平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第5号・4)
 

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第5号・4)

 

副議長(村田一郎君) 津賀幸子君。(拍手)

[津賀幸子君登壇]

津賀幸子君 それでは、質問をいたします。

 まず最初に、国・県の補助金カットで影響を受ける市の事業についてお尋ねをいたします。

 国の財政破綻を地方自治体に押しつけることが、あらゆる行政分野で行われています。船橋市でも特別減税で借り入れた起債額は1994年から221億円になり、利子も含めると何と311億円にも上ります。これはすべて船橋市民の負担となって返ってきております。

 さらに、ダイオキシン対策も基準が厳しくなったが、地方自治体の負担になる。児童ホームの運営費補助金がカットされる。乳児保育特別対策補助金、がん検診事業への補助金カットなど、民生、衛生、土木、教育、すべての分野で補助金カットがされています。このような国のやり方が続けば、住民の命や健康、安全を守る地方自治体の責任を果たすことができなくなることは明らかです。

 9月8日付の朝日新聞に、分権に逆行する地方自治体へのしわ寄せに対して、鎌倉市の市長が投稿されておりました。ここ数年、国が押しつける地方自治体に対しての財政負担は強まり、もう限界に来ております。市長は国に対しての意見を全国市長会で言っているというふうに、よく伺います。全国670市ある大勢の意見ではなく、54万船橋市民の代表として遠慮なく意見を言うことは大事なことではないでしょうか。どこの自治体に補助金をおろすかは明確になっておりません。基準がはっきりしないとも言われています。市長が国に対して直接要求して意見を言っていくお考えがあるか、まず最初に市長に伺います。

 2点目は、市の財政が厳しいと市長は市民の皆さんによく言っております。どうして財政が厳しいのか。国が船橋市に対して補助金カットをしてきたことを市民にしっかり公表し、市民の意見を聞き、知恵をかりるべきではないでしょうか。市政を担う市長のお考えを、この点も伺っていきます。

 3点目は、補助金がカットされたがん検診事業の継続について伺います。

 日本共産党船橋議員団は、介護保険の問題、不況対策問題などで市内の各団体との懇談をしてまいりました。仕事の確保、団体への補助金カット、市が現在行っている事業に対しての継続化の問題など、たくさんの意見が出されています。

 特に、がん検診事業については今後も継続してほしいということが出されており、市民からは事業内容拡大の要望が出されております。亡くなる人の4人に1人ががんで亡くなると言われているほど、がんにかかる人が年々増加しております。早期発見で治療すれば効果があるということは、市も、そして市民も認めております。今後、関係機関との協議をするということでしたが、医師会との協議はまだしていないとのこと。来年度の医師会の体制への協力依頼など、今年度と変わりなく検診事業を実施していくお考えがあるかどうか伺います。

 さらに、女性のがん検診は乳がん、子宮がん検診が実施されておりますが、大変発見のしづらい卵巣がんが増加していますので、ぜひ腹部エコーを検診に取り入れていただきたいと要望の声があります。効果的な事業にするために検討していただけるか、この点についてもお尋ねをいたします。

 次に、町会自治会会館の建設問題について伺います。

 住みなれた地域に町会自治会館を早く建設してほしいという声は、役員を初め住民から多くあります。ところが、用地の確保が困難な上に、平成8年から千葉県福祉のまちづくり条例を定め、町会自治会館建設に対しても整備基準の指導を設けました。例えば障害者用のトイレ、段差の解消、スロープの設置など、こういったことを指導しているわけですけれども、基準をクリアするための予算の割り増しや整備をするために敷地が必要になるなど、県・市の補助金と独自で用意した資金では不足が生じています。ある町会では、建設をあきらめなくてはならないのではないかという、そういった心配の声もあります。段差の解消、スロープや障害者トイレの整備など、条例での事業者への責務が定められている中、町会自治会の財政負担が負わされる中で、整備したくても整備できない、そういった状況にあります。

 私は、障害者や高齢者が住みなれた地域社会で安全に快適に利用できる町会自治会館建設の補助金を引き上げるべきではないかと考えます。この点について市のご見解をお聞かせください。

