平成12年第4回船橋市議会定例会会議録(第1号・1)

 

議事日程(第1号)

平成12年12月4日(月曜日)

午後1時開議

諸般の報告(1)(議案等の送付、出席通知)

日程
件名 付託委員会 審査結果
第1 会期決定の件
第2 認定第1号
決算の認定について(一般会計)
決算特別
認定
認定第2号 決算の認定について(国民健康保険事業特別会計)
認定第3号 決算の認定について(下水道事業特別会計)
認定第4号 決算の認定について(小型自動車競走事業特別会計)
認定第7号 決算の認定について(老人保健医療事業特別会計)
認定第8号 決算の認定について(船橋駅南口市街地再開発事業特別会計)
認定第9号 決算の認定について(中央卸売市場事業会計)
認定第10号 決算の認定について(病院事業会計)
第3 認定第5号 決算の認定について(交通災害共済事業特別会計) 決算特別 認定(全)
認定第6号 決算の認定について(火災等災害共済事業特別会計)
認定第11号 決算の認定について(千葉県競輪組合一般会計及び施設改善競輪特別会計)
第4 議案第1号 平成12年度船橋市一般会計補正予算
第5 議案第2号 平成12年度船橋市下水道事業特別会計補正予算
第6 議案第3号 平成12年度船橋市船橋駅南口市街地再開発事業特別会計補正予算
第7 議案第4号 平成12年度船橋市介護保険事業特別会計補正予算
第8 議案第5号  中央省庁等改革関係法施行法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
第9 議案第6号 船橋市火災予防条例の一部を改正する条例
第10 議案第7号 船橋市放課後ルーム条例の一部を改正する条例
第11 議案第8号 船橋市営住宅条例の一部を改正する条例
第12 議案第9号 坪井地区における公共下水道事業(関連既成市街地事業・地区内)に関する平成12年度年間委託等契約の締結について
第13 議案第10号 西浦下水処理場高度処理機械設備工事請負契約の締結について
第14 議案第11号 損害賠償の額の決定及び和解について
行政報告(O−157による集団食中毒に関する経過及び対策について)
第15 平成12年度市立船橋高校入学者選抜に関する調査特別委員会中間報告の件
諸般の報告(2)(報告第1、例月現金出納検査結果報告、財政援助団体等監査結果報告)
第16 会議録署名議員の指名

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本日の会議に付した事件

 ・日程第1

 ・議席の一部変更の件

 ・議会運営委員会の委員定数変更の件

 ・日程第2から第16まで

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午後1時10分開会

議長(田中恒春) ただいまから、平成12年第4回船橋市議会定例会を開会します。

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議長(田中恒春) これより、会議を開きます。

 議事日程は、配付したとおりであります。

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議長(田中恒春) ここで、諸般の報告をします。

 報告事項は、お手元に配付したとおりであります。

[諸般の報告]

議長(田中恒春) なお、11月30日、早川文雄議員から、議会運営委員辞任願が提出され、委員会条例第12条の規定によりこれを許可したので、報告します。

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議長(田中恒春) 日程に入ります。

 日程第1、会期決定の件を議題とします。

 お諮りします。

 本定例会の会期は、本日から12月22日までの19日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

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議長(田中恒春) お諮りします。

 ここで、議席の一部変更の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

……………………………………………

議長(田中恒春) 議席の一部変更の件を議題とします。

 お諮りします。

 議員の所属会派の異動に伴い、議席番号7番野田剛彦議員の議席を9番に、変更したいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

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議長(田中恒春) お諮りします。

 ここで、議会運営委員会の委員定数変更の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

……………………………………………

議長(田中恒春) 議会運営委員会の委員定数変更の件を議題とします。

 お諮りします。議会運営委員会の委員定数を13人に変更したいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

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議長(田中恒春) 日程第2及び第3の決算認定11件を、一括して議題とします。

[審査報告書]

議長(田中恒春) 委員長の報告を求めます。

 決算特別委員長池沢敏夫議員。

[決算特別委員長登壇]

決算特別委員長(池沢敏夫) 特段カラオケを歌い過ぎたわけじゃないんですが、年の柄にもなく恋(声)患いをいたしまして、どうにも声が出ません。振り絞って決算特別委員会に付託をされました認定11件につきまして、審査の経過と結果をご報告いたします。

