平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・4)
 

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・4)

 

副議長(村田一郎君) 門田正則君。(拍手)

[門田正則君登壇]

門田正則君 新政会の門田正則でございます。

 通告に従って、質問させていただきます。

 まず1番目は、アンデルセン公園の第2期計画についてでございます。

 この公園の基本コンセプトを資料により調べましたところ、自然の中で強い子供を育てたい。2つ目、友達を大切にする子供になってもらいたい。3つ目に、大人も童心に帰って伸び伸びと遊んで欲しいというコンセプトでございました。そして、第2期整備計画を読ませていただきますと、4つの計画がありまして、1つ目は童話館、これはアンデルセン童話を紹介する場ということです。既に今年度建設が完了予定でございます。2つ目は、温室。この温室は、園芸植物を中心とした観賞及び来園者のサロン的機能を持つもの。3つ目は、ちびっ子牧場。これは、デンマークの牧歌的農村風景の演出と、子供と動物の触れ合いの場ということでございます。そして、最後に日本庭園・湿性植物園。これは、日本文化を紹介する場所とあります。しかし、この4番目の日本庭園及び湿性植物園という構想は、先ほど読み上げましたコンセプトと大きく違っているように思います。

 私の提案でございますけれども、日本庭園の整備については、計画の変更をして、子供たちが楽しく遊べるマウンテンバイクとかスケボーができるようなエリアとして整備する方が、ワンパク王国ゾーンとしてのコンセプトに合うのではないかと思いますが、お考えを聞かせてほしいと思います。

 また、公園の入園者の状況はどうなっているでしょうか。私も何回かアンデルセン公園にお邪魔したことがあるんですけれども、保育園や幼稚園児の大型バスがひっきりなしに来ているように見えますが、小学生・中学生というのは利用しているかどうか、それをちょっと調べたいと思います。

 さらに、収支状況はどうなっているのか。市から公園協会への補助金はどのぐらいになっているのか。今後も公園の維持管理はふえていくのではないのか。そして最後に、当初日本庭園が整備されると、どのくらいの維持管理がふえるのか、教えていただきたいと思います。

 私としては、マウンテンバイクとかスケボーができるエリアとして整備する方が年間の維持管理費も安く上がり、小中高校生の利用状況がふえ、収支の改善に役立つものと考えております。子供たちは、入園が禁止されているローラーブレードとかローラースケート、自転車、一輪者に乗りながら遊びたいと思っているのではないでしょうか。

 2番目は、市民祭りのあり方についてでございます。

 ことしの市民祭りは、今までの市民祭りと大きく変わりました。花火大会は中止、ミスコンも中止されました。全国の花火大会の状況を調べてみますと、この不景気だからこそ花火で不景気をぶっ飛ばそうという、市民・町民の熱い思いがあったと思います。花火大会を中止したという自治体などなかったようでございます。

 私も、前の議会で市民祭りのあり方について一般質問をし、提言もしてきましたが、そこではっきりしたことは、「私が上げる花火大会」は、市民の力は少なく、資金面も裏方の動員なども大半が行政任せであったということです。復活するとしたら、今度は54万都市市民の力を中心とした花火大会が復活することを希望いたしております。

 先日、大阪の淀川花火大会がテレビで放映されました。それを見てみますと、資金面から関係機関への手続、動員すべてが市民が中心となって行われ、何年も継続されているということが放映されました。このことを参考にして、ぜひとも市民の手で復活させたいものでございます。この件については、答弁は必要ございません。

 3点目は、学校を取り巻く環境整備についてでございます。

 ことし4月中旬ごろですか、私の地元にある3つの中学校を訪問しました。1つは、最近学校が荒れているという評判の中学校に行きましたところ、前日この中学校へ初めて警察が入ってきたという学校でした。そこの教頭先生と話している中、2〜3名の卒業生が事務室や職員室へ「校長はいないのか」という大きな声を出して校長先生を探しておりました。最初はPTAが心配して校長へ激励に来たのかなと思っていましたが、後で先生に聞きますと卒業生ですということでありました。これでは、先生たちの指導も大変だなと思ったことと、やはり警察の手を借りることはやむを得ない状況かな、そういうふうな感想を思いました。

 次の中学校では、昔は荒れている中学校でしたが、

今は穏やかになっている中学です。ここでは、校長先生とお話ししましたけれども、卒業生は学校へ来ないように在校時代に指導しているようでございます。やはり、新しい高校に行きますと、なじみが少なく、今まで通学してきた中学校へ遊びに来るそうでございます。先生方も授業中ですから、卒業生と会う時間も少なく、そしてこれを許しますと、悪いOBと在校生との関係が断ち切れないそうでございます。