 次に、未設置4地区の児童ホームの建設についてお尋ねいたします。

 児童が心身ともに健やかに育つために、児童ホームを早くつくってほしいというお母さんや子供たちの願いが寄せられています。船橋市では現在、大穴、二和、中山、本町、4地域が未設置ですが、今後の建設計画について具体的に伺います。

 大穴、二和地域については、比較的その気になれば用地確保ができますが、今まで具体化しませんでした。中山地域は西部公民館建てかえ時に複合で設置する案があると伺っております。そして、本町地域については用地確保が困難。そして、小規模校の船小の余裕教室を利用することは難しい。この地域の設置が一番最後になるのではないかと私は心配するものです。

 昔は商売をしながら子育てができた地域環境ですが、近ごろは町じゅうにマンションが建設され、利便性はあるが、子育ての環境としては条件が悪くなっています。船小学区の学童保育所がないために、低学年の子供たちが、峰台小の学童クラブまで片道40〜50分もかけて本町商店街通りを行ったり来たりしています。私は、本町地域での児童ホームの建設は、学童保育所とかデイサービス、介護支援サービスセンター、また30床程度の特別養護老人ホームの建設など、高齢者の施設と複合施設で整備をしていくべきと考えます。今後、本町地域の児童ホームの入った複合施設建設の検討をしていただけるかどうか、お尋ねをいたします。

 次に、三番瀬の問題についてお伺いいたします。この問題については、市長にお尋ねをいたします。

 三番瀬の生態系調査や計画の影響予測調査のまとめがおくれています。2年間にわたっての調査は、調査をすればするほど三番瀬の干潟の価値が評価をされてくる、こういうふうに科学者の方、専門家の発言もあるほど貴重な干潟が三番瀬です。

 千葉県では現在、事業計画案を策定中です。この案を第1回の計画策定懇談会で各委員に提案すると言っております。しかし、計画案については各委員に秘密にすることを指示すると伺っております。船橋市民の代表として懇談会に出席する市長は、県のこのやり方に対して、最初の会議で、計画案を公表し広く市民の意見を聞くので、秘密にするべきではないという意見をしっかり言うべきではないかと考えます。この意思があるか、市長にまず伺います。

 2点目は、市民の代表として、この懇談会に出席する市長が計画案を公表し、広く市民の意見を聞いて、そして県に対しての意見を言うお考えがあるか、これもあわせてお尋ねをいたします。

 以上で質問を終わります。

[財政部長織戸雅夫君登壇]

財政部長(織戸雅夫君) 国に、あるいは県に対して、依存財源である国庫補助金、県補助金の増額等について申し入れる考えはないかということでございます。

 国、あるいは県に対する要望にはいろいろな機会がございますので、これからも市長が申し入れる場合、あるいはいろいろな協議会を設けておる場合もございますので、そういった協議会を通じて意見を申し上げるという機会もあろうと思いますが、あらゆる機会を通じて市側の考え方というものは国の方に、あるいは県の方に伝えるよう努力してまいりたいと考えております。

 それから、財政状況の厳しいことについて公表して、市民の知恵をかりたらどうかということでございます。

 この財政状況のことについては、法的には年2回公表はしておりますけれども、その内容が極めて固定的でございますので、そのわかりやすい公表についてはこれから考えてまいりたいというふうに考えております。そういうふうな努力はしてまいりたいと考えております。

 なお、市民からの意見を聞いたらどうか、こういうことでもございました。これは、既に議会側におきましても委員会ができております。また、市民から成る行政改革推進委員会ですか、委員会も発足し、審議に入っておりますので、あらゆる機会を通じながら、また直接投書をいただくとか、アンケートをいただくとか、そういう形で努力もしておりますので、そういった形で成果を反映させていきたいというふうに考えております。

[保健福祉部長大鹿一之君登壇]

保健福祉部長(大鹿一之君) がん検診の今後の継続ということ、それからもう1点は、卵巣がんの実施についてということにつきましてご答弁を申し上げます。

 がんの検診費につきましては、平成10年度より国庫補助金が削減されております。国としては国民の健康保持の観点から(「補助金じゃなくて国庫負担金だよ、あれ」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。両方あるんですけれども、国庫負担金の方の額でございますねが削られておりますが、国としては国民の健康保持の観点から、事業継続のため、地方交付税としての財源確保を行っております。

