平成11年第4回船橋市議会定例会会議録(第7号・3)

 

[除斥議員退場]

議長(米井昌夫君) 日程第18、陳情第54号を議題とします。

[審査報告書]

議長(米井昌夫君) 委員長の報告を求めます。

 議会運営委員長田中恒春君。

[議会運営委員長田中恒春君登壇]

議会運営委員長(田中恒春君) 議会運営委員会において、審査の結果、不採択となりました陳情第54号議員の疑惑究明に関する陳情についての審査の概要を報告します。

 本件は、前定例会において継続審査事件となった陳情でありました。この陳情の扱いに方について、次のような発言がありました。

 「議員の私的なところ、特に女性問題というプライベートに関する問題については扱うべきではない。今後の問題も含めて、いつまで継続案件にしておくのはよろしくなかろう、どちらかに結論を出すべきだ」という発言。

 あるいは、「なぜ疑惑なのか。どういう点が疑惑なのかというようなことについて具体的な問題が提示されてない。こんな陳情が出されると対抗手段がない。いずれにしても、今回は1人の議員に対してあったけれども、我々議員全体の問題にかかわってくるので、陳情の扱い方については慎重な議論をすべきでなかろうか」という発言。

 「今回の陳情の内容を見ますと、政治資金規正法に抵触するのではという問題と女性問題、この2つが一緒くたに出されていたわけですが、これは同時に議論するというのも問題あるのではなかろうか」というような発言、こういう発言がありました。これは取り扱いについてであります。

 続いて意見を求めましたところ、市清会の委員から、「前回この陳情が出されたとき、陳情した本人も委員会に傍聴していました。傍聴もしたし、委員の議論のやり取りも聞いていたのに、今回の議会のときにそれに対する具体的な補足説明もない。そうなりますと、信憑性を云々する材料がない。こういうことを考えると、本来的不採択にしたいところであるけれども、万が一、個人の名前が限定されていますので、再び疑惑問題なんか出てきたときに、この議会運営委員会はきちんと審査をしたのかというようなことにもなりかねないので、陳情者に意見開陳の機会も与える時間もあった方がいいのではないかというような意味も含めて、継続」という発言がありました。

 市民連合の委員からは、「政治絡みで、議員はいつこういう目に遭うかわからないだけに、重要な問題である。この陳情は個人名まで出されており、名誉にもかかわる問題だ。議会がつぶしたと宣伝されても困るので、きちんと話をし、根拠があるなら審議しやすい資料を陳情者には示してもらたい。もし根拠がないというのであれば、取り下げてもらいたい」という発言がありました。

 公明党の委員からは、「前回は、事実の提示を待って結論を出したいということで、継続を主張した。その議論を陳情者も聞いていたが、何の動きもない。陳情者に取り下げを求めるのはなかなかできないと思うので、結論をこの際出した方が陳情者がその後動きやすいであろうし、今後の対応も見守りたいという判断から、不採択」、

 元気都市と安歩と女性の委員から、「陳情の文面で判断するのが当然であると思うので、詳細な事情説明が望まれるけれども、この陳情ではその中身がわからないから、不採択」、

 日本共産党の委員から、「この文面だけでは判断できないのが現状であり、その点を明らかにする必要があると前回の委員会で主張した。陳情者から事実を述べてもらってから判断するというのが、我が会派の態度である。それがされてないし、委員会でも明らかになっていないので、継続にすべきである」――等の発言がありました。

 継続を主張する意見がありましたので、このことについて諮ったところ、市清会、日本共産党、市民連合の委員のみの賛成少数で、否決されました。

 続いて採決を行ったところ、採択に賛成の委員は、日本共産党の委員のみの少数で、不採択とすべきものと決しました。

 以上で、私の報告を終わります。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

[「議長」と呼ぶ者あり]

議長(米井昌夫君) 石川敏宏君。

[石川敏宏君登壇]

