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●議長(千葉満) 佐藤重雄議員。(拍手) [佐藤重雄議員登壇] ●佐藤重雄議員 通告の題名は選挙での公約と市長の政治姿勢ということでありまして、順次伺ってみたいなと思っております。 今度の選挙で、市長は7つの柱の公約をされました。調べてみましたら、4年前も同じように7本の柱の公約をされております。そこで、私、市長が──2期目の市長、あるいは3期目の市長というのは、その公約のあり方そのものについて、これでいいのかという考え方を持っているんです。 なぜかといいますと、その4年前に出した公約を、また同じように体裁を変えて出してくる。あなたは、その間にみずから予算を編成して、議会に提案をするということを繰り返し行ってきた方なんですね。ですから、新しく市長になろうということで公約される方と、継続の市長が公約されるものというのは必然的に質が違わなければならないと私は思っています。そうでないと、選挙公約というのは単なる無責任な言葉の羅列に終わってしまう可能性がある。そういうことから、順次この7項目、幾つか細かく聞いてみたいと思うんです。 まず、今度の選挙で「開かれた清潔な市政の一層の推進」というのを掲げられました。で、4年前、どうだったかといいますと、「開かれた清潔な市政を」ということで、やっぱり同じ形なんですね。じゃ、あなた、この4年間で開かれた清潔な市政を一層推進するというんであれば、何が変わったのか。恐らくそう言うと、交際費を──何ですか、公開したと言うに違いないんですが、私は、それだけでは済まないだろうと思っています。例えば、私はこの場所からも言いましたから、あれですけども、もう市長は知っているはずですけれども、交際費の中身は公開したけれども、例えばここの船橋市の市庁舎が建っている土地の地代、この決め方が数年間にわたって約定の文書もなく、毎年5%ずつ賃料を引き上げるなどということを片一方で行っているんです。極めて市民の納めた税金の使い方、運用がずさんだとしか言いようがないんですね。都合のいい部分は、それは述べられるのは結構ですけれども、そういうところに目配りをきちんとしてきたかどうか。 先日、実は代表監査がおいでになれば、そこのところ、先に確かめておきたかったんですが、ちょうど体の調子を壊したということで、私、そのとき聞くことができませんでしたが、聞いていれば、ああいうやり方が財政課の監査で認めるはずがないんですよ。ですから、市長、4年前に約束したことと、今度の公約と、あなたがこの4年間にそれに向かって何を提案をし、どんな予算編成をして、どんなきっかけになってきたのかというプロセス、過程にあなたは責任を持たなくちゃいけない。そうでないと、選挙公約というのは単なるその場しのぎとしか受け取れなくなってしまう。こういう点をまずどんなふうにお考えか、聞きたいと思うんです。 次に、このあなたの公約の順番どおり聞きます。2番目が、「子どもから高齢者まで、みんなが輝く温かなまちづくり」という公約があります。選挙広報には、そこから後ろは大したこと書いてないんですが、これも多分、あなたが書いて、あなたが責任を負うだろうと思って、カラー刷りの部分を、私、コピーしましたが、さまざまな公約を並べていらっしゃいますが、ここで、あなた、4年前、どんな契約──契約といいますか、公約されたかというと、それに対応するのが「船橋を福祉の先進都市」にと書いてある。4年間、あなたは船橋を福祉の先進都市にするためにどういうことをされました。今度消えちゃいましたよね、この「福祉先進都市」というのは。ですから、あなたは4年間、この先進都市にするために何をやって、どこが滞って、何ができたから、次はこういう公約になるのか、その継続性が必要だと思うんです。 実際に、それじゃ福祉の先進都市になったから、これを取りやめたのかというと、私はそうとは思えないんですね。例えば、介護保険法が適用されて、今、介護保険というのは、ほとんど詐欺みたいな状況になっています。それ、知らないはずありませんよ。 例えば皆さん、特別養護老人ホームがどのぐらい待機者がいるかというと、100人定員の施設で6つ必要なんです。そのぐらい待っているんです。あなた、4年間に、私たちがつくれ、つくれと言って、それは結果はいいんですが、1個やろうとして予算化しました。それでも、まだあと5個足りないじゃないですか。 そして、さっきの1番目のところでもちょっと、もう少し言っておけばよかったかもしれないから、ついでに言っちゃいますと、公共事業、いろいろ市が出して発注しますよ。節約すると、およそ30億ぐらいは何とか──横須賀並みにやると、30億ぐらいは何とか節約できるんじゃないかと言っているわけですよ、ことしの予算ベースでね。もしそれ、4年間、あなた繰り返していたら、こんな問題なくなるはずでしょう。介護保険では、審査会で入所施設の利用が認められている人を受け入れなかったら、民間がこんな契約していたら、たちまち詐欺罪ですよ。