平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第6号・7)
 

 平成10年第3回船橋市議会定例会会議録(第6号・7)

 

議長(瀬山孝一君) 上林謙二郎君。(拍手)

[上林謙二郎君登壇]

上林謙二郎君 大変お疲れのところ、恐縮でございますが、最後でございますので、よろしくお願いいたします。(「もう終わり」と呼ぶ者あり)

 それでは、通告に従いまして、順次質問申し上げます。

 まず初めに、防災対策でございますが、既にご承知のように、このところの異常気象は、世界のあちこちに大きな被害をもたらしております。台風4号は千葉県をそれたものの、その余波で本市にも大きな被害をもたらしたようでございます。そのことは先番議員さんからもるる質問がございました。また、一昨日からの台風5号の本市の被害状況はどうだったのか、お答えをいただきたいと存じます。

 今回、私の方からは、日ごろの市の危機管理という視点から、最も身近なところで気がついたことについて質問をさせていただきたいと思います。

 それは、防災用具、特にここでは防災バイクでございますが、震災後に、たしか本市でも、当初100台を整備したように思いますが、問題はその維持管理がどのようになされているかということであります。現状と今後の課題につきまして、まずお伺いをいたします。

 次に、市内公共機関との防災協定についてでありますが、今、全国的な動きといたしまして、自治体と公共機関、あるいは各種事業者との防災協定を締結するケースが大変多く見受けられます。本市におきましても郵便局と協定を結んでおりますが、その協定の内容がどのようなものか、お答えをいただきたいと存じます。また、災害時以外、いわゆる通常時の両者の連携はどのようになっているのか、あわせてお答えをいただきたいと存じます。

 また、この防災協定について、費用負担があるのかどうかにつきましても、お伺いをさせていただきたいと思います。

 次に、緑の保全について伺います。

 この問題につきましては、今議会中るる議論がございましたが、失われつつある本市の緑を議会の名においても死守してまいりたいとの思いを込めて2〜3ご質問させていただきます。

 先番議員からもご提案がございましたが、本市の緑に関するきめ細かな情報をもっと市民に公開するとともに、どこにどんな樹林がどのくらいあるのかをはっきりわかるようにしていただきたいということであります。緑被率にいたしましても、たしか前回質問したときには、39.何がしという統計でございましたが、その中には生産緑地なども含まれており、純然たる樹林の総量ではございません。船橋市の都市計画という資料を見ても、公園と緑地に分けてありますが、そのうちの緑地は9カ所で、7.35ヘクタールとなっております。これだけでは市内各コミュニティーのどこに、どのような樹林がどの程度あるのか、全くわからないのではないかと思うのですが、いかがでありましょうか。(「そうだよ。探したってわからねえのに」「ふなばしマップに書いてある」と呼ぶ者あり)見解があればお答えをいただきたいと存じます。

 なぜ私がこのことにこだわるかと申しますと、市民の皆さんに船橋の樹林をもっと知っていただき、親しみを持ってもらうことによって、みんなでこの大切な緑を保全できればとの考えからであります。

 また、もう1点伺いたいことは、環境共生まちづくり条例と緑の保全の関係についてであります。

 この条例が施行されてかなりの時間が経過しておりますが、緑の保全に関して、条例の効力がどの程度あったのか、把握されておられる範囲でお答えをいただきたいと存じます。(「別の条例があるの」と呼ぶ者あり)

 次に、不登校児童の対策でございますが、先般、4月の16日付の千葉日報にも、このように登校拒否ということで、最近では不登校という言葉に変わったようでございまして、教育委員会の方からも、この言葉の使い方について、登校拒否ということではなくて不登校である、このようなご注意がありましたけれども、こういう登校拒否、「人づき合いに悩む子供たち 対人関係半数を超す」、こういう見出しで千葉日報に出ておりました。先日、テレビのニュースで報道されておりましたが、今、全国の小中学生の児童生徒の不登校が10万人を超えたことを伝えておりました。また、千葉県におきましては、小学生およそ500人に1人、中学生では何と50人に1人が不登校の生徒であることが、県教育委員会の調査で明らかになりました。

