あり)あ、京成ですね、京成線の高架下の利用等もありましたけれども、なお重ねての拡張の余地があると思われますけれども、どのように考えられているか。

 あわせまして、先ほど私が提案しましたように、この貴重な用地、672平米を高層で利用するにしても、いずれは壊さなければいけないときに、その壊すときに現在の収容台数をどうするのかという問題についても、当然今回の建設計画を実行する前に持たなければならないのではないかと思われます。最後の計画を実践するため、最後の貴重な時間を使うとすれば、南口再開発の実施のときに、とりあえず店舗を移設した後にとりあえず駐車場、駐輪場を確保してでも今のこの672平米の土地を高層にして、そこに戻した後工事が着工するというようなことも当然考えていかなければならない課題だろうというふうに思いますけれども、この最後のチャンスをどう考えているかについても、計画性を持たなきゃいけないという立場で私の提言をし、ご所見を伺っておきたいというふうに思います。

 次に、35目公園緑地費2億7450万円を投入をして、夏見緑地904平米と旭町1丁目緑地3,836平米の用地を取得しようとのことですけれども、まず夏見緑地の現状は、既に地目は山林とされているけれども、木は伐採をされていて、宅地化されている土地です。県道夏見・金杉線というのかな、ところに隣接をする高価な土地なわけですけれども、左右両側の緑地が確保されている以上、斜面緑地として有効に利用しなければなりません。以下、森林を復元するように植栽をして、そして整合性のある斜面緑地を維持していくためには、用地を買ってそのまま放置をするんではなくて生かしていかなければいけないという観点から、その整備のご意思はどう考えられているか。いつごろまでに整備をし、その費用をどの程度と見込んでいるかについても明らかにしていただくことをお願いをいたします。

 また、この斜面緑地の下部は、医療センターとの間は田園耕作地帯でありますけれども、せせらぎの公園という計画をもって用地買収も進めてきております。しかし、これらを現状どこまで進んで、そして再検討もなされているということですけれども、その概要、計画とそして完成年度までの見通しはどう考えていらっしゃるかについても明らかにしていただくことをお願いをいたします。

 次に、債務負担行為をして額をふやしてでも千葉県の地方土地開発公社に委託をして旭町緑地2,740平米を確保しようということですが、この用地、従来確保してきた土地にまた隣接する形で確保するわけですが、湿地帯だそうです。当面緑の保全のために自然を保護していくために確保しておくことの大切さは認めますけれども、有効利用がやはり望まれます。現状のままでは、活用の方法が難しいと思われます。隣りに旭硝子の立派なグラウンドも隣接をしておりますが、周辺の土地を今後買収されてでも有効活用なさろうというご意思があるかどうかについてもせっかくの買収計画ですから、明らかにしていただくことをお願いをしておきます。

 グリーンオアシス緊急整備事業として平成9年の4月1日付で建設省が打ち出した計画に乗ろうということですから、これからも国の補助金は3分の1ついていくわけで、その厳しい財政状況の中でも国から下りてくると、その都度財政処置はしていかなければなりませんが、それらが全部債務負担行為でということになると、またまた借金がふえていくことになります。今回の債務負担における金額は、いずれ国から補助金が下りることを見込んで債務負担をするんだそうですけれども、国からの補助の金額が下りてくる年度の見通し、そしてそれらへの一般会計からの財政の確保策はいかがなされるのか。そしてこの土地の負担行為への返済計画等も明確に持たなければならないと思いますので、その辺のご見解を聞かせていただきたいと思います。

 次に、議案第2号下水道事業特別会計補正予算についてでありますが、ご答弁者の都合も考えて、その後の5号から8号までも一括して公共下水道に関連するという立場から、質問課題や疑問点について質問をいたします。

