平成13年第3回船橋市議会定例会会議録(第7号・4)

 

議長(千葉満) ここで、諸般の報告をします。

 報告事項は、お手元に配付したとおりであります。

諸般の報告

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議長(千葉満) 日程第34の発議案2案を議題とします。

[発議案第2号及び第3号]

議長(千葉満) お諮りします。

 2案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

……………………………………………

[退場する者あり]

議長(千葉満) これより採決に入ります。

 2案を原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、2案は、可決することに決しました。

[入場する者あり]

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議長(千葉満) 日程第35から第38までの発議案7案を、一括して議題とします。

[発議案第4号から第10号まで]

議長(千葉満) お諮りします。

 7案については、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決します。

……………………………………………

議長(千葉満) まず、日程第35を採決します。

 4案を原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、4案は、可決することに決しました。

……………………………………………

議長(千葉満) 次に、日程第36、発議案第8号を採決します。

 本案を原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(千葉満) 起立多数であります。

 よって、本案は、可決することに決しました。

……………………………………………

議長(千葉満) 次に、日程第37、発議案第9号を採決します。

 本案を原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(千葉満) 起立多数であります。

 よって、本案は、可決することに決しました。

……………………………………………

議長(千葉満) 次に、日程第38、発議案第10号を採決します。

 本案を原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。

[賛成者起立]

議長(千葉満) 起立少数であります。

 よって、本案は、否決することに決しました。

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議長(千葉満) ただいま早川文雄議員外13人から、発議案第11号三番瀬調査研究特別委員会の設置についてが提出されました。

 お諮りします。

 ここで本案を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

……………………………………………

議長(千葉満) 発議案第11号三番瀬調査研究特別委員会の設置についてを議題とします。

[発議案第11号]

議長(千葉満) お諮りします。

 本案については、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決いたします。

……………………………………………

議長(千葉満) 本案を原案のとおり決することに、ご異議はございませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、本案は、可決することに決しました。

……………………………………………

議長(千葉満) お諮りします。

 ただいま設置された三番瀬調査研究特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、

角田秀穂議員、高木明議員

村田一郎議員、伊藤昭博議員

津賀幸子議員、佐藤重雄議員

佐藤新三郎議員、佐々木照彦議員

櫛田信明議員、小石洋議員

池沢敏夫議員、さとうももよ議員

長谷川大議員、森田則男議員

を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました14人を、三番瀬調査研究特別委員に選任することに決しました。

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議長(千葉満) ここで、市長から、元国民健康保険料収納員による保険料の着服事件について、報告の申し出がありますので、これを許します。

 市長。

[市長登壇]

市長(藤代孝七) 元国民健康保険料収納員による国民健康保険料の着服事件が生じましたことは、市民の信頼を裏切る不祥事として、深くおわびを申し上げますとともに、その概要について報告いたします。

 事件の内容でございますが、市が非常勤特別職として委嘱した国民健康保険料収納員が、被保険者から集金した保険料の一部を市の口座に払い込まずに、私的に流用したものであります。着服者は、43歳の市内在住の女性で、平成10年10月1日に収納員に委嘱しております。

 着服件数及び着服額は、38件、総額268万5110円であります。

 事件発覚の経緯でありますが、当該収納員に対して納付済みの保険料について、納付書が再度送付され、不審に思った被保険者から9月4日に問い合わせがあり、発覚いたしました。

 昨年6月ころから、現金領収書綴りを使って集金した保険料を着服し、翌月に他の被保険者から集金した保険料でその穴埋めを行う方式で流用を繰り返していたものです。

 これまでの対応につきましては、1点目は、9月14日付で着服者を船橋市国民健康保険料収納員に関する要綱の規定に基づき、免職処分いたしました。

 2点目は、利息を含む着服額の返済請求についてでありますが、9月10日及び13日に、10万円ずつ、合わせて20万円の弁済を受けております。残額については、本人に弁済の意思はあるものの即時一括の弁済が困難であるとのことから、具体的な返済計画を速やかに示すよう求めているところです。

 3点目は、他の収納員の事務についての確認ですが、他の国民健康保険料収納員19名の関係書類について、すべて調査・点検した結果、適正な取り扱いがなされていることが確認されております。

