平成13年第1回船橋市議会定例会会議録(第3号・1)

 

議事日程(第3号)

平成13年3月8日(木曜日)

午後1時開議

第1 平成13年度市政執行方針及び議案第1号から第39号まで(質疑)

第2 会議録署名議員の指名

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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午後1時5分開議

議長(田中恒春) これより、会議を開きます。

 議事日程は、配付したとおりであります。

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議長(田中恒春) 日程に入ります。

 日程第1、平成13年度市政執行方針及び議案第1号から第39号までの39案を議題とします。

 これより質疑に入ります。

 通告に基づき、順次質疑を許します。

 田久保好晴議員。(拍手)

[田久保好晴議員登壇]

田久保好晴議員 市清会の田久保好晴であります。平成13年21世紀第1回の質疑を第1番目で、光栄に思っている次第でございます。じゃ、順次質問をさせていただきます。

 平成13年度予算に関連して2〜3お伺いをしておきたいと思います。

 まず、高齢者医療費負担の問題であります。ことしの1月1日から医療保険制度改革関連法が施行されたわけですが、高齢者の医療費負担の面で問題があるのではないかと考えております。これまで高齢者は医療費が幾らかかっても、外来の場合で1回当たりの自己負担額は530円の定額であり、月に何度通院しても月4回まで、すなわち2,120円の負担が月額上限であったわけですが、今回の改正では原則として医療費の1割を負担するということになったのであります。

 高齢者の医療費は昭和58年から負担を求められて以来、幾たびかの改正が加えられておりますが、負担の基本は定額制でありました。しかしながら、今回の改正は医療費の一割を負担する定率制とのことでありまして、外来の月額上限は病院で3,000円、あるいは大病院では5,000円、診療所の場合は月額上限が3,000円、または1回800円の月4回までで3,200円になるとのことから、高齢者の負担は従来と比較して増加するものであると考えております。

 せんだって高齢者医療に関してのテレビ放映がありましたが、その内容は、ある医療機関での高齢者のアンケート、問診調査を行ったものでありました。その中での高齢者の多くは、自己負担額の増加を口にしておりました。私の身近のお年寄りも同様のことを話しております。

 医療費の負担が少ないからといって、病院のかけ持ち受診することは、患者の健康管理上、また医師との患者の信頼関係の上からも防がなくてはいけませんし、いわゆる病院のサロン化も望ましいこととは思っておりませんが、健康上の本当に必要なときに受診したいが、経済的にそれを抑制せざるを得ないということはあってはならないことだと思っております。

 このような中、高齢者医療を取り巻く環境は、高齢者の増加や医療の高度化によって医療費がふえ続け、医療保険財政が破綻するのではないかという危機感があることや、また、高齢者医療の財源の中心である健康保険組合や国民健康保険からの拠出金負担が過大となり、これらの保険者の円滑な運営に支障を来すのではないかという状況を招いていることも承知をしております。

 つきましては、自己負担の増加を伴う今回の制度改正の目的が何であるのか、国が検討している今後の改正内容がいかなるものなのかをお伺いしたいと思います。

 また、市としてこのことをどのようにお考えか、ご所見をお伺いしたいと思います。(「市の財政も厳しいからね。だめだよ、市の財政でも」と呼ぶ者あり)

 さて、介護保険制度がスタートして1年余になりますが、要介護者へのいろいろなサービスが行われている中で、ホームヘルプサービス、デイサービスについて、やや不満、不服の声を耳にいたします。つまり、必要なときに来てくれないとか、必要な措置や対応をしてくれないということであります。依頼の電話をしても、今ヘルパーが出払っているので、もう少し待ってほしいとか、認定度が低いので、その介護はできない等、いろいろな断りがあるそうであります。もっともっと要介護者の身になって的確なサービスを提供すべきであると思うのですが、実態と理想とはかなりかけ離れているのではないでしょうか。

 ホームヘルパーの数は現在何人ぐらいで、具体的にどのような対応をしているのか。また、現有のヘルパーの数では、今後も十分な介護ができるのか、ご答弁をお願いしたいと思います。

 なお、福祉サービス公社の現況はどのようになっているのかもお伺いをいたします。

 最後に、道路行政について質問いたします。

 船橋の道路事情は、申すまでもなく十分良好な状態にあるとは言えません。市民アンケートやモニター等の内容からも、道路整備、道路環境の改善に対する要望は常にトップであります。私も地域で行われる市政懇談会に何度か出席をいたしましたが、市民の方々の意見や要望の大半が、道路の整備・改修の問題であります。特に路面の補修や安全施設の整備・改善に対する要求は、参加者のほとんどが声高に言われておりました。これに対する市長や道路部長の答弁も、積極的に改修をしていくということであり、現実に市内の各所で対応をしてもらっていることには感謝にたえないのであります。

 ところで、この予算についてちょっとですけれども、気になっていることがあります。平成13年度の道路維持費は5億6820万円で、平成12年度より9546万円の減、平成12年度、平成11年度より977万円の減であります。2年間で1億5230万円の減額となっております。交通安全対策費についても14億3019万円で、平成12年度より9528万円の減、平成12年度は平成11年度より6714万円の減であります。2年間で1億6242万円の減額になっておりますが、しかし、市民の要求・要望がどんどんふえているのであります。特に交通戦争と言われる現在、道路整備や道路安全施設の整備を積極的に進めることによって、少しでも市民や歩行者の安全と快適性を確保することが基本であり、これらの市民要望にこたえていくことができるものと考えますが、年々この維持管理費や安全施設の整備費を削減していって、増加する要望に十分こたえていけるのか、市当局の見解をお伺いして、第1問といたします。