 そこで質問でございますが、本市における不登校の実態は、今どのようになっているのか。また、その対策はどのようにしておられるか、まず伺います。

 先般、読売新聞社と毎日新聞社が教育に関する全国世論調査を実施いたしましたが、その調査結果によりますと、まず最初に、学校教育に対する満足か、不満足かの比率は、両調査とも4対6の割合で不満足の方が多いとのことでありました。不満足の具体的内容については、いじめが49%でトップ、次いで詰め込み教育が第2位、第3番目に教師の資質であったようでございます。したがって、この調査結果から読み取れることは、約6割の子供たちが、学校でのいじめや詰め込み教育、さらには先生の資質の問題などの理由で、学校教育に強い不満を持っているという厳しい実態でございます。

 そこで伺いますが、本市におきましては、児童生徒の側から見た学校教育に対する評価がどのようなものか調査されたことがあるかどうか、把握されておられればお聞かせいただきたいと存じます。

 また、学校教育への不満理由の第1位がいじめや対人関係であることから、県教育委員会はスクールカウンセラーの増員と、今回新たにスクールアドバイザーを県内に派遣するとのことでありますが、本市への配置情報はどのようになっているのか、お答えをいただきたいと思います。

 また、生徒の学校への不満として、いじめのほか、詰め込み教育と先生の資質の問題があるわけでございますが、本市におきましては、これらの不満解消にどのような対応をなさっているか伺います。

 いずれにいたしましても、不登校児童生徒がたくさんふえるということは、学校教育の危機でもあり、学校・家庭・社会が協力し合い、全力で対応しなければならないと考えます。一般に、不登校となる児童生徒は、ある日突然不登校になるのではなく、その前に必ず不登校のサインがあるようでございます。学校での様子を家で何も話さなくなったり、学用品を忘れたり、学校に置きっ放しにする、また文字が乱雑になったり、あるいは部活や塾を休むようになり、家でごろごろしているこのような兆候にいち早く気づくのは、緑のおばさんや養護教諭、好きな専科の先生であり、(「親じゃないの」と呼ぶ者あり)担任ではないようでございます。教師の資質が学校教育への子供たちの不満との調査結果を裏づけるような気がいたしますが、私はここで大切なことは、教師は1人よがりではなく、子供の目の高さで物を見、子供の心の変化を見逃さないように、慈しみの心で接していこうとの姿勢であると思います。これが教師の資質で最も重要な部分ではないかと考えます。

 新学年、新学期の初めの子供たちの最大の関心事は、担任の先生がだれになるかということだそうでございます。子供たちが先生にいかに期待をしているかということであり、魅力ある教師が求められるゆえんであります。本市におきましては、教員の資質向上についての対策はどのようになされておられるか、お答えをいただきたいと存じます。

 次に、ゆとりある学校運営について要望をいたします。

 総体的に小規模な小学校の学校運営につきましては、1人1人の先生方に極めて多忙な生活が強いられ、ゆとりがないようであります。増置教諭の配置などを含め、今後、県の方にも強く申し入れをしていただくよう、要望をさせていただきます。(「聞かないの」「聞いた方がいいよ」と呼ぶ者あり)

 この問題につきましては、先般の先番議員さんの答弁にもありましたように、県からの増置につきましては非常に厳しいということでありましたが、強く県の方にもその内情を申し入れて、強く申し入れていただきたい、このように思います。

 最後に、特養待機者の救済対策でございますが、ここのところ、本市にも特養ホームが幾つか続けざまに建設され、これで幾らか入所待機者が少なくなるのかなとひそかに期待を寄せていたのは私1人ではないと思うのです。その辺の状況を高齢者福祉課に問い合わせてみますと、一たんは待機者の数がかなり減ったわけですが、その後すぐにまたふえてしまい、現在の待機者はやはり200名を超えているとのことでございました。全く愕然といたした次第でございます。

 そこで伺いますが、この1〜2年のうちに新設された特養別の入所措置状況と待機者数の相関関係がどのように推移してきたかについてお答えをいただきたいと存じます。

 1年半後に介護保険制度がスタートをいたします。特養建設に伴う施設サービスが、これで本当に間に合うのかどうか、極めて心配になるところであります。今回、私が特にお尋ねしたいことは、特養への入所待機者への行政の対応についてであります。言うまでもなく入所待機者は、おしなべて家庭での介護が極めて困難な方々が入所を希望されているわけで、1日も早い入所を待ち望んでいらっしゃいます。しかしながら、施設がいっぱいだからという社会的事情によって待機を余儀なくされているわけであります。したがって、待機者は市の入所判定審査会を経た準入所措置予定者という位置にもある方々であり、とりわけ福祉難民とも言える高齢者であります。

