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●副議長(清水美智子) 佐藤新三郎議員。(拍手) [佐藤新三郎議員登壇] ●佐藤新三郎議員 こんにちは。広く開かれた清潔な会派、市清会の佐藤新三郎でございます。 通告に従いまして、順次お尋ねをさせていただきますが、冒頭に、先日、突然としてお亡くなりになられました小仲井富次大先輩に対して、心から哀悼の意をささげたいと思います。会うたびに、「佐藤君は元気でいいね」という会話の中で、長年、議員生活をなされた小仲井富次大先輩の経験をじっくりとお聞きできる機会を私は楽しみにしておりましただけに、非常に残念でなりません。 さて、先月6月24日に行われた、私たち船橋市55万市民のトップリーダーを選択する市長選挙の結果は、投票者の62%に当たる9万8000余に上る支援を得た、そして二たび当選された藤代孝七市長に対し、改めて祝福とお喜びを申し上げる次第であります。 依然として低迷状態にある日本経済の中、市税の落ち込みによる厳しい財政状況が続く中で、「55万市民に開かれた清潔な市政の一層の推進、生き生きとしたふれあいの都市・ふなばし」、住んでよかった船橋・これからも住み続けたいと言える船橋」を目指して取り組んでこられた市政に対しての高い評価であると私は思い、これからも藤代孝七市長に対する強い期待感のあらわれではないでしょうか。 そこで、市長の所信の一端でもあります、市民の参加によるまちづくりについてお尋ねをいたします。 4年前、市長の公約の1つにもありました、市民の声を聞く市政の実現を市政懇談会という形で、平成9年11月22日、夏見地区をスタートに、昨年11月25日、北部公民館で開かれた豊富地区の市政懇談会を最後に、3カ年にわたり、市内23地区を横断的に実施されました。参加された市民の間では、直接聞いてもらってよかった、また各担当部長からの答弁で行政の考え方がわかったという声が聞かれました。 当時、松が丘地区で行われた市政懇談会では、私は一町会長という立場で参加をいたしましたが、地域が抱える諸問題が多く、もっと自由討議の時間が欲しいという希望が多くございました。また、今度、いつやるのという声もあることから、市政懇談会に対する大きな期待のあらわれではないかと私は思っております。 そのような状況を背にして、市長が市政執行の大きな柱にされております市民の参加によるまちづくりという観点から、今後における市政懇談会の継続性について、まずお聞かせください。 また、継続される場合は、今まで実施された要領でなさるのか、また別な方法で実施されるのかも、あわせてお聞かせください。 また、この3年間実施された市政懇談会での市民との対話の中では、答弁として、「行政ではそれはできる」、「できない」、「検討させてください」、この3つのケースでのお答えがされました。これらのお答えについては市民とのお約束になると思いますので、予算的な問題、または時期的な問題等に左右されるものと思いますけれども、お答えの中で、行政でそれはできるとお答えになられた件についての執行状況もお尋ねをさせていただきます。 次に、もう1点、所信関連でお尋ねをさせていただきますけれども、地域経済活性化取り組みへの期待でございます。 「失われた10年間」と言われる日本政治経済の流れの中で、消費税や規制緩和の問題の必要性の持論は別として、今までのこれらの流れが、実際問題として地域経済、すなわち商店会、商店街に与えた影響は、商店会、商店街の原理原則からするならば大きかったのではないかと私は思っております。 このような流れの中で、各地域にございます商店会、商店街の衰退ぶりがますます加速を速めており、シャッターがどんどん閉まっていく、そういう光景であることは議員の各位もご存じのことと思います。商店会、商店街の衰退は、私たちの地域にとっても非常に寂しいものでありますし、何よりも地域全体が活気のない町になってしまうのではないでしょうか。 そこで、私は松が丘の町会自治会連合会会長という立場で、各町会長会議の中で事あるごとに、町会の行事についてお金を使うならば、できるだけ地元の商店街でお買い物してくださいというお願いをしております。