 まず、25億2300万円を投入して高瀬下水処理場の建設用地を取得しようということですが、坪当たりの単価はいかほどになるのか。

 同じ県と市の関係で、たしか6万6000坪、平米単価だとお伺いをしましたけれども、坪単価にすると大変な高い金額ではないかと思われますが、これらの折衝において、高過ぎるから安くしろという交渉なんかはどの機関がどのようにやっているのか。何となく言い値でお互いになあなあで買っているんじゃないかというふうに危惧されてなりません。どなたがどういう役割を持って新たな土地の取得をなさる段階でその妥当性を精査され、そして買おうということを決定されたのかについてもお伺いをしておきます。

 そして、この土地が確保されて完全な2期工事が終わることは市民にとっての朗報です。高瀬処理区完成年度いつと見込むのか。そして、その時点での起債額はどの程度になると見通しを立てられているのか。船橋の公共下水道が全部できあがって100%下水が完了した後、市民はどの程度の負担をしてどの程度返していかなきゃならないのか。何年間返し続けなければならないのか。多額になるということが想定されます。それらの見通しを市民に明らかにしていただくことをお願いを申し上げます。

 さて、請負契約案件ですけれども、入札問題に関連をいたしまして、海神公民館の議論がなされました。設計予定額とそして入札金額が67%という海神公民館。その理由について、先ほど財政部長から種々お答えがありました。箱物が少なくなった、競争入札制をとったことから意欲のある業者が参入をすることになった、さらには最低制限価格を撤廃したことの評価がなされていますが、だとすれば、この競争入札制をとった問題や最低制限価格を撤廃した問題はなぜ今ごろになってか、もっと早くからやらなければいけない課題だったんではないかと思われますけれども、私の分析は、私の推測するところでは、今大変な厳しい経済情勢下で企業は四苦八苦をしています。従業員を遊ばせておくわけにいかないし、つながりのある下請業者も殺してしまうわけにいかない企業の苦しさから、せめてその賃金と、そしてその他の諸経費とそして下請関連の業者の育成のために、利益を度外視しても取らなければならないという結果のたたき合いの結果がこの結果だろうと思いますが、だとすると、下水道の入札結果はどうでしょうか。設計金額との差は96%から7%の間でおさまっています。下水道は途切れることがなく、工事が発注されるから、業者は余裕を持って潤っているということになるのでしょうか。私は、これらも何となく専門家が残念ながら船橋の積算の中にどれほどいらっしゃって、どれほど精査されているのか疑問を持つ1人です。

 まず、積算の設計の金額ですけれども、先ほどの海神公民館の例で行くと、2億近い金額の差が出ている。利益を度外視しても2億の差でも仕事をやろうとする企業がいるという状況から行くと、その利益幅は2億円弱になりますけれども、見込んだ設計だったんではないかと指摘をしざるを得ません。企業の利益幅は、設計金額の中でどのように算出をし、どの程度と見込んでいらっしゃるのか。設計の担当に当たった方々のご見解を聞きたいもんだと思っています。ぜひ担当のご見解を聞かせてください。

 次に、公民館の問題に入りましたから、海神公民館の議案第9号の方に移ります。

 23コミュニティーで25館構想。何となく23コミュニティーといえば、23館でいいんじゃないかと思いましたけれども、考えてみますと、法典地域における法典とそして少し飛び地になっている丸山公民館は当然必要になってくる。北部においては、あの古和釜中学校かな小学校、いわゆる北部公民館と小室の地域はやはり飛び地として2館必要だということから、25館構想はわかります。そして、その最後の海神公民館ができるということは、地域の皆さん方にとっては喜びひとしおのことだろうと思いますけれども、こう考えてくると、公民館を中心にかつて先番議員が円を描いてその空白地域の指摘がございましたけれども、例えば私の住む地域でいうと、飯山満公民館と新高根公民館はかなり近づいてくっついてはいるけれども、町の外れのために非常に使いづらい。西習志野地域はいまだに習志野台公民館を利用しなきゃならないというエリアになっています。芝山6丁目、7丁目地域も同じようなことが言えますけれども、そういう地域への対応は三山にできた市民センターのようにこれから25館構想とは別に考えるという理解でよろしいのかどうか。