 このようなまことに厳しい状況の待機者に対して、現在の行政の対応は、待機中にはショートステイか、あるいはホームヘルプサービス、または他の老健施設を紹介するということを繰り返してつないでいるのが実情でございます。問題は、そのショートステイや老健施設では、そう長くは預かっていただけません。延長願いが許可されたとしましても、せいぜい3カ月程度でありますので、家庭介護力のないお宅では、延期期限が迫ってくると悲痛な思いで、泣く泣く在宅に戻らなければならないといったケースが大変ふえているようでございます。

 高齢者福祉課に相談をいたしますと、非常によく相談に乗ってくださるわけでありますが、どうにも対応ができないというケースもあるわけでございます。この点につきまして、介護保険制度の実施も迫る中、いまひとつの行政の対応が欲しいところでありますが、ご見解があれば賜りたいと存じます。

 以上で1問とさせていただきます。

[市長公室長西山裕康君登壇]

市長公室長(西山裕康君) 防災対策についてお答えいたします。

 防災対策のバイクの維持管理について初めにお答えいたします。

 防災バイクは、阪神大震災のときにライフラインを寸断し、交通渋滞で車が動かない中……(「防災バイクがどうなったかって聞いてんだよ」と呼ぶ者あり)大変失礼しました。大量の物資は輸送できませんでしたけども、物資の輸送とか、情報の収集など、非常に大きな力を発揮しましたので、それを生かすべく取り入れたのはご案内のとおりでございます。現在、消防局、公民館など出先機関に配置しておりまして、(「ほこりかぶってるよ」と呼ぶ者あり)非常時の場合は、その職員が利用して活動するようになっております。現在は平常時、普通の事務用連絡、通常の勤務状態の中で使っておりまして、定期的に点検及び整備をして、災害時にその目的が果たせるように備えております。(「時々エンジンかけるのに苦労してるよ」と呼ぶ者あり)

 次に、公共機関との協定のうち、郵便局の協定内容ということでございましたけれども、災害救助法適用時における郵便・為替預金・簡易保険などの郵政事業に係る災害特別事務取扱及び援護対策でございます。それから、船橋市の郵便局が所有しております施設及び用地の提供、また双方で収集しました被災市民の避難先や被災状況の情報を相互に提供するようになっております。船橋市の避難所に臨時に郵便差出箱を設置する。災害時のときは、そういう協定を結んでおります。

 また、通常時におきましては、安否情報の連絡体制を整備するため、その方策について協議すること、船橋市の行う総合防災訓練に参加すること、防災計画の状況、協力要請事項に関しての情報交換などの連携を図っているところでございます。

 以上でございます。

 先ほど台風5号に関連してちょっとお話ございましたけれども、倒木が2カ所ありまして、報告するまで至らない軽微なものだったので、報告いたしませんでした。(上林謙二郎君「費用負担」と呼び、「答弁漏れあったぞ」「金がかかるのか」「協定に金かかるかって」「答弁漏れ」と呼ぶ者あり)

議長(瀬山孝一君) 費用負担の件はどうなんですか。(「費用負担があるのかって」「おれより聞いてないな」と呼ぶ者あり。笑声)防災協定の費用負担の問題です。

市長公室長(西山裕康君)(続) 大変失礼いたしました。費用負担については特にございません。

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 私の方から、緑の保全に対するご質問にお答えいたします。

 まず第1点目の、市内の樹林地の位置や量を市民に情報提供したらということでございますが、平成3年度に作成いたしました「ふなばしみどりの2001」計画におきまして、市内の緑地のうち、300平方メートル以上の樹林地を対象に拾い出し調査を実施いたしました。調査の結果、市内の樹林地は約860ヘクタールでございました。この内訳でございますが、北部地域57%、南部地域6%、西部地域14%、中部地域11%、東部地域12%でありました。また、市街化調整区域内が64%、市街化区域では36%の割合でございました。この市街化区域内の樹林につきましては、今後ともできる限り保全していきたいと考えております。