今こそ地域ぐるみでの活性化への取り組みが必要なときではないでしょうか。各商店会、商店街でも、大型店ができたから、大きなスーパーができたからというような後退した考えではなく、地域住民と一緒になって、攻めの共同作戦が必要と思います。 そこで、私は、高齢化社会になった今、地域の自治体や福祉団体や老人クラブの協力を得て、朝、電話で高齢者のひとり暮らしや老人世帯にお昼の御用聞きや、例えばお昼にラーメンを食べたい、店屋物を食べたいとなれば、ラーメン屋に電話をかけ、そうして豚カツ屋さんに電話しながら地域全体でお互いに助け合う、そういう経済仕組みになっていっちゃうというのが私の考えであります。 このような観点から、地域経済に行政としてどのようなてこ入れをなさるのかをお尋ねいたします。 次に、学校を取り巻く環境について、幾つかお尋ねをさせていただきます。 今回の第2回定例会では、一般質問される各議員さんの質問の通告を見ますと、このたび市民の審判を受けて当選された藤代市長に対してのお尋ねと、大阪池田小学校の殺傷事件を踏まえての質問の多いのが特徴であろうかと思います。 私も先番議員さんの質問と重複する部分がございますけれども、去る6月8日、大阪教育大学附属池田小学校1〜2年生の、最も安全であるべき教室の中で、外部から侵入してきた犯罪者が、何の抵抗もできず、次々と殺傷され、またまたいたいけな8人の児童の生命が突然奪われてしまいました。この取り返しのつかない事件に、私は、凶悪事件がますますエスカレート、日常茶飯事的な傾向を帯びてきた今日の日本の社会。そうして、将来の日本を背負って立つ子供たち、孫たちの小さい命を守ってやれなかった日本の社会に怒りを増し、済まない、そんな気持ちでいっぱいであります。 私は、改めて今、子供の少ない日本の社会を迎え、子供たちを健やかに、かつ健全に育成していくためには、しっかりとした家庭内での道徳教育、家庭教育、そして学校教育、そして地域環境、すなわち地域ぐるみの取り組みが急がれているのではないでしょうか。 6月8日に発生した事件に、船橋市の落合護教育長は間を置かずに校長会議を招集され、その対応策をとられた結果からでしょうか、古和釜小学校校長から電話がありました。校長会議の内容の一部と、すべての校門を全部日中閉めさせてください、地域の皆さんのご協力をぜひともお願いしたい、そういう連絡がございました。たしか発生の日から2日目のことだったと思います。危機管理の観点から、宇和島水産高等学校の実習船えひめ丸の沈没事件の対応に対して当時の各マスコミで報道されましたが、今回とられた落合教育長の対応には、私は高く評価を申し上げたいと思います。 そこで、お尋ねをいたします。昨年の新聞報道によりますと、このたび教育委員会で船橋市立学校等将来計画検討協議会を設立されたことを報道されました。この将来計画検討協議会という言葉からすれば、何か船橋市の将来の教育問題に包括的に検討していただけるような期待が持たれるところであります。したがいまして、この設立の目的、そのねらいとするところ等々のご答弁を、具体的に教育長よりいただければ大変ありがたいと思います。 文部科学省に変わる前の、まだ文部省だった昨年の4月、学校運営に広く地域から意見を求める学校評議員制度が、各市町村にその設置を認められました。私たちの千葉県では、既に成田市、我孫子市を初め5つの市でこの学校評議員制度を取り入れ、学校が生徒の保護者や地域住民の意見を把握して学校運営に反映させる質のものであると私は解釈しております。 我孫子市では、教育委員会の委嘱機関として、評議員を地域から一部公募の形をとっております。この辺もあわせて船橋市立学校等将来計画検討協議会の中でも、このような評議員制度を検討されるのかどうかもあわせてお聞かせください。 また、さきの日本教育新聞によりますと、文部科学省の諮問機関から、学校の地域開放をより一層推進をしていくとうたっておりますけれども、それに水を差すような今回の池田小学校の殺傷事件。今、教育関係機関では、学校の安全か、開放か、そうしてどう両立をしていくかについて大変苦慮されているものと思います。