石川敏宏君 ただいまの委員長の報告でありますけれども、この問題について日本共産党がどういう対応をとったかということについて、継続の審査についての発言についてはご紹介がありましたけれども、私たちは、この陳情については採択の立場をとっています。なぜ採択をするかということについては、議会運営委員会の中でもきちんとその理由を明らかにしているわけですね。ところが、委員長の方からそこの部分については全く報告がなかったんですね。ですから、共産党が採択についての討論をいたしましたので、そこの部分については明らかにしていただきたいというふうに思いますので、委員長に質問いたします。

 以上です。

[議会運営委員長田中恒春君登壇]

議会運営委員長(田中恒春君) お答えいたします。

 ただいま、議運のメンバーである石川委員から、私は議運のこの審査のときに共産党が採択したいという意見を開陳したのに、その報告がないけれども、どういうことなのかというご質問でした。

 採択の理由が細かな事実関係に触れていなかったというふうに私は受けとめましたものですから、事細かに申し上げる、報告する必要はないだろう。継続の発言の中に、共産党さんの石川委員の発言の趣旨は既に説明されている、こう考えましたので、先ほどのようなご報告を申し上げました。

 以上でございます。(「討論やったんなら、ちゃんと討論のことをやらなくちゃだめだよ」「どんな討論であろうとさ」と呼ぶ者あり)

[石川敏宏君登壇]

石川敏宏君 この陳情については、2回にわたって議会運営委員会の中で議論をしてきた内容であります。全体の中では、事実関係は議運の中では明らかにできなかったわけですね。できなかったから、そういう段階では継続が妥当ではないか。しかし、最終的に取り扱いを委員会の中で結論を出していくという、そういう方向になり、そのときに私たちは採択の立場を主張する理由として、陳情者にお話を伺って、陳情者の知り合いである女性の方とお会いをして、ここで指摘をされているようなお金の問題については重大な疑惑がある、そういうことを本人も明らかにする場があれば明らかにしたい、そういうこともはっきり述べているから、そういう点で重大な政治資金規正法に違反するような内容が含まれているから、私たちは疑惑を解明する必要がある、そういう立場で採択を主張いたしました。そういうことを明確に述べているわけですから、そのことについては細かい事実関係だという、そういう議論は私はしたつもりはないわけですから、そういう点で委員長の認識が少し違うのではないかなというふうに思いました。そういう点で、私はそういう討論をいたしておりますので、委員長の記憶がありましたら、お答えをいただきたいというふうに思います。

 以上です。

[議会運営委員長田中恒春君登壇]

議会運営委員長(田中恒春君) 賛成討論の意見の中身をもう1度しっかり報告してももらいたかったという質問です。

 もう1度申し上げます。私は、先ほど申し上げましたとおり、共産党さんの石川委員の主張はこうであったと記憶しているために、継続の説明の中に含めちゃったわけです。それはこういうことです。この件に関しては、もうちょっと議会で明確に問題点を明らかにし、明確にしていく必要がある。陳情者から事実もよく聞くべきだ、こう考えている。それは議会の責任であろう。だから賛成だというような趣旨の発言があったことを記憶しております。たまたま手順の中で、継続の主張の中で説明されたことではありましたし、その次の討論のときの石川委員の発言も同趣旨であったために、繰り返す必要なかろうと思ってご報告しましたが、改めてそれを入れておいてほしいということであれば、重なりますが、要は採択すべしという賛成討論の中身は、さらにその事実を議会の姿勢として明確にしていく取り組みをすべきだという考えで賛成だというご意見、ご主張がありました。よろしゅうございますでしょうか。(「委員長がかってに討論削っていいなんてことないんだから」と呼ぶ者あり)

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) よろしゅうございますか。

 他に質疑はありませんか。

[「質疑なし」と呼ぶ者あり]

議長(米井昌夫君) 質疑を終結します。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) これより採決に入ります。

 本件は、委員会報告が不採択でありますので、採択することについて採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

[除斥議員入場]

―――――――――――――――――

議長(米井昌夫君) 日程第19及び第20の陳情2件を議題とします。

[審査報告書]

