平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・3-2)
 

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・3-2)

 

[市長藤代孝七君登壇]

市長(藤代孝七君) 清水議員のご質問にお答えをいたします。

 県施設に関するご質問でございますけれども、県が施設を整備する場合には、県全体の均衡ある発展を図る必要があることから、地域性を考慮しながら整備が進められてきたと考えております。例えば、船橋市におきますと、花輪インターの千葉乗り入れ、また若松から中野木に関します4車線化、そしてこの中野木では、このたびこれから立体交差が始まる工事もございます。また、京成の立体化及び長津川調節池の設置など、多額の県費が充てられております。

 確かに、船橋市からは道路・河川整備・都市基盤整備等のことが優先して要望してきたことから、先生言われるとおり、いわゆる箱物の整備というものが遅れているもの、このように考えているわけであります。

 私は、県全体の均衡ある発展は必要でありますけれども、施設を整備するに当たりましては、それを利用する人口をも考慮されるべきと考えておりますので、これからはこの京葉地区の中心であります船橋市に重点的に整備するように要望をしてまいりたい。なおかつ、現在要望ということでは、アウトドアスポーツ的な施設をというようなことも要望いたしておりますが、先生がおっしゃっております文化的な施設ということもございます。それらをあわせまして、要望してまいりたい、このようにも考えます。

 次に、市長のリーダーシップのご質問でございますが、確かに先生おっしゃられますように、リーダーの資質という条件をお述べになりましたけれども、まさに私もそのとおりだと思っております。しかしながら、リーダーとして決断するに当たりましては独善に陥ることなく、議会・市民・職員の声をよく聞き、その中で最善のものを長として選択するということも必要であると考えております。

 そして、また政治公約の進捗状況ということでございますが、これまでに福祉の先進都市を目指しましての福祉局の新設等機構改革を実施いたしましたし、効率的な財政運営を図るための入札・契約制度の改革も行っております。また、情報の全面公開の視点から、市長交際費・食糧費等の公開と額の削減を行っております。また、行政改革の推進・市政懇談会の開催等も実施してまいっているところでございます。

 そこで、これから先、新基本構想、基本計画の中で、私の政策の具体化を明らかにしていきたいと考えておりますけれども、先生おっしゃりますように、確かにいろいろな人もいらっしゃるかもしれません。先生の支援者の皆様方にも、よろしくご理解を求めていただきますよう、お願いを申し上げます。

[市長公室長西山裕康君登壇]

市長公室長(西山裕康君) 市政懇談会、防災対策について、お答えさせていただきます。

 市政懇談会につきましては、開かれた市政、市民参加の市政を目指して実施しているものでございます。ご指摘のとおり、今の形式では非常に固いんではないか、そのとおりかもしれません。

 当初ですね、地域の皆さんと市長がひざを交えて気軽に話し合える場ということを考えておりましたけれども、地区連と共催という形になりまして、地域の皆さんとご相談してまいりますと、日常身近な問題が多くて、即答を求めるものもかなり多い。その場で、やっぱりお答えいただいた方がたくさんあるから、担当の方も出ていっていただいた方がいいということがございまして、現在の形になっております。

 それから、運営方法というか、進行方法でございますけれども、大体2時間から2時間半が、やはり地域の皆さんと話し合っていくには、時間的にはいっぱいではないかと思っております。できるだけ効率的に地域の問題をお話し合いさせていただくために、事前に町会の皆さん方には大変お骨折りをいただいておりますけれども、何回もお集まりいただいて、お出しいただく問題を精査していただいて、お話し合いをしているところでございます。共催でございますので、地域によって質疑の時間を多くとるか、自由討議を多くとるか、それはその都度自由にやっております。これからも、こういう形がいいというものはないと思いますので、どんどんよりよい形を目指してやっていきたいと思っております。

 それから、どういう問題が多いかということでございましたけれども、やはり国道・県道を問わず、道路に関する問題が一番多くなっております。次に、福祉問題あるいは公共施設の設置問題、環境問題などでございます。

 続きまして、防災対策についてお話させていただきます。

 先日の集中豪雨の被害状況ということでございますが、当市の被害状況は、幸い床下浸水5世帯、河川1カ所決壊、道路冠水21カ所でございました。

 防災計画の修正でございます。

 現行の防災計画は、関東大震災クラスが発生した場合を想定して、市内全域における被害想定調査に基づきまして、全面的に見直ししたところでございますが、さきの阪神大震災によります問題が起きましたことから、さらに見直しを行いまして、災害対策基本法の改正、自衛隊法の改正などがございましたので、修正をしたところでございます。

