平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第6号・6)
 

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第6号・6)

 

議長(瀬山孝一君) 日程第1の一般質問を継続します。

 田久保捷三君。(拍手)

[田久保捷三君登壇]

田久保捷三君 質問をさせていただきます。

 21世紀への課題というのは、大変難問が山積をいたしております。食糧・人口あるいは農業問題、森林伐採・自然破壊・地球の砂漠化あるいは天候異変・異常気象等、天変地異・人災・天災、本当に難問だらけだというふうに、昨今つくづく思う次第です。おまけにこの数年間は、先番議員さんもるるご質問されておられましたけれども、大変な不況で、長い長い不況のトンネルが、まだ先が見えないという、このようなご時世、地方財政の厳しい中で、リーダーの手腕が問われるところなんだなというふうな気がいたします。

 さまざまな予算についての、あるいは財政についての質問が先番議員さんから出てしまいましたんで、私からはこの点については要望にとどめさせていただきますが、このまませんだってのニュースにもありましたけれども、千葉県内の80市町村の財政状況についてのアンケート調査の結果が載っておりましたが、このまままいりますと、船橋市もいずれは不交付団体から交付団体へというか、けさの朝刊にも、東京都が8000億ぐらいの歳入の欠陥というか、マイナスが報道されておりましたけれども、再建団体へ突入かというふうな形でのニュースがありました。リーダーの工夫とか、あるいは国や県へ何かを、補助事業をもっと持ってこいとか、そういうふうなことだけではしのげないのではないかな。いわゆる工夫とか、そういうものが通ずるような状況ではないような気がいたします。

 さまざまなことでの市長会からの要望だとか、要請だとか、陳情だとか、国へ対して、県へ対してのいろんなこともお考えのようですが、やはり行財政改革というか、さまざまな事業も凍結をするような場面もあるのかもしれません。先ほど広報でも見かけましたけれども、総合計画の基本計画をつくられる審議会のフローが載っておりました。そういう中でも、大型の事業がなかなか難しい時代になったのかな。そのあたりについてはいろいろと凍結、あるいは撤回を含めて検討されなければならない、こういう財政状況下に置かれるリーダーとして、大変ご苦労されていることだろうと思いますが、来年の予算編成を控えて、ぜひめげずに、何かと知恵を合わせて予算を組まれることをつとに要望させていただきます。

 1問の2番の対外姿勢についてでございますが、昨日の台風、あるいはことしの異常気象で、千葉県は意外と被害がなかったと申してもいいようなもんですが、北関東から東北にかけては大変な被害が、テレビでも、新聞でも報道されておりました。

 そういう中で、ある日突然に、空からまたおかしなものが降ってまいりまして、あれはテポドンと言うんでしょうか。原爆実験のときには、市長はすぐさま反応をされて、抗議の電報を打たれた、このように聞いております。また、今回の俗に言う北朝鮮が発射をされ、三陸沖に着弾とニュースされましたミサイルについてこれについては、最近、アメリカの情報は人工衛星だったらしいというふうな判断をされたみたいに聞いておりますけれども、人工衛星と言ったって、その昔、同じような実験をされて、人工衛星だというふうに報道されていたお国もございました。しかし、人工衛星だからといって、打ち上げるものはすべてロケットでございまして、そのロケットの先に、先端につけるものが変わると人工衛星になったり、核をつければ核ミサイルになったりするわけですから、この脅威については依然として失われてない。大変な脅威だろうと思うんですが、このことについて抗議をされたというふうなニュースを聞いておりませんので、抗議をされておらないんだろうと思いますが、なぜ抗議をされなかったのか。あるいはこの前、抗議の電報を打たれたときに、どのような経過を経て決断をされたのか。あるいは近隣他市とか、さまざまなところでの相談をされた結果なのか。そのあたりの経過も踏まえて、なぜ抗議をされなかったかをご説明願えればありがたいと思います。

 また、対外姿勢の中でも、この市庁舎の中だけの問題ではなくて、最近、特にこの1〜2年、いわゆるさまざまな文書が郵送、あるいはファックスをされてまいります。発信人の確かなものと、名前の記載はあっても、実態についてはちょっと疑わしいかなと思われるもの、あるいはいわゆる怪文書のようなたぐいのものまであるようでございます。文書の内容には実在の人物の固有名詞が登場したりしております。何かと物議を醸す内容も含まれております。これらに対する姿勢についてお伺いをさせていただきたいと存じます。