 本委員会は、11月7日から3日間、会計別・款別により質疑を行い、最終日の10日に討論・採決をいたしました。

 まず、質疑の概要でありますが、各会派の委員から広範多岐にわたって多くの質疑がありましたところから、それらの中から主なものに絞りまして、報告をさせていただきます。聞こえてるかな。

議長(田中恒春) 聞こえてます。

決算特別委員長(池沢敏夫)(続) 最初に、一般会計歳出に対する質疑でありますが、総務費では、国際交流に関し、オーデンセ市との交流の中身、参加者の選考基準と一部負担、文化交流の評価について。

 広報広聴活動に関しましては、市民便利帳増刷の理由と減額の理由、市政懇談会の実施状況と評価、陳情・要望の実施例と相談窓口の充実、市政記録用16ミリの製作理由と活用、FMラジオ番組放送日の変更理由と今後の取り組み、CATVの制作費用についてであります。

 また、行政改革に関しましては、行革効果11億円の積み上げ根拠と削減コストのとらえ方について。

 契約事務に関しましては、入札価格事後公表による設計価格・予定価格の変化。

 また、平和都市宣言事業に関し、予算削減の考え、平和施策の検討。

 女性政策に関しては、ヒューマンフォーラム開催の取り組み、女性センター事業の拡大策。

 防犯・防災事業に関し、防犯灯設置条件と蛍光灯から水銀灯への変更、防災倉庫の毛布・布団の管理、市民参加型の防災訓練の補助のあり方。

 職員研修の年間計画と人材育成の方途、窓口職員への研修。

 違法駐車防止事業の評価、三番瀬の保全と港湾整備、連絡所整備計画、本中山連絡所の利用状況――などについて質疑が行われました。

 民生費では、保育に関し、保育需要の動向、時間外・夜間・一時保育・病後児保育の取り組み、園児1人当たりの公費負担額、保育士の人数・年齢・採用計画・欠員の状況。

 敬老行事に関しましては、記念品購入券の評価、高額所得者や行事欠席者への対応。

 障害者福祉に関しては、心身障害者の援護施設での現状、小規模授産施設認可への対応、住宅貸付等の利用状況の取り組み、各種援護費の増額と潜在的利用者の考え方。

 ケア・リハビリセンターに関し、有効利用の方法、未納金の現状と信頼関係、裁判の状況などであります。

 介護保険に関しては、ケアマネージャーに対する苦情、ケアマネージメントのネットワークシステムの不備と業者に対する責任追及、介護保険の事業計画に対する評価。

 そのほか、高齢者住宅貸付金が減となった理由と助成拡大の考え、24時間巡回サービスとマンパワーの活用、グループホーム・生活ホーム入居者に対する家賃補助、在宅支援センターへの補助。

 チャイルドシートの貸付状況、母子福祉センターの相談件数、幼児療育相談の事業内容と子育て支援センターとの絡み、乳幼児医療費助成手続の簡素化、言葉の相談室運営費増額と事業――などについて質疑が行われました。

 衛生費では、看護婦確保に関し、養成修学資金貸付金の返済状況、市内就職率と充足率及び定着年数。

 歯科予防に関し、定期的な特殊歯科診療の認識、訪問歯科診療の事業内容の人員の拡大。

 ベビーケア備品に対する市民の評価と今後の予定。母性教室など5事業の内容と対象者。

 結核予防の事業内容と取り組み、施設での予防対策。

 老人保健施設の市内空き状況。

 公衆浴場確保対策費に関しては、香り湯事業、補助の対象範囲。

 公害防止対策に関し、環境ボランティアの活動内容、大気汚染防止の対応、光触媒酸化チタン塗料の調査結果。

 環境保全に関し、水質汚濁防止のための立ち入り検査の改善状況、水質浄化対策の状況。

 焼却灰再資源化施設に関しては、事業者に対する責任の追及、市の責任、性能発注の責任所在、事故を繰り返した原因、リサイクルプラント骨材の安全確認、ごみキャンペーンによる実績と評価。