 今後は、さらに直下型地震を想定した見直しを、防災の関係機関と……(「質問者の方を見て答えてあげないとかわいそうだよ」と呼ぶ者あり)はい。調整を図ってまいりたいと思っております。失礼いたしました。

 それから、重点地区の指定ということでございますが、本市の場合は、狭隘道路、行きどまり道路、住宅密集を理由としての重点整備地区の指定をしておりませんので、よろしくお願いします。(「恥ずかしいんだよな」と呼ぶ者あり)はい。

 防災倉庫と一体となったコミュニティー住宅でございましたが、本市では、重点整備地区を指定しておりませんので、現在は空き地の確保、農家の方に防災農地のご協力をお願いいたしまして、48.1ヘクタールを協力いただいております。災害時の一時避難場所として、救助活動の使用を考えておりますし、今後も広域的に協力を呼びかけてまいりたいと考えております。(「目新しいものがないな」と呼ぶ者あり)

 次が目新しいのがあります。(笑声)

 公団に対するものでございますが、市内の団地住居者で組織されております自治会防災組織において、公団から直接用地を借り入れることができず、大変皆さん方にはご苦労をおかけして申しわけないと思っておりますが、私どもの防災活動というのは、自主防災組織がいかに活動しやすいかということが命でございますので、皆様方が活動できる環境を何とか整えていく責務があると考えております。

 公団用地の借用につきましては、先日団地自治会の皆様方ともお話し合いの時間を持たせていただきましたけれども、公団に借り入れについて積極的に申し入れをいたしまして、問題解決を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

[消防局長矢代亮一君登壇]

消防局長(矢代亮一君) 防災対策のうち、所管事項についてご答弁を申し上げます。

 道路の通行が困難になったときの対応等についてのご質問でございますけれども、常日ごろから、道路状況については、訓練等を通じ把握しているところでございます。

 震災時の消防車両の進入困難対策につきましては、

情報収集をより緊密にしておりますが、基本的には多方面からの進入を考えております。また、通行障害路の進入対策といたしましては、平成8年度に4輪駆動の救助工作車及び救急車を配備をいたしまして、災害時に対応をすべく整備を図ったところでございます。

 一方、進入できない地域については、100トンの耐震性貯水槽に併設してあります小型動力ポンプ等を自主防災組織及び消防職団員により活動する体制をとっておるところでございます。

 いずれにいたしましても、今後とも迅速・適格な消防活動ができるよう、さらに努力をしてまいります。

 以上でございます。

[道路部長涌井稔君登壇]

道路部長(涌井稔君) 道路交通問題対策について、ご答弁を申し上げます。

 まず、薬円台・公団線の関係でございます。この路線につきましては、ご案内のとおり交通量も多くございますし、一部通学路になっております。しかし、残念ながら歩車道の分離がされてないわけでございます。したがいまして、本年度から国道296号線から薬円台公園の間、約150メートルほどございますけれども、交差点改良にあわせまして、歩道を設置すべく事業に着手いたしました。また、防衛庁官舎前でございますが、一部歩道が途切れている箇所がございます。これについては、平成9年度で用地を取得いたしまして、整備したところでございます。

 いずれにしましても、歩行者の安全は車道と歩道を分離することが最も最善の方策と考えておりますので、引き続き北習志野駅方向に向かいまして、歩車道の整備とあわせ、信号機の設置に向けて努力してまいりたいと思っております。

 次に、医療センター前のバス停の問題についてご答弁を申し上げます。

 ご指摘の医療センター前のバス停は、補助幹線道路でございます船橋市道海神・夏見・金杉線に設けられておりまして、交通量も多い路線でございます。バス停が医療センター前であることから、お年寄りあるいは体の不自由な方、こういった方々が多いために、一般のバス停よりも多分乗降時間が長くなっているんだろうと思っております。このことが渋滞あるいは危険性が高くなるということであれば、バスベイの設置について関係者とも検討してまいりますが、ご質問の内容が、単純にバス停でバス運転手がたまたま信号の関係で待っているというようなことであれば、バス運転手の自覚の問題もございますので、そういう場合にはバス事業者に運転方法の改善について申し入れをしていきたいと思っております。

 次に、3点目の放置車両の関係についてご答弁申し上げます。

 放置車両の推移でございますが、本市で撤去いたしました放置車両は、平成7年度で171台、平成8年度181台、平成9年度102台、本年度でございますが、8月末現在で33台でございます。

 なお、坪井・習志野台3丁目の放置車両の対応策でございますが、早急に現地を調査いたしまして、放置車両であればすぐに撤去するように努力してまいりたいと思っております。

 以上でございます。

[学校教育部長皆川征夫君登壇]

