平成11年第4回船橋市議会定例会会議録(第3号・5)

 

午後4時32分開議

議長(米井昌夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第1の一般質問を継続します。

 七戸俊治君。(拍手。「頑張れよ」と呼ぶ者あり)

[七戸俊治君登壇]

七戸俊治君 緑政会の七戸でございます。初日の5番目ともなりますと、大分皆さんのまぶたも狭まってくるんじゃないかな、こんなふうに思いますが、あと少しちょっと我慢していただきたいと思います。

 それでは、通告に従いまして、(「寝てないで聞いてろという意味」と呼ぶ者あり)質問させていただきます。(発言する者あり)やじは余り気にしないで続けることにします。

 まず、スポーツ等多目的広場と遊歩道の整備についてお伺いします。この質問については、昨年第2回定例会において、三田川の河川敷を利用した水に親しめる散策ゾーン、さらには防災施設を兼ねた多目的広場、子供さんからお年寄りまで楽しめる生涯スポーツ広場の整備を要望させていただきました。その後、1年半ほど経過しておりますが、その進捗状況をお伺いいたします。

 三田地区は、申すまでもなく昭和40年代から開発が進み、多くの住宅が建設されました。これに伴い、町ににぎわいが出てきましたが、一方ではフナやドジョウが泳ぎ、ホタルが飛び交う自然豊かな小川が失われるとともに、子供たちが連れ立って遊ぶ空き地や広場も少なくなってきました。私は人間形成において、子供のころの外での遊びが非常に重要であると考えます。同級生とだけではなく、年上や年下の子供も交え、外で元気に遊ぶことにより、健全な人間関係がはぐくまれるものと考えます。昔と比べると、外で遊ぶ子供の数が相当少なくなってきたように思われます。これは単に少子化の影響だけでは説明し切れないのではないでしょうか。塾通いやテレビゲーム等により、外で遊ぶ時間が短くなってきていることも事実であります。もっと子供たちが自然に親しみ、自由に遊べる空間や、野球やサッカーなどのスポーツを行う広場を整備することが、かつては子供であった私たちの世代の役目ではないでしょうか。

 また、21世紀の船橋は、少子化対策とともに、高齢化対策が課題であると考えます。現在、高齢者に優しいまちづくりが進められておりますが、健やかな老後を迎えるため、若いときからスポーツ等による健康づくりが大切であると思われます。そうすることによって、年をとってからでも自然と足が外に向き、年齢に応じた体づくりが図られるものと思います。

 このような背景があって、昨年要望させていただいたわけですが、ここで再度、開発を中断して未利用になっている三山1丁目の土地に、防災の避難場所を兼ねた子供からお年寄りまで楽しめる生涯スポーツ広場の整備と、下水道幹線の埋設工事が終了した三田川の上部を利用した、自動車を気にせずにゆったりと季節の移ろいを楽しめる遊歩道の整備について、見解をお伺いいたします。

 この地域の多くの皆さんの強い要望でもありますので、何とぞよろしくお願いいたします。できましたならば、企画部の中に兼務でもいいですから、ポジション等を設けていただきまして、これらを可能にしていただけるよう強く要望いたします。

 次に、消防出初め式等についてですが、本市55万人の市民の生活安全のために、昼夜にわたり献身的に消防防災の任務に当たっております全消防職員、団員の方々、そしてそのご家族のご労苦に対し、改めて心から敬意と感謝を申し上げます。特に消防団員の方々には、仕事を持ちながら、さまざまな研修、災害出動、あるいはポンプ操法等の訓練、また今月20日以降には歳末警戒と、年間を通し、本当にご苦労さまでございます。市長も常々言われておりますが、市民の皆様方に日々快適な生活を送っていただくためには、安全で安心をして暮らせる町であることが最も重要なことであると考えております。財政事情の非常に厳しい中においても、安全な地域社会、安心をして暮らせるまちづくりに、大いに目配り、気配り、心配りをお願いしたいと思います。