 ペットボトルの処理単価公表による使用規制。

 ほか、EMぼかしによる堆肥化助成事業、汚泥堆肥化の安全チェック、馬込霊園拡張用地の中の遊水地の整備計画――などについて質疑が行われました。

 労働費では、勤労市民センターに関し、地下ホールの使用状況、土・日の開館状況、管理運営費、利用団体・人数の減少の要因。

 また、雇用促進奨励金の雇用の促進状況、勤労者融資資金預託金の利用者数とその額、海浜公園流水プールの改修工事内容――などについて質疑が行われました。

 農林水産業費では、県民の森に関し、借上料単価と固定資産税、地主さんから契約しませんと言い出されたときの対応について。

 また、農業後継者対策費の減額理由、園芸用廃プラスチック適正処理補助の推移、野菜安定化補助金に対しての生産者の反応。輸入野菜への取り組み、都市農業高生産施設など補助事業の取り組みの評価、時代に対応した漁業の振興・後継者育成――などについて質疑が行われました。

 商業費では、地域振興券交付事業の評価と公平感。

 中小企業融資に関し、融資の流れ、貸し渋りと申し込み件数、融資されない理由、融資制度資金預託金の現状と対応、経営診断件数と指導の中身、指導後の改善状況。米消費拡大推進協議会に補助をしている内容。

 商工業振興費の不用額。産業まつり負担金の減額。生活展負担金の見直しの考え。起業家支援事業補助として東葛テクノプラザ入居企業への補助、起業化支援事業――などについて質疑が行われました。

 土木費では、歩道整備費のバリアフリーの観点からの進捗状況。都市計画道路3・4・25号線の電柱の地中化、バスベイ設置の見通し。船橋駅北口等の交通渋滞の調査と対策、車線変更の問題。駅周辺の電柱の地中化等の予算について。西船橋駅のエスカレーター整備。本町4丁目再開発ビル階層別の床単価の問題。

 通園通学路整備に関しては、全線の把握と整備計画、西船6・7丁目の事業内容。

 排水路整備の現状と取り組み。雨水浸透桝補助、使用済み浄化槽への補助。

 飯山満地区土地区画整理に関し、事業内容、事業の見切り発車の問題、市民への完成年度と工事内容のお知らせ、駅前広場の未利用封鎖の問題。

 公園に関し、児童遊園の整備計画、公園利用者の安全確保と有効活用、整備計画、公園に花が少ない理由。

 市営住宅に関し、外壁の修繕、家賃の停滞状況、供給計画、借上住宅の計画――などについて質疑が行われました。

 消防費では、災害対策施設整備費の減額理由、防火水槽・消火栓の整備状況、耐震性貯水槽の設置数と水質調査――などについて質疑がありました。

 教育費では、奨学金貸付制度の利用と返済状況。私立幼稚園就園児補助の1人当たりの公費負担額。

 補導した青少年の対応。少年相談のその後の掌握。

 教育センターに関し、教職員研修参加者の内訳と研修内容、教育相談がふえていることに対する考え、カウンセラーの配置、パソコン通信による相談業務。

 緊急地域雇用事業に関しては、情報処理技術者短期活用事業の効果と今後。

 学校給食に関しては、民間委託反対者との話し合い、弁当持参の事実、葛飾中学校給食室の設計内容、給食食材費の額と購入業者。

 まちかどスポーツ広場の設置数と利用状況、今後の事業の見通し。

 飛ノ台史跡公園オープン後の入館者数と入館者の感想、今後の運営方法。

 公民館に関しましては、貸し出しに伴う館長の裁量権の明確化、地区社協の会議室利用、ベビーキープの設置状況。

 教科書採択に関し、採択に要した費用内訳と作業内容、採択における議論の中身、採択教科書の選定の理由。

 教育の情報化とインターネットの活用状況、校内LANの整備と国の補助活用状況、地域イントラネット整備事業と学校施設の対応。私立幼稚園への状況提供等の整備補助事業の内容。

 校舎の整備に関しては、養護学校の浄化槽改修の対応、学校の老朽化における赤水対策、雨漏り・トイレ・耐震構造の補強工事、アスベスト工事の実態調査と安全確認、水道水に虫が混入していた給食中止などについてでありました。