議長(米井昌夫君) 委員長の報告を求めます。

 議会運営委員長田中恒春君。

[議会運営委員長田中恒春君登壇]

議会運営委員長(田中恒春君) 議会運営委員会において、審査の結果、不採択となりました陳情2件につきまして、審査の概要を報告します。

 まず、陳情第77号陳情の名称変更に関する陳情につきましては、直ちに委員の意見を求めたところ、市清会の委員から、「陳情という言葉の解釈について、陳情者が感じているようなイメージを我々は感じていないので、採択できない」、

 日本共産党の委員から、「陳情という言葉を国語辞典で調べたけれど、上下関係という意味は含まれておらず、そう感じるのは、受けとめる主観の問題だと思う。そういうことを感じるのなら、陳情がもっと気軽にできるような対応を考えていく必要があるかもしれないが、陳情という名称を変更するまでのことはないと思うので、不採択」、

 元気都市と安歩と女性の委員から、「私の国語辞典では、私の持っている国語辞典では、陳情とは目上の者に心情などを述べることと書いてあり、そのとおりだと思うので採択」、

 緑政会の委員から、「目上の人イコール偉い人とは感じられないし、陳情者の言う提案という言葉の方がむしろなじまないと思うので、不採択」、

 市民連合の委員から、「陳情者がこういうイメージを感じるのは、そういう要素があるからだろう。関係法令の改正も含めて提案してはどうかと考え、採択」、

 公明党の委員から、「陳情という言葉は、目上の人に対してお願い申し上げるということも含まれており、言いづらい部分もあると思う。議員の自主的な討論にゆだねるということであるので、今議論している陳情の扱い方に含めて議論すればいいと思うので、採択」等の発言がありました。

 採決に入ったところ、採択に賛成が公明党、市民連合、元気都市と安歩と女性の委員のみの少数で、不採択とすべきものと決しました。(「共産党の見解も教えてよ」とと呼ぶ者あり)概要でございますので……。

 次に、陳情第78号議員の介護現場体験視察に関する陳情につきましては、直ちに意見を求めたところ、主な意見として、公明党の委員から、「私どもの会派は、現場において実情を見たり、体験をしてから質問をしている。そういうことを実際にしている。陳情者は、議員の実情を知っているのかどうかわからないが、指摘されるまでもなく行っていることであり、不採択」、

 元気都市と安歩と女性の委員から、「ここに書いてあることは、それなりの形で皆さんやられていると思う。陳情で言われることでもないが、不採択にする理由もないので、採択」(笑声)、

 日本共産党の委員から、「介護だけが現場を知らなければならない問題ではない。その時々の市民の関心や、それぞれの党派の政策や議員の関心の中で、市民からの負託に基づいて議員活動を展開するものであり、こういうことを全員が体験しなければならないことについては同意できない。よって、不採択」等の発言がありました。

 採決に入ったところ、採択に賛成が元気都市と安歩と女性の委員のみの少数で、不採択とすべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

[「質疑なし」と呼ぶ者あり]

議長(米井昌夫君) 質疑を終結します。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) これより採決に入ります。

 2件は、委員会報告が不採択でありますので、採択することについて採決します。

 まず、日程第19を採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) 次に、日程第20を採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

―――――――――――――――――

議長(米井昌夫君) 日程第21から第23までの陳情3件を、一括して議題とします。

[審査報告書]

議長(米井昌夫君) 委員長の報告を求めます。

 総務委員長長谷川大君。

[総務委員長長谷川大君登壇]

総務委員長(長谷川大君) 総務委員会において審査の結果、不採択となった陳情3件について、日程順に審査の概要を報告します。

 まず、日程第21、陳情第81号原発新設計画見直しの意見書提出に関する陳情でありますが、本件については、直ちに意見を求めました。

 意見を求めたところ、継続審査の立場で元気都市と安歩と女性の委員から、「東海村で大きな事故が起きており、安全性については、今後も慎重な対応が必要。

 ただ、日本のエネルギー事情を考えた場合、遠方の中東より石油を運び、ほとんど火力発電でそれに頼っている状況、あるいは代替エネルギーがまだ本格的な実用化のめどが立っていない状況、これらを考えると、原発新設計画の見直しについては、疑問があるが、会派の中では、そうでない意見もあるので、継続審査としたい」との発言がありました。