 そして、それらの建設計画についても財政厳しい折ですから、厳しい、難しいのはわかるけれども、どうしていかなきゃいけないのかという順序立てぐらいは計画を立てる必要があると思いますけれども、どのように考えられてるのかについて、回答をお願いをいたしておきます。

 あわせまして、老朽化した公民館から今度は改築をしていくということです。考えられるのが西部公民館、そして法典公民館に北部公民館、それに東部公民館が順序として考えられるそうで、答弁としては2件答弁がありましたけれども……(「三田公民館」と呼ぶ者あり)それはもうちょっと後になりそうですけれども、いずれにしましても老朽化の順番も大切です。しかし、耐用年数に耐えられるとするならば、利用度の高いところ、それから当面考えなきゃいけないのは、例えば東部公民館のように、建てかえ  修理を、改修をしようとした、しかし消防署が何としても1回移設をして、そして全体的に考え直すべきだという提案に対して、その提案を受け入れていただいて、今前原分署は移転をいたしまして、東部公民館の用地は拡大することになりました。こういうことで、あいているところ、利用度の拡大することができるところも改築の条件としては急がなければならない課題ではないかと思われます。同じように、北部公民館もたしかに隣に診療所があった。それが閉鎖をすることによって確かにその利用が(発言する者あり)拡大して考える方策はあります。しかし、建物としては隣接をしているわけで、多少の改築で利用は拡大することができるとするならば、順序はそういう視点で考えるということも当然必要ではないかというふうに思います。私の指摘に対して先ほど生涯学習部長さんかな  がお答えになった、単なる短兵急に西部だ法典だ、ということだけではなくて考える要素が他にあるんではないかというふうに思いますけれども、ご見解を聞かせていただくことをお願いをいたします。

 順序が異なりましたけれども、最後に議案第4号市営住宅条例に関連をする問題で3点お伺いをいたします。

 まず、借上住宅。なかなか一括して広い土地を確保して、そこに一般的に四角い4階建てないし5階建ての集合住宅を建てるということが地域事情から困難になってきて、そしてこのように借上住宅の構想が持ち上がってきて、かなり進んでまいりました。今年度現在で供給数は149戸になってきて、おくれている市営住宅をカバーする役割は十分果たしてきているものと評価はいたします。

 しかし、それでは一般的にあの県営住宅とか市営住宅といわれるところの建設と確保と、このように地権者に建てていただいて、そしてその差額を、借りるお金と家賃で入ってくるお金との差額の負担の比率は、どういうことになるんだろうか。まあ5年10年20年ぐらいまでならば、現在の方法でも財政負担はそこそこ行けるんではないかと思いますけれども、鉄筋コンクリートづくりの集合住宅という考え方で耐用年数を考えたときに、その負担の割合が危惧されるところです。どのように計算をされて、そして今後の方策もその算出される財政負担によって考える必要があるのではないかと思われますが、どのようなご見解を持っているかお伺いをしておきます。

 あわせまして、これからの計画は12年度まで示されております。以降、大変な事業が多い中で、どういう見通しでどういう根拠に基づいて計画をされていこうとされているのか。例えば一般の人、身障者用あるいは老人世帯用の戸数の設定の問題、あるいはこれからどのぐらいずつ建てていかなければ市民の要望にこたえることができるのか。この辺の問題についても、その見解を明らかにしていただきたいと思います。

 最後に、まさか借上住宅では始まったばかりの事業ですから家賃の滞納なんていうことは(「あるよ」と呼ぶ者あり)ないのではないかというふうに想像したいんですけれども、あの市営住宅法が改正になって、応納型負担になって、一般的にはその負担割合は下がったと言われておりますけれども、家賃の滞納状況、そしてそれらへの対処策はどのように行われているかもお答えをいただくことをお願いをして、第1問といたします。

[道路部長涌井稔君登壇]