 また、補助金に関し、教育委員会が支出している事業と団体、行革による補助金削減額、国際スピーチコンテストの市内参加者・募集方法・他市の補助・監査の状況。

 免許外教師の前年度との比較と教科別の実態。教員の高齢化対策。教職員海外教育視察費の対象者・内容・日程、加えて11年度教職員の処分数。

 ほかに、外国語教育における中国語・韓国語導入の考え。

 体育振興に関し、船橋アリーナのフロア改修と利用状況。地区スポーツ振興補助金におけるスポーツ少年団の位置付け。長野県飯綱高原用地の取り扱い。武道センターの相撲場利用者。小教協・中教協の実施状況及び効果と目的。文化スポーツ大会出場奨励金の中身と使途。対外行事参加費補助の対象と使途の掌握。中学校の部活動と顧問の軽減負担策、市船スポーツ科の実情と法典公園のサッカー部の使用。養護学校の体育費――などについて質疑が行われました。

 次に、歳入においては、管理職による休日臨戸徴収の成果。

 緊急地域雇用特別基金補助金による雇用対策の効果。環境調査における調査員雇用方法の批判。小学校・市営住宅の老朽化対策。決算ベースにおける行革効果。

 市債に関しては、公債費比率、返還計画、市債の引き受け手と利率。

 財産調書に関して、著作権料の収入。庁内のパソコン設置状況。

 債権返済渋りの件数と総額、債権管理の取りまとめ。

 財産の管理に関し、土地開発基金と行政財産で購入する土地の違いと購入後5年以上処分していない土地。知的障害者更生施設建設用地の利用方法――などについて質疑が行われました。

 国民健康保険事業会計では、保険証交付がされなかった件数、保険料軽減措置の考え、介護保険に対する市民負担の整合性、不納欠損額、国保制度の変更に対する資格書のとらえ方――などについて質疑が行われました。

 小型自動車競走事業会計では、経営改善委員会での三者協議の申し入れ、交付金・借上料の引き上げ交渉の考えなど。

 火災等災害共済事業会計では、災害時の対応に関し、災害見舞金の見直し、仮眠住宅の用意などについて。

 船橋駅南口市街地再開発事業会計では、権利者との交渉、建設中の再開発ビルに入る施設を市民の利用度の高いものにする考え方――などについてそれぞれ質疑が行われました。

 また、中央卸売市場事業会計では、市場の取扱高、商店に物を買ってもらう方策と支援策――などについて質疑が行われております。

 また、病院事業会計では、損害賠償訴訟裁判に関し、事故の防止策と病院内でのカンパ活動に対する見解。

 医療センター看護婦の年休消化日数と改善策。地域医療推進活動の心肺蘇生法の普及。救急医療の市民への普及を目指す出前講座活用――などについて質疑がありました。

 千葉県競輪組合特別会計では、組合解散負担金に関し、現状と今後の取り組みについて質疑が行われました。

 以上が、主な質疑であります。

 次に、討論でありますが、以下その要旨を報告させていただきます。

 なお、ふなばし21、市清会及び新風の委員の討論につきましては、ふなばし21、市清会、緑政会、新風、4会派の代表としての発言でありますので、最初にお断わりをいたしておきます。

 まず、一般会計では、不認定の立場で、共産党の委員から、「地方自治体は、厳しい財政状況のもとでも、市民福祉の向上に力を尽くすのが本来のあり方だが、公共性を損なう行政改革が進められ、行政機能の低下や市民サービスの低下を招いている。

 行革により、平成11年度は11億円の削減効果があったと発表されたが、し尿処理施設の委託では、56億円余りもかけて建設した設備投資による経費節減効果まで盛り込まれ、再資源化施設では性能保証どおり稼働せず、損害は棚上げ。給食調理員も実際には減員となってないものまで換算されているなど、都合のよい数字が積み上げられたにすぎない。公共性を損なわないという行革大綱の基準も守らない、なりふり構わない小学校給食の民間委託化は、市民の反対にもかかわらず強行し、給食の質の低下を招いた。