 いわゆる怪文書と称されるものには反応せず、無視をするという1つの姿勢がありますが、はっきり実在する団体、あるいは個人についてはどんな対応をされるのか、大変難しいとは存じますが、対応いかんによっては品格にも関するものでございますので、ぜひお考えを伺っておきたいと存じます。

 続いて、環境・土木の問題に入らせていただきますが、まず道路・河川・橋等については、やはり先番議員さんが、国・県道、市道の改良とか、歩道設置ですとか、大変るるご質問されておられましたので、重複を避けながら、数点お伺いをさせていただきたいと存じます。

 市域全体で4車線化、あるいは拡幅とか交差点改良、歩道設置等々、いろいろ改良・改善の計画があろうかと存じます。総体的に見て、最低でも改良が必要だ、改善をしなくちゃならないというふうに掌握されているところが、どの程度、何カ所ぐらいおありになられるのか。そのうち、どの程度が解決をした、あるいは解決しつつある、いわゆる着手をしたのか、あるいは全然着手をしてない未着手の部分が何%ぐらいになるのか、そのあたりを総体的にお教えいただければありがたいと思います。

 河川についても、昨日の雨等のこともございますが、過去に台風や大雨で浸水や道路冠水等の被害の実害を踏まえた上で、さまざまな改善・改良点を掌握されていると思いますので、河川についても、その進捗率等を道路と同様にお伺いをさせていただきます。また、橋についてもいかがでしょうか、そのあたりについてもお話しいただければと思います。

 そして、海についてでございますが、これは私、前回6月議会のときにお願いをいたしました件なんですが、どんな状況であろうか、ご報告をいただければありがたいと思います。つまり、稲毛の砂浜から隣の幕張の浜、そしてこの船橋の一番東のところ、習志野地先のところまで続いているコンクリート護岸を砂浜にするという県の計画があるはずでございますので、これについての、どのような計画をされているのか、状況なのかをお伺いしておいてくださいとお願いをしました。これについては自然再生自然を壊すという方じゃなく自然を再生するという方向なので、特に問題点はなかろうかなと思うんですが、(「砂が流れてるよ」と呼ぶ者あり)なぜ実際にその工事をやらないのかどうなのか、(「事実を言った方がいいよ」と呼ぶ者あり)お伺いをさせていただきます。

 そして、今出ました砂が引っ張られるという、これはそのときにもお願いしましたが、沖合に深い深い穴があります。この穴をお埋めになられる計画も、埋め戻しの件についてもご報告を願えればと、こういうふうなことでお願いをしておきました。これについてお答えをいただければ……。

 そして、この一番西のところ、いわゆる船橋に一番近いところに砂浜ができたならば、その先に人工干潟をおつくりいただければなというふうなお話もさせていただいておりますので、このあたりの計画についても自然の再生ということで、破壊ではございませんから、県との話し合いはいかがなもんだったのか、その状況についてお知らせをいただければと思います。

 そして、海についてはもう1点、これは3月のときにもお話をし、このときには別にお答えを求めませんでした。いわゆる海神水門付近に船だまりがございますが、この水門と船だまりのあたりが、特に私の目で見た場合に大変汚れておるような気がいたします。そのように感じられるんですね。下水道が普及した地域にもかかわらず、結構、工場排水等家庭排水ではなくてほかの排水が流れ込んでおるんでしょうか、改善されているようには見受けられないので、なぜなのかなという疑問が起こっております。ぜひ改善策は何かお考えなのか、ひとつお答えをいただければと思います。

 実は、私はこの船だまりについては、埋め立てを主に整備を進める必要があるだろうというふうに考えております。6年ほど前からプライベートな交流の中で、県のある方と非公式にお話をすると、公有水面の埋め立てではなくて、市単独で埋め立てをされて結構だと思われる。さまざまな法令・規約を調べても、いけるのではないかなというところまでお返事というか、非公式なんですが、そんな検討もさせていただいております。ぜひ公式なルートで協議を開始していただきたいと思うのですが、いかがなもんでしょうか。船だまりとしての機能を維持しながら、不法係留をされているプレジャーボートと言われるものの立体的な格納庫なども建設をされて、不法係留の対策の一助とされたらばいかがかなと思うのですが、お考えをお聞かせいただければと思います。

 その次に、エコシティーについてでございますが、田園都市構想と書いた部分については次回に譲らさせていただきますが、エコシティーについてお伺いをさせていただきたいと思います。

 平成5年に指定を受けて、翌年環境計画を、そしてその翌年、平成7年にはまちづくり条例を制定されました。今日まで着々とその路線を強化されてきていると承知はいたしておりますが、エコシティーとは環境と開発の調和だというふうに伺いました。先番議員さんが質問されました坪井の森についての答弁も、坪井川のせせらぎを生かした近隣公園を配し、郷土の草木を移植して、自然環境の再生を図り、エコシティーの理念で指導していくというふうな答弁がございました。

