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●議長(田中恒春) 中村静雄議員。(拍手) [中村静雄議員登壇] ●中村静雄議員 新風の中村静雄でございます。 通告の質問に従いまして、その前に、消防団ということで、これまで消防団の方は、仕事や家庭を持ちながら、安全な市民生活を守っていただいている。その活動に対しまして、深く敬意を表しますとともに、深く感謝申し上げる次第でございます。 船橋の市の消防は、昭和24年に発足しまして、ことしで51年目に当たるわけです。まさに近年、町や建物が防災のためにいろいろな対策をとられているということで、市民生活も快適な生活を送れることになっているわけです。しかし、都市化の進展や、高齢者の増加などによって、予想もできないような事故や大災害が予想されているわけです。ご存じのように、10日の夕方、群馬県の尾島町で化学薬品工場が爆発して、4人が死亡し、30人近い方がけがもし、周辺住宅も損壊を受けるという大事故があったわけです。こうした事故は、船橋でもないとは限らないと思っております。 こうした中で、自分たちの地域は自分たちで守るという精神といいますか、目的とした消防団に寄せられる期待というものは大きいんじゃないかと考えております。市長さんも市民生活の安全を確保するために、災害に強いまちづくりを進めておりますけれども、その一方で、現在20分団、59個班の消防団員が奉仕の精神で市民の生命、身体、財産を守り、安全で安心して暮らせる地域づくりのために、町会や自治会、消防署と連携・協力し合いながら、その重要な任務を果たしているわけです。ましてや地域住民の負託にこたえていただくためにも、消防団の装備の充実、また団員の処遇改善を図ることが必要だと考えております。 ところが、私も最近地元の団員の方たちとお話しする機会がありまして、その団員の方々の声の中には、やはり先番議員からも、団員の不足ということについてお尋ねがありましたけれども、現在、団員を確保するということが非常に困難な時期である。1つには、私の住むいわゆる農村地区といいますか、特に北部地区では、2代目、3代目が後継者ということから、消防団員として活動する方は非常に多いのですけれども、都市化とともに、ましてやサラリーマン世帯が多い中で、なかなかそういう団員を確保するということが非常に難しくなってきている。と同時に、例えば器庫にしても、昨年も新築なさったようですし、また場所によっては消防車を500万近い新車を買いかえているということでありますけれども、現実問題として、消防団員が少ないために、特に昼間の時間帯には十分な消防活動ができないという実態であります。 私どもの地域に関して、1つ言えることは、確かに団員はおりますけれども、やはり仕事また家庭がある関係で、本来ですと、火事現場を含めて、出動するには最低4人の団員がいなければ、ポンプ操法といいますか、ポンプ車は十分なといいますか、生かせないということなわけです。しかし、例えば私どもの近くの咲が丘地区では、団員の登録は頭数としては十分でありますけれども、昼間例えば火災なり、事故が起きたときに出動できるかといったら、1人か2人しかいない。その1人が消防車を運転して行っても、その消防車によって消火することができない。これはまさに宝の持ちぐされといいますかそういう状態で、それが特に都市部においては顕著になっているわけです。このことが大変問題じゃないかと私は考えるわけです。 そこで、これまでに団員の方とお会いして、寄せられた声をもとにして、通告に従いまして質問させていただきます。多少重複いたしますが、現在、消防団員として登録されていても、火災が発生したときに、仕事の関係などで出動できない、特に昼間の時間帯においてそういう場合が多い。新しい器庫が近くに建設され、住民としては安心できるが、登録団員はいても、まさかの際に出動できる実働員がいないために出動できない。ましてやポンプ操法の訓練も普段できない状態です。 2つ目として、運転手1人で消防自動車で火災現場ヘ駆けつけることがあり、1人のために活動できず、ほかの分団の活動を手伝うだけになってしまう、こうした声が寄せられております。火災の際には活動できる人員が器庫から出動できなければならないと思っておりますが、その辺についてどのように改善したらいいのか、消防局としてのご見解をお伺いいたします。(「考え方の見解も言わなくちゃだめだよ」と呼ぶ者あり)何ですか。(「相手しない、相手しない」と呼ぶ者あり) 2つ目としての質問ですが、そのような状況を改善するために、私なりに幾つかの提案をしたいと思いますが、これについても消防局の見解をお伺いいたします。 1つ目として、今まで消防団は男性が主流であったわけですけれども、これからは女性の社会進出が多くなり、当然それぞれの地域においても、消防に対する女性の役割が多く、消防団への参画が地域から要請されているのではないかと考えるわけで、女性消防団員を例えば器庫に配置して活用するようにしてはどうか。また、自治会を中心とした自主防災組織があるわけですけれども、その組織との連携を図ることはできないのか。3つ目としまして、もう少し消防団に対する認識を住民に高めていただくとともに、火災現場付近の住民にもう少し手伝っていただくという協力体制づくりというものができないのかどうか。その辺についてお伺いいたします。 次に、消防団について、私もそうですが、よく知らない。例えば消防団の必要性、また実際にどういう活動をしているのかその活動内容、また議員の方もそうでしょうが、自分の地域の器庫というものがどこにあるか、それさえ知らないというか、私自身がわからないんですけれども、知らない方が結構いるんじゃないか。