 本市の場合、地方交付税の不交付団体ということで歳入は見込まれないものの、事業は継続していかなければならない、このような認識をしております。市といたしましても、厳しい財政状況の中ではございますが、現在実施しております各種がん検診事業は、今後とも市民の健康予防対策の一環として進めてまいりたいというふうに考えております。

 なお、今後の検診体制とか検診の方法、内容につきましては、当然財政負担が伴いますので、関係機関と慎重に協議を行いながら、効果ある検診事業を進めてまいりたいというふうに考えております。

 また、卵巣がん検診につきましては、腹部エコーというお話もございましたが、最近、がん発生頻度が少しずつ増加傾向にあることは私も認識しております。しかしながら、このがんにつきましては早期発見は極めて難しく、非常に難しいと言われております。このようなことから、検診事業としてはなじまないというふうに考えられます。そういうことで、個人的に医療機関で診察を受けていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

[市民生活部長花沢敏之君登壇]

市民生活部長(花沢敏之君) 町会自治会館建設問題について、ご答弁申し上げます。

 町会自治会館の建設に際しましては、地域コミュニティー育成の観点から、その建設費に対しまして補助基準額の10分の8の補助を行っております。また、千葉県もコミュニティー育成事業として補助を実施しているところでございます。ご指摘の町会自治会館の建設に際しましては、集会所として千葉県福祉のまちづくり条例の適用を受けることになります。

 この条例は、高齢者や障害のある方々が安心して自由にできるようなまちづくりを目指したものであり、建設される皆さんのご協力により、その目的を達成しようとするものであります。このため、極力高齢者や障害のある方々に優しいまちづくりにご協力いただきたいと考えております。

 市といたしましては、町会自治会から具体的な建設計画が提出された段階で十分県と協議し、町会自治会館の建設がスムーズに行えるよう努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。(「お金はどうするのよ、お金」「そこを聞いているのよ」「努力って……」「心配しなくていいよということだよ」「じゃ、お金は出してくれるの」「どういう努力をしてくれるんだよ」と呼ぶ者あり)

[福祉サービス部長海老根幸男君登壇]

福祉サービス部長(海老根幸男君) ご質問の児童ホームの問題についてでございますが、児童ホームは23地区コミュニティーにそれぞれ計画的に整備するものといたしまして、現在19館の整備が終了いたしました。今後は大穴、二和、中山、本町地区の4館の整備を予定しているところでございますが、用地の立地条件が合わなかったり、特に本町地区などの市街地における整備につきましては、用地費も大変かさみますことから、複合施設とか、あるいは余裕教室の利用等、それらの協議を行いながら、今後も整備の促進に向けて努力をしてまいります。

 以上でございます。(「何で、それ言ったじゃない」「私が言ったことじゃない」「同じことじゃない」「本当にわけわからないな」「もう二和や大穴なんか用地幾らでもあるよ」「買ってきて」と呼ぶ者あり)

[助役生嶋文昭君登壇]

助役(生嶋文昭君) それでは、三番瀬につきましてのご質問についてお答えいたします。(津賀幸子君「市長に聞いたのよ」と呼ぶ)

 先番議員にもお答えをしてまいりましたとおり、現在、県では環境の補足調査の取りまとめに努力しておられまして、日程的におくれてはおりますが、これが取りまとめられますと、これを踏まえ、適正な規模となるよう計画の見直しを行うと現在なっております。

 計画策定懇談会では、この見直し案について検討されることと思いますが、これも既にご説明しましたとおり、まだ懇談会が発足しておりませんし、公表等の問題も含め、その進め方については懇談会において検討されていくものと考えております。

 以上でございます。(「懇談会じゃなくて、臨む立場を聞いているんだよ。あなたが行くんなら答えてもいいけど、行かねえ人が答えたってしようがない」と呼ぶ者あり)

[津賀幸子君登壇。「時間が十分あるから厳しくやってちょうだい」と呼ぶ者あり]