 なお、調査で自然林のほか、都市公園、都市緑地、さらに公共・公益施設や住宅地内の樹林も含まれております。これらの樹林の大半は民有地であり、指定樹林以外は保存の担保性に乏しく、また民有地の中を市民の皆様が自由に散策するなど、利用できるようにはなっておりません。したがいまして、公園、緑地のほか、市民の森などの樹林を市で管理している箇所につきましては、「ふなばし公園マップ」に掲載し、市民の皆さん方にお知らせしているところでございます。

 2点目の環境共生まちづくり条例を制定したことにより、緑の保全にどの程度効力があったのかとのご質問でございますが、この条例制定以前は樹林地などの開発行為に対する指導は、都市計画法、緑の保全と緑化の推進に関する条例及び船橋市宅地開発指導要綱の規定に基づき実施してきたところでございます。しかしながら、3,000平方メートル未満の開発につきましては、法律上の規制が緩やかであるため、要綱に基づく指導しかできませんでした。これを条例化したことで、特に樹林地の開発の際、施設緑地の確保、帰属を義務づけるなど、相当の効果があったと考えております。(「効果がないから質問してる」と呼ぶ者あり)

 なお、平成8年度の条例施行から現在まで、この条例を適用して、協定緑地は8件でございます。

 以上でございます。

[学校教育部長皆川征夫君登壇]

学校教育部長(皆川征夫君) 不登校児対策について、お答えを申し上げます。

 まず初めに、不登校の実態とその対策及びスクールカウンセラーについてあわせてお答えをいたします。

 ご承知のとおり、平成9年度における学校基本調査の結果によると、全国の不登校児生徒数の数は10万人を超え、平成6年度から増加の傾向を示しております。(「みんな知っているって」と呼ぶ者あり)本市におきましても、全国及び県同様に小中学校ともにやや増加の傾向にございまして、(「それも知っている」と呼ぶ者あり)依然として憂慮すべき状況にございます。(「だから質問しているんだよ」と呼ぶ者あり)不登校の問題につきましては、家庭・学校・地域社会等のさまざまな要因が複雑に絡み合っており、原因を特定することが困難なことが多いため、不登校はどの児童生徒にも起こり得るとの認識に立ってとらえることが極めて重要であると認識をしております。

 現在、各学校におきましては、不登校を起こさない魅力ある学校づくりと同時に、適切に対応できる学校づくりを目指し、校内に長欠対策委員会を設置し、定期的に教育相談週間を設けるなど、校長を中心として早期対応に努めるとともに、全校体制で取り組んでいるところでございます。(「減ったのかよ」と呼ぶ者あり)

 このようなことから、教育委員会といたしましては、本年度よりスクールカウンセラーを11名に増員し、市内中学校10校に配置するとともに、新規事業として、本年度から教職員や保護者に対し専門的な見地から指導・助言を行うスクールアドバイザーを派遣してございます。また、心の教室相談員を市内17校に配置し、生徒が気軽に相談できるようにしてございます。

 次に、児童生徒の学校教育に対する意識調査についてのご質問でございますが、本市においても青少年センターにおいて、毎年小中学生の意識調査を実施してございます。その中の幾つかを取り上げてみますと、「学校生活が楽しい」と答えている生徒は8割でした。そのうち6割は、「勉強がわかるから」と答えております。(「笑声。「言ってて恥ずかしくなっちゃう」と呼ぶ者あり)また、学校生活が楽しい生徒の4割が、「気軽に相談できる先生がいるから」であると答えております。これらの調査の結果を、各学校では指導に生かしております。

 最後に、魅力ある教師の育成が大切ではないかというご指摘でございますが、私どももそのとおりであると考えております。子供は自分に興味・関心のあるものと、尊敬する人から積極的に学習をすると言われています。その意味で、先番議員のご質問にもお答えいたしましたが、研修制度のさらなる充実を図ったり、あるいは学校訪問等をする中で授業研究等を積極的に進めて、児童生徒理解にすぐれ、楽しく、わかりやすい授業のできる魅力ある教師の育成を図ってまいりたいと思います。

 以上でございます。(「学校はどこが嫌いかっていうアンケートをとると」「こんなにきれいに話がまとまるのに、何で不登校がふえるんだ」「アンケートのとり方悪いよ」と呼ぶ者あり)