 次に、採択の立場で日本共産党の委員から、「隣の県で起きた事故であり、市民も大変関心があり、船橋市としても余り無関係、無縁なものではない。

 日本共産党は、原子力問題について、いろいろ調査・提案しているが、本陳情は、日本共産党が出している3項目とおおよそ同じである。

 1つは、「原子力は安全だ」との認識に立ち、万が一に備えた安全対策を怠ってきた。安全だが、やるべきことを怠っている。2つ目は、世界的に、プルトニウムは非常に危険な物質であり、決して安全なものではないとの認識が非常に深まっている。しかし、日本は、このプルトニウムを燃やす非常に危険なプルサーマル計画にしがみついている。3つ目は、原子力の安全を確保すべき部門と、どんどん進めていく部門が切り離されてないため、対策がきちんと立てられていないおそれがある。市民の心配はもっともである」。

 また、公明党の委員から、「原子力は安全だ、との神話があったが、この事故を見ると、マニュアルをつくっていながらそれを無視するといった、先端技術の技術者が行うとは考えられないようなことが行われていた。

 現在のエネルギー供給は、テレビ等でも、化石燃料、原子力、水力が3分の1ずつと言われているが、今後は、光、風など自然エネルギーの活用が必要である。現在、これらは1%以下とごくわずかである。自然エネルギーの特性を生かし、分散型供給システムをつくれば、雇用がふえ、地域が活性化し、環境技術の展開・環境産業の振興につながる等多様な成果が期待される。

 原子力については、100年単位の長期的レンジで見れば、最終的に放射性廃棄物を出さない核融合への移行が必要であるが、これは今後の課題であり、技術開発が必要である以上、見直しを進めていくべきと考える。よって、採択」との発言がありました。

 次に、不採択の立場でふなばし21の委員から、「昨年福島の原子力発電所を視察したが、大変整然とした立派な施設であり、職員もきびきび動いて、これなら事故もないし安全だとの認識を持った。

 たまたま、茨城県で臨界事故が起きたが、これは取り扱いの問題である。日本の電力事情というのは、3分の1ぐらいは原子力に頼っており、原子力は必要だと思う。

 ただ、これは人体に影響が大であり、事故があっては困るし、慎重に取り扱うべきである。今後は代替エネルギーも出てくるだろうが、しばらくの間はこの原子力に頼らざるを得ないという現状から、不採択」との発言がありました。

 継続の意見があったので、まず継続について諮ったところ、元気都市と安歩と女性の委員のみの少数で否決されました。

 続いて、採決に入ったところ、採択に賛成が公明党と日本共産党の委員の少数でありましたので、不採択とすべきものと決しました。

 次に、日程第22、陳情第79号職員の勤務時間・給与・勤労のあり方等にかかわる市民公聴会開催に関する陳情については、理事者から現況説明を受けた後、質疑に入りました。

 主な質疑として、全市民を対象とした公聴会開催の有無。市民に対し説明の場を設置する考え。平均的給与は職員平均年齢との比較や、同一基準による民間企業等との比較はされているか。勤労の質等の向上の場はあるのか――等の質疑がありました。

 次に、意見を求めたところ、不採択の立場で公明党の委員から、「陳情に、市民公聴会など、さまざまな方法を考えてほしいとある。このさまざまな方法について、いろいろ考えた。

 これについては、市民の声を聞く課に申し出てもいいし、市民が請願陳情を出してもいいし、市政懇談会で意見を述べてもいいし、支持する議員を通して意見を反映させる方法もある。また、不服があれば住民監査請求や訴訟を起こすなどの方法がある。それらを考えていくと、別に公聴会を開かなくてもよい。