 もう1つは、平成8年に準備委員会が設立されました海老川上流地区区画整理事業も、河口から上流にかけて、水辺と緑を最大限に生かしたエコシティーを創出するとの説明を今までに受けたことがございます。そして、その先、海老川の最上流部分等に関する部分については、どうも調査をされておられますが、保全の方向だというふうにも伺っているところですが、私は全体として不満があるのです。実は6月にもこれは質問させていただいておりますが、単に未開発部分を開発するときの手法としてエコシティーという言葉が、あるいはエコシティーの指定を受けたのではないのかなというふうに私はいつも思っておるものですから、疑問が解けません。緑や水にこれだけ配慮しているんだからという言いわけとしか聞こえてこない。本当に開発するときの環境との調和だけなのでしょうか。これではエコシティーの指定は市内のほんの一部分を指定しただけで、ただそれだけのことで終わってしまう。私はエコシティーに指定した、あるいはエコシティー化しようと思われる地区を優先的に仕事はするけれども、その隣接地域についても、それを普及させていくというふうな考えが、それが市域全体を対象としていけば効果が波及し、市内すべてがエコシティー化ができるのだろうというふうに理屈の上では思っております。

 折しも広報ふなばしには総合計画策定委員会のフローも載っておりました。いずれはここで議論をされて、集約をされていくのでしょうけれども、前回も意見を述べさせていただきましたが、私はこの海老川流域の開発はもうやめるべきだというふうに考えている1人でございます。

 海老川流域は、この流域を取り巻く船橋の市街化区域全体として見た場合には、市域全体の中でこの海老川流域というものはオアシスなんだ。このままで水と緑、そして日本の原風景が唯一残っている市街の中の場所ではないのかな。いわゆる私は、この地域は船橋のまほろばだというふうに位置づけております。自然を開発して調和のとれた町をつくるんじゃなくて、自然を再生して、もう少し自然を豊かにする場所なのではないかなというふうに考える。そして、この流域から発して、川沿いの並木道や小川や緑道を通じ、市街の中に点在している広場や公園と結んでいく、そういう中からビオトープ構想みたいなものも生まれ、そして町中へ展開をされた緑道とか、小川とか、そういった並木道とか、そういうところで町中へ自然の再生が一部分でも可能になってくる、そしてそれが結んでくるというふうな地域なので、いわゆるそういうことを考えれば、市域全体として、このエコシティーとして、海老川流域部分を自然の再生のエコシティーの開発との調和じゃなくて、再生の部分として一歩踏み出すことが、エコシティーとしてのバランスがとれたまちづくりになるのではないかなというふうに考えておりますので、ご所見を承りたく思います。

 そして、このエコは将来、私がイメージするところでは、下水道なども要らなくなってくるのかな。例えば、最近のバクテリアの発見や、さまざまな細菌の研究が進んでおられますので、そのスピードは驚異的なものがございます。いわゆる何でも食べてしまうような、ばくばく食べるバクテリアなんていうふうな言葉もございますが、そういうものが急速な進歩で見つけられてくると、合併浄化槽というもので、多分水がきれいになるだろうという専門家の意見もございます。

 公共下水道の、雨水をのむ方の公共下水道はそのまま残ったとしても、家庭雑排水の方の公共下水道は要らなくなるかもしれない。あるいは、それが意外と近いかもしれない。いわゆる枯山水になるところであった川が、いわゆる湧水の復活ということも市では政策として取り入れていますし、湧水が復活をし、そして家庭雑排水がきれいな水として川に戻ってくれば、やはり川は枯山水ではなかったというふうなことで自然が戻ってくるというふうなことにもなるんだろうというふうに思います。これについては答弁要りませんよ、バクテリアのところはね。

 エコシティーではまた、もう1つはごみ。ごみについても、廃棄物についても、やはりそこまで追求をすべきだろうというふうに思います。最近は生ごみのリサイクルが話題になっておりまして、最終処分場の問題やダイオキシンの問題、減量の問題等々、分別・リサイクルが話題の中心でございます。この問題の先進都市を調べてみますと、概して人口が2万、3万ぐらいのところが大変進んでおりまして、見事な処理をされているところが多く見受けられます。やはり私は、このあたりが適正人口なのかな、当初踏み出すにはこのぐらいの人口がいいのかなという気もいたします。