お金取りました、いざ使おうと思ったら、施設ないからだめですと言ったら、こんなもの民間がやったらたちまちですが、行政がやるとそれが許されるという考え方は多分ないと思うんですが、どういうふうにあなたは感じてらっしゃいますか、この点。 3つ目、「環境にやさしい安らぎのまちづくり」。三番瀬の保全を図り、ラムサール条約というのが、今度の選挙で大きくあなたは公約に取り入れられました。私、このこと自身が悪いとは思っておりません。しかし、それも、この4年間にあなたはやってきたことと、このラムサール条約の登録湿地にするという考えとの間にはとんでもない落差があるんですね。選挙間近になったら、確かに近いことは言っていましたが、その前、あなたが何を、どういう政策をここで披露したかといいますと、その中身は、県がやるのに保全はしてほしいとも言ったけれども、埋め立ても必要だと言いました。今現在も、あなたが11ヘクタールの埋め立てをやめるとは全く言っていない。必要なのは、港湾が必要だと。私たちも調べてみましたけども、水深12メートルの港あいているじゃないですか、あそこに。だから、言っていることが突然に変わるのは、もちろんよく変わったんだから、それ自身は、私、悪いとは言わないんですけども、それじゃ、この先どうするのか。この4年間に、あなたはどういうプロセスでそれをやろうとしているのか、改めてここで披露してください。 4番目、この話になると、もう本当にひどい話ですが、あなたは4年前も「地域経済の活性化」というのを掲げました。中身、何かというと、これ多分、「フレッシュアップ市民の会」と書いてあるから、あなたじゃないと言われればそれまででもいいんですが、「地域経済の活性化」で「京成の立体化や船取線の拡幅を急ぎ、道路交通網の整備により地域経済の活性化につとめます」と、こう書いてある。地域経済の活性化と道路網整備、あるいは京成の立体化とどういう因果関係を持っていました。あなた、この4年間、これについてどういうふうにやりました。 それで、今度はもっと怪しいと私は思うんですよ。「景気が低迷している今だからこそ、速やかな地域経済の活性化を図ります」。あなた、4年間で速やかな地域経済の活性化は着手してなくちゃならないの。これだけ地域経済が低迷している中で、改めて速やかな地域経済の活性化を図りますと言って、中身何かというと、産業商工ビジョン。再三、地域経済について私たちが指摘をして、ようやく商工業振興ビション、これのアンケートを始めましたが、これは本当に地域経済──あなたが危惧している、危機感を持っているとすると、こんなスピードでは全く遅い。私は、ここでこの場所からも何回も、地域経済の問題は具体的な方法論まで含めて言いましたが、あなたのこれまでの4年間と、ここに速やかな地域経済の活性化のプロセス、あるいはその具体的なシステム、これを明確にしていただきたいと思います。 5番目、「学校も地域でも教育環境の充実」と掲げました。4年前も、この学校の問題では「真に役立つ教育」というのであれしたんですが、私、今回注目しているのは、「少人数学級の実現を図り、伸びやかな学校教育を目指します」。少人数学級ですから、これは紛れもなく、学級数の1クラスの人数を少人数化するということであります。今、35人学級とか、30人学級とか……。 最近、船橋市でも国際標準化機構の例えがいっぱい──基準が出されますが、国際標準化機構の学級数の数は25であります。そうすると、市長は少人数学級というのは、あなたは、もしこれまでもやろうと思えば予算執行上できたもの、少なくとも否決されなければできたもの。できたものをやらないで、ここへきて、さあ、やると言うんですから、それでは何人学級をいつまでにどうするか、これだけは答えていただかなければ、あなたの言っていることの信頼性に欠けます。どうぞ、この辺は明確に答えてください。 次、これはもう少し具体的に聞きますが、「都市基盤整備の充実と新しい都市計画」というのがあります。ここでも、あなたは4年前は、JRの船橋駅南口の再開発については見直しますと言って出られた方が、今回は180度変わってしまって、「JR船橋駅南口再開発を進め、市民の利便を図るための公共・公益施設を再開発ビルに設置します」。後段の方は、やるのであれば、これはやむを得ないけども、この4年間にあなたが見直したものは何だったんですか。私たちが見直しをしなさいと言って、具体的に5つの法人に協力を求めなさいと言ってあなたがやったものは、確かにあります。だから、それを言うんだったら、それはそれでも結構です。しかし、ここには全く180度転回した考え方が出されています。 さらに、「新しい都市計画」というのが書いてあるんですが、あなたが進めようとする新たな都市計画と言ったら何かというのをはかる試金石があります。これは、浜町で現在住民と施工者の間で極めて困難な状況が、緊張状態が生まれている、あの旧山一證券跡地の問題であります。あそこは商業区域です。そこに何と1事業者1区画、そこに1個1個建物だけ分離するから、1個1個で説明をして協議してください、認めてくださいと、こう事業者は言っているわけです。 