 ただし、市は、市民に対して、職員の勤務時間や給与等について、わかりやすく説明する必要がある。例えば、議会に出て議論しているときは、議会は公開されているから、そこで見ていただく努力をしなければならない。

 これらのことから、今の体制で十分やっていけると思うので、あえていろんな方法で考える必要はない」、

 また、ふなばし21の委員から、「市職員の勤務条件等は、地方公務員法の規定に基き、人事院勧告に準じている。不服があれば監査請求もできる。船橋は開かれた市政であり、それらの問題を考えながらやればいい。この問題は、近隣類似市との問題も含んでおり、職員組合と話をしながらやっていくもので、現在の市のやり方で結構だと考える。よって、不採択」との発言がありました。

 次に、採択の立場でまず日本共産党の委員から、「市の財政のあり方に職員組合、職員に対する給与のあり方も大きな影響をもっている。そういう点では市民に広く意見を聞く、そういうような場があることは大事なことである。

 一方で、市も財政状況を公表したり、職員の給与の状況なども公開したりしている。同時に市の職員組合自身も市民自治学校などを開き、全国どこの自治体も財政が厳しいということで、市民と一緒に財政のあり方を考えていこうという姿勢もとっている。そういう機会ができれば、職員組合と市民との関係ができてくるのではないかと期待したい。

 同時に、いろんな行政の政策決定のあり方については、市民の負担に係るそういう問題も含めて公聴会なども事前に行いながら、いろんな制度のあり方も決定をしていくということが必要である。そういう点で、市の職員の給与などの公聴会を開く必要がある」、

 また、元気都市と安歩と女性の委員から、「いろんな方法で説明を受ける機会はあるが、その選択肢を広げる意味でも公聴会を積極的にやる方向で考えていただきたい。議案なども、相当勉強しないとわからない点があるので、こういう機会は大いに設けるべきである。よって、採択」との発言がありました。

 採決の結果、採択に賛成は、日本共産党と元気都市と安歩と女性の委員の少数でありましたので、不採択とすべきものと決しました。

 次に、日程第23、陳情第80号朝鮮総連等の疑惑究明及び朝鮮総連系民族学校への補助金支出削減に関する陳情でありますが、この陳情については、私学助成を所管しております教育委員会に出席を求め、理事者から現況説明を受けた後、質疑に入りました。

 主な質疑として、予算説明書には載っているのか。条例や規則をつくって事業をやっていくべきであるが、教育委員会の要綱はあるのか――等の質疑がありました。

 次に、意見を求めたところ、不採択の立場で、日本共産党の委員から、「願意1については、朝銀信用組合は、協同組合法に基づいて設置された法人である。許認可権限は県が持っており、必要な調査があれば、県が通常業務の中で検査しているので、そういう機会に疑惑を解明すればいい。あえて、国に意見書を出す必要性はない。

 願意2については、学校の中でどういう教育をするかは、それぞれの民族の独立に係る問題である。その教育内容が適正かどうかは、最終的には、それぞれの国民が決める問題である。そのような実態調査を行うのは、越権行為である。

 現在出されている補助金については、きちんと規則なりで明示し、どういう目的で出しているかを市民に明らかにする必要がある。よって、不採択」、

 また、公明党の委員から、「願意1については、疑惑、真相を徹底究明すべきだとあるが、それは、朝銀信用組合の監督官庁である国・県がやるべきことである。

 願意2については、補助金を思想や信条などでやめるのは、乱暴な議論だと思う。民族、文化、思想、信条等でやっていることに対して、一線を引いてやめることは賛成できない。よって、不採択」との発言がありました。

 採決の結果、採択に賛成の委員はなく、不採択とすべきものと決しました。

 以上で、総務委員会の報告を終わります。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

[「質疑なし」と呼ぶ者あり]

議長(米井昌夫君) 質疑を終結します。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) これより採決に入ります。