道路部長(涌井稔君) 駐輪場に関しますご質問にご答弁を申し上げます。

 まず1点の船橋駅第3駐輪場の年間借上料の問題でございますが、このことにつきましては、昭和55年借地以来、地価の変動とともに借上単価も変動して借地契約をしておるわけでございますが、最近の例から言いますと、例えば平成7年から平成9年までは、平米当たり単価でございますが1,570円でございます。そして、年間の借上額は65万6900円でございます。

 次に2点目の、安全対策に関しますご質問にご答弁を申し上げます。

 まあ、工事期間中の安全対策につきましては当然のことでございますけれども、防護柵の設置あるいはガードマンの配置などは当然でございますけれども、そういうことで万全を期していくわけでございますが、ご質問の建設工事完了後の施設利用者の安全対策がご質問なさっておりますけれども、私どもこの第3駐輪場の整備に当たりましては、前面にあります市道0673号線これは現在歩道がございませんけれども、この増設工事と相まって歩道を設置してまいりたいと思っております。

 次に3点目の京成の高架事業完了後の高架下利用についてでございますが、先番議員にもご答弁申し上げましたように、駅前通りを挟みまして東西それぞれ1ヶ所ずつ確保すべく関係機関に要請しておるわけでございますが、今後とも実現に向けて努力をしてまいります。

 最後に、工事中における駐輪台数の確保策についてのご質問にお答え申し上げます。

 施工中でもできるだけ収容能力が減少しないよう、最小限度に努めているところでございますが、しかし工事中でございますので、若干の影響はあろうかと思います。そのようなことから、現在借地によりまして臨時の仮設駐輪場を確保すべく努力しているところでございます。

 以上でございます。

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 私の方から、都市緑地関連についてのご質問にお答えします。

 第1点目の夏見緑地の全体の今後の整備計画と仕様はというご質問でございますが、夏見緑地全体は都市計画決定面積3.1ヘクタールのうち約98%の用地買収が完了しております。補正予算に計上いたしました買収箇所は、都市計画区域には含まれておりませんが、一体的整備可能な箇所であります。国庫補助事業により買収するものであります。本緑地については、一部施設整備を行いますが、大部分は現状の良好な斜面樹林のまま保全し、できる限り整備費用を抑える考えでおります。また、施設整備時期でありますが、今後予算要望していく考えでおります。

 次に2点目の、せせらぎと彫刻の公園と計画との関連及び今後の周辺計画でございますが、ご承知のように計画の見直し陳情が出されている中で、当該計画区域だけではなく、新たに海老川上流地区や運動公園の東側、馬込霊園の南側に至る谷津田部分と斜面緑地とを含めた広いエリアで検討を進めております。エコシティの理念を生かし、自然環境保全型の整備方針を策定すべき平成9年度より調査を行っております。今年度は整備構想を進めておるところでございます。

 3点目の、旭町緑地周辺用地の考え方でございますが、取得済みの斜面樹林と今回の取得計画地につながる民間企業のグラウンドでございますが、将来の動向を踏まえ考えてみたいと思っております。

 また、補助対象になるのはいつごろかというご質問ですが、平成10年度の事業として追加要望しております。交付決定され次第買い戻す考えでおります。

 以上でございます。

[助役生嶋文昭君登壇]

助役(生嶋文昭君) 議案第2号並びに5号から8号に関連しまして、数点ご質問いただいておりますので、お答えを申し上げます。

 まず、高瀬下水処理場用地の今回の買収につきまして、坪単価はどのように決まってきているのか、またそれが幾らであるか、このようなご質問をいただいております。これは、まず企業庁が現在造成して所有しておる用地でございまして、こうした用地の場合は、単価は埋立造成費プラス金利ということで統一されております。埋立造成費は昭和53年度に設定されておりまして、平米当たり3万753円となっております。

 ちなみに、これに対しまして県企業庁では、造成土地等分譲委員会というのを持っておりまして、例えば船橋市が今年度購入するとなれば、その購入年度の4月における公定歩合を採用しまして、月単位の利子分を加算し、造成以来の累計でその単価を決める、このような形になっております。