 エコシティーの中でごみの問題まで、ふだんの生活から最後の廃棄物までを考えていくのがエコシティーの問題なんではないかなという意識の中から、新しいエコシティーの指定以前に、旧市街地の中でそういうふうなエコシティー化をしようとするところを選び出したり、あるいはごみ処理の問題だけで1万、2万、3万ぐらいまでのところの適正な区域を指定し、モデル地区に指定をされたらいかがかな。そういう考えでいけば、市内に20〜30カ所はできるのかなという気がしますが、指定をした中からモデル地区を指定し、そしてそのモデル地区については、ごみの問題までさまざまなことでのモデルを実験という言葉を使うのは適当ではないかもしれませんが、モデルにして、船橋市の1つの発信基地にされたらいかがかな。そして、そこには生ごみやその他の処理に要する費用、そのぐらいのものは推奨金として還元するぐらいな考えがあってもいいのではないかなというふうに思うものです。地域ぐるみで取り組んでいただいたら、他地区へも条件が整い次第、順次拡大していく、こんな政策、すなわちエコシティーとか、地域とかの中で、ごみを主体にモデル地区を設置してみたらいかがかな。これは提言をさせていただいて、ご検討いただければ結構でございます。

 そして、もう1つ付言すれば、エコシティーの中では、やはり道路や河川や橋、そういったものについても、これまでのような工事の仕上がりのような状態でよろしいのかどうなのか。あるいは、景観とか内容も、さまざまなことについてエコシティー化の要求がされると思うんですが、あるいは追求がされると思うんですが、河川については、昨年、自然に配慮した護岸をしてよろしいというふうになりましたんで、船橋の河川も大分仕上がりが変わって、自然との共生が図れるような護岸でございます。道路や橋についても、そのような何か工法が可能なのか、あるいはどのようなものを取り入れていかれるご所存なのか、お伺いをさせていただきます。

 この道路については、もう1つはエコシティー化の中で道路の清掃についてでございますが、この道路の清掃については、前回ちょっとだけ触れさせていただきましたけれども、ある民間の自動車産業の企業さんが、朝晩、若い店員さんなんですけれども、全員で道路清掃をされておられる。それをあるマンションの1室から見ておられた方が触発をされまして、毎週、勤めが休みになる土曜日の朝、早く起きて駅までの1キロ以上にわたる道路を清掃されておられるという話をお伺いいたしました。

 そして、興味があったもんですから、この企業の店舗の社長さんはどういう人かなというふうな形でちょっと調べさせていただきましたらば、全国展開をされている店舗で、全国で一斉にそういうことをおやりになられている。全国でそういうふうに触発されている人もたくさんおられるのかなと思いながら、どうもその原点は石門心学、石田梅岩さんの哲学に通じるような、実践哲学をお持ちのお方だというふうにお伺いをいたしました。

 この梅岩さんの研究としては森信三先生が第一人者だというふうにお伺いしまして、その本を読んでみましたらば、このような実践をされる教育の究極の3原則というふうなことを森先生がそしゃくをされて述べておられました。3本の柱でございまして、1つは、あいさつができる、あいさつをする心。畏敬の心と申します。2つ目は、「はい」という返事ができる。感応の心というふうにも書いてありました。3番目が後始末、責任の心。この3つが究極の教育の3原則だと。この3つを実践しておられるような社会は、あるいはそういう生活をされたならば、すばらしいモデル地区ができるんだろう。ポイ捨て条例も何も要らないでも町がきれいになるような、そういうふうな形で、道義心を喚起するような形の政策をとられたらいかがかなというふうにも思います。

 そして、なおもう1つ付言させていただければ、省エネについてもそこのモデル地区では考えられたらいかがなのかな。いわゆる自然に優しいエネルギー。企業や人任せでなくて、まちづくりの一環として位置づけられて、必要があらば先に庁内とか、あるいは出先機関でも、すべて役所という役所が率先して省エネに走る。もう既にそういう体制に入っていると思うんですが、それをもう少し宣伝されたらいかがかなというふうにも思います。いわゆるモデル地区では、省エネも推奨して取り入れていくべきであろうというふうにも考えております。

 なお、省エネについては、電気だとか、ガスだとか、水道だとか、いろんなものがあると思いますが、そういったものについては、もう他の民間施設でも、県の施設でも大分取り入れられているようでございます。そのあたりの情報は、どのような形でお調べをいただいているのか。さまざまなことについての情報、ご所見があれば伺っておきたいと思います。

