平成13年第3回船橋市議会定例会会議録(第2号・3)

 

15時12分開議

副議長(清水美智子) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第1の質疑を継続いたします。

 森田則男議員。(拍手)

[森田則男議員登壇]

森田則男議員 清新会の森田です。保守系5会派を代表して、今回定例会に提案されました議案に対してお伺いいたします。

 議案第1号平成13年度船橋市一般会計補正予算のうち、河川管理費についてお伺いいたします。

 1級河川二重川の拡幅工事を実施しているとのことでありましたので、先日、現地を見てきたところ、富ケ沢橋より上流の約700メートル程度の暫定改修は既に完了しており、川の中には砂紋といいますか、砂蓮といいますか、ふだん見かけない模様が見え、きれいな川となっており、大変驚いた次第であります。

 まだ暫定改修中といいますが、暫定の段階であるにもかかわらず水もきれいになり、鳥やザリガニなどが生息しておりました。しかし、上流の未改修部分は、そういった自然な姿は全く見られない汚いものでした。改修した後の短期間にこのように効果が見られるものなら、今年度工事の早期発注、来年度以降においてもさらに努力をし、自然の復活に努めるとともに、洪水被害のないまちづくりを進めていくことが大事であると考えたところであります。

 そこで、お伺いいたしますが、二重川の河川拡幅に伴い、橋戸橋のかけ換え工事を実施するとのことであり、道路管理者の船橋市と白井市から拡幅分の事業費を負担するとのことであったが、河川の事業者として、どういう根拠で負担をお願いしたものかをお伺いします。

 次に、第2号議案介護保険事業特別会計補正予算についてでありますが、1点だけ提案をさせていただきたいと思います。その前に、職員の皆さんにおかれましては、日ごろのご努力に敬意を表するものであります。

 さて、今回の補正予算の科目を拝見いたしますと、事業費、いわゆる保険給付費の補正ではなく、国、県、社会保険支払基金への返還金という内容であります。介護保険給付費の財源は、保険給付費に対し、第1号被保険者と第2号被保険者の保険料で50%、公費、いわゆる国・県・市との負担で50%となっております。今回、平成12年度に国・県から交付された負担金が多く交付されたための返還金と、同じく平成12年度に第2号被保険者から徴収した介護保険料が多く交付されたための返還金ということでありますが、いずれにしましても、すべてが概算による交付金と伺っております。また、今後も概算による交付がなされると聞いております。

 そうしますと、来年度以降もこういう状況が発生すると考えられますことから、国や県に対し、国・県が支出する市への交付金を歳入金への相殺、いわゆる振替処理により対応をしていただければ事務処理も簡素化され、事務の合理化にもなることから、全国市長会などを利用し、強く要望することを提案申し上げる次第であります。

 次に、第6号議案について、船橋市精神障害者地域生活支援センター条例第2条についてお伺いします。

 設置の位置として、本町3丁目6番3号とされております。本町通りになるかと思います。確かに、国において平成5年12月に改正障害者基本法が成立し、ノーマライゼーションの理念がうたわれました。その間、身体障害者及び知的障害者の施策は、本市においてもバリアフリーの推進や障害者福祉サービスなど充実してきました。しかしながら、精神障害者のための施策は進んでいなかったように感じます。それは、精神障害者の対応など難しい面があり、保健所が窓口になっていたことからも推察できるわけです。

 私も含め、精神障害者のことは多くを知りません。さらには、最近、事件があったこともあり、不安な部分もあるわけでございます。このような状況の中で本町通りに設置したわけですが、周辺の住民などの理解は得られたのでしょうか。設置の経緯もあわせてお伺いします。

 次に、議案第7号坪井地区における公共下水道事業に関する、平成13年度年間委託契約の締結についてお伺いいたします。

 まず、今回の工事は、区画整理地内の下水管及び雨水排水管のボックスカルバートの布設工事を区画整理事業者である都市基盤整備公団へ委託するものであると伺っておりますが、委託とした理由、メリットは何か、お伺いします。

 次に、今回工事の雨水排水のボックスカルバートは、内径が一番大きいもので縦2.8メーター、横2.8メーターと、現況の水路と比べて大変大きなものになっておりますが、このボックスカルバートの排水面積、排水量はどのくらいか。また、何ミリの雨に対応した計画となっているのか、伺います。