 3件は、委員会報告が不採択でありますので、採択することについて採決します。

 まず、日程第21を採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) 次に、日程第22を採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) 次に、日程第23を採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立なしであります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

―――――――――――――――――

議長(米井昌夫君) 日程第24及び第25の陳情3件を、一括して議題とします。

[審査報告書]

議長(米井昌夫君) 委員長の報告を求めます。

 厚生委員長岩井友子君。

[厚生委員長岩井友子君登壇]

厚生委員長(岩井友子君) 厚生委員会において審査の結果、不採択となりました陳情3件について、審査の概要をご報告いたします。

 以下、順に、理事者の説明と主な質疑、そして意見の要旨と採決の結果をご報告いたします。

 まず、陳情第83号本中山地区にグループホーム等設置に関する陳情でありますが、理事者から、「市としては、痴呆性老人に関するグループホームについては、専門知識を有する専門スタッフ等の職員体制が整った社会福祉法人、医療法人等の参入を期待しているので、市営での設置は考えていない。

 なお、デイサービスセンターについては、ふれあい型のデイサービスセンターを地区社協により現在検討しており、12年4月1日からは実施する予定である」との説明がありました。

 これに対し、委員から、専門スタッフ体制の整った医療法人、社会福祉法人の参入を期待する以上は、何かしらの宣伝、PRをされると思うが、どのような方法で行うのか。市や公社において、民間マンション・住宅などを利用して高齢者福祉施設等のサービスを提供しているか――等の質疑がありました。

 本件に対し、委員の意見を求めたところ、無所属の委員から、「陳情第83号は、願意が実施願いたいとあるが、実施することについて採択することは反対である。また、民間住宅を利用して福祉サービスを行っている例がないので、運営管理にしても多々検討しなければならないものがあると思う。よって、不採択」、

 また、緑政会の委員から、「視察によってグループホームが大変素晴らしい施設であったと感動したところであるが、グループホームは単独設置ではなく、近くの老健施設が運営管理することが望ましいと考えており、公設公営により一般住宅を買い取り設置することは難しいと考える。よって、不採択」、

 また、公明党の委員から、「願意の2番目が承服できないが、全体的にこのグループホームの設置はこれから求められていくと思うので、総体的な意味で採択」、

 また、元気都市と安歩と女性の委員から、「願意が、設置を進めること、検討することとあるので、もう少し時間をかけて検討していきたい。よって、継続審査」との意見がありました。

 本件について、まず継続審査について諮ったところ、賛成は市民連合、元気都市と安歩と女性の委員のみで否決されましたので、次に採決したところ、採択に賛成は公明党、市民連合の委員の少数で、不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第84号国立病院の存続・拡充等の意見書提出に関する陳情でありますが、理事者から、「昭和61年、国が国立病院・療養所の再編成計画を発表し、昭和61年度を初年度として10カ年計画で239の施設を統合で40施設、経営移譲によって34施設を減らして、165施設とするものである。

 県内では、国立療養所松戸病院、国立柏病院、習志野病院がこの計画に組み入れられ、国立習志野病院は経営移譲の対象とされた。そこで、地元習志野市を中心に近隣市とともに、県に対して、県が経営移譲を受けるように要望を行ってきたが、県においては、厳しい財政状況を背景にして、県立病院の構想は困難である。済生会が経営移譲を望んでいるので、これを支援していくという見解が出された。

 恩賜財団済生会は、公的医療機関として位置づけられているが、現在、済生会の方では移譲に伴う基本計画を策定中であると聞いている。今後、国・県・地元市・済生会との4者協議が行われていくものと考えられる。

 この問題については、長らく経営移譲ということで、ようやく移譲先が決まってきたが、国の再編成計画発表から10年以上経過をしており、全国的にもこの計画が進行している中で、船橋市としては、済生会が経営移譲を受けることに異論はないと考えている」との説明がありました。

 これに対し、市が地域医療として誘致をした済生会であるが、その地域医療との兼ね合いをどのように考えているか。済生会病院のベッド数、診療科目はどうか――等の質疑がありました。