学校教育部長(皆川征夫君) 薬円台小学校の通学路の問題について、お答えをいたします。

 薬円台小学校では、これまでに学区の通学路全体を子供の目の位置で安全点検調査を行うとともに、学校や関係各課と協議を重ね、通学路の整備と見直しを図ってきた経緯がございます。その結果、通学路標識立て看板の設置や、学校・PTA等の協力を得まして、横断旗等を使い、児童の交通安全について努力してまいりました。

 また、薬円台公園わきの道路につきましては、歩道は整備されておりますが、防犯面で危険と思われる箇所については、学校と協議をいたしまして、他の安全な道路を通うように指導してまいりました。

 今後とも、道路の整備状況に応じまして、児童の通学状況等の調査を行いながら、関係機関並びに各課と連携を図りながら、より安全な通学路の整備に努めてまいりたいと思います。

 以上です。

[企画部長吉岡忠夫君登壇]

企画部長(吉岡忠夫君) 道路交通問題対策のうち、駅舎へのエスカレーターの設置、リフトバスの導入と北習志野駅から医療センターへのバスの運行につきまして、ご答弁いたします。

 鉄道駅へのエスカレーター等の設置につきましては、基本的には1日の乗降客が多いということ、また階段の高低差が大きいというようなことと、市民要望の強い駅等について優先的に整備する必要があると考えております。したがいまして、市の玄関でございますJR船橋駅を初めといたしまして、西船橋駅、津田沼駅等が最優先に設置すべき駅であると認識しております。現在、鉄道事業者と重点的に協議を進めているところでございます。しかしながら、ご案内のとおり、ホームが狭隘であると同時に、利用者の多いというようなことで、安全確保の問題、それから建設費に多額の費用を要する等の多くの問題も抱えておるのも事実でございます。

 私どもといたしましては、今後も厳しい財政状況ではございますけれども、県の助成制度を有効に活用いたしまして、できるだけ早い時期にエスカレーター等が設置されますよう、鉄道事業者に積極的に働きをかけてまいります。

 また、リフトバスの導入につきましては、現在市内には導入されておりませんけれども、車いすの人も乗り降りできますような低床スロープ付きのバスが京成バスが5両、新京成バスが4両、計9両導入されております。今後、障害者に優しい、環境に優しいバスを目指して導入する車両は、すべて低床スロープ付バスにするというような計画がバス事業者から伺っております。今後もバス事業者に対しまして働きかけをしてまいりたい、このように考えております。

 次に、北習駅から医療センターへのバスの問題でございますけれども、何度かご要望いただいておりまして、私どもバス事業者に対しまして要請をしてまいりましたけれども、バス輸送を行うだけの需要がないというようなことで、現段階では路線の開発は大変難しいというように伺っております。しかしながら、今後もバス路線の再編成並びにバス利用の促進等の検討を行う中で、事業者とともに研究をさせていただきたい、このように考えております。

 以上でございます。(「環境問題も続けて答えちゃったら」と呼ぶ者あり)

[福祉サービス部長海老根幸男君登壇]

福祉サービス部長(海老根幸男君) 所管事項にお答えいたします。

 まず、プラチナパスの助成についてでありますが、

高齢者に対して、東京都や横浜市、川崎市などで無料でバスに乗車できる無料パス券の制度を実施いたしまして、また京成・新京成バスが格安の乗車定期券を発売していることを承知いたしております。

 確かに、無料パス券や格安の定期券によって、高齢者の外出や社会参加の一助になると思慮されるところでございますが、高齢者人口が急増する中で、虚弱や痴呆あるいは寝たきりの高齢者への援護施策がより重要になってまいるものと考えております。このようなことから、このプラチナパス購入の助成を行うということにつきましては、現在のところ持っておりません。

 次に、痴呆性の徘回老人を発見・保護するSOSネットワークにつきましては、多くの皆様方のご協力を得て、本年4月から稼働しております。現在までの依頼状況は、市内の徘回・不明によるもの6件、それから市外からの依頼によるもの6件、計12件について、ネットワークに参加していただいている方々に発見依頼をお願いしてきております。その結果、当日あるいは数日中に発見できた方10名でございます。不幸にして亡くなられた方が1名、現在まで不明の方が1名となっております。

 なお、徘回老人の行動が広範囲にわたり、単独の自治体だけではその対応に支障を来すことが考えられますので、船橋市が主体となりまして、SOSネットワークを構築している15市町村に呼びかけまして、7月23日、8月26日に本市におきまして広域的対応等について打ち合わせを行ったところでございます。今後も、引き続き県警本部、それからネットワークを構築している市町村とも協力をしてまいりたいと考えております。