 区画整理地内の下水道管は周辺地域も取り込める計画となっていると伺っておりますが、地域周辺とはどの地域か、また、工事着手はどのように考えているか、お伺いします。

 議案第8号西浦下水処理場水処理機械設備工事(その2)及び議案第9号西浦下水処理場高度処理機械設備工事(その2)の請負契約締結について、お伺いします。

 今回の議案第8号及び第9号の工事は、12年度に設定した水処理施設増設工事の継続事業と高度処理改修工事の継続事業における工事の1つであると聞いておりますが、この継続事業の進捗はどのようになっているか、伺います。また、現在、西浦下水処理場でどのような工事が行われているのか、現継続事業において今後どのような工事を予定しているのか、あわせてお伺いします。

 次に、西浦処理区の全体計画面積及び現在の整備面積はどのようになっているかもお伺いします。また、今後5年間ではどの地域の整備を計画しているのかもお伺いしておきます。

 続きまして、議案第10号中山3号幹線管渠築造工事(その1)についてお伺いします。

 まず、今回の工事の工法は泥水加圧式シールド工法となっております。これはいろいろな工法の中から土質状況や周辺状況等により、この工法を選んだと思いますが、この工法にした理由をお聞きしたいと思います。

 次に、工事予定地周辺、特に発進立て坑をつくる箇所周辺は道路が狭く、京成電鉄東中山駅も近くにあり、通勤通学の歩行者や自転車等、生活道路としても利用がされている中で、工事基地への資材の搬入、搬出による工事車両の通過が考えられます。その際の通勤通学の歩行者、自転車に対しての工事の安全対策はどのように考えているのかをお聞きしたいと思います。

 また、この工事は昼夜連続で管渠を築造するということですが、工事基地周辺には民家、アパート、マンション等が連檐しておりますので、工事による騒音等の環境対策が必要かと考えます。環境対策についてはどのように考えているのか、お聞きしたいと思います。

 最後に、耐震対策についてお聞きします。下水道施設は都市の重要なライフラインとして、震災等によって機能が損なわれた場合、市民生活に与える影響は極めて大きいと思います。この中山3号幹線について、耐震対策についてはどのような対策が施されているのか、お伺いします。

 最後に、議案第11号アンデルセン公園拡張用地の取得について質問します。

 まず、アンデルセン公園拡張計画の概要についてお聞きしたいと思います。アンデルセン公園の現在の整備状況はどうなっているのか、そして拡張計画はどのようになっているのか、お伺いします。

 次に、今回の買収用地はアンデルセン公園拡張計画の中で、どのような土地利用を計画しているのか、お聞きしたいと思います。

 今回の取得用地については、過去に廃棄物の投棄等で問題になった場所であることは承知しております。この問題が取得後の利用計画に支障とならないか、この点も含めてお答えを願います。また、取得用地の中央部が市道となっておりますが、この道路の取り扱いについても、あわせてお聞きしたいと思います。

 最後に、アンデルセン公園拡張用地買収計画の全般的な考え方を伺って、第1問とします。

[下水道部長登壇]

下水道部長(野村武明) 議案第1号平成13年度の船橋市一般会計補正予算にかかわりますご質問にお答え申し上げます。

 橋戸橋かけ換えに伴います道路管理者の負担につきましては、河川法の第68条に附帯工事に要する費用の規定というものがございまして、平成12年3月31日をもちまして船橋市並びに白井市の道路管理者との間で基本協定を締結し、必要の範囲内において一部負担をお願いしたものでございます。負担の割合でございますが、河川改修者側が6分の4、船橋市並びに白井市の道路管理者側がともに6分の1となっております。

 次に、議案第7号にかかわりますご質問にお答え申し上げます。

 まず、今回の工事を区画整理事業者である都市基盤整備公団へ委託した理由、メリットにつきまして、この工事は坪井特定土地区画整理地内及びその周辺地区からの雨水・汚水を排除する下水管を区画整理地内に整備するものでありまして、造成工事や他の工事と並行いたしまして下水道施設の整備を行うため、区画整理事業と綿密な連携を図り、他の工事と競合がないようにしなければならないことから、区画整理施行者であります都市基盤整備公団へ委託することで、円滑な事業進捗及び経費の節減等が図られるものでございます。