そこで、私たちの船橋市では地域の中の学校という観点から、これらの問題についてどう対処されるのかもお聞かせください。 もう1点、学校を取り巻く環境の1つに、学校敷地内にある樹木の管理について、若干お伺いさせていただきます。 各学校には、桜の木を中心にいろんな記念樹、そうしていろんな樹木が緑いっぱいに、現在、今のところは生い茂っております。しかし、これらは学校の立地条件やレイアウト、つまり配置によっては、隣接する民家に影響を与えておるのも事実であります。ある学校では(図を示す)漫画的ですけれども、これが民家で、これが学校の敷地内。ここがフェンスやブロック塀ですけれども、このような状態に、学校の樹木が民家の屋根の上に覆いかぶさっている。そうして、壁に当たって、それが上にまた伸びているというのが状態になっておりますけれども、一応こういう状態で、ご存じだと思いますけれども。これは、ある学校での見たところのイラストにさせていただきます。こういった現状のところは、私個人として教育長にお話しした関係上、教育長も大変気にされ、心配もされております。私は、この池田小学校の事件を機会に、犯罪との関係も大いにあるではないかという考えを持ちました。 そこで、昼間でも暗いような感じを受ける場所が多くありますので、犯罪者から見れば格好の隠れ家になるやにも考えられます。そういった関係から、こういった点もあわせてご検討をお願い申し上げます。 そうして、もう1点、最後ではございますけれども、これも学校教育の関連で要望として申し上げます。 古和釜中学校のランチルームの環境についてでございますけれども、この席で幾たびか要望させていただいたところでございます。以前からPTAサイドより、ランチルームの食堂が暑いという声がたびたび聞かされました。先週の木曜日午後1時ごろ、ランチルームの中に入れさせていただきました。大きな温度計の針が37.7℃を示しておりました。ちょうど料理が終わって生徒もおりませんでしたが、料理と食事が重なりますと1℃ちょっと上昇するそうです。今はすぐに夏休みになりますけれども、そういうことを考えますと、40℃前後の中での食事ではないでしょうか。この辺もご検討いたただければ大変ありがたいと思います。 次に、市民の迷惑行為について、当局の対応についてお尋ねいたします。 核家族化が進む中、ライフスタイルの多様化、ニーズの複雑多様化が目まぐるしく変わっていく今の社会で、他人に与える迷惑行為にいろんな形であらわれていることは各議員さんも体験なされていることと思います。具体的には、ペット、つまり犬や猫等の飼い放しによるうんちやおしっこが公園や路地、そうして庭先、電柱の周りと見受けられ、それらが市民の苦情となってあらわれております。最近では車のアイドリングの騒音、または路上駐車と、しかもこれらは日常生活の中で一番身近な問題だけに、お隣り同士で、町会同士でのいざこざが絶えないのが実態であります。こういう現実の中には、市役所に申し入れてもらちが明かないという方もいらっしゃいます。それは当然なことでしょう。これはプライバシーの問題もあり、そうして何よりも1人1人のモラルの問題だと思います。 そこで、このような現実に対し、当局ではどのような対応をされているのかをお聞かせをいただきたいと思います。 第1問を終わります。 [市長登壇] ●市長(藤代孝七) 佐藤新三郎議員のご質問にお答えをいたします。 私は、対話を政治信条といたしまして、市民によく見える市政、市民の声をよく聞く市政、市民の納得のいく市政、つまり開かれた清潔な市政をモットーといたしまして市政運営を行ってまいった次第であります。市政懇談会は、地域に密着した問題を話し合うことにより市政に対する関心を高め、市政参加の意識をはぐくみたいとの考えに基づき実施をしてきたわけであります。また、この懇談会を通じまして、市政へのご理解、ご協力をお願いしてきたところでもあるわけであります。今後の継続につきましては、市民の切実な問題を直接聞けることや、市民の市政への期待感が肌で感じられること、また参加された市民の方々からは、市政が身近に感じられたという声も聞かれておりますことから、今までの懇談会を参考としながら運営方法等を検討してまいりたい、そしてまた秋ごろには第1回を開催したい、このようにも考えております。 [市長公室長登壇] ●市長公室長(小池忠良) 所管事項についてお答えいたします。 市政懇談会での執行率はとのご質問でございます。実施済み、実施中、そして国とか県等へ要請しているものを合わせまして62.3%となっております。内訳といたしましては、実施済みが34.6%、実施中が14.8%、それから要請済みが12.9%であります。また、検討中が32.4%、それから未実施が0.3%、その他5.5%というふうになっております。 以上でございます。 [経済部長登壇] ●経済部長(福岡清治) 所管事項についてご答弁申し上げます。 地域経済活性化のための方法論に関するお尋ねでございますが、少子・高齢化、情報化など、地域を取り巻く社会経済環境が大きく変化する中で商店街が取り組むべき課題は多く、今後の対応に当たっては、これまでとは違った視点、例えば福祉や環境といった分野から経営を見直す、情報技術、ITを経営に生かすなど、創意工夫が求められているものと考えております。このことは、商店街を初めとする既存産業の活性化においても必要であると考えます。こうしたことから、本年度においては商工業振興ビジョンを策定し、新たな時代に適合する商店街活性化のための施策を明確にお示しするとともに、そのための支援を積極的に推進してまいりたいと考えております。 また、ご提言のございました宅配事業につきましては、船橋市商店会連合会が調査研究事業に着手いたします。今年度は実態調査を実施し、次年度以降にモデル商店街を指定して実験を行い、事業化が可能な商店街から宅配事業を本稼働させる予定となっております。厳しい経済状況のもと、商店街が市民生活にとってなくてはならないというような存在感を示すためには、何よりも地域や生活に密着したサービスを提供し続けることにあると考えますので、今後も商工会議所や関係団体、関係機関とも連携を図りながら振興策を講じてまいりたい、このように考えております。 以上でございます。 [教育長登壇] ●教育長(落合護) 船橋市立学校等の将来計画検討協議会についてお答え申し上げます。 教育改革が叫ばれている中で、国においては本年度を教育新生元年として21世紀教育新生プランを示し、今国会で関係法案を成立させ、また財政的措置を講じる一方、その実現のため、全国都道府県で国民への理解と協力を得るシンポジウムなどを実施しているところです。本市においても、今週開催される予定でございます。 こんな中、本市においては、この機会に21世紀を迎えたということもあり、船橋市の学校教育をいま一度見直して、その現状と将来像について考えてみる必要があるというふうに思い、このたび船橋市立学校等将来計画検討協議会を設置し、去る6月21日、12名の委員を委嘱、任命したところであります。第1回目の協議会が実施され、会長に国松実枝子氏が選出されました。 この協議会の設置の目的は、規則にありますように、時代の進展や社会情勢の変化に対応した船橋市立学校等の将来計画を幅広く、行政サイドのみならず、専門家を含めた各方面の方々にご意見を伺い、開かれた教育行政を推進しようとするものであります。現実に船橋の教育行政が抱えている問題は多種多様であり、中長期的ビジョンを示すことなしには、市民から信頼を得ることはできないと考えております。短期的に行政として解決する問題もありますが、特に中長期的計画が必要なものについても市民の理解を得られるよう、また市民に船橋の未来に夢と希望を持っていただきたいということも願いの1つであります。 具体的には、本協議会に教育委員会として諮問を行い、次の5点において協議していただく予定でございます。1つ目は地域の信頼にこたえる学校づくりについて、2つ目は教育環境の整備について、3つ目は教育内容の充実について、4つ目は市立養護学校の充実について、5つ目は市立高等学校についてであります。そのほかにも、必要に応じて検討していただくことも予定しております。また、協議会には下部組織として各専門部会を設け、調査・検討していただく仕組みとなっておりますが、必要に応じて関係者もお招きしてご意見を聞くということで、広く市民一般のご意見を聞きながら教育行政を進めていきたいというふうに考えております。 