[福祉サービス部長海老根幸男君登壇。「部長、自分で答弁しながら恥ずかしがってたんじゃだめだよ」と呼ぶ者あり]

福祉サービス部長(海老根幸男君) ご質問のありました特養入所者の救済対策について、ご答弁いたします。

 まず、この1〜2年のうちに新設されました特別養護老人ホームと、そのベッド数につきましてでございますが、平成9年度は市外2施設15床、平成10年度、船橋あさひ苑、第2ワールドナーシングホーム等、5施設115床が増床をされました。現在入所している方は、全体で575人になっております。

 入所措置につきましては、平成9年度104人、平成10年度9月15日現在、144人となっております。入所待機者の推移でございますが、平成9年4月191人、平成10年4月260人となり、この9月1日現在で205人の方が待機をしている状況でございます。しかしながら、毎月20名前後の申請がなされている状況下にあります。

 次に、9月1日現在205名おります待機者の状況を見てみますと、在宅で待機されている方55名、病院・老健施設147名、他の施設3名となっております。待機をされている方を家族で介護することは、大変厳しいものがあることも理解しております。このため、在宅で待機している方々には、現在用意をしておりますショートステイ、デイサービス、ホームヘルプサービス、入浴サービス等々の在宅福祉サービスを受けていただけるよう努めているところでございます。さらに、保健婦の訪問や訪問看護の充実を図り、待機者の家族の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。

[上林謙二郎君登壇]

上林謙二郎君 それでは、2問をさせていただきます。

 まず、防災バイクの件でございますが、先日、本市のある出先機関の職員の方が、防災バイクのならし運転をされておりました。バイクも機械だから、日ごろの手入れが大事だということで、私も同感であります。その方のお話ですと、本市の他の出先機関に置いてある防災バイクは、ふだんほとんど乗らないものがある。バッテリーが上がってしまって、ウインカーも出ない、(「だれが言ったの」と呼ぶ者あり)こういうようなこともおっしゃっておりました。日ごろの維持管理が極めて大事なんだ。宝の持ち腐れという言葉がありますけれども、いざというときのためにこの防災バイクを100台購入して、せっかく配備してあるわけですので、日ごろの手入れが非常に大事ではないか。そういうバイクだけに限らず、防災用具、いろいろな備品だとか、そういったものは日ごろの手入れというのは非常に地味な仕事で、なかなかメンテナンスが悪いという状況になりがちであると思いますけれども、非常に大事な視点であると思いますので、その点しっかりと維持管理をお願いしたい、このように思います。

 また、もう1つは、原付のロータリーエンジンの原付カブ、(「ロータリーエンジンじゃないよ」と呼ぶ者あり)今100台、これをやっているわけですけども、災害がいざ起きたときに、道路にはいろんな障害物が散りばめられて、その上をバイクで走る、こういう状況になろうかと思いますが、そういったときに、やはりこういうバイクよりもマウンテンバイク方式の、そういったあれが必要ではないか。これはいろいろな専門家の話も私は聞きまして、非常にそういうバイクが適しているというようなお話も聞いております。配置する場所等もしっかりと精査して、何も100台と言いませんけれども、しっかりとその辺のところは計画を立ててやったらどうかなということを思うわけでありますけれども、その点につきまして、もしご見解があればお伺いしたいと思います。

 それから、防災協定でございますが、先ほども先番議員さんの方から話がありましたが、阪神大震災でも情報が入ってこないという、行政に特に情報が入ってこなかったという反省があるわけです。こうした情報飢餓というか、全く情報が入ってこないという状況に陥るわけでありまして、市内バランスよく全体にそうした情報が入ってくる施策というものを、拠点を設けてやっていくという必要があるんではないか。1つは、公民館だとか、あるいは学校等、小学校54校あるわけですので、そうしたところにパソコン等で交信をするとか、そういった情報を収集するという、災害状況をいち早く収集するという方法を考えてはどうか、このように思うわけでありますが、その辺の見解につきましてもお伺いをさせていただきたいと思います。将来の検討・見通し等含めてお伺いしたいと思います。