[保健福祉部長登壇]

保健福祉部長(湯浅英雄) 高齢者医療費負担についてのご質問に順次お答えいたします。

 まず最初に、医療保険制度改革関連法の目的と今後の改正内容の状況についてお答えいたします。

 平成13年1月施行の老人保険改正は、平成14年度に予定されている医療保険制度の抜本改革の第1歩とされております。この主な内容といたしましては、医療費に対するコスト意識の喚起を促すとともに、介護保険の利用者負担との整合性を図ることを目的に、一部負担金について従来の定額負担制を改め、定率1割負担制の導入がなされたものであります。

 ただし、高齢者にとって過度の負担とならないように、入院及び外来診療ともに月額上限が制定されておりますとともに、外来時薬剤一部負担金につきましては、平成11年7月から特例措置として免除されておりましたが、今回の改正により、外来時薬剤一部負担金そのものが廃止されております。また、低所得者の負担を軽減するために、入院時一部負担金の月額上限が従前と比較して大幅に引き下げられておりますとともに、新たな負担軽減策といたしまして、低所得者のみならず一般老人も対象とした高額医療費の助成制度も創設されております。

 次に、今回の改正についてでありますが、少子・高齢化に伴う高齢者人口の増加や、厳しい経済情勢による保険料収入の減少などによる医療保険財政の悪化が指摘されている状況の中で、将来にわたって安定した制度とするための改革の1歩であり、今後の抜本改正に向けては、厚生労働省の高齢者医療制度等改革推進本部が、その課題としてまとめたものと報道がつい先日なされたところであります。

 この中の基本的なことによりますと、1番目に高齢者医療費の伸びの抑制、2番目に老若の公平な負担、3番目に制度間の公平な負担などを重点項目としており、その上で高齢者と若年世代との負担の公平を図るためには、高齢者にも患者一部負担や、高齢者保険料の負担において、その能力に応じ、応分の負担を若年世代と分かち合うことが基本となると示されております。つきましては、今回の改正が抜本改革の第1歩であることを踏まえて、今後の推移を見守りたいと考えますとともに、ご理解を賜りたいと思います。

 次に、市長会等で研究するとはとの質問だと思いますが、全国市長会におきましては、国に対しましても健康保険制度の1本化方式を意見提出しておりますし、今後も国の動向を見ながら行動していくつもりでございます。

 それと、ホームヘルプの関係ですが、介護保険制度に移行されたことによりまして、利用者が自由にどこの事業者でも選択してサービスを受けられることとなりました。したがいまして、近隣市の事業者も利用できますので、現有数また必要数の把握が非常に困難な状況であります。国保連合会の資料によりますと、近隣で約350人の方々が従事をしております。また、充足率でありますが、国保連合会の給付実績から見ますと、まだ十分とは言えませんが、ある程度は充足されているものと認識しております。しかしながら、資質の問題につきましてはかなりの格差がございますので、今後、研修会などを実施いたしまして、資質の向上に努めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。

[福祉サービス部長登壇]

福祉サービス部長(海老根幸男) ご質問のございました福祉サービス公社のヘルパーにつきましてでございますが、3月1日現在、嘱託ヘルパーが24人、パートヘルパーが87人というふうになっております。また、パートヘルパーにつきましては、この4月から20名ほど新たに採用を予定しております。このほか、さざんかホームヘルプサービス事業の協力員といたしまして、登録をしている2級以上のヘルパーが115名おります。また、市の委託事業としまして、介護の現場に良質なサービスを供給するため、年間80名の2級ヘルパー養成事業も実施をしているところでございます。現状におきましては、利用者とのトラブルもありませんで、順調に事業が推移をしておりますが、今後ともパートヘルパーの確保に努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

[道路部長登壇]

道路部長(涌井稔) 道路行政についてご答弁を申し上げます。

 ご質問のように道路に対します改善、あるいは交通安全対策等のご要望は、議会を初め市政懇談会、あるいは市民アンケート調査などで大変多く出されております。これらの要望に対応するため、日々努力いたしているところでございますが、しかし、長引く経済不況の中で、市の財政も大変厳しいものがございます。これらを考えますと、道路整備予算増を望むことは残念ながら大変厳しいものがあろうかと思います。

 そういう中で、我々は道路整備についてもいろいろ工夫をしながら対応しているところでございます。例えば補修工事あるいは改良工事等のすべての工事分野におきまして、少しでもリサイクル製品を使って単価を下げるなど、あるいはまた、現地をよく精査いたしまして、工事範囲をきめ細かく行うなど、極力費用をかけずに市民要望にこたえているところでございます。

 参考までに申し上げますと、13年度の予算におきましては、バリアフリーの時代の変化の要請とともに、市民要望の高い歩道整備費につきましては、前年度予算よりも増となっておりますことを申し添えたいと思います。

 以上でございます。

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