また、民間の方々にも協議会委員、専門部会委員になっていただき、幅広い考えや柔軟な考えを示していただくことを強く期待しております。 なお、共通理解を図るため、教育改革に大変熱心な千葉大学教授の明石先生に近々レクチャーをいただき、早速当協議会を軌道に乗せてまいりたいと考えております。皆様方におかれましては、ぜひ今後、この協議会へのご支援、ご協力を切にお願い申し上げます。 [教育次長登壇] ●教育次長(石毛成昌) 所管の事項についてご答弁申し上げます。 まず最初に、学校評議員制度の導入の有無についてでございます。学校評議員制度は、地域や社会に向けて開かれた学校づくりを実現するため、学校以外の方たちの意見を多く取り入れ、学校運営の活性化を図るための制度でございます。ただ、真に実効ある制度とするためには、ある程度時間をかけ、推進体制を整備する必要がございます。先ほど教育長がご説明いたしました船橋市立学校等将来計画検討協議会で検討されるものと考えております。 次に、地域に開かれた学校と学童の安全についてご答弁申し上げます。先月、大阪で発生した事件は大変ショッキングで痛ましい事件であり、本市にとりましては、学校開放を推進する方向を打ち出した矢先でもありましたため、今後の開放のあり方について大きな課題を突きつけられた形となりました。事件発生後、各学校では安全管理についての再点検を実施しておりますし、私ども教育委員会におきましても、警察や市民団体等と連携をとり、また警備の巡回を強化するなどの安全対策を尽くしているところでございます。 学校開放と児童生徒の安全確保の関係につきましては、一部新聞でも報道がございましたが、教室開放等により、ふだんから顔見知りである地域の方々が学校に入ってくることにより、子供を見守る地域の目を多くすることで両立させていくことができると考えております。今後とも、学校と地域が一体となり、地域ぐるみで子供たちの安全確保が図れるような施策を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたく存じ上げます。 最後に、学校緑地の管理の方法についてご答弁申し上げます。学校の樹木は、児童生徒の教材のためや、学校生活の場としてふさわしい教育環境を創造するためだけでなく、地域に潤いと安らぎのある環境を提供する役割を持っていると考えます。ただ、デメリットの部分としては、民家への影響、それから犯罪を誘発するような懸念等、ご指摘のことも考えられることは確かでございます。樹木の剪定につきましては、定期的には学校施設の管理者である学校長の要望に基づき現場を確認し、剪定等を行っているところですが、ご質問者がおっしゃるように、枝葉が伸び過ぎますと、安全上や隣接する民家への影響も出てまいりますので、今後とも十分に学校現場と連絡を密にし、対応を図ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上でございます。 [環境部長登壇] ●環境部長(小野武志) 私から、迷惑防止にかかわる所管事項でありますペット及び車のアイドリングにつきましてご答弁申し上げます。 初めに、私どもの生活に心の安らぎと潤いを与えてくれますパートナーとしての犬、猫等のペットにかかわる迷惑についてお答えいたします。現在の社会が抱えております高齢化、あるいは核家族化、独居化、あるいはモラルの低下等が進行する生活環境の中で、犬、猫を初めとする多くのペットが飼われるようになってまいりました。このことに伴い、ご質問者がおっしゃいますとおり、庭や道路、公園等がふん尿で汚されたり、あるいはむだぼえとか危害を加える等による動物の飼養──動物を飼い養うということですけれど、これに関する多くのトラブルが発生してきております。 これらのことは、ペットを飼うに当たりまして、近隣の方や通行人に迷惑を及ぼさない基本的なマナーであります放し飼いをしないとか、あるいはふんの後始末をするとか、適切なしつけを行う、最後まで飼養する等が守られていないというもので、これらのマナーを飼い主に実行してもらうことが唯一の方法であると考えております。