 4点目として、今後の事務取り扱い方法の改善につきましては、市の一般職員とは異なる勤務形態である国民健康保険料収納員については、その現金収納手続及びそのチェック体制が異なったため、チェック機能が不十分であったとの反省から、国民健康保険料収納員にかかる収納事務のチェック体制の強化を図ってまいる所存です。

 なお、今後の対応につきましては、1点目としては、服務規律の徹底及び管理監督者の立場にある職員の処分の手続を進めるとともに、2点目としては、返済状況を踏まえた告訴等の実施についての判断をしていきたいと考えております。

 市といたしましては、本事件を重大に受けとめ、2度とこのようなことが起こることのないよう万全の対策を尽くしてまいります。さらに、国民健康保険料収納員初め、職員の綱紀粛正を徹底するとともに、国民健康保険事業、ひいては市政への1日も早い信頼回復に向け、職員一丸となった取り組みをしてまいる所存であります。

 最後に、議会を初め市民の皆様方に重ねておわびを申し上げ、行政報告とさせていただきます。

……………………………………………

議長(千葉満) お聞きのとおりであります。

……………………………………………

議会運営委員長(早川文雄議員) 暫時休憩願います。

議長(千葉満) 時間の都合で、会議時間を延長いたします。

 若干休憩をいたします。

16時34分休憩

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16時52分開議

議長(千葉満) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 行政報告の件を継続いたします。

[「議長」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 石川敏宏議員。(拍手)

[石川敏宏議員登壇]

石川敏宏議員 こうした問題は2年前にもありまして、私も質問をいたしました。この問題のやはり重大な問題は、外部から問い合わせがないとこういう問題が明らかにならない、そういう問題であります。

 前回も質問をした後、私ども共産党議員団として、市長、収入役、それから教育長、代表監査委員に対して、現金出納事務についての監査の改善の申し入れ、これを行ったわけであります。原因がきちんと究明をされていないということで、改善点を設けたわけです。それで、この申し入れの文書の中でも、私たちは指摘をしたのは、つまりこうした不正というものをチェックするのが本来3つの段階であるのではないか。それは、つまり現金を取り扱う部門での内部牽制制度がきちんと確立をしている問題、それから出納事務に権限を持つ収入役の検査、特に決算業務の中でこういう問題は発見されなければならない問題ですし、さらにそうした現金の取り扱いが本来のそうした内部牽制制度や会計処理の決算の手続の中できちんと確認されているかどうかということを監査委員が監査をする、こういう3回チェックする場合があるんですけれども、それでいずれもそういう問題が発見できなかったわけです。つまり、2年前まではこういう問題は本当に全くチェックされなかった、本当に言ってみれば、節穴って言うんですか、そういう監査しかしてこなかったというのが実態ではなかったのでしょうか。

 そういう点での、私たちは5つの改善の申し入れを行いました。それでこの5つの改善の申し入れに基づいて、平成11年の9月の27日収入役から各所属長に対して、「公金(現金)の取り扱いについて」という改善の文書が行っているわけであります。そういう改善がされているはずの中で、今回こういう問題が再度起きたという点について、私は事の重大さがあるのではないかというふうに思って、質問をするわけであります。

 それで、今市長の方から報告がありましたが、これまでの対応の(4)の中で、事務取り扱い方法の改善の中で、「市の一般職の職員とは異なる勤務形態である国民健康保険料収納員については、その現金収納の手続及びチェック体制も異なったためチェック機能が不十分であったとの反省から、国民健康保険収納員にかかわる収納事務のチェック体制の強化を図ってまいります」ということで、前回のああいう事件が起きた中で、この国民健康保険料の収納の取り扱いが何か別の取り扱いになっていたような形になっているというふうに思うんですけれども、そうではなくて、収入役の公金の取り扱いの問題については、現金分任出納員も含めて、きちんとした牽制制度をつくり、適正な現金の管理を行うようにというのが指摘をされていたのではないでしょうか。そういう点では、この収入役の提案というのが、現実に現場の中でどれだけ改善をされていたのか、そういう点について私はまずその現金を取り扱っていたそういう福祉部の中での内部牽制制度というのが実際に確立されていたのかどうか、この問題がまず1番目に質問をさせていただきたいというふうに思います。