 3番目の教育について、入らせていただきます。

 教育の問題については、多くの質問をさせていただこうと思ったんですが、1点だけ。最近、学校へ行っても、明るくて元気のある先生がどうも少ないように見受けられる。なぜなのかな。ぜひそのあたりで、教育委員会はさまざまな反省をされているのだろうと思うんですが、その反省をどのように生かしているのか。そういう点について、人事等に伴う研修だとか、教育センターの施設の活用だとか、人材活性化の施策だとか、そういったさまざまな点について、反省点についてお述べをいただきたい。

 実は新聞報道ですが、ことしの1月、鹿児島で日教組の全国大会が開かれました。その分科会で、反省をされた意見が出たというふうな報道を拝見させていただきました。その報道については、自虐史観の歴史教育に対する反省の声が聞かれた。1つは、戦争学習が残酷物語に終始すれば、謹厳大志、本来の目的が遂げられない、1つ、負の要素だけでは生徒はめげる。1つ、反戦を教えれば正しいことを教えていると舞い上がっていなかったか。1つ、従軍慰安婦などについて、教員が使っている副読本では誇大な表現も多く、教員の見る目が必要だ、このような反省もされたそうでございます反省の意見があったそうでございます。教育委員会でもさまざまなことについて、ふだんの反省があろうかと思います。どうも最近、明るくて元気な先生方が少ないように見受けられるんですが、何かそのあたりでの反省事項があれば、人事についてもさまざまなことでのお考えをお伺いしておきたいと思います。

 ちなみに一言言わしていただければ、そのようなことについて、校長先生なんかも余り見えていないんではないかなという気がするんですね。あるいは、先生方同士でも余りわかってないんじゃないかな。あるいは、これまでの人事だとか何とか、研修だとか何とかという方法に問題でもあるのかな。問題を起こした教員に対するさまざまな対応はどうなっているのかな、あるいは問題を起こしたわけでないんだけれども、どうも明るさも、元気も失っているような先生が発見できないで、そのままになっているような気がしてしようがない。そのあたりについての、あるいは先ほどの日教組の先生方が反省の声を上げられたというところで、もう1つの報道によれば、教科書あるいは資料集や副読本でも、全国で幾つか事件が起きている。そのあたりを副読本をつくったり、資料をつくっておられる団体等の研究グループも新聞に報道されておられました。それらのことについても、我が船橋市ではどうなっておられるのか、そのあたりについても何か情報があれば教えていただきたい。

 どうも教育センター等の施設の利用はマンネリ化しているんではないかな、あるいは人材活性のための施策というのは、見直しはしているんだろうかな、何か気になることがたくさんございます。ぜひ反省事項が、なければいたし方ございませんが、あったらばお教えいただきたい、このように思います。

 以上で、第1問を終わりにします。

[企画部長吉岡忠夫君登壇]

企画部長(吉岡忠夫君) 対外姿勢につきまして、ご答弁申し上げます。

 朝鮮民主主義人民共和国によりますミサイルの発射についての抗議についてでございますけども、これにつきましては、小渕内閣総理大臣及び高村外務大臣に対しまして、要望文を千葉県知事、それから千葉県市長会会長、千葉県町村会会長連名によりまして送付したところでございますので、船橋市長名による抗議は行っておりません。

 今後におきましては、事実関係が解明されていく中で、政府当局の対応を注目してまいりたいと考えております。(「防衛庁、何やったかと聞いた方がいいよ」「汚職だよ」と呼ぶ者あり)

 また、過去に抗議したときはどのような庁内会議をということでございますけれども、去る5月にインド・パキスタンによる核の地下実験の実施につきましては抗議をいたしております。この抗議につきましては、事実関係が明確であり、かつ緊急性を有したことから、市長、助役と協議をいたしまして送付したものでございます。

 なお、この際、近隣の数市にその対応をお聞きし、参考といたしました。

 次は、稲毛、幕張の浜から習志野市地先への砂浜化の問題でございますけれども、さきの定例会でもご答弁申し上げておりますけれども、現在の海岸線は千葉市の稲毛の浜、それから幕張の浜と断続的に海浜が続いております。また、浜田川河口から菊田川河口までの1,900メートルにつきましては、港湾計画の中で海浜として位置づけられておりまして、県において具体的な内容を検討しているところでございます。

 なお、船橋寄りの習志野市茜浜地先の人工海浜につきましては、海岸線が直立岸壁とテトラポットになっております。この岸壁は県と習志野市が所管しておりますが、具体的な検討はなされてないと伺っております。

 次に、茜浜地先の人工干潟についてでございますけれども、人工干潟につきましては、現在、県において三番瀬の環境保全対策といたしまして、先行事例の効果などを調査し、生態系に配慮した人工海浜、それから干潟の整備などについて、海浜・干潟創出調査検討委員会並びに干潟等生態系検討委員会を設け、現況の検討を行っているところでございます。

