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午後4時48分開議 ●議長(瀬山孝一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第2の一般質問を継続します。 千葉満君。(拍手) [千葉満君登壇] ●千葉満君 それでは、通告に従って質問をいたします。 バリアフリーの都市づくり、こういうテーマで第1項、質問をしてまいりたいと思います。 大変大きいテーマでございますが、特に高齢者社会に向かって、高齢者の皆さんが社会に参加をするために活動する、そのための大きな施設の1つとして歩道がございます。その歩道についてのみ今回は指摘をしてみたい、こう思っております。 昨日は敬老の日で、私の町会も町会主催で敬老会を二宮小学校の2階にあります体育館で開催をいたしました。そして、天候が悪うございましたけれども、ほとんどの予定者が出席をしていただきました。2階に体育館があるために、2階に上がるのに、高齢者の皆さんは町会のお世話をしてくださる人々の手をかりながら2階の講堂に入っていただきました。(「千葉さんも手をかりた方だったろ」と呼ぶ者あり)私は違う仕事をしておりました。(「手をかした方なんだよ」と呼ぶ者あり) 高齢者はだんだんと歩行能力が減退をいたします。NHKの調査によりますと、高齢者の中で50%は社会の活動に参加をしたい、こういう希望を持っております。しかしながら、船橋市の県道、国道、市道を見ましても、歩道が狭く、障害物が多うございます。高齢者に対しても障害者に対しても決して安心して歩くことのできる、そういう状況が整備をされているとは思えません。 したがって、バリアフリーの都市づくりは、市長が言っております安心して暮らせる福祉の先進都市、これと符合するわけであります。したがって、私は国道であれ県道であれ市道であれ、歩道を拡幅をする、時間をかけてもする、そして現在障害になっているものを取っていく、撤去していく、そのことが大変重要だろう、こう思っております。 一昨日の先番議員の質問に対して、県道だから、こういう表現で、あたかも船橋に責任がないような、そういう表現を使っていたというふうに私は理解をしました。(「そうだ」と呼ぶ者あり)そうでなくて、どういう道路であっても、船橋市内の道路は市長を中心として市の責任において整備をしなければならない、そういう性格であろう、こう思います。 障害物は、もうご案内のとおり、電柱があったり道路標識があったり街灯があったり、信号機すら、よく点検しますと障害になっています。そして、消火栓の案内、あれも歩道の真ん中に堂々と立っています。 さらにもう1つは、道路の形態であります。歩行者を考えるんじゃなくて、車の出入りのために傾斜がついております。 ごく最近、お年寄りの方が自分の歩行を補助するために乳母車のようなものを押して歩いていました。(「シルバーカーだ」と呼ぶ者あり)シルバーカーと言うんですか。それが斜面に、傾斜のところへ来たときに、その車が本人より先に行ってしまう。そして、車道の方へ進んでいく。幸い、ご本人は手を離していたから難を逃れた。 そのように、車の出入りを容易にするために傾斜がついている。これは決して安心をして暮らせる、そういうことにはならない。高齢者も障害者も、社会参加、活動に参加をしたいという気持ちを持っているにもかかわらず、大きな障害になっておる。 したがって、私はこの対策としてフラット方式に切りかえるべきだ。今のマウンドアップ方式を平然として行うんじゃなくて、もう少し歩行者が容易に歩けるような構造に切りかえるべきだ。さらに、障害物は何も歩道の真ん中に立っておる必要はない。その障害物を年次計画を立てて移転をすべきだ。関係者に協力を願って移転をすべきだ、私はそう思います。 このことを21世紀まで持ち越す必要はない。ですから、私はここであえて申し上げるまでもないのでございますけれども、市長を初め、市の責任者の皆さんは市役所に来る途中で車から毎日、歩道はどうなっているのか、ちょっと気をつけて見ていただければ、私が申しておりますことが納得がいくと思う。そして、修正はそれほど金をかけなくてもやれるところがたくさんにある。一遍にフラット方式に変えなくても、部分的に変えるところはたくさんにある。そのことによって歩行者、高齢者、障害者の歩行を容易にすることができる。私はそう思うのでありますけれども、関係者の所見を伺っておきます。(「歩道のないところも歩いてほしいな」と呼ぶ者あり) 次に、ごみの処理問題でございます。 船橋のごみ処理につきましては、皆さんもご案内のとおり、分離収集をしたり、有価物で回収をしたり、新しい方式で進んだ自治体の1つだ、こう考えておりますけれども、昨年の実績では22万トン焼却をしたと聞いております。