 さて、本題の消防出初め式ですが、年の初めに消防職員、団員が一堂に会し、市民の安全を守るという意気込みを示すところであると私は考えております。

 私も過去、何度か出初め式に参加をさせていただきました。特に記憶にあるのは、たしか昭和48年ごろであったと思いますが、湊中学校の校庭で行われた出初め式であります。非常に雪まじりの雨の中、予行演習、そして本番と、長時間、青森県生まれの私でさえ、そのときの寒さは忘れることができません。そうした歴史のある出初め式ですが、ことしは今まで野外で実施をされてきた出初め式の殻を破り、船橋アリーナで、初めて屋内で挙行されたわけですが、屋外で行われた寒いときよりは非常によかったんではないかと思っている1人でありますが、船橋アリーナで実施するのには、それなりの理由があったことと思います。そこで、その理由をお聞かせください。

 また、よかった点と反省すべき点があると思いますが、その感想と今後の対策、そして来月も船橋アリーナで実施の予定と伺っておりますが、その内容をお聞かせください。

 次に、9月25日に行われました消防フェスティバルに幼年消防クラブの子供さんたちがはっぴを着て参加をし、非常に目を引いたわけでありますが、来月の出初め式にも参加をし、演技をしてくれるものと思っております。この幼年消防クラブの結成はいつごろだったのか、そして目的と今後の活動というか、内容を教えていただけないでしょうか。

 また、現在このクラブ数と幼児数、そして出初めで演技予定のクラブ名を教えていただければありがたいと思います。

 続きまして、環境行政についてお伺いいたします。

 12月1日付の広報ふなばしで、「廃棄物処理とリサイクルの分野において、本市の先駆的な技術や活動がウェステック大賞’99の厚生大臣賞に、地方自治体としては初めて選ばれました。今回の受賞は、市民の皆さんとともに長年ごみの減量や再資源化に取り組んできた一連の事業活動が高い評価を得たものです」との大変うれしい掲載がありました。

 そこで、ウェステック大賞を受賞した事業内容はどのようなものだったのか、どのような取り組みが高い評価を受けたのか、改めてお伺いいたします。

 また、市長のこの受賞に対する感想がありましたら、お聞かせいただければありがたいと思います。

 次に、4番目の教育問題についてでありますが、きょうの報道、ほとんど5紙全部に出ていたわけですが、私は産経新聞を参考にさせていただきたいと思います。

 中学校2年生の学力意識調査ですか、これが産経新聞では1面のトップの見出しで載っておりました。数学の「嫌い・大嫌い」が52%と、半数を超しているようでございます。そしてまた、「理数離れ」が一層進み、科学技術立国・日本の将来に不安をのぞかせる結果となったとあります。このことについてですが、この意識調査に対する教育長のご感想があれば、これもちょっとお聞きしたいな、このように思います。(「いい質問だ」と呼ぶ者あり)

 続きまして、中学校の部活動についてですが、これは平成8年度第3回定例会において、中学校のクラブ活動についてをお伺いさせていただきました。そして、続きまして昨年の第2回定例会で、その後の進捗状況を聞かしていただいたところでございます。さらに、その後の進捗状況を聞かしていただければありがたいな、このように思います。

 これで第1問を終わらせていただきたいと思います。

[企画部長吉岡忠夫君登壇]

企画部長(吉岡忠夫君) スポーツ等多目的広場と遊歩道の整備につきまして、私からご答弁をさせていただきます。

 平成10年の第2回定例会においてご要望もございました。また、先般、地元の地区連から市長あてにも要望いただいているところでございます。施設整備の必要性の背景といたしましては、ご質問者がおっしゃいますように、子供のこれらにおけます集団での外遊びや、スポーツを体験することによって人間形成を形成できる。大変重要なことだろうと思っております。また、子供たちからお年寄りまで憩い、楽しめる多目的広場は、地域コミュニティーの形成の場としての必要性につきましては、現在、総合計画審議会におきまして、審議員の委員の方々からも、これらの必要性につきましては、憩いの場所の必要性につきましては、十分意見も出されておりますし、私どももそういう認識をしております。

 しかしながら、ご要望のございます三山1丁目の多目的広場の整備につきましては、当該土地が開発許可後、事業が中断して放置されておりますが、最近の開発事業の動向、それから権利関係の複雑性等も伺ってございます。このような状況と、また本市の現在の財政状況から見ますと、短期的には整備することは大変困難であろうというように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思っております。