 ご質問の習志野市茜浜地先の人工干潟につきましては、現在は検討がなされてないということを伺ってございます。しかしながら、習志野市地先の人工海浜、あるいは茜浜地先の人工干潟につきましては、千葉港の全体計画の中で検討されるものと考えておりますけれども、今後とも関係機関に協議をしてまいりたい、このように考えます。

 次は、しゅんせつ地の跡地の埋め戻しでございますけども、これにつきましては、県におきましては、現在、茜浜沖、浦安舞浜沖、検見川沖の3カ所で埋め戻し工事を行っております。このほか、習志野市沖は既に工事が完了いたしまして、幕張沖、千葉新港沖は工事が中断されておると伺っております。このうち習志野市茜浜沖のしゅんせつ跡地につきましては、昭和56年ころから埋立容積377万立方メートルの埋め戻し工事を開始いたしまして、平成9年度までに約296万平方メートルの土砂を投入しておるそうでございます。しかしながら、埋立土砂につきましては、県内の水域で行われます公共事業で発生する土砂を使用しているため、発生土量の予想が難しく、工事完了時期につきましては明確に示されておりません。

 最後に、海神水門付近の船だまりの整備でございますけども、これにつきましてはご質問者もおっしゃっておりますように、当船だまりにつきましては港湾区域になってございます。したがいまして、公有水面の埋め立てとして取り扱われるものと考えておりますけれども、したがって、こうなりますと、港湾区域の変更等も生じるというふうなことで私ども理解しております。しかしながら、お話の中で、市が免許を取って埋め立てすることは可能だということも伺ってございます。しかし、埋立工事になりますと経費等の問題もございます。したがって、今後、関係機関にこれらの有効利用につきまして、どのような形ででき得るものなのか、いろいろ協議をしてまいりたい、このように考えています。

 なお、プレジャーボートにつきましては、そういうものの計画ができた段階で考えていくべきであろうというふうに考えております。

 以上でございます。

[市長公室長西山裕康君登壇]

市長公室長(西山裕康君) 市長の政治姿勢のうちの対外(「対外姿勢だよ」と呼ぶ者あり)、対外姿勢についてお答えいたします。

 最近、市の方にもさまざまな内容の文書、送られてまいります。通常はそのまま処理しておりますが、市政を歪曲し、市の品位を著しく汚しているものについては、市民の方に誤解を与えることになりますので、発行者が明確な場合は、相手に対し、市としての正式な抗議なり、手段を講じる必要があると考えております。(「やったの。今回も明確なのあったよ」と呼ぶ者あり)

[道路部長涌井稔君登壇]

道路部長(涌井稔君) 環境・土木問題のうち、道路の改良計画と進捗状況についてのご質問にご答弁申し上げます。

 市内の国道・県道のうち、4車線化を要望している路線は、主要地方道船橋・我孫子線でございます。その路線のうち、花輪 中野木間は去る5月26日に暫定4車線化で完了し、供用いたしているところでございます。引き続き1カ所につきましては、現在事業中でございます。その他の道路の拡幅、道路改良等では、県道夏見・小室線のほか7路線要望しておりますが、事業中のものは3路線でございまして、37.5%でございます。また、検討中は2路線で25%、未着手は3路線で37.5%でございます。

 また、市内の国・県道、市道の交差点改良といたしましては、現在、4車線化を行っております船取線に絡む2カ所を除きまして、市内では45カ所、改良すべき交差点と考えております。このうち、国・県道で改良済みが11カ所で36.7%、事業中が6カ所で20%、未着手が13カ所で43.3%でございます。市道につきましては、15カ所中、完了済みが8カ所で53.3%、実施中が3か所で20%、未着手が4カ所で26.7%でございます。

 以上でございます。

[助役生嶋文昭君登壇]

助役(生嶋文昭君) 環境・土木問題のうち、下水道部所管の事項につきまして、ご答弁申し上げます。

 河川の改善点は何カ所で、進捗率はどうかというご質問でございますが、本市を流下します河川は、1級河川が二重川、真間川、神崎川、桑納川の4河川、2級河川は海老川、長津川、高瀬川、谷津川、飯山満川の5河川、準用河川は長津川、貝塚川、前原川、中野木川、海神川の5河川、そのほか普通河川44河川で、河川総延長は9万9260メートルございます。このうち平成10年3月末現在での進捗率でございますが、時間降雨量30ミリから50ミリと対応するもので改修されましたものは2万6739.6メートル、26.9%でございます。また、時間降雨量10ミリから30ミリ未満である河川が6万9540.9メートル、70.1%でございます。未改修のものは2,979.5メートル、3%となっております。