私、ここに、市長が長谷工コーポレーションに出した文書と回答文書と持っていますが、市長はやんわりと将来の船橋のまちづくりの計画の整合性等について再度検討されるようお願いするというので、来ていただきたいと文書を出した。そうしたら、まず売った側──山一證券の破産管財人が、いろいろ処分先をまず考えた上で、最終的には住宅事業専門の弊社への売却となったと考えますというので、まず売った側の責任を堂々と書いているんですね。だから、私は当然、開発する権利がある。売った側というのは、これ、破産した会社ですよね。次に、弊社事業方針として、単に住宅供給を行うのではなく、地元企業とも十分協議し、ご理解をいただいた上で事業を推進していくことを基本と考えておりますが、市と相談するというのは、この事業者は1行もないわけです。 いろんなことを言った後で結論を言いますけれども、全跡地についてはナンバーワン計画──今やっているプリズムというものだと思うんですが、既に住宅事業として着工させていただきましたが、残りも弊社が推進させていただく所存です。で、さらにこの会社が、私、あれだと思うのは、船橋市が、これ、どういうふうに受けとめるのか知らないんですが、船橋市が、人口がどうこうなるかどうかといういろんな市の計画があって、それに対して、この企業が船橋の将来について考えますよという考え方が出ているんです。人がふえたら、近隣の商業地域においても、何といいますか、活性化するといいますか、そういうことまで含めて、船橋市にちゃんとお説教をしていただいている。 そこで、市長は、これまであなたはできることは幾つもありました。その新しい都市計画を標榜するんであれば、既に条例等の制定する手続中の手順もありました。それから、船橋の行政意思を明確にして、事業者に、船橋市が、将来、そこの地域をどうしたいと思っている。だから、協議をするまで待っててほしい。もし、それこそ損害が請求されるんであれば、それだって、民間の商業活動に対して不当なあれは、私もやっていいとは思いませんから、そしたら、この山一證券の売る側と、その間をどうするかということも、市長はできた時期があったんですよ。 これは前回、市長も言っていたとおり、私たちは、実はあそこの山一證券の跡地は、船橋市が総武線以南にはまとまった土地がないから、この地域については市が取得する方がいいんではないでしょうかという話までしてるんですから。それは市長も、この前言って認めましたが、そこまで私たちは、具体的な方法まで市に──市長に伝えてきましたから、知らない話では絶対にあり得ない。そうすると、この土地が譲渡される段階も、市長は経過も知っていた。そのときには、あなたは打つべき手が幾つもありました。 さらに、譲渡された後でも、その土地の土地利用については船橋市の、いわゆる新しい都市計画じゃない都市計画。今度、新しいと言うんですけれども、船橋市の都市計画上、不都合があるから、その点については待っててほしいと言う機会もあったんです。全部見逃してきて、選挙になったらば新しい都市計画なんです。この新しい都市計画って、一体何者ですか。 もし例えば、この場所で浜町の、今、焦眉の急になっているあの問題について、船橋市が新しい条例制定をしますから、部分的にはもう着工しているのはとめるわけにはいかないにしても、その先の計画については凍結をしていただいて、船橋市のきちんとした新しい都市計画をまとめるまでは、これは絶対に待っていただきたいという、そういう主張をされるのかどうか。これが、あなたが言う「都市基盤整備の充実と」──その「と」の後の「新しい都市計画」についてのあなたの理念がそこにあらわれると思うんです。その点を明確に、ここで披瀝していただきたいと思います。 7番目は中核市の問題ですけども、全体の市の行政の将来については大きいんですが、うちのほかの委員からも、その点は出てくると思いますので、とりあえずは私は、これで1問にしておきたいと思います。 [市長登壇] ●市長(藤代孝七) 佐藤重雄議員のご質問にお答えをいたします。 このたびの市長選におきまして、多くの市民の皆様のご支援をいただき、引き続き市政運営の任に当たらせていただくことになりました。市長就任以来、市民に開かれた清潔な市政の実現に意を注ぎ、誠実に市政を運営してまいった次第であります。また、市内23すべての地区におきまして市政懇談会を開くなど、市民の声を直接お聞きいたしまして、厳しい財政状況の中で市民の皆様の望んでおられます事案を随時実現をしてまいった、このように思っております。 そしてまた、冒頭言われましたように、市長の交際費を全面公開をというようなこともございました。これはまた、一層進めていく所存でございますし、またそういう中にありましても、食糧費の公開等におきましても協議をさせていただいた中、公開をしていく、このようにも思っております。 そしてまた、1つ1つ、4年前のことを振り返られまして、いろいろ言われました。選挙に際しまして7つの公約を掲げさせていただいておる。