 次に、遊歩道の整備につきましては、下水道工事が予定では平成12年度中に完成の運びとなる予定でございます。用地の上部を遊歩道として整備することにつきましては、用地の移管であるとか、あるいはまた構造上の検討も必要でございます。したがいまして、移管後にご要望のありました遊歩道の整備については、十分地元のご意見等も賜りながら、具体化につきましては、関連課と協議、調整を進めていきたい、このように考えております。

 また、ご要望ということでございましたけども、企画部の中に担当のポジションというお話もございました。これにつきましては、私ども企画部の企画調整課の中で窓口の対応をさせていただきたい、このように考えております。

 以上でございます。

[消防局長積田健司君登壇]

消防局長(積田健司君) 消防出初め式に関するご質問にご答弁を申し上げます。

 まず、船橋アリーナで行うようになりました理由と、アリーナで行ってよかった点、また反省点等の感想、そして今後の対策についてでございますが、アリーナで行うようになりましたのは、天候に左右されないことと、経費の節減が図れることということが大きな理由でございます。

 また、従来のように大きな規模の入場行進などは不可能となったわけでございますが、アリーナで行うようになりまして、より大勢の市民の方々にご見学をいただけるようになり、経費の節減も図れております。今後もそれらのことを踏まえまして、より充実した出初め式にしてまいりたい、このように考えております。

 ちなみに、来年は1月8日に開催する予定でございます。

 また、平成10年までは船橋オートレース場の駐車場をお借りいたしまして実施してまいりましたが、その間、オートレース場の関係者の皆様方と、それまでご見学いただきました市民の皆様方には、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 次に、来年の出初め式の内容でございますが、従来の式典のほか、毎年お願いしておりますとび職組合の方々によるはしご乗りの演技を初めといたし、救助隊の演技や、あるいは幼年消防クラブの演技、そして東葉高等学校バトン部と合同による消防音楽隊ドリル演奏、そして消防局、女性消防団員を含む消防団、自主防災組織の3者合同による一斉放水を行う予定でございます。

 次に、幼年消防クラブについてでございますが、昭和62年10月1日に、幼稚園3園、保育園2園をもって結成いたしたところでございます。結成の目的につきましては、消防署の見学や、そしてまた子供たちを対象とした消防訓練、あるいは幼年消防クラブの活動などを通じて、火遊びによる火災の怖さを教えることなどにより、次代を担う子供たちの防火意識の啓発を図るものでございます。

 また、38クラブでございまして、クラブ員は5,683名でございます。

 また、幼年消防クラブの活動内容につきましては、防火はっぴを着ての通園、あるいは運動会やお遊戯会、また手づくり防火みこしによるお祭りなど、各幼稚園、あるいは保育園が教育の一環として自主的に行っている活動のほか、全国火災予防運動週間中の防火ポスター展への参加、そして消防職員が出向して行う消防訓練、避難訓練や、あるいは防火教室などでございます。

 また、来年の出初め式につきましては、演技をしていただく幼年消防クラブの皆さんは、田喜野井幼稚園幼年消防クラブの皆さんをお願い申し上げてございます。

 以上でございます。

[環境部長鈴木淑弘君登壇。「ゆっくりやっていいよ」と呼ぶ者あり]

環境部長(鈴木淑弘君) ウェステック大賞につきましてのご質問をちょうだいいたしましたけれども、まずはお褒めの言葉をいただきまして、本当にありがとうございました。めったに褒められたことがございませんので、本当にうれしく存じておるところでございます。(笑声)

 さて、このたび私どもが受賞いたしましたウェステック大賞でございますけれども、この対象事業につきましては、今ご質問者からもおっしゃられましたけれども、本市がこれまで取り組んできました市民と一体になって進めてまいった廃棄物の減量化やリサイクル推進の活動、さらには焼却灰を再資源化するなどの先駆的な業務が評価をされたものというふうに思っております。

 具体的に申し上げますと、1つは、昭和44年から開始しました分別収集によりますごみの排出抑制と再資源化の推進、2番目は、有価物資源ごみの週1回ステーション回収によりますごみの減量化とリサイクルの推進、3番目は、市民に直接ごみの出し方をアドバイスいたします環境指導員制を全国に先駆けて導入をしたこと、それから4つ目は、市民と一体になっての530推進運動や、船橋をきれいにする日等のクリーン作戦の実施、そして5番目は、リサイクルプラントや焼却灰再資源化施設の整備など、このようなものでございます。