 それから3校目の中学校では、反抗期に当たる中学生というのは、先生には反発するが、地元のおじさん、おばさんから注意されると素直に聞いてくれるそうです。やはり、小さい子供時代から知っているから、素直になるということでしょうか。

 考えますと、子供の教育というのは、国や市の行政、それから地域社会、学校、そして家庭の4つの面から行われるものと思っております。しかし、今は学校の問題だけがクローズアップされ、地域社会や家庭の問題は、隠されているようでございます。クラブ活動で活躍している生徒は、校庭で十分エネルギーを発散しております。部活をやらない子供たちは、地域社会でどんな遊びをしているのか、遊び場やエネルギーを発散される場所があるのか疑問でございます。

 例えば、船橋には青少年会館というのがございます。平成10年度の資料を見ますと、平成9年度、年間6万6000人の青少年のリーダーとか子供たちが利用したという資料がありました。それから、ある新聞によりますと、佐倉市では、佐倉市ヤングプラザというのをつくりまして、ここで女子高校生とか中学生、高校生が遊びにやってきて、そしてプレールームやバンド練習用に防音設備が整った多目的の部屋があるところで放課後遊んでいるという記事がございました。そして、市の教育委員会の生涯学習課の人のコメントは、「自発性を促そうと、ルールづくりはなるべく利用者に任せている。後片づけも予想以上にきちんとしている」という話でございました。

 そして、厚生省は5年前の構想で、児童館はこれまで専ら小学生向けに建設されてきたが、厚生省は、今の中高生は家・学校・塾の間を動くばかりで、仲間と一息つける場が以外に少ない。児童館を利用してもらえば非行防止になるだろうということで、大型児童センター構想を打ち上げております。また、少子化対策として、各種の子育て支援が花盛りでございますけれども、子育てする拠点となる場所が少ないようでございます。

 私の提案でございますけれども、船橋市には19の児童ホームがあると聞きます。そこを子育て支援の場として利用することができないのか。2つ目、中高校生のサークルの活動の場として利用できないのか。3点目、9時から17時の利用時間を変更することができないのか。ご答弁をお聞かせ願いたいと思っております。

 それから、トイレの問題でございますけれども、京都市の教育委員会が5年がかりで市内の幼稚園、小中高・養護学校のトイレに洗浄器付き便座を設置したり、天窓を開けて明るくしたりする「快適トイレ整備事業」をスタートさせたという記事が載っておりました。市の教育委員会の話によりますと、「暗くて怖いと言う子や、家庭に様式トイレや洗浄器付き便座が普及していて、和式が苦手だったり、気持ちが悪いと言う子がふえている。清掃してどうのこうの言える問題ではないので、改善することにした」。そして、文部省学校健康教育課のコメントに、「トイレ問題は重要で、いい取り組みだ。現代の子供の心の状態を考えると、トイレは排泄の場だけでなく、いじめなどから逃れ、心をいやす場でもある。きれいなトイレができたら、そこを美しく保つことも身につけてほしいと歓迎している」というコメントが載っておりました。ぜひとも船橋市の教育委員会も検討していただきたいと思っております。これは要望でございます。

 最後に、学校給食についてでございますけれども、

先番議員の答弁にありました民間委託への移行については、長い間の船橋市の学校給食の根幹として、調理業務が直営であったことは意義のあったことだと考えております。しかし、昨今の財政状況を含め、調理業務の民間活力の導入は十分理解できるものでありますし、中学校の給食においても成果が出ているわけですので、小学校の民間委託後も安全でおいしい給食をお願いしたいと思います。

 さて、学校給食を取り巻く環境整備について伺いますけれども、小学校給食について、食事内容の充実と施設・設備の改修、またランチルームの設置について答弁がありました。市川市でもアルマイト製から磁器製の食器に切り変えるとの新聞報道がありました。既に、中学校の給食では、磁器製食器を使用していると承知しております。ぜひとも小学校での磁器製食器の使用をどのように考えているのかお伺いいたします。

 また、給食室の施設、設備などの環境整備、特にO-157発生後の食中毒防止あるいは衛生管理上重要なことと思われますが、どのような対策を考えているのかお伺いいたします。

 以上1問でございます。

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 私の方から、アンデルセン公園関連のご質問にお答えします。

 第1点目のアンデルセン公園の第2期工事でございますが、現在建設を行っております児童館のほかに温室、チビッコ牧場、日本庭園、湿性植物園の整備が当初計画で予定されておりました。ご承知のように平成9年第4回定例会におきまして、財政状況を考慮し、再検討する旨答弁しております。このようなことから、温室、日本庭園及び湿性植物園については、取りやめることにし、ワンパク王国の動物ふれあい広場と動物舎につきましては、開園後10数年たち、老朽化が目立つことから、チビッコ牧場については、当初計画どおり事業を進める予定でおります。