 次に、今回工事の雨水排水のボックスカルバートの排水面積、排水量等についてのお尋ねでございます。

 まず、排水面積につきましては、区域内が62.6ヘクタール、区域外が99.2ヘクタール、合わせまして161.8ヘクタールでございます。排水量は毎秒17.474立方メートルでございます。なお、雨水排水の計画につきましては、時間降雨量56ミリ、5カ年確率で計画しております。

 また、区画整理地内の下水道管に取り込む計画となっている周辺地域の関係でございますが、坪井土地区画整理区域の周辺の下水道計画区域につきましては、坪井町習志野台7、8丁目の一部は対象でございます。区画整理地内の下水道施設の整備に合わせまして整備をしてまいります。

 次に、議案第8号、9号にかかわりますご質問にお答え申し上げます。

 まず、西浦下水処理場におきます平成12年度継続費設定の水処理施設増設工事の進捗につきましては、今回の工事を含めまして、土木・機械・電気設備工事の約39億4000万円が既に発注されておりまして、55.5%の発注率となっております。

 また、同じく平成12年度継続費設定の高度処理改修工事の進捗につきましては、今回の工事の発注をもちまして発注はすべて終了いたします。発注の金額の総額は約11億3000万円でございます。

 また、現在行われている工事でございますが、水処理施設増設工事におきましては、合流ポンプ棟のポンプ増設工事、沈砂池機械設備工事及び電気設備工事、水処理施設の土木工事、電気設備工事の5本の工事を行っております。また、高度処理改修工事におきましては、機械設備工事、電気設備工事の2本の工事を行っております。

 今後発注される工事でございますが、水処理施設増設工事におきましては、合流ポンプ棟のポンプ増設工事、沈砂池機械設備工事及び電気設備工事、汚泥濃縮機棟の汚泥濃縮機設備工事、濃縮機電気設備工事及び場内整備工事2本の計7本の工事の発注を予定しておるところでございます。

 次に、西浦処理区の全体計画面積でございますが、1,131ヘクタールでありまして、現在まで整備済みの面積は492ヘクタールでございます。今後5カ年で整備する予定の地域でございますが、海神3丁目から5丁目まで、西船2丁目、3丁目、5丁目から7丁目、印内1丁目、東中山1、2丁目、本中山1丁目から3丁目、二子町、本郷町、それぞれの整備を進めていく予定でございます。

 次に、議案第10号にかかわりますご質問にお答え申し上げます。

 工法選定にかかわるご質問でございますが、下水道工事の工法につきましては、開削工法、推進工法、シールド工法の3工法に大別することができます。今回シールド工法を採用することになりましたのは、工事箇所が地域住民の生活道路上に下水道ルートを計画しておりますことから、歩行者、車両等の通行、地下埋設物のふくそう、土かぶりも15メーター前後と深く、施工につきましても長距離であること、また、曲線部分が多くなっておりますことなど、条件を考慮いたしまして、地域の生活環境に最も影響の少ない工法として、シールド工法を採用いたしたものでございます。

 次に、工事車両の通過によります歩行者、自転車等への安全対策についてでございますが、ご質問者のおっしゃいますように、発進立て坑及び工事基地を築造する周辺は、道路も狭隘で、歩行者、自転車等の生活道路としての利用がされていることから、発進立て坑及び工事基地築造時におきます道路利用者への安全対策につきましては、隣接地を借地いたしまして、迂回路を設け、通行には支障とならないよう配慮いたします。

 特に東中山駅に近接していることから、工事に対します安全対策には万全を期し、工事期間中は交通整理員の配置等によりまして、車両、歩行者の安全な通行を努めるとともに、緊急車両等の対応にも十分注意を払ってまいります。

 次に、工事によります騒音等の環境対策についてでございますが、本工事予定地周辺につきましては、ご案内のように住宅が連檐していることから、特に夜間作業等におきます騒音による環境対策につきましては、工事基地を高さ10メートルの防音ハウスで囲みまして、工事による騒音の低減を図ってまいります。

 最後に、中山3号幹線におけます耐震対策につきましては、本幹線は、管路施設の中で重要な幹線に区分されておりますことから、大きな強度を持つ地震動に対応した耐震性を施し、流下機能が確保されるよう対策を図っております。

[福祉サービス部長登壇]