そして、それは1,800トン、前の年よりもふえている、こういうふうに聞いております。したがって、これからごみは減少をするのではなくて、横並びか、ふえていく傾向にあるであろう、こう見た方が私はよいのではないか、こう思います。 そして、現在のところ、最終処分場は先番議員も指摘がありましたように秋田県の大館市、そして茨城県の北茨城市に依存をしているんです。最終処分場を見るために私は大館市に行ってまいりました。会派の中でも視察をされ、その実態をごらんになった会派もいらっしゃいます。そして、大館市の担当部長と意見を交換をいたしました。 担当部長の言われるのには、現在、運んできていただいておる市だけに限りたい。たくさん面倒見てほしいという注文があるようでありますけれども、大館市民の生活を脅かさないように現状で維持をしていきたい。そして、有害物がないようにきちっと精査をしてほしい。契約は1年契約である。したがって、大館市と話し合いをして、大館市がだめだということになりますと、大館市の最終処分地は1年更新ですので使えなくなります。しかし、その担当部長さんの言をかりますと、船橋に対しては私は大変好意的でそう受けとめました。それは、市の関係者の皆さんが長年にわたって誠意ある努力を重ねてきた、そのように私は評価をいたしております。 しかし私は、どなたも、どこの市でも他人のほかの市のごみを最終処分場にすることを好むというところはございません。担当部長のいろいろな困難の中で、大館市は秋田杉の名産であり、民芸品の豊富なところでもある、そしておいしい秋田米「あきたこまち」ができる、そういう点でお互いに協力はできないものか、こういうような、確実性はないのでありますけれども、協力をお願いできれば、こういうような私は感じを受けてまいりました。 したがって、千葉県でも海上郡でごみの最終処分地の問題で住民投票が行われ、絶対多数で反対をされました。これが率直な住民の意思表示であります。船橋の最終処分地は、聞くところによりますと向こう何年間も大館市に依存をする、こういうことでございますので、私は誠意を持って協力できるものは協力すべきではないか、そのように考えるのでございますけれども、所見を承っておきます。 3番目に、郷土の文化財の保護について若干指摘をしておきたい、こう思います。 飛ノ台遺跡の保存のために展示館が建設をされて、先人の文化を今日私どもが接するような機会を得ることができました。これの効果は私は大変大きい、こう考えております。 それとの関連で、郷土資料館にも縄文文化や弥生文化の土器等がたくさんございます。この飛ノ台展示館と郷土資料館の間でどのような連帯的な運営を行うのか。同じような時代の遺跡であります。ですから、これの交流はどうするのか、その点についてお伺いするとともに、現在の郷土資料館は大変手狭であるというふうに私は思いますし、郷土資料館で行っておりますテーマ展示、あるいは企画展示、こういうものが市民の皆さんに必ずしも浸透していない。この市民の皆さんにアピールをする方法等、もう1度検討する必要があるんではないかということと、郷土資料館は雑然としている、しかも船橋市内で出ました史跡関係を別の倉庫で保管をするほどたくさんあります。ですから、これを大切にするように郷土資料館の施設をもう1度見直す必要があるのではないか、こう考えます。 次に、成田街道沿いの、滝台のところに長屋門がございます。大変大きな立派な門でございまして、市民の皆さんから、あれを残してほしい、船橋の少ない文化財として残してほしい、こういう意見を聞きました。私はこの長屋門の歴史、史跡価値等につきまして、それほど私はわかりません。したがって、早急に調査をして、持ち主であります方はぜひ保存をしていただきたい、こういう希望もございます。 さらに、船橋に古くから格式の高い民家がございます。これは私よりも市長の方がずっと専門家でご存じだと思うのでありますけれども、民家がございます。これらを今のうちに保存をいたしませんと、すべて時間とともに失われてまいります。そのことを指摘をして、文化財としての保存に努力をしていただきたい、こう思うのでありますけれども、所見を承っておきます。 もう1点、二和東に徳川時代から牧場として野馬を放牧してありました広範な牧場があります。その牧場のさく、馬が出ないようにつくるさくが土手でつくってありました。その形が今二和東にございます。約2メートルぐらいの土手でございますが、その土手の上には木が生えて、皆さんご案内のとおり1つの緑地になっている。歴史的な価値は私は大変高いと見るのでありますけれども、緑の保存とともに史跡として保存をすべきであろう、こう考えますが、その考え方についてお伺いをして1問といたします。 [道路部長涌井稔君登壇] ●道路部長(涌井稔君) バリアフリーの都市づくりにつきまして、ご答弁を申し上げたいと思います。 まず、歩道の関係についてでございます。 現在、市内で歩道が設置されている道路につきましては、道路の絶対幅員が少ないために、歩道幅員が大変狭くなっております。そのようなことから、ご指摘のようなマウンドアップ形態の歩道形態になっておるわけでございます。 これは、整備当時は最良の方法として先輩たちが努力してこられたものと考えておりますけれども、しかし、最近の高齢者、障害者に優しいまちづくりの推進を叫ばれるようになりましてから、新たな課題になってきていると認識しております。 これらを改修するためには、現在、歩道に面して建てられております建物、車庫等の高さを新たに設置する歩道の高さに合わせていただくようになりますので、沿道の方々の協力は不可欠なものでございます。 しかし、今後拡幅整備計画を立てまして、歩道の形式を極力ご指摘のようなフラット形式に改めまして、高齢者、障害者の方々が歩きやすいよう、沿道の方々の協力を得て、段差あるいは傾斜のない歩道にすべく努力してまいります。 なお、ちなみに今月の26日、27日の両日におきまして、宮本地区、薬円台地区で国・県道、市道を含めまして、交通安全総点検を実施する予定でございます。まず、そのメンバーでございますが、市長が先頭に立ちまして、道路占用者、高齢者、障害者、学校関係者、県ともども参画をしていただきまして、全員で道路の安全性について点検することになっております。 また、他の地域の国・県道につきましても、千葉県におきまして福祉のまちづくり条例も制定されております。その趣旨に沿って早急に整備していただけるよう、船橋市内の実情を訴えながら、県に強く要望してまいりたいと思っております。 2点目の、道路上の障害物でございます。特に幅員が狭い歩道上に電柱などが、今ご指摘されたように所構わずといいますか、たくさん多く設置されておるわけでございます。確かに必要な施設でありますから、やむを得ない面はありますが、歩行者の支障にならないところに立てるのが基本でございます。このような見地に立ちまして、国・県道につきましては県と協議を十分行いまして、関係機関ともども現地立ち会いのもと、支障のあるものは移設に努力し、安全なまちづくりに努力してまいります。 以上でございます。 [環境部長鈴木淑弘君登壇] ●環境部長(鈴木淑弘君) ごみの最終処分場を利用するには相手方の自治体に配慮することが必要ではないか、このようなご趣旨のご質問にお答えを申し上げたいと思います。 最終処分場につきましては、お話にありましたように、秋田県の大館市と茨城県の北茨城市の2カ所を活用させていただいておりますけれども、いずれも今後10年間は使用可能との見通しを現時点で確認をいたしているところでございます。それ以降の見通しにつきましては、確定的には申し上げられませんけれども、処分業者からの情報によりますと、将来を見据えました拡張計画を現在検討中であるということでございます。当該処分場につきましては、水質保全を含め適正な管理がなされており、地元での評判も良好でありますので、将来計画の理解も得られるものと私ども期待をいたしているところでございます。 ご質問者からご指摘がございましたように、この処分場を将来的にも活用していくためには、平素から地元自治体との交流を含めた友好関係を発展させていくことが極めて大切であると私どもも認識をしておりますので、今後とも地元のご理解がいただけるよう努力してまいりたい、このように考えております。 その具体的な方策といたしましては、大館市の物産展を開催し、特産物等を市民の方々に紹介をし、利用していただくのもその1つの方策かと考えているところでございます。 このようなことから、本年3月に大館市の特産物展を本市で実施したい旨申し入れましたけれども、大館市を含みます秋田県全体が秋田北空港の開設キャンペーンを全国的に展開したため、スケジュールが合わず、次年度以降にこのことにつきましては持ち越されているところでございます。そういうことで、引き続きこの実現に向けて努力をしてまいりたい、このように考えておりますので、ご理解をちょうだいしたいと思います。 以上でございます。 [生涯学習部長小川博仁君登壇] ●生涯学習部長(小川博仁君) 郷土の文化財の保存についてのご質問にご答弁申し上げます。 まず1点目は、郷土資料館に関するご質問でございますけれども、郷土資料館は昭和47年に開館以来、26年目に入っております。この間、郷土資料の収集、保管に努め、また教育普及活動を行い、その活用を図ってまいりました。 