 それから第2点は、そういう事態が起きていても、決算の手続が適正に行われていれば、こういう問題は今度平成12年度の決算がきょう上程をされたわけですけれども、この決算の手続の中で、本来発見をされなければならなかったのではないでしょうか。決算書を作成するのは、収入役の責任であります。そういう点で、こういう不正行為が行われていることについては、決算の手続の中ではどういうように把握をされるようになっていたのでしょうか。一般に決算の手続は普通の民間の企業の場合は、1年間のその経営成績をきちんとあらわすという意味で、決算の整理事項というのは決まっていて、そういうものがきちんと行われなければなりません。そういう点で、現金の取り扱いが現金領収帳に基づいてどのように取り扱われていたのかということが、決算の手続の中ではきちんと確認をされて、初めて適正な決算が行われていたということになるのではないでしょうか。そういうようなことさえもし、手続が行われていないということであれば、平成12年度の決算そのものが正しくない決算だと指摘をせざるを得ないというふうに思います。そういう点で、収入役にお尋ねをするわけですけれども、こうした現金領収帳を決算の手続の中できちんと確認するようなそういう手続をしたのかどうか、お尋ねをいたします。

 それから3点目は、今のお金を現実に取り扱っている福祉部の中での内部牽制制度、それから決算の手続、そういう中でそれがきちんと行われているかどうかということを確認をするのが監査委員の仕事であります。そういう点で、監査委員は、これらの点について、今度の決算監査の中で、あるいは通常の例月監査の中で、こうしたことが行われてきたのかどうか、そういう点について、監査委員としての監査はどのようにされ、適正であったという判断をしたのか、それともそれは確認をしなかったのか、この3段階きちんとした適正な確認が行われたかどうか、この3点についてお尋ねをしたいと思います。

 それから6番目の、今後の対応の問題で、(1)で、「服務紀律の徹底及び管理監督者の立場にある職員の処分」ということになっています。私は、2年前の質問のときにも質問をしたわけでありますけれども、これは最終的な責任は市長、収入役あるいは代表監査委員というところが責任があるというふうに思うわけです。そういう点で、前回は助役が出てきてこうした内部牽制制度をきちんと確立をさせる、それから現金の取り扱いがきちんと行われるような制度をつくることによって、自分の責任を全うしていきたいというのが責任のとり方だというふうにお答えがありました。しかし、そういうような体制をつくったというその結果が今日こういう問題が起きているわけで、最高の責任者である市長あるいは収入役、代表監査委員の責任というものをどのように考えているのか、この点についての考えを明らかにしてください。

 以上で、1問といたします。

[収入役登壇]

収入役(人見敬一郎) 2年数カ月前に今日のような事故が起こりまして、その事故を教訓としまして、私ども再発防止のためのマニュアルをつくり、各課において徹底を図るよう通知し、収入事務を厳格に行っている中で、再度このような不祥事が起きましたことは非常に残念であり、会計の事務を扱う責任者として大変申しわけなくおわび申し上げますとともに、その責任は感じております。

 ご質問の、決算の中で前回の教訓が生かされてないじゃないかということでございます。私ども、前回の事故があった後、現金領収帳の取り扱いがずさんで、その中で着服されたということを重点に置きまして、決算の時点で1年間に使われた現金領収帳とその控えと、銀行の方から回ってくる納付済み書のチェックはできないかというふうなことを検討いたしました。そうしますと、会計課で取り扱っている年間の収納件数というのは大体170万件ぐらいあります。このうちで、23万6000件ぐらいが現金領収帳を使ったものでございます。これを決算の調製の期間で、限られた期間でやるということは、とても手間のかかる、また時間のかかることだということで、私ども月に1回、1課に対しまして会計課の職員3人で3日から1週間をかけてこのようなことが行われてないかどうかを今までチェックしてきました。そういうふうなことで、全体に変えるような努力はしてきましたが、そういう中で再度こういうことが起こったということは、結論的には私どもに回ってきた時点では、今回の場合はチェックして合っているものでございます。途中でやりくりでやられた分がありますので、こういうことから考えますと、今後は随時抜き打ち的に現在使っているものについてもチェックしていかなければならないというふうなことで、こういうところを主眼に置いて、これからは再発防止のために一生懸命やっていきたいと思います。