このため広報等への掲載、あるいはポスター等の掲示、予防注射時に動物の飼い方等のパンフレットの配布、あるいはふんや放し飼い等の迷惑防止を喚起するプレートを配置して設置してもらうというようなことで、基本的マナーの啓発に努めております。 また、家庭内や交通事故等により亡くなりました犬とか猫等の引き取りを実施する中で、町の環境美化もあわせて行っております。 私、個人的な感想ですけれども、役所を帰りまして、長年、散歩をすることを習慣としておりますけれども、その中で感じることとしましては、最近、ふん尿の処理用の袋を持って歩いている人が多くなってきているというふうには感じております。そういうことでもありますけれども、今後とも保健所とか動物愛護センターと連携を図りながら、動物飼育のマナーアップに努めてまいりたいと思います。 なお、ペットを通じて人の輪が広まり、地域との結び付きの一助となっていることもありますので、町会自治会等の組織を通じて、不適正な動物の飼育をさせない機運の高揚にご協力いただければありがたいと思っております。 続きまして、車のアイドリングについてお答えいたします。自動車のアイドリングに伴います迷惑行為としましては、先ほどもお話しありましたけれども、エンジン音による騒音とか、あるいは排ガスによる悪臭とか大気汚染等の問題があります。とりわけ排ガスにつきましては、こうした迷惑行為の枠を超えて、例えばNOxや粒子状物質による大気汚染の問題とか、あるいはCO2や資源の消費による地球環境問題にも深いかかわりを持っております。 こうしたことから、私どもでは迷惑行為の防止や大気汚染の防止を目的に、不必要なアイドリングは行わない、いわゆるアイドリングストップ推進運動を展開しております。このアイドリングストップ推進運動は市職員から率先垂範ということで、公用車にアイドリングストップのステッカーを張るなどして日ごろから取り組んでおりますけど、特に季節的に取り組みやすい春と秋にアイドリングストップ強化週間を定めて、さまざまな啓発運動を行っております。 その一例としましては、アイドリングストップ推進のための横断幕の設置──これは船橋駅とか津田沼駅と主要駅に設置しておりますし、それから来庁者──役所のすぐわきですけど、駐車場のフェンス等にも行っております。それから、広報ふなばしやフナバシ・タウンクルーズによる呼びかけとか、あるいは主要駅で送迎用バスを対象にチラシ等を直接配布しております。また、バスとかトラック、タクシー業界、あるいは工場とか事業所に対する文書による協力要請も行っております。 私どもとしましては、アイドリングストップはこうした取り組みを続けることにより、徐々にではありますが、市民の皆様や事業者の方々に浸透し、アイドリングが減少していくことを期待しておりますけれども、何分にも日本の高温多湿の気象条件を考えますと非常に難しい課題ではありますが、今後ともこれらの取り組みを継続し、その輪を広めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 [佐藤新三郎議員登壇] ●佐藤新三郎議員 各ご答弁ありがとうございました。若干要望を添えて質問を終わりにさせていただきたいと思いますけれども、初めに教育長のご答弁でございました、船橋市立学校等の将来計画検討協議会の趣旨の中身について、地域の信頼にこたえる学校づくりということでございますけれども、今回の池田小学校の犯罪を見ても、学校だけでは守り切れない、やり切れないという部分もあろうかと思います。その部分を地域ぐるみで、やっぱり学校をみんなで守っていく、運営していくという言葉は適切でないかもしれませんけれども、一緒になって地域の学校を育てていくという、そういった、この計画の中で織り込まれていることは、私は評価をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 それから、樹木の問題でございますけれども、いろいろと問題はあるでしょう。