その公約の実現に当たりましては、平成12年4月に船橋市のまちづくりの指針としてスタートさせました船橋市総合計画の「生き生きとしたふれあいの都市・ふなばし」を目標に、市民の方々が住んでいてよかった、これからも住み続けたい、このように実感でき得る市民参加を積極的に求めながら、全力を挙げて市政に取り組んでまいりたい、このようにも思っているわけであります。 そこで、最初、ご案内ございましたように、当市役所の土地の賃貸の問題でありますが、当初、私も、それだけの額を支払いしているかということは承知をいたしてなかったわけでありますが、担当から言われまして、よくお聞きをいたしました。今現在、これの減額に向けまして交渉に当たらさせていただいておりますから、ご理解をしていただきたいと思っております。 そしてまた、福祉の先進都市ということでございまして、介護保険が導入されまして、実は特別養護老人ホームが不足をいたしておる。確かに言われますように、これまでの議会の中では常時200人前後という待機者でありました。しかしながら、3月の予算議会、あるいはまた、先般、お話しございましたように、500件を超えるというようなことになってまいりました。そうしますと、1施設が100人。それにいたしましても、5施設がまだ必要だということでございますけども、確かに市立特別養護老人ホームをあの西船地区に概成するに当たりましては、当初は金堀にございます養護老人ホームの老朽化を──これ、全面改築しなきゃならないというようなことを、あえて介護保険導入に向かいまして、「保険あって介護なし」と言われないためにも、私自身は西船に市立の特別養護老人ホームをと、それに充てた次第であります。 しかしながら、そういったことをしてまいりましても、この導入以後、毎月待機者がふえているというようなこともございます。その実態を精査させてもらっておりますし、そういった中には、確かに老健施設に入所なさっている方が、大半、特養に移りたいというようなお話も聞いております。そしてまた、なおかつ、これから先──1年先、2年先に入所したいという方もいらっしゃるというようなこと。ですから、実態が、どこまで待機しているかということは、よくよく個人的にも、介護度が4、5の方がそうなのか、果たして軽い方がどうなのかということも、これ、調べなきゃならない、このように思っております。 そういった観点からいたしましても、福祉の先進都市と言いましても、高齢者ばかりではないということであります。ですから、それはご質問に含まれておりませんでしたので、またお話をしたいと思いますけども、そしてまた契約の見直し等にも触れてございました。確かに、他市におきまして30億減ぜられたというようなことでございましたけども、私どももいろいろな契約の見直しをさせていただいております。そういった中に15億ほどの軽減もされているということが、これは事実でございますから、そこはひとつご理解をしていただきたいと思っております。 それから、例の三番瀬の問題でございますけども、確かに私自身、申し上げましたように、県議会議員当初は京葉港2期の270ヘクタール埋め立て賛成派であったわけであります。そして、55万市民の長として、またまさにこの環境を守っていく時代というようなことを考え合わせますと、これから三番瀬は保全をしていくべきである。しかしながら、必要最小限の港湾整備の埋め立てはお願いをしたいというような要望を、平成11年に当時の沼田県政に行った次第であります。そうしまして、現当局の方では、港湾必要最小限の11ヘクタールに減ぜられまして、私どもの予想をはるかに超えた埋立計画だということでありました。 ですから、私どもは、あくまでも三番瀬は保全をしてもらいたい。そして、市川市、浦安市と私ども3市と一体となりまして、ラムサール条約への登録を視野に入れました、そういった中、漁協関係者のご理解をいただいた中にお願いをいたしたいという話を進めさせてもらっております。なおかつ、そこには漁場の再整備もしていかなきゃならないであろう、このようにも思っております。 今現在では、アサリの漁獲高が1,000トンを切るというような状況でありますし、4〜5年前には、それこそ5,000トンから6,000トンのアサリがとれたというようなこともお聞きいたしております。そういったこと──漁業をこれから先も続けていきたいというような観点にも立っているわけでありますし、私どもも、このラムサールに登録をいたしましても、漁場は続けていけるというふうに認識をいたしておりますから、そのように進めさせていただきたい。ただし、これは時間がかかるのかなと考えております。いろいろとお話を申し上げておりますけども、私自身が至らない点も多々あろうかとは思っています。 残余の分におきましては、担当部の方からお答えさせていただきます。 …………………………………………… ●議長(千葉満) ここで、議事の都合により、会議時間を延長いたします。 …………………………………………… 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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