 今回の買収単価は、先ほど先番議員にご説明しましたように、1平米当たり6万6395円と見込まれておりますので、坪に直しますと、約21万9000円となっております。ちなみに先ほども若干触れましたが、近隣での売買事例では、平成8年3月でございますが、平米当たり21万5000円、また平成10年1月の日の出工業専用地域の地価公示価格が平米当たり13万1000円とこうなっておりまして、埋立造成地を企業庁から買う形ですので、当然とはいいながら周辺の実例よりは低廉なものとなっております。

 次に、高瀬下水処理場の完成年度、これは言うまでもなく1期・2期を含め全体の完成という趣旨でご質問をいただいたと思います。

 そこで、これがいつかということでございますけれども、高瀬下水処理場は船橋市の下水道計画区域の約45%に当たります。3,135ヘクタールを処理区域としておりまして、計画人口は30万2000人の汚水、これを処理するため、処理能力20万2000立米  日量でございます  20万2000立米の大規模な下水処理場でございます。

 整備計画では、これを一挙に完成するということはもちろんできませんので、平成3年度から事業に着手し、現在は全体計画のうち8分の1に当たります2万5250立米/日量を施工中でございますが、この分は平成11年4月に稼働することとなっておることはご説明したとおりでございます。引き続き、施設の増設を行ってまいりますが、この増設は、面整備区域の拡大に対応して普及、促進に向け努力しつつ行っていくものであります。経済合理性等考え、そのように進めてまいります。

 そこで、この高瀬処理区の整備、処理場の増設には、今後多額の費用と長期の時間が必要でありますけれども、整備区域の拡大に伴いまして汚水量がふえていくのにあわせ、施設を増設していって、さらに今後の経済情勢等を考えますと、見通しというのは大変難しい面もありますが、平成20年代後半には高瀬下水処理場の完成を迎えたいと考え、努力してまいります。

 それから、その時点での起債額はどうかということでございます。

 これも、先ほど先番議員にご説明しましたように、下水道事業は国庫補助事業の体系の中で進められております。現在は、こうした下水道の公共事業の長期計画は、第8次7計と言っておりますが  第8次の7カ年計画  5カ年計画が2年延長されたものですが、これに基づき事業が進められております。平成14年度までは、これに基づく試算ができるわけですが、これによりますと、当船橋市の起債残高は、約でございますが1200億円になるであろうと見込まれております。現在は、1000億円を若干超えた程度の段階でございます。

 その後の見通しは、実はその国の長期計画ができませんと何とも本当は申し上げられませんが、ご質問でございますので、大まかな見通しを申し上げますと、その後数年間は、例えば西船であれば3号幹線、西浦の西船3号幹線とか、高瀬の中津、谷津幹線など、根幹的な施設の大きな工事が依然見込まれます、その段階でも。したがって、起債借り入れの額は、残念ながらさらに若干上昇していくと思われます。幾らぐらいかということを申し上げることは事実上不可能なわけですが、上昇すると思われますが、こうした大型の部分、根幹的な施設の整備が終わりますと、起債借り入れ額は減少していく、面整備がありましても減少していくものと考えております。

 そこで、起債償還が全部返し切れるのはいつか、まあ市民1人当たりの負担など含めてのご質問ですが、今も申し上げましたように、長期計画等の見通しが立たない中で何とも申し上げられませんが、現在の下水道起債は、政府資金の場合5年据え置きの30年というふうになっております。したがいまして、先ほど言いましたように、20年代後半に完了したとしても、下水道事業完了後、約30年と見て、平成50年代まではまあこの起債の償還が残っていくであろう、このように考えております。

 それから、5号から8号の契約案件につきまして、積算設計金額が適正であるのかどうか、例えば企業の利益幅はどの程度と見通しているのか、こういうご質問でございます。

 これは、先ほども申しましたが、国・県の積算基準というものがございまして、ここに種々の単価が決まって、これに基づく積算をルールどおり行い、見積もりを出し、これを設計金額として入札に至っているわけでございまして、企業の利益幅等はこの単価の中に適正な幅のものが見通されているであろうとは推測されますが、明確にこれはされているわけではございません。ただ、この国・県の積算基準も毎年見直されてきているものでございますし、市の事業だけでなく下水道事業は、すべてこれに基づいて積算されております。適正な価格のものが設計金額として出ているものと考えております。