 衛生業務の職員の削減は、排水管の清掃など、市民からの要望に機動的な対応ができなくなった。また、清掃工場や水処理施設、再資源化施設などの運転管理の委託化は、職員の技術的な蓄積を損ない、今後の行政機能の低下が危惧されると同時に、設備メーカーへの委託は修繕がメーカー主導で行われる心配もある。

 医療センターの看護婦不足は、年休の平均取得日数が2.8日と過重労働で、適切な医療活動の保障がされない事態となっている。

 こうした人件費の削減を事業目的より優先したやり方は、介護保険を目前にして福祉サービス公社が常勤ヘルパーを削減し、スタート時に公的責任が果たせない状況をつくったり、1人の時間外保育士で年齢の違う園児を50人も見なければならない、13園で15人もの保育士の欠員が出ているなど、事故を起こしかねない状況である。

 また、財政難を理由に、小中学校校舎の耐震工事や計画的な改修を怠り、雨漏りや黒ずんだ壁、悪臭と破損したままのトイレ、虫がわく教室など、子供の教育環境の悪化が著しく進み、放置できない。市営住宅もまた同様である。

 こうした異常な経費節減は、政府が行った法人税の大減税や、高額所得者優遇の所得税減税などによる税収の落ち込みによる財政難だけでなく、南口再開発事業の将来にわたる財政負担の影響が大きい。

 次に、ずさんな行政事務が行われている問題である。

 本町4丁目再開発事業の保留床購入は、他の階より床単価が高くなる合理的な理由はなく、補助金を支出した際に購入価格も高く、過大な財政負担となった。この図書館購入は、ほかの教育費へのしわ寄せとなっている。

 焼却灰再資源化施設は仕様書どおりに稼働しないにもかかわらず、そのまま委託を続け、市の損害を拡大し、さらに性能保証があるにもかかわらず委託料の返還や、予定量が処理できずにかかった埋立費用などの損害も請求せず、メーカーとの折り合いがついた迷惑料で済まそうとしている。

 37億円をかけて建設し、年間2億円の運営費がかかっているケア・リハビリセンターは、開設2年目になっても、リハビリセンターの1日の利用者は10人足らず、プールの利用は週1回1人だけ、全く使われない部屋があるなど、利用したい市民が利用できるよう年齢制限を取り払うべきである。

 医療センターでは、個人に問われた過失の弁護士費用のため、疑惑を招くような組織ぐるみのカンパ集めをしている。

 また、行政運営に不公正なものが目立つ。

 国際青少年スピーチコンテストは、市内の子供の参加はわずか37人だけの事業であり、250万円の補助金は、根拠となる条例・規則もなく、適正な支出ではない。

 介護保険実施に向けデイサービスセンターの委託契約を変更し、特定法人に対し施設の無料貸し付けは公正さに欠ける。

 市立船橋高校の入試選抜に当たっては、校長裁量で特定の子供を入学させた問題は、市民の信頼を裏切るものとなった。

 さらに、4月から公設公営化した学童保育事業は、指導員を継続雇用せずに円滑な移行を怠り、児童福祉理念を欠いたものとなった。子供たちや保護者に混乱と動揺を与え、それまで働いてきた指導員の職を奪った責任は重大である。

 また、昨年6月議会で乳幼児医療費助成の陳情が採択されたが、この問題での所得制限の撤廃をしていないのも、議会の意向を無視するものである。

 こうした一連の事柄により、不認定とする」との討論がありました。

 また、認定の立場で、ふなばし21の委員から、「平成11年度の予算編成は、減税と長引く不況により、極めて厳しい状況下と思われる中、市民の要望に配慮し、少子・高齢化に向けた福祉の充実、地域経済の活性化のための中小企業向け融資枠の拡大や融資限度額の引き上げ、環境に配慮したまちづくりのための緑地や公園用地の取得、学校教育や生涯教育の充実など施策に重点を置いた編成である。

 予算執行に当たっては、経費の節減・合理化に努められ、高齢者福祉サービスの拠点としての南部福祉会館のオープン、文化振興策としては、本町4丁目再開発ビル内に中央図書館を取得したほか、25館目となる海神公民館の開館などのほか、特に法典公園の用地取得に当たっては、市長みずから国・県の補助金獲得のため奔走し、市の負担を最小限に抑えた上で、スポーツと憩いの場を提供したことに特段の評価をするとともに、計画した各事業について所期の目的を達成したものと判断をする。