 質疑終結の後、委員の意見を求めたところ、意見はなく、採決の結果、採択に賛成は、公明党、市民連合の委員の少数で、不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第85号営利企業の保育所経営参入反対の意見書提出に関する陳情でありますが、理事者から、「認可保育所の設置主体に民間企業の参入を求めることについては、新聞紙上等の情報によると、厚生省は、総務庁の行政監察結果に基づく勧告、行政改革推進本部規制緩和委員会からの規制緩和についての第1次見解、及び政府で閣議決定された規制緩和推進3カ年計画を踏まえて、平成11年9月22日、中央児童福祉審議会の企画部会に、保育所設置主体制限の見直しについての現在の状況、今後の基本的方針を報告したところである。

 しかしながら、現在、民間企業にかかる算入の具体的な内容については、通知文書等は現在来てないので、明確にされてない現状である」との説明がありました。

 これに対し、民間営利企業の参入ということだが、今、ベビーホテルやちびっこ園などを経営している民間企業がある。それとどう違うことをやろうとしているのか。営利企業の保育所に対しても、市が窓口になって入所させることを想定しているのか。公費である保育所の運営費から利益として吸い上げられる分が出てくるということか――との質疑がありました。

 本件に対し意見を求めたところ、市民連合の委員から、「JRなどが駅近くで保育所を経営し、駅の近くで利便性があるため、夜の仕事をされている方にも有効に活用されているとの報道があった。心配な点はサービス体制のチェックだと考えているが、そのチェック体制を厳しくするなら賛成だが、営利企業がすべて悪いということにはならないと考えるので、本陳情は不採択」、

 また、日本共産党の委員から、「保育は極めて公共性の高い仕事である。子供の成長にとって大事な役割を果たし、安定的に質の高いサービスを確保していく点で、責任の重い社会的な仕事である。だからこそ、市が責任を持って認可をした保育所へ入所をさせている。

 ここに営利企業が参入してくると、営利企業は採算がとれなければ撤退してしまう。公的に入所させる措置事務などが行われているもとで、そのような不安定な企業の参入を許してしまうと保育事業そのものの大変な後退につながっていく。そういう点で保育の公的な責任を今後とも安定的に確保していくためにも、営利企業の参入は認めるべきでない。よって採択」、

 また、公明党の委員から、「働く母親にとってやはり保育園に子供を入れられないという待機児の問題は全国的に及んでいると思う。そういうことから、少子化対策臨時特例交付金により、駅前保育など民間施設に対する助成などの施策が進められることになっている。したがって、本陳情は不採択」、

 また、元気都市と安歩と女性の委員から、「子供の権利が尊重された保育ということで、安易な保育所というものを見過ごすわけにはいかないと思う。しかし、今理事者の話を聞いても、これがまだ新聞に掲載されたというところであって、まだ事実関係として、県・市などでは把握していないと受けとめている。もう少し、このことについて、船橋市はこういった営利企業の保育所経営参入について、どういうふうに考えるかということは、もう少し時間をかけて検討していただきたい。よって、継続審査」との意見がありました。

 本件について、まず継続審査について諮ったところ、賛成は元気都市と安歩と女性のみで否決されましたので、次に採決したところ、賛成は日本共産党の委員のみの少数で、不採択とすべきものと決しました。

 以上で、報告を終わります。

………………………………………………

議長(米井昌夫君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

[「質疑なし」と呼ぶ者あり]

議長(米井昌夫君) 質疑を終結します。

………………………………………………

議長(米井昌夫君) これより採決に入ります。

 3件は、委員会報告が不採択でありますので、採択することについて採決します。

 まず、日程第24を採決します。

 2件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、2件は、不採択とすることに決しました。

…………………………………………………

議長(米井昌夫君) 次に、日程第25を採決します。

 本件を採択することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(米井昌夫君) 起立少数であります。

 よって、本件は、不採択とすることに決しました。

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