[保健福祉部長登壇]

保健福祉部長(川村良一) まず、このたびの不祥事につきましては、所管する責任者として深くおわびを申し上げます。

 お尋ねの件でございますが、職員に対する現金の取り扱いについては、会計課より指示された要綱に基づきましてチェック体制を強化いたしました。収納員につきましても、配付する現金領収書綴りを2冊とし、使用後の綴りについては、集金した額と銀行に払い込まれた額を、係長以上の分任出納員が1件1件確認するなど、改善を図ったところです。しかし、勤務形態の特殊性から、例外的に現金領収書綴りを各自保管し使用することとしており、週1回の出勤日において払い込み済みの復命用領収書を持参させるだけで、使用中の現金領収書綴りを持参させてのチェックをいたしておりませんでした。このように収納員についての改善策を講じてきたものの、形骸的取り扱いによりチェック体制が十分でなかったことが、今回の事件の大きな要因と考えております。

 したがいまして、今後は使用中の現金領収書の綴りにつきましても、1週間単位でチェックをするというふうに改善を図ってまいる考えでございます。

 以上でございます。よろしくお願いします。

[市長登壇]

市長(藤代孝七) 石川議員の質問にお答えいたしますが、市政の責任者といたしまして、こうした不祥事が再発したことは、本当に残念なことであり、重大な事態であると受けとめております。

 今回の不祥事が発生した原因の調査を行い、その内容を精査しながら改めて全庁的にチェック体制等を見直し、十分な改善策を講ずる中で、市民の信頼回復を図ってまいりたい、このように考えております。

[代表監査委員登壇]

代表監査委員(首藤宏) ご質問にご答弁いたします。

 石川議員さんからもお話がございましたように、過去2年前ですか、納税課で同様の不祥事がございました。その際監査をいたしまして、平成11年の9月の決算意見書に公金等の取り扱いについて問題点といたしまして、具体的に14項目を示してございます。今回の関係で申し上げますと、現金領収帳の領収書控えと、現金領収帳振込書の領収書との照合がされていなかった、現金領収帳の使用状況の確認が行われていなかった、このいわゆる内部牽制上の問題点あるいは公金及び現金領収帳の保管、取り扱い上の問題点、それから財務規則上の問題点ということで、具体的に14項目を挙げて指摘しております。つまり、内部牽制組織が十分に機能をしていない、事務の流れが惰性となっていると、厳しく指摘をしておったわけでございます。この教訓が生かされてなかったということにつきまして、まことに残念と言わざるを得ません。

 そこで、この納税課の不祥事の経験から、私ども公金等の取り扱いについては、今回決算審査の中では省略しておるわけですけれども、定期監査の中で、いわゆる国民健康保険課も含めた調査の内容なんですが、現金又は預金の取り扱い状況の調書の中に新たに7つの調査項目を設けまして、全庁的に行ってきたわけでございます。その調査項目の具体内容を1、2例挙げますと、やはり同じようなことで、現金領収帳の受け払い及び管理状況は適正に行われているか、それから現金領収帳による収納金を金融機関に振り込みをした際は、現金領収帳の控えと現金領収帳振込書の領収書と突合しているか、などでございます。国民健康保険課におきましては、平成12年12月に定期監査を行っております。定期監査の中で分任出納員が66名おります。そのうち、収納員が20名おり、現金領収帳を調査することは、いわゆる非常勤特別職で朝、昼、夜というふうに集金をしておりますから、それを回収して私どもがチェックを入れていくというのは著しく業務に支障があるということから、今申し上げた調査項目を提出を求めて、調査を行っておるわけでございますけれども、その調査項目について行っていたとのことでございましたので、これ以上の調査をしなかったわけでございます。

 以上でございます。

[石川敏宏議員登壇]