 今後も、市民の要望に配慮し、より一層の経費の削減や合理化に努め、しかるべき費用対効果を生じせしめる努力を願いたい」との討論がありました。

 公明党の委員からは、「厳しい財政状況の中にあって、収入確保に対する積極的な努力を評価するとともに、引き続き不納欠損額や収入未済額の減少に向けた取り組みを期待する。

 総務費では、経費節減の努力が見られ、新規事業にも積極的に取り組んでいる点を評価するとともに、市民要望の強い事業の拡大を期待する。

 民生費では、女性の社会参加の進展と高齢化社会のための福祉の充実と市民の健康増進、生活向上への取り組みを期待する。

 衛生費では、がん検診などの市単事業、ごみ減量や再資源化などを市民の健康保持と環境巡回型社会に対応するための一層の取り組みを期待する。

 労働費では、雇用の促進を。

 農林水産費では、地場産業育成に対する努力を評価し、今後の都市農業の拡充と後継者の育成にそれぞれ一層の努力を期待する。

 商工費では、融資制度の拡充を評価し、地元経済の発展と雇用の促進への取り組みを要望する。

 土木費では、生活環境の整備への取り組みを評価し、交通渋滞の解消、都市計画道路や生活道路の整備、排水路や市民が憩える公園の整備などについて。

 消防費では、防災に対する常備消防整備への取り組みを評価し、災害に備えた十分な消防体制の強化をそれぞれ要望する。

 教育費では、パソコン整備など情報教育の推進に向けた取り組みを高く評価するとともに、教育の情報化に向けてさらなる充実と義務教育の父母負担軽減に、より一層の取り組みを要望する」との討論がありました。

 次に、国民健康保険事業特別会計については、不認定の立場で、共産党の委員から、「年金生活者、自営業者など、所得の低い国保加入者にとって、保険料負担が限界に来ているにもかかわらず保険料の引き上げが行われ、さらに今まで実施していた全員の郵送方式をやめ、滞納者に対して窓口交付を行った。また、短期保険証の発行も進めている。385世帯に保険証が交付されず、制度の後退を招いている。低所得者への減免制度の導入など、早急に対応していくべきである」との討論がありました。

 また、認定の立場で、新風の委員から、「国民健康保険事業は制度創設以来、国民皆保険体制の中核として重要な役割を担い、地域医療の確保と市民の健康増進に大きく貢献してきた。しかし、今日、急速な高齢化の進展により高齢者の加入率が上昇し、その反面、少子化による若年被保険者の加入率の減少が進んだ。また、長引く経済状況の低迷は、低所得者の加入数の増加を誘引し、本年4月から開始された介護保険制度による2号被保険者の保険料収納率低下の懸念等、国保財政を取り巻く環境は、一段と厳しさを増している。

 このような中、国会においては医療制度の抜本改革に向けて健康保険法改正審議も行われているが、これを待つことなく、保険料収納率の向上、短期保険証や資格証の有効活用などあらゆる努力をされ、また診療報酬明細書の点検、広報活動の強化などを継続して実施し、関係各課との連携による保健活動を推し進めるなどして、医療の適正化に努め、国民健康保険の健全な運営を維持されるよう、強く要望する」との討論がありました。

 次に、下水道事業特別会計につきましては、不認定の立場で、共産党の委員から、「下水道整備事業の拡大で下水道債が膨らんでいるなど、下水道会計の市民負担が大きくなっている。将来的な人口減による計画の見直しや、県のネットワーク管への取り組みを行うなど、早急な計画の見直しを行い、過大な投資はやめるべきである。年金生活者、高齢者世代、子育て中の家庭にとって、使用料負担が重くなっている。資本費の負担も利用者に上乗せするべきではない」との討論がありました。

 また、認定の立場で、市清会の委員から、「市民の欲求としては、下水道・道路問題は……。市民の「要望」とした方がいいですね。市民の要望としては、下水道・道路問題が一番高い。そういう中で……。でも委員長勝手に訂正しちゃいけないかなあ。そうだね。やっぱり発言者の言葉をそのまま利用しないといけない……。今の事務局、書記さんちょっともとへです。もう1回やり直します。