 ご質問のありました日本庭園エリアの計画変更による整備につきましては、現状の地形を生かし、整備費を極力抑える中で、季節に合った草花の種などをまくなど、利用者に親しみやすいものとしてまいる考えでおります。

 ご提案のありましたマウンテンバイクとスケボーのできる整備ということでございますが、今後の課題とさせていただきたいと思います。

 2点目のアンデルセン公園の年代別の入園者の状況でございますが、平成9年度の利用者総数約40万1600人でございます。年代別ではとらえておりませんが、利用料金別に申し上げますと、大人が約20万900人、高校生が500人、小中学生が約10万4300人、幼児等が6万6100人、65歳以上が約1万100人、その他同伴者及び団体引率者など約1万9700人となっております。

 3点目の市から公園協会への補助金及び収支状況でございますが、アンデルセン公園は、親子で利用し、子供たちの夢を持たせる施設であることから、さらに福祉と緑の都市宣言の記念行事の1つでもありますことから、利用料金を極力抑えたことによる管理費の不足分を公園協会へ補てんしているものでございます。平成9年度の事業約7億1900万円に対し、市からの補助金といたしまして、2億2100万となっております。

 4点目に、2期工事に伴う管理費でございますが、当初計画時の試算では、平成9年度事業費より約15%ぐらい増加する想定であります。

 以上でございます。

[福祉サービス部長海老根幸男君登壇]

福祉サービス部長(海老根幸男君) 学校を取り巻く環境整備に関するご質問の中で、児童ホームの利用についてご質問をいただきましたので、ご答弁申し上げます。

 まず最初に、児童ホームにおける子育て支援事業でありますが、これにつきましては、親御さんが自由に参加できる自由参加行事と、教室としてあらかじめ参加者を募った上で継続的に、そして段階的にカリキュラムをこなしていくものがございます。例えば、自由参加行事では、若いお母さん方を対象に、保健婦の協力を得まして、育児や健康相談を行ったり、親子で楽しめる行事としてリズム体操やゲームなど、親子で触れ合える行事を行っております。また、教室としての行事では、双子、三つ子のお子さんたちを持つお母さん方を対象に育児の悩みや苦労話などの意見交換をすることで、母親同士の交流を深め、子育ての支援に向けた事業を行っているところでございます。

 次に、高校生などを対象にサークル活動の場として施設を提供できないかとのことでございますが、本市の児童ホームでも例えば八木が谷、松が丘ではバンド練習が、また飯山満ではピアノやエレクトーンの練習ができるよう、整備を図ってきております。また、高校生向きの共通した施設整備では、体育室を設置いたしまして、スポーツを通じた友達との触れ合いの場を提供する、健康の増進を図っているところでございます。

 いずれにいたしましても、児童ホームが地域の中の一施設として多くの児童に活用されるよう、今後も努力してまいりたいと考えております。

 最後に、児童ホームの利用時間についてでありますが、現在は午後5時まで利用できることになっております。

 お話がございました時間延長の問題でありますが、この施設は、児童の遊び場ということでもあることから、帰りの安全確保については、十分配慮しなけばなりません。したがいまして、子供が1人で帰宅することを考えますと、現行どおり運営していくことが望ましいと思っておりますが、先ほどの高校生の利用などを考えますと、今後研究する課題ではなかろうかと思っております。

 以上でございます。

[学校教育部長皆川征夫君登壇]

学校教育部長(皆川征夫君) 所管の学校給食についてお答えをいたします。

 ご質問にお答えする前に、本市小学校給食の現状について若干述べさせていただきたいと思います。(「いいよ」と呼ぶ者あり)

 本市の小学校給食は戦後間もなく開始されまして、ほぼ半世紀になりました。その間給食の味や衛生管理など、給食内容は研究・研修を重ね、格段の進歩をしてまいりました。しかし、給食室や給食用備品あるいは食器など残念ながら十分とは言えない状況でございます。給食室の大半は建設後20年以上を経過しておりまして、修繕を繰り返しておりますが、老朽化が進んでおります。また、備品も長い使用年数のために傷みがひどく、機能性も乏しいものとなっております。

 ご質問の食器の改善についてでございますが、現在小学校ではアルマイト製の食器を使用しておりますが、今後は、中学校給食で使用している磁器製食器を小学校給食にも導入したいと考えております。

 また、給食室の施設設備の整備につきましては、O-157対策などの衛生管理の向上を図るために、ドライ方式も視野に入れながら施設の改修を計画的、継続的に進めていきたいと考えております。

 あわせて、備品についても機能性が高い備品の導入を図ってまいりたいと考えております。

 そのほかランチルームの設置も含め、食事環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。

門田正則君 了解。

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