そういう意味で、よく知らない方に何とか消防団の存在を理解させなければならないと思っておりますが、消防団員を確保するためにも、消防団に対する住民の意識を喚起するために、どのような方策が考えられるか、消防局の見解をお伺いいたします。 以上でございます。(「見解を聞かせてもらいたい」「うるさいよ。今度、新聞に書いてやれ」「議長、そこで笑っていちゃだめだよ」「佐藤さん、頼り過ぎるんだよ」と呼ぶ者あり) [消防局長登壇] ●消防局長(積田健司) 消防団のあり方につきまして、数多くのご質問をちょうだいしています。順次ご答弁をさせていただきます。 まず第1点目でございますが、消防団員として登録されていても、いざというときに出動ができないのではないかという、こういうご指摘でございますが、昨今における消防団員の就業構造の変化等によりまして、全国的に自営業の団員が減少する傾向にございます。当市におきましても同様の傾向にございまして、ご質問者のご指摘のように、特に昼間の時間帯におきまして、そのような現象があることは事実でございます。 また、災害に際しましては、隊員の安全管理や事故防止の観点から、4人以上の操作員を確保した上で出動することを原則といたしておりますので、今後は一層の周知徹底を図ってまいります。 このような実態を踏まえまして、私ども消防局といたしましても、消防団の幹部の皆様方と機会あるごとにさまざまな角度から団員の確保策につきましてお話をさせていただいているところでございますが、消防団長から欠員の補充には万策を講じてまいりたい、そして魅力ある消防団づくりを目指してまいりたい、こういう力強い意向を伺っておりますので、私どもといたしましても、常備消防と非常備消防が一体となって、これらの改善に努力を傾けてまいる所存でございます。何とぞご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 それから、次に2点目でございますが、女性消防団員を器庫に配置してはどうかという、こういうご提案でございますが、現在、女性消防団員はすべて本部付きとなっております。したがいまして、その活動内容といたしましては、女性のソフトな面を生かしまして、市民を対象といたしました消防訓練時における消火器の取り扱い指導、あるいはまた心肺蘇生法等の救急指導、そしてまた消防団広報紙の作成等が主な活動となっております。このようなことから、ご提案につきましては、今後、消防団とも十分話し合ってまいりたい、このように考えております。 次に、自主防災組織と消防団との連携でございますが、自主防災組織は主として地震災害等のように大規模な災害を想定いたしまして結成されたものでございますが、そのような災害時には相互に連携を図って対応することが大変重要になってまいります。したがいまして、平常時におきましても、なお一層の連携強化を図ってまいり、相互理解を深めるべく努力を尽くしてまいりたい、このように思っております。 次は、火災現場付近の方々への協力要請でございますが、ご承知のように協力者が万一負傷等を負った場合に対する補償制度は確立されているところでございますが、これは火災の消火や延焼防止、あるいはまた人命救助等、緊急やむを得ない場合に限りまして消防作業に従事していただくわけでございまして、ご承知のように火災現場は大変危険を伴うものでございます。したがいまして、住民への協力要請につきましては必要最小限にとどめたいと、このように考えておるところでございます。 次は、消防団活動の広報の関係でございますが、消防団の活動実態を広く住民に知らしめるということは、市民生活の安全を確保することから極めて重要であると認識をいたしておるところでございます。阪神・淡路大震災の際には、消防団の活動が改めて高く評価されたことはご記憶に新しいことと思うわけでございます。消防局といたしましても、防火管理者講習会やあるいは各種消防訓練、そしてまた新聞、テレビ等を通じて、消防団活動のPRを展開しているところでございます。また、消防局におきましても、独自のPR紙といたしまして、「ふなばし119」の配布や、あるいはまた昨年から消防団におきましては「ふなばし消防団だより」、これを作成いたしまして、市民に配布をいたしているところでございます。消防団の活動につきましては、今後なお一層のPR活動に努めまして、住民の皆様方のご理解を求めてまいりたい、このように考えているところでございますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 以上であります。 [中村静雄議員登壇] ●中村静雄議員 ご答弁ありがとうございました。私、各先生方にも申し上げたいんですが、やはり地域に密着した消防団であるわけです。今、その消防団がどういう実態であるかということを十分知っていただきたい。先ほど来、言いましたように、特に都市部において、4人出動することが不可能というか、それはやはり団員が当然いないということで、昼間サラリーマンの方や、また商店主の方等は、そういう方がなかなか出動して消火活動ができないと、そういうのが現在の実態だと考えております。そこで、団員の確保をもちろん、先ほど局長さんの方からご答弁がありましたけれども、やはり団員確保のためにも、魅力ある消防団づくりとともに、市民の消防団に対する意識・認識の高揚というものを育てていかなければならないんじゃないかと思っております。そういうことで、要望として、これで終わります。ありがとうございました。 …………………………………………… ●議会運営委員長(興松勲) 暫時休憩願います。 ●議長(田中恒春) ここで、会議を休憩します。 午後2時21分休憩 ――――――――――――――――― 午後2時43分開議 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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