 それから、緑の保全の問題でございますが、これは大分効果があったということで、環境共生まちづくり条例の効果も大分あったということでありますけれども、たしか私が確認したときは、平成6年の4定で私はこの点確認したときに、昭和61年の時点で緑の総量960ヘクタールあったものが、平成3年に913ヘクタールに減っているということで、約47ヘクタール、50ヘクタールぐらい、5年間で緑が減少しているということが言えるわけで、非常に減少の速度としては大きいんではないかというふうに思います。その後どのような大分効果はあったと言っておりますけれども、まだまだ厳しい状況である。しっかりと行政が行政指導とか行政誘導で地権者にもお願いするとか、緑地の樹林の地権者にも、細かな地権者に対してもどんどん保全に対しての協力とか、お願いをしていくというようなことも大事ではないか、このように思います。

 確かに開発業者等のマンション等の建設攻勢というものもありまして、現法律下では非常に緑を守るということが極めて厳しい状況であることも知っておりますけれども、そうしたことも考慮に入れて、地権者等にもご協力をお願いしてはどうかというように思いますが、この点につきまして、ご答弁があればお伺いをさせていただきたいと思います。

 いずれにしましても、行政自体が緑をおれたちが守るんだという、そういう気迫というか、そういうものがなかなか伝わってこないわけでありますけれども、本当にそうした気迫で何とか守っていただきたい、このようにお願いもする次第であります。

 それから、平成6年の4定のときに私が質問したと先ほど申し上げましたが、そのときに京葉道路の船橋インターのところに、側道にシンボルツリー的なものを植栽してはどうかというご提案、要望したわけですけれども、そのことと、長津川緑地の延長取得をお願いしたわけですが、その後の進捗につきましてお伺いをさせていただきます。

 それから、教師の資質の向上ということで、先ほど疲れる研修等があるということで、有効なのかどうかというのは逆効果ではないかというふうなお話もありましたけれども、教員の資質の向上について、非常に大事な観点が1つあります。人生はすべてモチベーションによるという言葉がございます。モチベーションというのは動機ということでありますが、つまり、人は皆それぞれが歩んだ動機づけがあり、人生の転機となったきっかけがあるということであります。学校教育では、この動機を意図的、計画的に設定し、系統立てたものであると言われております。つまり、学校教育の本当のねらいは、生徒1人1人の個性を伸ばし、その意欲を持たせるところにあると思うわけであります。

 私が心から尊敬するある教育者は、生前、ある授業の中で、子供たちを前にして、きょうはみんなに犬をあげようと言いました。そのように言ったものですから、生徒の関心が一気に高まり、私にください、僕にもちょうだいと、教室の中は活気に満ちあふれたということであります。そこで、その先生はチョークを手にして、黒板に大きな字で、犬という漢字を書いたのであります。私はこの先生の機転というか、教育方法の中に、生徒に対する見事な動機づけがあったと深く感動をいたしました。

 話題をもとに戻しますが、不登校児童生徒の増加が大きな社会的問題になっている中、なぜこんなに不登校がふえるのか。我々が育った時代には考えられなかった現象ではなかろうかと思うわけであります。(「競争が激化している」と呼ぶ者あり)1人1人の生徒の将来がかかっている学校教育、(「競争ばっかりさせるから」と呼ぶ者あり)学校時代に、子供たちをどのようによい動機を持たせてあげられるか、このことについて、家庭や学校・地域社会が一丸となって真剣に考え、取り組む必要があろうかと思うわけでありますが、この動機づけを持たせるということにつきまして、非常に大切な視点があると思いますので、この点につきまして、教育委員会のご所見があればお伺いをさせていただきたいと思います。

 それから最後に、特養ホームの待機者の救済策でございますが、待機者に対しまして、いろいろな市のサービスもあるわけでございますが、要は待機者へ、特に行政サイドから積極的な待機者へのフォローが必要かなという感じがいたします。前向きなフォローが何かできないものか。先ほど施設へのショートステイだとか、あるいはミドルステイ、老健施設、そしてまた訪問入浴ですか、そうした制度があるということでございましたけれども、私はもう1歩突っ込んで、55名という在宅で大変な思いをされている方々に対して、何かケースワーカー等がそこに出向いて、1度、入所判定審査会のときにケースワーカーが家庭訪問しているわけでありますので、そうしたところに安否の確認をするとか、あるいは何かほかの行政サービスがないかというようなことについて相談、ナビゲーション的なそういう相談を出向いていってできないものか、その辺についてお伺いをさせていただきたいと思います。