津賀幸子君 それでは、まず補助金のカットの問題ですけれども、この非常に厳しいということは直接に言うべきではないかというふうに私は申し上げたんですね。国や県に対して協議会なども通じて、あらゆる機会でそういうふうに伝えていきたいということでしたけれども、一番大事なことは、何が今、地方自治体の財政を圧迫しているかということを率直に国や県に言うべきだ。市長の立場で、私はその他大勢の全国に670市ある中の代表の声ということではなくて、市長として率直に言うべきではないかということを申し上げているわけですから、この点については市長のお気持ちを伺いたいというふうに思います。

 それから、がん検診については続けていきたいという認識で受けとめましたけれども、中身については、費用負担の問題などもこれから検討していかれるのか。その辺について確認をしておきたいと思います。(「お金取っちゃだめだよ、検査受けられないんだよ」と呼ぶ者あり)

 それから、卵巣がんの腹部エコーについては、先日の新聞の報道とかでも出ておりますし、非常に発見しづらいがんではあります。しかし、やはり市民の健康を守る、それから早期に発見するということでは、やはり腹部エコーが役立つというふうにも言われておりますので、私はそれは事業の内容として拡大していくべきだというふうに考えますので、もう1度ご検討していただけるかどうか。事業内容を検討すると先ほど部長がおっしゃっていましたけれども、その中にもう1度、専門家のきちんとした意見をいただきたいというふうに思います。

 それからもう1つ、やはり何といっても納税者である市民にとって、揺りかごから墓場まで、市民生活の中にあるたくさんの要求をどう実現していくかということは、非常に今、財政難の中で大変難しいというふうには考えます。ですから、いろんな形で議会でも話を聞いているとか、市民の代表の話を聞いているとか、そういったことをおっしゃいましたけれども、一番重要なことは、主権者である納税者が本当に財政的な民主主義をどう貫いていくかという点を市民にきちんと示していくことが大事じゃないかなというふうに思います。そういう意味で、市民からの意見をやはりしっかり聞いていく、そういった態度をとっていただきたいというふうに思います。

 それから、自治会館の建設の問題です。つまり、部長の答弁ですと大丈夫だということですので、基準をクリアするためのお金の補助の問題についても、これは大丈夫だということで受けとめてよろしいのでしょうか。私は相談を受けている町会長さんにそのように報告をさせていただきたいと思いますので、再度確認をしておきます。

 それから、児童ホームの問題です。部長さんがいろいろおっしゃってくださいましたけれども、すべて私が申し上げた問題でした。船小は余裕教室は1階が障害児学級が入っておりますし、余裕教室が小規模校ですからございません。努力とは何をしていくのか、待たせることなのか、この点についてももう1度、どういうことで市民の人たちの要望にこたえていけるのか、これも具体的にどう進めていくかということをもう1度はっきりと言っていただきたいというふうに思います。(「そうだ、いつからつくるのか」と呼ぶ者あり)

 つまり、平成8年に法典の児童ホームができた以後、大穴地域に土地を買うという、そういった話も出ていたんですけれども、いつの間にか立ち消えになっています。つまり、はっきりしない、そこはやっぱり問題ですので、どうやってこれから具体的に進めていけるかということをお尋ねしていきたいと思います。

 それから、三番瀬の問題です。私は市長に伺いました。通告書にも市長に伺いますということを特別に明記いたしましたけれども、非常に残念でございます。

 せんだって8月の末に、集中豪雨のためにたくさんのアサリが窒息死いたしました。漁業組合の調査では4,100トン、すごいアサリが死んでしまったわけですけれども、つまりこれだけのアサリがあの三番瀬にいて、これが全滅したわけじゃないんですね。73%ですから、もっともっとアサリがそこにいるということです。

 私どもは5日に、船橋の共産党議員団は漁業組合の案内で現地に船で行ってまいりました。翌日は大潮でしたので、今度は陸の部分から、海浜公園の方から調査に入りました。そのときに、たまたま50センチ掛ける50センチの干潟の1区画でシオフキガイが約250個、口をあいて死んでいました。マテガイが7個、アサリが7個、アオヤギが4個、タマシキゴカイの死体が1匹あったわけですけど、つまり50センチ掛ける50センチ、座布団の広さだけでこれだけの貝の死んでいるのが見れたんですね。それも表面に出ているだけの貝がこういう状態でした。