福祉サービス部長(飯島和男) 議案6号についてお答えいたします。

 本町通りに船橋精神障害者地域生活支援センターを設置した経緯でございますが、船橋市精神保健推進協議会の提言によるものでございます。この推進協議会は昭和61年に設立され、構成メンバーは精神科医療機関、家族会、船橋市保健所、船橋市などから、このときの設立目的に既に精神障害者の社会参加と社会復帰の支援がうたわれておりました。

 この推進協議会の事業といたしましては、昭和63年3月には船橋市精神障害者基礎調査を、平成元年には市民のための心の健康の小冊子を刊行いたしました。平成7年にはこの推進協議会を母体に「船橋こころの福祉協会」が発足し、具体的な相談事業や社会適応訓練事業を実施することになりました。その事業場所として、平成8年5月からは、それまで精神障害者のための相談指導で使用していた神経科クリニックの跡を共同作業所とこころの福祉センターオアシスとして事業を開始いたしました。このように数年間にわたり同等の事業を行ってきたことから、周辺の方々の理解を得られているものと考えております。

 今回の地域生活支援センターは、このこころの福祉センターオアシスの機能及び事業内容等を国の基準に沿って拡大し、国の補助により市が責任を持って事業を行っていくセンターでございます。市がこのセンターの事業を実施できるのも、この推進協議会の方々と、協力団体の方々の精神障害者の社会復帰への熱意のたまものと感謝申し上げる次第でございます。

 このように、本市の精神障害者のための施策は他市よりも一歩先んじており、今後も一層、関係機関と連携を密にし、地域生活支援センターを本当の意味の精神障害者のオアシスにしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

[都市整備部長登壇]

都市整備部長(阿部幸雄) 議案第11号に関するご質問にお答えいたします。

 まず、アンデルセン公園拡張整備計画の概要でございますけれども、アンデルセン公園は平成5年3月、約22.8ヘクタールの総合公園といたしまして都市計画決定を行い、平成8年10月にワンパク王国を含め、第1期エリアとしてオープンいたしたところでございます。その後、2期整備計画内容を見直しますとともに、借地整備済みの北ゲート部分、南ゲート付近にあります鉄工所部分、公園北側に広がります山林やゴルフ練習場、今回、議案として提出いたしました資材置き場等を公園区域に取り入れ、全体で約38.6ヘクタールとなる都市計画決定変更の手続を進めているところでございます。

 拡張計画の目的は、金堀川の最上流部に当たります太陽の池の水源涵養のために山林の保全を図りますこと、動物舎等のふれあい広場とともに地域交流の場の創出、さらに、幅広い年齢層の利用者の方々に公園を楽しんでいただけますよう、花のエリアの充実を目指しております。同時に、メルヘンの丘や太陽の橋等からの眺望にふさわしくない建設重機械や資材置き場、ゴルフ練習場を公園区域に取り込み、一体整備することで、景観の阻害要因を解消することができることとなります。

 本年5月14日に船橋市都市計画審議会で審議を経まして、この9月14日に千葉県都市計画審議会での審議を経まして、都市計画決定される予定となっております。

 次に、この用地の利用計画につきましては、チビッコ牧場及び湿性植物園エリアへの導入部分として土地利用を図る計画でございまして、現況を改変せず地中を攪乱しないで覆土することによりまして、土砂や埋設物を公園外へ搬出することなく利用可能と考えておるところでございます。

 先番議員のご質問にもお答え申し上げましたが、この用地の安全性の問題につきましては、過去の土壌調査、さらに継続的に実施してきております水質調査の結果から、土地利用上に支障はないと判断いたしまして、都市計画公園区域に含め、国庫補助対象の都市公園事業として用地を取得するものでございます。

 なお、取得いたします用地の中央部にあります道路につきましては、アンデルセン公園第1期開設時に際しまして、資材の搬入、開設後のいわゆる公園へのアクセスといたしまして不可欠な道路でありましたため、借地をいたしまして整備したものでございますけれども、今回の用地取得にあわせまして、道路用地として買収することで合意を得ているところでございます。

 最後に、今後の用地取得計画でございますけれども、おおむね10年程度をかけまして、買収あるいは借地によりまして確保し、あわせて、順次、公園整備を進めていく計画でございます。特に、今年度は単年度分として事業費2億7000万円、14年度から17年度までの用地国債分として15億2100万円の国庫補助内示を得ており、当初予算に計上済みでございますので、今後とも予定地内の用地交渉を進め、承諾が得られましたら、議会での審議を経まして取得してまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。

森田則男議員 了解です。

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