 以上で、第2問といたします。

[市長公室長西山裕康君登壇]

市長公室長(西山裕康君) 防災バイクにつきまして、大変厳しいお話いただきまして、灯台もと暗しと大変申しわけなく思っております。環境部の方でごみ減量作戦をやっておりまして、私の方でごみをふやしたんじゃ、しゃれにもなりませんので、早速状況を調べさせていただきます。非常時のときに使えないようではどうしようもありませんので、総点検してみたいと思います。それから、配置されている場所が適正な場所なのか、それもあわせて調べてみたいと思います。

 マウンテンバイクのお話いただきましたけれども、これはちょっと現在のものが使えるのか、様子見て、またお金のかかることですので、あわせて考えてみたいと思います。

 それから、情報の届かない場所があるということでございましたけれども、現在、情報の伝達方法としては防災無線を配備してやっておりますが、風の状況などで、確かに届かないところなんかあるかもしれません。ご提言いただきました公民館、学校などでパソコン、現在検討中ということでございますので、防災のそういうこともあわせて検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「防災無線のことなんて聞いてなかったんだよね」と呼ぶ者あり)

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 私の方から再質問にお答えします。

 まず第1点目の、緑地の確保でございますが、今後も努力してまいります。

 第2点目の、長津川緑地に隣接するエステート夏見の敷地内の緑地につきましては、ご提案の趣旨に基づき、長津川緑地と一体的に市が管理、保全できないかということで、エステート夏見管理組合へ申し入れを行ったところ、今年の8月、市へ貸してもよいとの回答を得ましたので、現在、借り受けの条件等、具体的な話を行っているところでございます。

 また、京葉道路下り船橋出口周辺の緑化の問題ですが、船橋インター出口から国道14号線と合流するまでの区間は道路公団の管理する道路であるため、道路公団へ歩道部分の緑化を要請しておりましたが、昨年度、約320メーターの区間に、ブナノキ(後刻「タブノキ」と訂正)46本、ヒラドツツジ498株の植栽が完了いたしましたので、市と維持管理協定を締結の上、本年度から市で維持管理を行うことになっております。

 以上でございます。(「ブナもかわいそうだよね」と呼ぶ者あり)

[教育長白井義章君登壇]

教育長(白井義章君) 動機づけのことが提案されましたので、ご質問がありましたのでお答えいたします。

 子供たちが学校に楽しく通い、そしてまた意欲的に学習するために動機づけが重要であるということは、私どもも以前から承知しているところでございます。その動機づけということについて、先ほど研修ということについては大分何かご異論があるようでございますけれども、私自身のつたない経験、あるいは私の子供時代の経験から申しましても、私が天文学や書道に興味を持ったのも、やはりそうした先生からの動機づけがございましたし、私が国語の教師になったのも、非常にそういった意味での重要な動機づけがあったというふうに自覚しております。じゃ、教育者としての、例えば情熱だとか、子供への愛だとか、言ってみれば姿勢のようなもの、そしてまた発問だとか、助言だとかという授業の技術的なこと、さらにはまた、その教師が一芸に秀でている、専門的教養に深い、教育技術にたけているといったようなこと、すべての中に動機づけが含まれているかと思います。単に技術的な面での動機づけということではないかと思いますが、そうした意味で、私ども教育界にさらにまたいろんな意味での提言をしながら、この動機づけの重要さについて再認識されるよう努めてまいりたいというふうに思います。

[都市整備部長鳥居範世君登壇]

都市整備部長(鳥居範世君) 大変失礼しました。先ほどブナノキと申し上げましたけれども、タブノキの間違いでございます。大変失礼しました。(笑声)

[福祉サービス部長海老根幸男君登壇]

福祉サービス部長(海老根幸男君) 待機者につきまして積極的なフォローが必要ではないかということでございます。先ほども申し上げましたように、いろいろの在宅福祉サービスを受けてもらえるように、面接時等におきまして十分説明をしてまいります。