 このことからも、いかに三番瀬の干潟が本当に今大事かということも、改めて私は認識をいたしました。この間、漁業で働く人たちが減っているとかということがよく言われますけれども、今漁業に戻っている若者がふえているとか、それから三番瀬保全の署名用用紙を50人分くださいという若い漁師がいたりとか、そしてこの夏に行われた甲子園の市船の紹介では、学校紹介のかなりの時間を割いて、三番瀬のある船橋にある市船という紹介をしていました。

 この問題については、本当に私は、市長がどういう考えで第1回目の懇談会に臨むか、それが一番大事なのではないかと思います。やはり私は、助役ではなくて市長の考えを、どういう気持ちで臨んで、やっぱり市民の声をどう反映させていくか。そして、1回目に出された計画案を秘密にしていくように今県は指示をするというふうに調査でわかりましたので、そういったことを改めて、今から心の準備をしておいていただいて、第1回目の発言の時にはしっかりと、そういうことは私は立場をとれないということをしっかりと言っていただきたいんです。そのお考えがあるか、市長に伺います。

 以上です。(「お考えはないと言っているんだ。だから代人が答えているんだ、わかってねえなあ」と呼ぶ者あり)

[財政部長織戸雅夫君登壇]

財政部長(織戸雅夫君) 地方公共団体の財政を何が圧迫しているのか、国に対して意見を率直に言うべきだそのとおりだと思っております。現在の船橋市の財政が非常に厳しい原因というのは、既にご承知のとおり、経済が非常に停滞しているということで、市税収入の伸びがほとんどとまっている状況にあるわけで、そこに一番の厳しさがある。歳出については順調にといいますか、固定経費がどんどんふえていく。一面では、歳入がとまってしまっているところに原因があるわけで、それは主に日本の経済政策が大きな影響が出てきているというふうに考えております。

 そういう意味では、船橋市だけの問題ではなくて、全国共通の問題でもありますので、市長会等を通じて、そういった共通の意見を持ち上げていく。そして個別の依存財源、国庫補助金とか県の補助金とかについては、それぞれの船橋の特殊性がございますので、そういったことについては直接申し上げていくということにならざるを得ないのではないかというふうに考えております。

 以上です。

[保健福祉部長大鹿一之君登壇]

保健福祉部長(大鹿一之君) がん検診の2問目につきまして、ご答弁を申し上げます。

 費用負担をいろいろ検討するというふうに言ったかということでございますけれども、確かに平成10年度の当初予算におきまして、補助金と負担金と両方合わせまして約2億9000万円の減になったわけでございます。これは、非常に厳しい財政の中では我々も厳しく受けとめております。

 しかしながら、10年度におきましては、検診の方々には平成9年度同様に実施したわけでございます。先ほどもご答弁申し上げましたように、実施することには、今後も継続していきたいという気持ちは1つも変わっておりません。しかしながら、費用負担につきましては、来年度以降若干の費用負担もあるかもしれない、またあるかどうか今後検討するということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 また、検診方法でございますけれども、よく最近は新聞紙上でもお話がございましたが、肺がん、それから乳がん、それから子宮体がん、このがんにつきましては非常に発見がしにくいというようなことが出ておりました。私どもも医師会の専門医に聞きましたところ、やっぱり難しいという点もございますので、これらにつきましては医師会と今後検診の方法を変えていくとか、そういうことを今現在医師会とも検討中でございます。

 そうなったときに、例えば1例でございますが、乳がんの場合にはマンモグラフィーとか、そういうものを使った場合には、当然この費用も、それから時間もかかるわけでございますので、それらの点についても、もしそういう検診方法が変わった場合には、また費用についても検討しなきゃならない、このように申し上げたわけでございます。

 それから、いわゆる卵巣がんについての腹部エコーでございますけれども、この卵巣がんにつきましても、先ほどご答弁申し上げましたように、非常に早期発見が難しい、このように専門家が申しております。これは発見されたときには非常に厳しい状態であるというようなこともございまして、現在行っておりますいわゆる集団検診、個別検診の中での事業としては適当でないんじゃないかというふうに申し上げたわけでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。(「個別検診ならできるんだよ、腹部エコー入れればできるんだから」と呼ぶ者あり)