 このようなことから、本市といたしましては、現在、1級河川二重川、準用河川長津川、中野木川、普通河川北谷津川、念田川等、再三洪水被害を引き起こしている治水安全度の低い河川から効率的に改修工事を進めているところでありますが、今後、他の河川につきましても、さらに努力して河川事業の推進を図ってまいりたいと考えております。

 また、橋につきましては、河川の改修を行うに当たり、川幅を広げる等行いますので、河川改修と合わせる形で橋梁のかけかえも実施してまいっております。今年度におきましても、1橋かけかえの予定がございます。

 以上でございます。

[環境部長鈴木淑弘君登壇]

環境部長(鈴木淑弘君) 私の方から、環境・土木問題のうち、海神水門付近の船だまりの水の汚れの原因についてというご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 ご指摘をいただきましたように、海神水門の北側の地域には公共下水道が整備されているため、船だまりには水は流れ込んでおりません。しかしながら、京葉道路南側は下水道に取り込まれておらないため、この地域には工場及び事務所のほか一般の民家もあり、これらの排水が汚れの原因と考えております。

 このための対策といたしましては、この地域に立地しております水質汚濁防止法の規制工場等に対しまして立入検査を行うとともに、小規模事業所につきましても、水質が問題があれば改善を指導し、水質の保全に努めていきたい、このように考えているところでございます。

 以上です。

[都市計画部長押尾文雄君登壇]

都市計画部長(押尾文雄君) 私から、エコシティーについて数点のご質問にお答えいたします。

 まず、エコシティーの考え方について、お答えいたします。

 平成5年9月に建設省より環境共生モデル都市の指定を受け、良好な都市環境を形成する上でのマスタープラン及びガイドプランとして船橋都市環境計画を策定いたしました。環境に優しいまちづくりを市民の皆さんとともに、次のような方向で取り組んでいるところでございます。

 また、平成8年には環境共生まちづくり条例を全面的に施行し、市民と環境が共生する豊かなまちづくりを進めているところであります。これは、本市では今後も新しい市街地の形成や、宅地開発に対する需要があると認識していることから、自然環境・地域環境・近隣住居環境の3つの環境と開発とを調和させ、緑豊かで災害に強く、そして住みよい都市を目指して施行しているところでございます。

 エコシティーの計画としての具体的内容といたしましては、第1は、安全・快適で豊かな環境の創造であります。これは下水道、河川、公園、道路などの適正な都市基盤の整備を通して、環境面からも付加価値をつけて、安全・快適で豊かな環境を創造していこうとするものでございます。第2は、自然環境と調和した水と緑の都市づくりでございますが、これは自然の保全と創造を都市内に導入しながら、水と緑の豊かな都市づくりを推進するものでございます。例えば、緑地の保全、調整池のビオトープ化等でございます。第3は、省エネ・リサイクル都市の実現でありますが、これは環境負荷の軽減等を図りながら、都市活動と環境とのバランスを適正なものにしていくものでございます。例えば、雨水の地下浸透を図るための透水性舗装や建設副産物の再利用、環境共生住宅等の促進でございます。

 このように水や緑に恵まれ、省エネやリサイクルが図られた安全で快適な町、それがエコシティーとしての目標像と考えております。本計画の対象範囲も市内全域を考えておりますが、船橋都市環境計画に基づきまして順次進めてまいりたいと考えております。

 次に、海老川流域のまちづくりについてお答えいたします。

 海老川のまちづくりの関係でありますが、現在、地権者等のまちづくりに対する意向を踏まえ、準備委員会を設立しております。地域の状況を踏まえながら、さまざまな協議を今現在進めているところでございます。まちづくりに当たっては、エコシティーの考え方を導入いたしまして、推進してまいりたいと考えております。

 次に、道路や河川、橋についてお答えいたします。

 道路については、極力、歩道部は透水性機能を持った材料の使用、またソーラーシステムを利用した安全施設の導入等を採用しているところでございます。

 河川につきましては、必要な治水対策を行いながら、自然の重要性を認識し、人間と自然とが共生することを目指した多自然型川づくりを実施しているところでございます。

 また、橋につきましては、周囲環境と違和感のない景観として整備しているところでございます。

 次に、省エネについてお答えいたします。

 庁舎につきましては、昭和57年建設当時、太陽熱を利用したソーラーシステムの設置や、採光を考慮した建物計画と省エネに努めてまいりました。また、今日まで空調温度の適正化、電力ピーク時の調整契約及び水栓類の節水こまの採用などを実施するとともに、機器更新に当たっては省エネ型を採用してきた結果、光熱水費全般で効果を見せてきております。その中でも、特に電力量につきましては、職員が一体となって節減対策に協力してきた結果、使用料は順次削減されてきております。平成6年度から平成9年度までを比較しますと、約12%と大きく削減されておるところでございます。