 また、このプライバシーの保護につきましては、高齢者の徘回で不明になった場合、船橋市・船橋警察署・船橋東警察署のいずれかに船橋市SOSネットワーク利用申請書を提出していただきまして、これを受け、発見依頼書をSOSネットワークに参加されている方々に送付をいたします。この発見依頼書には、不明になった年月日、それから場所・性別・年齢・身体的特徴・着衣等は記載されておりますが、住所・名前につきましては記載をいたしておりません。今後も徘回老人や家族のプライバシーには十分注意を払って、SOSネットワークの運用を図ってまいりたいと考えております。

 次に、敬老祝金と敬老祝品の対象者と支出総額についてでございます。

 敬老祝金該当者は23,100人、古希記念品該当者3,889人、喜寿記念品該当者が2,171人、米寿記念品該当者が695人、長寿記念品該当者が2,192人、特別長寿記念品該当者が20人ということになっております。この支出の総額でございますが、(予定時間終了5分前の合図)1億6173万5000円を予定しております。

 それから、敬老祝品を市内で使える商品券にしてはどうか、そういうことでございますが、現在他市の実施しております事例の研究を行っております。これらを踏まえまして、商工会議所や関係部課とも相談をしてみたいと考えております。

 以上でございます。

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 私の方から、福祉対策の中の児童公園及び高齢者公園の本市の実態はどうなっているか、さらに既設公園や新設公園の中の高齢者公園の設置はというご質問にお答えいたします。

 都市公園法施行令が、公園利用の多様化によりまして平成5年に改正され、児童公園という名称及び定義の変更がありました。現在は街区公園として定義されております。本年4月現在、161カ所が開設されております。しかしながら、施行令が改正された趣旨は、専ら児童の利用に供することを目的としたものを、社会情勢の変化にあわせ日常的にだれでも利用できる公園ということで、街区公園に分類されたものでございます。

 当然のことながら、高齢者・障害者の方々の利用にも配慮した公園整備が求められているところでございます。公園全体を高齢者の方々にも利用しやすいように、身近な中規模公園を再整備することが、緑の基本計画の中でも計画されております。既設公園の改修の際や新設公園を整備するときには、段差の解消、スロープや手すりの設置、木陰のベンチなど、高齢者に優しい公園整備を積極的に進めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。

[建築部長猪野幸夫君登壇。「3分で終わるかどうか」と呼ぶ者あり]

建築部長(猪野幸夫君) ペットが飼える公営住宅について、ご答弁いたします。

 最近の社会情勢から、ペットも飼えます民間マンション等のお話を新聞・テレビ等で拝見をいたしております。また、お年寄りとペットの交流によりまして、心温まる光景も見られるところでございます。

 本市の市営住宅におきましては、ペットを飼うことは禁止をいたしておりますが、犬・猫等隠れてお飼いになっている住宅も若干ございまして、そのペットが近隣に侵入をいたし、他人にご迷惑をかけている実態も現実としてございます。

 市営住宅は共同生活の場でございまして、これらの事実があります中では、少なくとも船橋におきましては難しいと考えておりますが、ご質問者神戸市の実例をお話されましたので、今後調査を行ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。

清水美智子君 自席でいいですか。

副議長(村田一郎君) 時間がありませんから。

清水美智子君 時間の関係で、環境問題に関しては答弁書をいただいて、了解したいと思います。

 よろしくお願いします。(「そんなのないよ」「答弁してないものを答弁書と言ったって」「だめだよ、答弁してないもの」「それはだめだよ、議長」「そしたら我々どういうことになる。何のためにやっているんだよ」「そうしたら時間があれじゃない」と呼ぶ者あり)

副議長(村田一郎君) 答弁書での答弁は認められませんので、希望には添えられません。

 環境部長。時間がありませんので、簡潔に願います。

[環境部長鈴木淑弘君登壇。「おじぎして終わりだよ」と呼ぶ者あり]

環境部長(鈴木淑弘君) 環境問題につきまして、

私の方からご答弁をさせていただきます。

 全部で15のご質問をいただきましたので、(笑声)ちょっと時間が足らないと思いますが、第1番目は、ダイオキシン対策につきまして、市の条例をつくらないかということでございますけれども、このことについては、きちんとご説明する予定でしたが、(予定時間終了の合図)時間がございませんので結論だけ申し上げますと、既にそのようなことは実施いたしておりますので、私ども新たな条例の設定の予定はない、こういうことでございます。

副議長(村田一郎君) 清水美智子君の質問時間は終了しました。残余の答弁は省略とします。

……………………………………………

 次のページへ

 前のページへ

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録・目次へ


お問い合わせ