 以上でございます。

[建築部長猪野幸夫君登壇]

建築部長(猪野幸夫君) 議案第4号について、ご答弁いたします。

 採算性についてでございますが、60平方メートル程度の住宅1戸を供給いたしますと仮定しました場合に、単純比較論でございますが、まず直接供給の場合は、建設費1650万、土地購入費2000万でございまして、約合計3650万円でございます。しかし、建設に当たりましては、建設費の補助金が国から出ますので、建設費1650万円の約30%、495万円が差し引かれることになりますので、供給当初は、3155万円の支出となるところでございます。

 なお、入居後は、家賃対策補助と家賃収入が市へ入ってまいります。

 次に、借り上げ方式の場合は、設計費補助36万7000円、建設費補助127万5000円、年度当初は164万2000円となりますが、入居後につきましては、直接方式では、入居者からの家賃収入及び国からの家賃対策補助が見込まれるところでございますが、借り上げ方式では、国からの家賃対策補助が同様に入るほかは、家賃補助として市費が出ていくことになります。また、ランニングコストを考えますと、直接方式は法定点検料のほか、躯体等構造にかかわる修繕、電気・給排水等にかかわる修繕等は市費の投入となりますが、借り上げ方式ではその部分がオーナー負担となるところでございます。それらを詳細に検討いたしますと、20年間の計算では、借り上げ方式の方が1000万円弱市にとって有利であるという数字が出ておりますが、30年目以降逆転することになるところでございます。

 また、将来の見通しでございますが、私どもがお示ししました平成7年から12年までの供給計画の基本的な考え方をそのまま踏襲した場合でございますが、本来ならばこの計画に基づきまして、真に住宅に困窮している低所得者で建てかえを余儀なくされている方につきましては整理されるはずでございますが、応募状況を見ますと、この条件に当てはまる優先階層の方が少ないのが実情でございます。このことからいたしますれば、先ほど申しました条件に当てはまる方で応募されてない方は、潜在的には当然おられるものと考えておりまして、供給計画の策定に当たって推計いたしました割合を見て配分を行えば、その要望にこたえられるものと考えております。

 次に、借上住宅の滞納の状況でございます。

 9年度末現在におきまして、3人の方が滞納をされておりまして、合計額は約70万円となっております。

 次に、議案9号についてご答弁をいたします。

 海神公民館の企業利益とのご質問でございますが、本市の積算におきましては、現場経費及び一般管理費で、約15%の積算をいたしておるところでございますが、業者よりの積算におきましては、この利益を5.1%の経費を見込んでおりますので、利益率におきましても企業努力がなされているものと判断をいたしているところでございます。

 以上でございます。

[生涯学習部長小川博仁君登壇]

生涯学習部長(小川博仁君) 議案第9号にかかわる質問のうち、2点についてご答弁を申し上げます。

 まず、公民館の配置の格差の是正といいますか、はざまになった地域にはどういうふうに考えるかということでございますが、私ども現段階では、市内に25館体制で比較的便利な市街地に設置された公民館、そしてまたそういうところじゃない地域に設置された公民館では、多少利用度の差があることは十分承知をしております。いずれも、各地区で中核的な施設として市民の利用に供しております。また、配置的にも適切であったというふうに判断しておりますけれども、しかし先番議員にもお答え申し上げましたとおり、将来公民館エリアの見直しだとか、あるいはまた住民ニーズに伴いまして、公民館建設の必要が生じてきたようなときには、いろいろな多くの検討課題もございますので、また関係各課と協議してまいりたいというふうに考えております。