[市民生活部長花沢敏之君登壇]

市民生活部長(花沢敏之君) 再質問にご答弁いたします。

 町会自治会から具体的な建設計画が提出された段階で十分協議させていただき、町会自治会館がスムーズに建設できるよう努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「お金をどうするんだと言っているのに、全然言わなかったね」「大丈夫だと言うんだらいいんだよ」と呼ぶ者あり)

[福祉局長関根忠男君登壇]

福祉局長(関根忠男君) 児童ホームの再質問に、私の方からご答弁させていただきます。

 先ほど来から津賀議員もいろいろ申しておりますように、船橋市の財政、非常に厳しいということを申しております。国の補助金カットであるとか減税の問題、先ほどのがん検診の問題もそうですけれども、非常に大きな(予定時間終了5分前の合図)財政に影響を与えていることは確かでございまして、また経常収支比率等につきましても90%を超えてしまって、残りのお金がいかに建設事業に回せるかというようなことがございます。

 このような中で、(「部長が要るっていうふうに主張しなかったら進んでいかないよ」と呼ぶ者あり)私ども4館の児童ホームにつきましては何とか早目に建設しようと一生懸命努力いたしているところでございまして、複合施設等いろいろな方策を考え、何とかしたいという気持ちでおりますので、もうしばらくお待ちいただきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。(「来年はどうするの、来年は」「もうしばらくだと言っている」「もう2年もつくっていないんだよ」と呼ぶ者あり)

[市長藤代孝七君登壇]

市長(藤代孝七君) 津賀議員の再質問にお答えをいたします。

 先生もアサリの死滅の状況を見たということでございますが、私も漁協の案内で見させていただきました。確かにあれだけの自然海域におきまして死骸が出たということを非常に気の毒にも思ったわけであります。

 その中で、漁協の関係者の皆様方のお話の中に、実は昭和40年代でございますか、当時はオイルショックだった、そのオイルショックのときにこれが凍結されたんですよというお話も出てまいりました。しかしながら、今日ここまで時代が進んできたというような中で、私どもはこれが埋め立てされる、そしてまた反対する、いろいろ両面があろうかと思っています。しかしながら、まだ実際に私どもからすれば、その両方を、まだどっちをとろうかというところまで結論は出ていないというお話も聞いたわけであります。

 そして、確かにあの貴重な自然でございますから、私がいつも答弁しているというようなことを考えましたときには、先ほど先生の方が、県の方でこの策定懇の中の発言でございますか、それは秘密にするとかというようなことでありましたけれども、私どもにはそのような話はまだ一切届いておりませんので、決してそのようなことはないとは思いますけれども、私どもも県の方にそれはお話を聞いてみたいと思っております。

 現計画の環境影響評価でございますか、これに対します補足調査の結果がこの8月末ということでございましたけれども、どうもおくれるというふうなことから、やはり何かあるのかなというようなことを考えますけれども、しかしながら、やはり県におきましても海浜干潟の整備に関する基礎調査ということはやっておるというふうに考えております。この調査が人口海浜などを検討する海浜干潟創出調査検討委員会、さらにはまた底生生物、鳥類などを検討する干潟等生態系検討委員会を設けてやっているというふうに聞いておりますから、私どもからすれば、やはり市民に開放された水際線を確保する、そしてまた人と自然とが共生できるすぐれた人口海浜の干潟の整備をお願いしたい、このようにも考えております。

 ですから、いずれにいたしましても、この策定懇がいつあるかということを私どもも心待ちにいたしておりますから、それまでには議会の皆様方、あるいはまた漁協関係の皆様方、あらゆる人のご意見を参考にして発言したい、このように考えております。(「国際的にも注目されているんだからね」「前から埋め立ては必要だと言っているんだよ」と呼ぶ者あり)

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議会運営委員長(熊谷稔君) 暫時休憩願います。

副議長(村田一郎君) ここで、会議を休憩します。

午後4時28分休憩

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