 「継続は力なり」というクラウゼヴィッツの有名な言葉がございますけれども、私ども今後とも引き続き、このごみの減量と再資源化に努力をしてまいりますので、これからもどうぞよろしくご指導とご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

[教育長白井義章君登壇]

教育長(白井義章君) けさの新聞の報道についての感想をということでございますが、まだ十分まとまっておりませんけれども、若干の時間をいただいて感想を述べさせていただきます。

 最初の印象は、本市において、一部研究指定校等で、理科などが7割ぐらいの子供が好きだと答えているような学校もないわけじゃないわけですけれども、おおむね平均的にとらえれば、この状況は本市の状況と一致しているなというふうに考えるところでございます。また、私自身が教壇に立っていた、もう一昔も二昔も前の話でございますが、例えば全部の教科について、「好きで一生懸命努力する」「好きだけど余りやらない」「興味がないから余りやらない」「好きで一生懸命努力する」「好きだけど余りやらない」「嫌いで余りやらない」「嫌いだけど努力する」というような調査をしてことがございます。そういう中で、やはり数学とか理科というのは、「嫌いだけど頑張る」というのと、「嫌いだから余りやらない」というグループが多かったように記憶していますので、これ最近の目立った傾向だというふうには私はとらえておりません。ただ、私自身も数学は好きですけども、どちらかというと幾何が好きである。理科は、天文、地学は好きだけど、それ以外のことは余り好まない。分野別の好みもございますので、一概に言えるかどうかちょっとわからないんですけれども、また好き嫌いの問題は個性に属する部分も多いもんですから、そしてまた、入試の状況の変化等にも左右されますので、一概に申すことはできませんけれども、児童生徒の調和のとれた発達を図る意味でも、特に義務教育の段階では、すべての教科が生きる力の基礎・基本であるという観点から、それぞれの教科の本質に根差した動機づけであるとか、あるいは指導法の工夫であるとかをいたしまして、できるだけ多くの教科を好きになり、意欲的に取り組むような、そういう学習指導を現場とともに考えてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

[教育次長古江隆志君登壇]

教育次長(古江隆志君) 中学校の部活動について、さらなる進捗状況をということにご答弁させていただきます。

 硬式テニス部を初め、新しい部の開設に向けては、指導者のその種目の体験が必要なことから、体育科教員の研修の場で、さまざまなニュースポーツを取り上げ、研修していただいているところでございます。また、一方では運動部活動指導者派遣事業の拡大に向けて努力するとともに、課題山積する現状の中での運動部活動のあり方を研究する目的で、坪井中を研究指定校として、平成9年度から11年度の3カ年、研究を進めてまいりました。その坪井中の研究の中で、今まで教師指導で行われていた部活動を、生徒たちの示威的活動ととらえ、練習計画作成の段階から生徒が参画していく、こういう新しい試みを実践してまいりました。その結果、生徒1人1人が所属する部への所属感を一層強め、意欲的に活動に参加するようになってまいりました。

 市小中学校体育連盟の役員と硬式テニス部等、新設の部についての話し合いを持った中で、市小中学校体育連盟に専門部がなく、連盟が主催する大会もないこと、大方の学校にソフトテニス部が設置されており、少ないコートで多くの部員が活動していることなどから、硬式テニス部の設置は難しい状態にあること、また現存する部活動をいかに存続させるかが優先されること等、さまざまな意見があり、その後、硬式テニス部の設立についての具体的な協議には至っておりません。

 現在、中学校の運動部活動は、顧問の高齢化、生徒数の減少等から、部の存続も危ぶまれる学校も出ている現状でございます。しかしながら、運動部活動には、生涯にわたって運動に楽しむ生活習慣の基礎づくりの意義もございます。生涯スポーツとして多くの人に愛好されている硬式テニスを初め、児童生徒のスポーツへの多様なニーズにこたえることも必要なことから、今後とも市小中学校体育連盟等を通して、硬式テニス部等の新しい部の設置の検討を呼びかけてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

七戸俊治君 了解。

 次のページへ

 前のページへ

 平成11年第4回船橋市議会定例会会議録・目次へ


お問い合わせ