 次に、公民館の建てかえの件でございますが、公民館の建設は、議員ご指摘のように、23コミュニティーに25館構想ということで事業を進めてまいりました。仮称海神公民館をもって完了をするわけでございますけれども、今後は既存の公民館の建てかえ計画をしてまいりたいというふうに考えておりますが、先番議員にもお答え申し上げましたとおり、建てかえにつきましては、建設年度の古いものから建てかえるということを大原則として考えております。しかしながら、他の条件もいろいろございますので、その辺も考慮して、改修等も含めて計画を考えてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。

[池沢敏夫君登壇]

池沢敏夫君 議案第1号の予算関連では、高価な貴重な土地、駅の一番近いところで、今度672平米を確保をする。せっかく確保するなら、高度利用が望まれる。しかし、まだ耐用年数に満たないで余裕があることが1つと、それからもう1つは、いざ建てかえとなると、そこに今利用をされている方々の置き場所の関係から困難だということは、よく理解ができます。

 しかし、私の提案をした、いずれはやらなきゃならない時期が必ず来る。そのいずれという機会は、あの地域ではほかに確保することが難しいとすれば、南口再開発の時点しか考えられないのではないか。そのときが最後のチャンスではないのか  高度利用のためのですね  そういう提案をしたわけですけれども、それらについてのご見解が示されませんでした。答弁漏れだと指摘をしたいと思いましたけれども、私の質問が悪かったのかもしれませんから、改めて高度利用のご意思があるのかどうか。そして、それらの時期はいつだと考えるのか。これだけの土地を確保する以上は計画性を持たなければいけないという立場で、現段階でのご見解を聞かせていただきたいと思います。

 次に、公園緑地の整備事業についてでありますけれども、私の質問、ちょっと誤解をされたようで、夏見緑地の全体の整備計画ではなくて、今回購入した土地904平米の場所が、宅地化状態になっていないだろうか。せっかくの斜面緑地は全部伐採されている格好になっているんではないかと僕は見ました。だとすると、そのまま保管をしても、せっかく両サイドにすてきな緑地が残されている以上、整合性を持たなければ意味がないんではないか。そこの整備計画はいつまでに、幾らぐらい金をかけてやる予定かと質問をしたつもりなものですから、この点についても再答弁をお願いをしておきたいと思います。

 次に、下水道事業の関連ですけれども、助役は、地方自治に精通をしていて、経済学にもかなり見識を持たれているとお聞きをしておりましたけれども、下水道にもかなりのご見識を持っているということで、改めて答弁を聞かせていただきました。

 しかし、残念ながら、10年先20年先の計画をご答弁いただくとき、本来は市長が答弁するべきだと思うんです。しかし、市長が専門家に任せるということで、補佐役としての部長に答弁をさせるときに、その部長さんが病気でいらっしゃらない。だとすれば、専門的にかかわっている、かつては土木部長さんが病気になった折、次長さんが答弁に立たれておりました。3年か4年かわからないけれども、お帰りになってしまう方の答弁を我々どう(「大丈夫だよ」「何を心配してるんだよ」と呼ぶ者あり)信憑性を持って聞くことができるのかどうか。

 確かに、行革の問題等が叫ばれている折から、構わず次長をつくれというのには問題があると思います。窓際族を必ずいっぱいつくっていくのには問題があります。しかし、現実、次長制をしいているところが11部で、12名います。そして、次長制を持っていないところが7部あります。いろいろな事情があるにしても、片一方にあって片一方にない。経過的な処置としては仕方がないにしても、下水道においては、その占める予算額の範囲、とりわけ特別会計を持っている部署、しかも河川の管理まで今度は統合した一番大きい部になるわけですけれども、そういったところに補佐を置かずに、ほかのところではあって、こちらではないという点では、疑問を持つのは当然じゃないかと思います。今後、全部もう次長制なくしていくんだ、ちっちゃな政府にしていくんだという方針ならそれもいいです。そのときには当然責任ある市長、助役に答弁をしてもらうしかありませんけれども、現状の形態は少し、かた……(「だめだよ、そういう日本語は」と呼ぶ者あり)偏っているというのか、不自然というのか、検討し直す課題ではないかなというふうに思います。この点については、指摘をして、ご検討していただくことを要望しておきたいと思います。