 「また、認定の立場で、市清会の委員から」ということで、言い直させていただきます。「市民の欲求としては、(笑声)下水道・道路問題は一番高い。そういう中で、41%という下水道普及率は高くないと判断しており、下水道に関する事業については、思い切った予算措置をとられ、積極的に下水道工事は進められたい」との討論がありました。

 公明党の委員からは、「普及率の向上に向けた今日までの取り組みについて評価をし、今後も国・県の補助金の確保と事業の推進を期待する」との討論がありました。

 次に、小型自動車競走事業特別会計につきましては、不認定の立場で、日本共産党の委員から、「本事業は一般会計に寄与することが目的とされてきたが、単年度の収支は今年度1億1600万以上も赤字があり、5億4800万の繰越金が底をつけば税金投入につながり、税金を使ってのギャンブル運営は認められない。ところが、収入増のため電話システムの導入やコンピュータ化、また青少年に多く参加した教育委員会主催の行事でも、爆音を鳴らしてオートバイを走らせるPRをするなど、市民の批判を買っている。周辺住民には迷惑施設であり、施設借上料の値下げ、小型自動車振興会等への交付金の未計上など、廃止の準備をしていくべきである」との討論がありました。

 また、認定の立場で、新風の委員から、「公営競技事業を取り巻く環境は極めて厳しくなってきており、本事業についても、入場者数・売上金額ともに前年度に引き続き減少している。そのような中、テレビ等による宣伝を行い新規ファンの獲得に努めたほか、場外馬券をふやすなど、経営努力を行った結果、単年度収支では前年度より改善が図られている。経営改善検討委員会も設置をし、経営努力を行っている。オートレース発祥の地としてのプライドを高く持ち、国民的娯楽を目指し、競走場の借上料引き下げ、開催日数、交付金の問題などを国・県に対し要望するなど、引き続き努力を願いたい」との討論がありました。

 次に、老人保健医療事業特別会計については、不認定の立場で、共産党の委員から、「老人医療の改悪が繰り返され、高齢者の医療負担は、定額制度から定率制度へと負担がより一層重くなっている。このことで、医療の差別がますます拡大してきている。老後を安心して暮らせる状況はますます遠ざかり、目前に迫った21世紀に展望が開けない。よって、国に社会保障費の増額を求めていくべきである」との討論がありました。

 また、不認定(後刻「認定」と訂正)の立場で、新風の委員から、「老人保健医療事業は、国民の自助と連帯の精神に基づいて、年々増加する高齢者の医療費を国民が公平に負担していくことを目的とした老人保健制度に基づくものであり……(「認定」「不認定と言った」と呼ぶ者あり)」あ、失礼しました。「不認定」て言っちゃった。訂正します。失礼いたしました。

 また、認定の立場で、新風の委員から「老人保健医療事業は、国民の自助と連帯の精神に基づいて、年々増加する高齢者の医療費を国民が公平に負担していくことを目的とした老人保健制度に基づくものであり、高齢者医療の確保に大きな役割を果たしている。近年、高齢化と長期的な経済の低迷の中、国会では医療制度の抜本改革に向けて、健康保険法改正の審議が行われている。市においても、今後一層高齢者医療制度の安定化を図り、診療報酬明細書点検などを計画的に実施するとともに、老人保健制度の適切な運用と普及を推進し、適正な事業の運営に努力することを要望する」との討論がありました。

 次に、船橋駅南口市街地再開発事業特別会計については、不認定の立場で、共産党の委員から、「一般会計から110億円以上も貸し付け、返済に40年以上もかかる税金の使い方は問題である。本市以外の5法人からわずかな協力が得られるようになったが、依然として市の負担は重い。税金のむだ遣いと指摘をされない公益施設を設置し、さらに5法人に対しての協力要請はビル完成まで行い、社会的な公正さ、市民負担の軽減に最後まで努力をするべきである」との討論がありました。

 また、認定の立場で、市清会の委員から、「5月に工事の安全祈願式が行われたので、完成まで全速力で走ってもらいたい。船橋駅前の再開発は、大多数の市民が待ち焦がれた事業であり、過去にこれに携わって苦労された方々に対しても、ぜひとも実現しなければならない事業である。