今日、博物館を取り巻く社会状況は大きな変化を生じ、生涯学習の要請にこたえるべく博物館の運営の活性化が求められておりますし、これは全国的な課題にもなっておるわけでございます。国の社会教育審議会、あるいは社会教育施設分科会の報告の中で、博物館の整備、運営のあり方についての中でも、従来の博物館の事業の例にとらわれない柔軟な発想のもとに、学校教育とも緊密に連携しながら幅広い活動を積極的に行っていく必要があると指摘をされております。 私どもご指摘の郷土資料館につきましては、現在、仮称飛ノ台史跡公園博物館を整備中でございますので、これらも含め、市の博物館運営のあり方について十分研究をし、市民に開かれた生涯学習施設として期待される運営づくりに努力してまいりたいというふうに考えております。 次に、長屋門と民家の保存についてでございますが、文化財の保存につきましては、市の文化財保護条例に基づきまして、市内にある文化財で市にとって重要なものを指定し、その保護と活用に努力しているところでございます。 ご指摘の民家等につきましては、大神保の民家を初め、市内各地区の約485軒の民家調査を行い、調査報告としてまとめ、その記録保存を図っております。(「2万円の補助金じゃ少ねえんだよ」と呼ぶ者あり) 長屋門につきましては、正確ではございませんが、私、正確に数は把握してございませんが、多分22ないし23の長屋門が存在していると思います。現在、17の長屋門につきまして調査済みでございます。残りの分につきましても今後継続して調査をしてまいりたい、このように思っております。 次に、野馬土手の保存についてでございますが、野馬土手につきましては、市史編さん事業の中で市内の近世末期以降の調査を行い、その結果を刊行物「市史研究」にまとめておりますが、現在、市内には10カ所確認をしておりまして、二和の勢子土手や高根台の野馬よけ土手に説明板を設置し、その周知を図っているところでございます。これらを文化財として指定し、保存をしていくためには、文化財としての価値や所有者の同意等、解決しなければならないもろもろの条件がございますので、今後、文化財審議会とも連携を図り、文化財の保存について努力してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 [千葉満君登壇。予定時間終了5分前の合図] ●千葉満君 歩道について第2問を行います。 今、今月の26日と言われましたでしょうか、市内の国道、県道、市道の調査を行う。問題は、調査を行って、いつ、どのようにこういう障害物構造を直すのか、こういうことではないか。私が指摘したいのは、高齢者や障害者の視点でこの歩道を見てほしい。そのことは健常者には十分に活用できるわけでございますので、基本的には高齢者や障害者が何の抵抗もなく歩道を歩くことができる、そういう要件を備える、このことなんです。だれがどこをどう視察しようと、私の言っておること、それとは必ずしも一致しない。ただ見て、研究して、県に対して要請をする、そして何年もかかります。行政の責任者であります市長は、そういうことで福祉の先進都市をつくりますと言い切れるとは私は思わない。非常に歩道という部分的なテーマですけれども、これが都市機能の非常に重要な基本になっております。 先ほども指摘いたしましたように、多くの高齢者が社会活動に参加をしたい、そのためには、歩くこと、買い物をすること、そして用を足すこと、この原点とも言える生活、そのことができなければならない。その点で、単に視察をし、見る、それだけではなくて、どのように解決をするのかというタイムリミットを持たなければならない。先ほども指摘いたしましたように、21世紀まで待つことは許されない、そう思いますので、ぜひ1週間でも10日でもかけて、市長が毎日登庁するときに、助役が毎日登庁するときに、あるいは収入役さんでもいい、その歩道がどうなっているかということを車の窓から見てほしい。そのことについて、また具体的に12月に指摘をしておきたい、こう思います。 野馬土手につきましては、ここの二和1丁目だと思いましたけれども、ここが国有地の一部もありますし、両サイドが道路になっておる。センター的要素もあるし、大変大きな木が生えておる。そういう点では、ほかのところに例を見ない。ですから、これはかなり所有者の皆さんにご相談をして、文化財としての保護を早急にお願いをしたい。努力をしてみていただきたい。そのことを要請して、質問を終わります。(予定時間終了の合図) …………………………………………… 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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