 それから、助役の答弁の中で、平米単価6万6000円、そして21万9000円の坪単価で購入して、これらは埋め立ての53年度の費用の3万753円に金利を掛けていった数字だということから、やむを得ない数字なんだということなんですけれども、私は一般企業が購入するのとはわけが違う。公共性があって、そして県の企業庁から購入するとすれば、やはりこの厳しい財政状況下の中で交渉の余地があってしかるべきである。それらがやむを得ないことなんだとしているだけでは、疑問を持たざるを得ません。

 とりわけ、お答えの中で不満なのは、積算の根拠が決められたルールに基づいてルールどおり、利益幅は明確ではないけれども、ルールどおり行っているんで間違いがないものと確信をしているというご答弁なんですけれども、やはりこれ昨今の状況下から見て、お役所の積算は甘いのではないかという指摘を(「池ちゃん、野球もルールがある」と呼ぶ者あり)考えていく必要があるのではないかと思います。間違いがないものと確信をしている、いかに声高に叫んだとしても、実際が今回のように海神公民館の一例が出たようなことを考えたときには、積算の根拠を見直す必要がある。そして、船橋的にも研究の余地がある。そういう視点で答弁が欲しかったと指摘をしておきたいと思います。

 さて、財政部にお尋ねいたしますけれども、部長、最低制限価格の撤廃を、昨年市長が就任をされて、昨年の暮れ、実行された成果が見事に今回海神公民館で出されたということになります。

 この上は(予定時間終了5分前の合図)、不正を断絶していくために、その危険性を撤廃していくために、設計金額の公開制を何としても実施していく必要性があると思いますけれども、それらについてのご見解を求めて、第2問としておきます。(「10月からやるって言っちゃった後じゃああんまり格好よくねえな」「公開してるのと同じなんだから」「それが問題なんだ」と呼ぶ者あり)

[道路部長涌井稔君登壇。「南口も再開発しなきゃいけないんだからよ」と呼ぶ者あり]

道路部長(涌井稔君) 2問のご質問にご答弁を申し上げますが、船橋第3駐輪場の建てかえ施行時に、代替駐輪場を第1地区再開発事業に確保すべきじゃないかというご質問の趣旨かと思います。

 ただ、非常に将来の問題で大変答弁しにくいものがございますが、確かに第1地区の再開発事業は進んでいるわけでございますし、ただ問題は、その施行時期  再開発事業の現実的な施行時期、それと第3駐輪場の老朽化の時期、これらがうまく整合すれば、当然そのように考えられるわけでございますが、一方では、京成高架下の利用も駐輪場以外の部分もございますので、そういった方向両面から、やはり検討すべき課題ではなかろうかというふうに考えております。

 以上でございます。

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 大変失礼しました。

 夏見緑地でございますが、植栽をして、隣地の樹林地への出入り口等の整備を考えております。

 事業費でございますが、約2000万ぐらい予定しております。予算でございますが、来年度予算に要求してまいりたいと考えております。

 以上でございます。(「調べたら今度は財政部長が」と呼ぶ者あり)

[財政部長織戸雅夫君登壇]

財政部長(織戸雅夫君) 落札価格が低額になったということで、今回最低制限価格を撤廃したことが効果があらわれているんではないか、こういうことでございます。私どもとしても、それが1つの要因になっているだろうというふうに考えておりますが、それがすべてだとは言い切れないというふうに考えております。

 それからまあ、設計金額の公開をということですが、議会ものにつきましては、既に設計金額公開はしております。今後その予定価格の公表につきましては、先ほど市長からも区切りのちょうどよい下半期のスタートである10月1日をめどにまあ努力せい、こういうことでございますので、まず事務方としては、その意向に沿うべく努力したいと思っております。

議長(瀬山孝一君) 了解ですね。

池沢敏夫君 はい。

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