しかしながら、今のところは実態として、学校だからということで許していただけている点が大いにあろうかと思いますし、樹木の観察やいろんな面で学童に与える影響は大きいと思います。しかしながら、一面ではいろんな意味で環境の整備という、環境の管理という観点で、これもよろしくお願いしたいと思います。 今、船橋の一般予算──当初予算の中では、学校関係の予算として13%という、福祉、土木、その次の教育関係にウエートを置いた配分になっておりますけれども、なかなか大きな予算でありますけれども、そこまでは手が回らないというのが実態であるということは、私は理解を申し上げますけれども、これらもあわせて要望の中に、早い時期に方向性だけでも出していただければありがたいと思っております。 それから、平成10年にポイ捨て防止条例というものが船橋で制定されました。見方によっては、迷惑防止の1つに、範囲の中に入るのかなというふうに解釈をしておりますけれども、きのう、おととい、クリーン推進課のご指導とご協力によりまして、古和釜中学校の3年生全児童、全生徒──男子、女性、そうして保護者の皆さん、PTAの皆さん、そうして530推進員の皆さん、地域の皆さんで、大勢の方々が朝の9時、第1時間目をボランティア時間に割り当てて、木戸川の古和釜十字路から上方に向けて、田んぼや畑をごみ拾いをやりました。大変な多くのごみを回収しましたけれども、中にはほとんどぽい捨てでございます。そのぽい捨てを、学校の生徒たちがボランティア精神で、朝から約1時間半かけてきれいにしました。その後、またぽい捨てをされたら、私たちはどうその生徒さんたちに説明をするのか、非常に苦慮しました。 その辺は、今、ポイ捨て条例という中で、行政で一生懸命やっているということしか言いようがないのかなというふうに思いますけれども、この犬、猫にしても、いろんな迷惑をこうむるこの社会については、東京都が今、迷惑条例の一部を改正されて、今の社会に合った条例の改正をされました。船橋市も、こういった状況を踏まえて、将来的には迷惑防止条例の制定も私は視野に入れていただきたいなというふうに要望を申し上げるものであります。 もう1点の地域の活性化でございますけれども、私は、今どき福祉の観点からしても、この地域の活性化というのは大変重要な私たちの仕事の1つではないかと思っております。そうして今、昨年の5月から7月にかけて23地区に地区社会福祉協議会というものが設立され、その権利というものが決定されました。その位置付けは、福祉法の法的な問題と絡み合わせた中で、地区社会福祉協議会の支部としての毅然たる地位を与えられ、そうして地域の福祉の中核の位置をますます強めているのが現状であります。これを地域の活性化に、言葉は悪いんですけれども、利用する価値が私は十分あると思います。この事務所には電話があり、そうしてワープロはあり、今でいうパソコンはあり、これは全員、全部の事務所ではございませんけれども、そういった職員もおりますし、この辺を利用しない手はない、そういう考えであります。こういったことも経済部と福祉部が一体となって取り組んでいただきたいというのが私の願いでございます。 そうして、市長さんが今、秋ごろは、これからの市政懇談会をやりたいという答弁をなされました。本当にありがとうございます。私は今、この市政懇談会の位置付けというものが、市民が何を求めているのか、何を欲求しているのか、要求しているのか、何を要請しているのかというのが、この市政懇談会の中身を読めば一目瞭然にわかるのではないかという観点から、あえて今回、質問の中に入れさせていただいたのであります。これからも市政の重要柱として、ぜひとも市政懇談会を継続することをお願い申し上げ、私の質問とさせていただきます。どうもありがとうございました。 …………………………………………… ●議会運営委員長(早川文雄) 暫時休憩願います。 ●副議長(清水美智子) ここで、会議を休憩いたします。 15時57分休憩 ───────────────── 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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