 さらに、京成線の高架事業は、南北に通じる渋滞解消ばかりではなく、これらの21世紀に向けた交通システムとして必要である。地権者とのやりとりで理解を得るまでに大変な苦労があったと聞いているが、それを踏まえて、責任を持って、南口と同様に京成高架も早く完成すべきである」との討論がありました。

 公明党の委員から、「本事業は、都市構想の上からも重要な事業であると考える。南口再開発の建設に取り組んでいることは評価するが、多大な市民負担とならないよう、所期の目的どおりの事業完成を期待する」との討論がありました。

 次に、中央卸売市場事業会計については、不認定の立場で、日本共産党の委員から、「一般会計からの補助金で維持されている事業になっており、公設の卸売市場でありながら、せり取引が形骸化して、相対取引が大部分を占める状況が改善されてない。一般会計からの補助金が、市民の生活・経済の活性化に生かされるか疑問である。地元商店の育成・支援とあわせて、市場の運営がされるよう、抜本的な改善策をとるべきである。その努力が見受けられない」との討論がありました。

 また、認定の立場で、ふなばし21の委員から、「消費者に対して貢献する中央卸売市場の役割が重要であることは言うまでもない。その一方で、市場での業務に従事されている人々に対して環境整備を行ったことは評価される。今後も市場の目的を達するために、さらなる経営努力を願う」との討論がありました。

 次に、病院事業会計につきましては、不認定の立場で、共産党の委員から、「紹介料、差額ベッド料の徴収など、公的病院にもかかわらず、市民に負担をかけている。また、医療の一環である入院給食や介護助手の業務を民間に委託するべきではない。さらに、年休もとれない異常な看護婦不足が続いており、看護婦の健康破壊や医療事故を招きかねない。また、異常なカンパ集めが組織的に行われている。救急救命など地域医療にかかる費用については、引き続き県に負担を求めていくべきである」との討論がありました。

 また、認定の立場で、新風の委員から、「医療センターは、本市の基幹病院として地域医療機関と連携を図り、救命救急医療や高度医療を担う公的医療機関として重要な役割を果たしており、市民の信頼や評価も得ている。

 高度医療機器の更新や、外来患者の増加に対応するため、待ち合いホールの拡充とアメニティの向上を図るためにC館増築工事の実施設計を行うなど、医療の質的向上や患者のサービスの向上に努めている。また、病院経営の面からは、外来患者の伸びにより医業収益が増加する一方、経費などの医業費用を節減し、一般会計からの負担金を縮減するなど、経営努力が伺える。

 患者に対する十分なインフォームド・コンセント及び診療情報の提供、医療事故の防止策に万全を期していただき、今後も、より一層高度で良質な医療サービスの提供と健全経営に努められることを要望する」との討論がありました。

 公明党の委員から、「東葛南部地域の中核病院として、市民の公立病院としての整備が進んでいることを評価する。また、救急救命の医療体制の取り組みについても評価をする。今後も医療体制の充実を図るとともに、医療事故ゼロに向けた特段の取り組みを強く要望する」との討論がありました。

 なお、交通災害共済事業特別会計並びに火災等災害共済事業特別会計、また千葉県競輪組合一般会計及び施設改善競輪特別会計については、討論はありませんでした。

 最後に、採決の結果でありますが、日程第2の認定8件は日本共産党の委員を除く多数で、日程第3の認定3件は全会一致で、それぞれ認定すべきものと決しました。

 以上で、決算特別委員会の報告を終わります。お聞き苦しいところ、済みませんでした。

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議長(田中恒春) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

[「質疑なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 質疑を終結します。

……………………………………………

議長(田中恒春) これより採決に入ります。

 まず、日程第2を採決します。

 8件を委員会報告のとおり認定することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(田中恒春) 起立多数であります。

 よって、8件は、認定することに決しました。

……………………………………………

議長(田中恒春) 次に、日程第3を採決します。

 3件を委員会報告のとおり認定することに、ご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(田中恒春) 異議なしと認めます。

 よって、3件は、認定することに決しました。

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