 それから、在宅の待機者につきましては、介護者がいる方が多く、サービスの提供を受けることによりまして負担を軽減できるというふうにも考えております。

 それから、私どもの方で保健婦の訪問や訪問看護を実施をしております。そういうようなことで、待機者の方へ派遣をしまして、その状況を見ながら、家族の負担軽減にもつなげてまいりたいと思っております。

 以上でございます。(「基本的にはサービス足りないんだよ。もっと何とかしなきゃだめだよ」と呼ぶ者あり)

上林謙二郎君 了解。

議長(瀬山孝一君) 以上で、一般質問を終結します。

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議長(瀬山孝一君) ここで、諸般の報告をします。

 請願第9号の提出者から、お手元に配付したとおり、請願書の一部訂正の申し出があり、議長においてこれを承認しました。

[諸般の報告]

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議長(瀬山孝一君) 日程第2の請願陳情を議題とします。

[請願陳情文書表]

議長(瀬山孝一君) 請願陳情23件は、お手元に配付した請願陳情文書表記載のとおり、それぞれ常任委員会に付託します。

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議長(瀬山孝一君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、浦田秀夫君及び中村洋君を指名します。

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議長(瀬山孝一君) 以上で本日の日程は、全部終わりました。

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議長(瀬山孝一君) お諮りします。

 議事の都合により、あす18日から27日までは休会したいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(瀬山孝一君) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

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議長(瀬山孝一君) 次の会議は、9月28日、午後1時から開きます。

 本日は、これで散会します。

午後7時37分散会

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[出席者]

◇出席議員(50人)
議長 瀬山孝一君
副議長 村田一郎君
議員 金沢和子君
津賀幸子君
岩井友子君
斎藤忠君
清水美智子君
七戸俊治君
西尾憲一君
門田正則君
石原輝久君
長谷川大君
堤康治郎君
石井保君
浦田秀夫君
関根和子君
石川敏宏君
上林謙二郎君
山崎とよ子君
田口賢君
林利宏君
古閑雅之君
高橋高君
安藤信宏君
矢野光正君
森田則男君
早川文雄君
池沢敏夫君
中江昌夫君
佐藤重雄君
芳賀達朗君
佐々木照彦君
田久保好晴君
興松勲君
稲葉澄子君
小石洋君
熊谷稔君
中村洋君
千葉満君
木村久子君
山本和宏君
倍田賢司君
村岡晴彦君
櫛田信明君
米井昌夫君
田中恒春君
小仲井富次君
大沢久君
田久保捷三君
和田善行君
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◇欠席議員(1人)
滝口四郎君
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◇説明のため出席した者
市長 藤代孝七君
助役 生嶋文昭君
助役 石井清夫君
収入役 人見敬一郎君
固定資産評価員・税務部長 関清君
福祉局長 関根忠男君
市長公室長 西山裕康君
企画部長 吉岡忠夫君
総務部長 川名部正一君
財政部長 織戸雅夫君
市民生活部長 花沢敏之君
保健福祉部長 大鹿一之君
福祉サービス部長 海老根幸男君
医療センター事務局長 菅谷和夫君
環境部長 鈴木淑弘君
経済部長 松永修巳君
中央卸売市場長 大橋和雄君
都市計画部長 押尾文雄君
都市整備部長 鳥居範世君
道路部長 涌井稔君
建築部長 猪野幸夫君
消防局長 矢代亮一君
財政課長 金子正雄君
教育長 白井義章君
教育次長 古江隆志君
管理部長 阿久澤敏雄君
学校教育部長 皆川征夫君
生涯学習部長 小川博仁君
選挙管理委員会事務局長 鈴木智君
農業委員会事務局長 森田英雄君
代表監査委員 首藤宏君
監査委員事務局長 中村忠君
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◇議会事務局出席職員
事務局長 堀内清彦
参事・庶務課長事務取扱 金杉輝雄
議事課長 中村義行
議事課長補佐・議事第2係長事務取扱 幸田郁夫
議事課副主幹 素保憲生
議事課主査・議事第1係長事務取扱 寺村登志子
庶務課長補佐 木村良昭
主任主事 岡和彦
主任主事 泉肇
主事 我伊野真理
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
船橋市議会議長 瀬山孝一
船橋市議会副議長 村田一郎
船橋市議会議員 浦田秀夫
船橋市議会議員 中村洋

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