 今後も引き続き省エネに努めていくとともに、庁舎設備の更新計画の中で、省エネ及び経費節減につながる設備の導入を図っていくものであります。

 また、省エネの具体的事例といたしましては、総合体育館で実施しております雨水の再利用や、南部清掃工場の余熱による多目的な利用がございます。

 これら施策を推進するにつきましては、関係者の理解を得ながら、関係各課との調整を十分に図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。

[学校教育部長皆川征夫君登壇]

学校教育部長(皆川征夫君) 教育問題について、お答えをいたします。

 初めに、人材の活性化の施策についてお答えを申し上げます。

 小中学校の教員に元気がないのではないかということでございますが、ご承知のように、近年、児童生徒の減少による大幅な学級減に伴いまして、新規採用者が数年間ほとんど採用できていない状況がございます。教員の平均年齢も高まって、十数年前のように若い教員が多く、子供たちとのかかわり合いにおいても、活気に満ちていた時期と比較をしますと、確かに否めない状況にあると思います。

 元気を回復するため、人材の活性化政策はどうしているかというご質問でございますが、まず県費負担教職員の人事異動の点につきましては、人材活性化の観点から、任命権者であります県教育委員会の(予定時間終了5分前の合図)公立学校職員人事異動方針並びに公立小学校職員人事異動実施細目に基づきまして、教員につきましては、同一校7年以上勤務する者について、積極的に配置がえを行っております。

 次に、総合教育センターでは多くの研修講座を開設しておりますが、数年同じものを繰り返していてマンネリ化しているものや、義務研修が多くあったものを、教員のニーズや今日的課題に対応したものに工夫改善をしております。

 次に、幅広い視野と高度の教育専門職としての資質・力量を高めるために、学校を離れてじっくり腰を据えて取り組む長期研修制度への参加を積極的に奨励をしているところでございます。幾つか例を挙げますと、本市では、県外の先進的な教育を推進している学校等で10泊11日にわたって調査研究を進める県外教育事情調査研究を実施しております。また、千葉県総合教育センター等で1年間の研修を実施する長期研修制度、兵庫・上越・鳴門教育大学大学院や千葉大学大学院で2〜3年の研修を実施する派遣制度もございます。また、民間企業へ長期間派遣したり、語学研修と異文化理解を図るため、外国でホームステイをして大学で学ぶ制度もあり、毎年数名を派遣してございます。

 研修とはまた別に、現在、学校では生徒指導上の問題も多いことから、学校にスクールカウンセラーや心の教室相談員を配置しておりますが、教員や学校の活性化につながる施策としても期待をしているところでございます。

 今後とも研修制度の改善をして、積極的に研修会の機会を提供したり、あるいは社会人の活用を図るなどしながら、教員の活性化を図ってまいりたいと思います。(「研修をすれば、そういうふうに固まっちゃうんだ」と呼ぶ者あり)

 次に、歴史教育についてのご質問にお答えを申し上げます。

 教科書で扱っている歴史事象の中には、いろいろな説や、歴史観があるものもございます。それだけに、各学校における歴史学習の指導におきましては、学習指導要領を踏まえて、子供の発達段階を考慮し、慎重に取り扱うべきものと考えているところでございます。

 従軍慰安婦等の扱いで指導要領を逸脱した内容の副読本や資料集を使用し、指導した例が北海道や宮城県におきまして見られたとのことですが、本市におきましては「規則により、校長が教育効果の向上のために有効適切であると認めたもので、教育委員会に申請もしくは届け出をしなければならない」ことになっております。その中におきましては、現在のところ、そのような事例はないと把握をしております。

 教育委員会といたしましては、学校の実態の把握に今後努め、準教科書や、あるいは副読本などの取り扱い方の適正化について、校長を通して各学校に徹底させるとともに、今後とも学習指導要領に基づき、児童生徒1人1人が広い視野に立ちまして、歴史に対する学習を深めるよう、計画的な学校訪問や研修会を通して指導、助言してまいりたいと考えております。

 以上でございます。(「それで元気のある先生が生まれるのかい」「研修全部やめてみたら」と呼ぶ者あり)

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