石川敏宏議員 私たちは、3つの段階でチェックができたはずではないかという問題提起をいたしました。

 今最後に、監査委員の方では、現金領収帳についての取り扱いが適正に行われているかどうかということについては担当部の方からの報告を受けて、それが行われている、そういう前提に立っているということで、そういう点も含めて監査が行われているということについてはわかりました。そうすると、問題は、やはり収入役の方から出した改善の提案です。この改善の提案が2年前に、9月27日でありますから、ちょうど2年前に出されていて、それに基づいた現金出納あるいは現金出納帳の管理が行われなければならなかったのに、それが行われていなかったというのが今回の問題として事件が発生をしてきたということになるのではないかというふうに思います。

 そうすると、市長は今、今回の事件を詳しく調べて、十分な改善策を行っていきたいというふうに言われたわけですけれども、問題は、この2年前の収入役の各所属長に対して公金の取り扱いについて指示をしている、そういう指示がきちんと行われてこなかったことに一番の問題があるというのははっきりしているのではないでしょうか。そういう点で、そういうきちんとした内部牽制制度を確立をできなかった、そこについて、なぜそういうことが行われなかったのか、明らかにする必要があるのではないでしょうか。そういう点での責任というのは、市長はやっぱり免れないのではないかというふうに思うんですけれども、その現金の取り扱いが改善をされてこなかった、今の市役所の体制について市長どのようにお考えになるのか、市長の責任も含めてお答えをいただきたいというふうに思います。

 それから、収入役は再発防止のマニュアルをつくって厳正に行ってきたというふうに言いました。しかし、厳正に行われてこなかったから今回のような問題が起きたのではないでしょうか。そういう点で、前回領収帳の取り扱いが、1人の人に複数の領収帳が行っていて検査できなかった、そういう中からああいう問題が発生してきていて、今回も基本的には同じ問題だというふうに思うんです。ですから、収入役の方で指示した内容が徹底をされずに決算をしてしまったということですから、やはり私はこれも収入役の責任は免れないのではないでしょうか。そういう点で、26万件と言いましたか、膨大な数でチェックできないということでありましたけれども、実際に回収されていない出回っている領収帳を決算の出納閉鎖期間中の2カ月の間に、それを回収をしてどうなっているかをチェックをすれば、この問題はすぐわかったんではないでしょうか。それは26万全部確認をしなくても、現在その回収されてない部分こそチェックをするべきではなかったんでしょうか。そういう手続をするだけで、私はこの問題は発見できたのではないかというふうに思いますので、そういう意味でも収入役としての責任があるのではないでしょうか。その点について、お伺いをしておきたいというふうに思います。

 それから、監査委員の報告では、国民健康保険課、平成12年10月31日に現金の出納の事務の調査を行って、そのときに現金領収受払い及び管理状況は適正に行われているかという問題や、あるいはその(2)の項目については、きちんと行われているというそういう報告になっているということで、それ以上の現金の監査は行わなかったということでありました。つまり、監査委員に対してこういう報告が行われていたことが事実と違っていたのではないでしょうか。そういう点については、監査委員としてはどのようにお考えなのかお伺いして、第2問といたします。

[市長登壇]

市長(藤代孝七) 一昨年起きました税に関する事件後、公金徴収のマニュアルを作成し、国民健康保険料の収納につきましても改善を行ったものと思っております。収納員のチェック体制の改善が十分でなく、今回こうした事態が生じたということでございまして、本当に申しわけなく思っております。今回の不祥事が発覚いたしまして、出納に対する管理あるいはまた内部検査制度を見直し、新たな改善策を講じてまいりましたけれども、今後市政全般にわたって点検を行いたい、同時に非常勤を含めまして職員の綱紀粛正を徹底してまいりたい、このように思っておりますけれども、確かに2年前に収税課の職員がこのような事件を起こしてしまった、このたびは非常勤の特別職ということでございますけれども、やはり職員とは立場は違うとはいえ、このような事件が起きてしまったということは、本当に申しわけなく思っております。

 そしてまた、私自身に対しまして言われることは、前任者と違いましてトップダウン的な体制はとってない、そのようなことの中で生ぬるいのではないのかとよく言われる面もあるわけであります。そういったことを思い返しますと、やはり私自身がもっと徹底した職員の綱紀粛正を図っていかなきゃならないのではないか、このようにも感じております。

[収入役登壇]

収入役(人見敬一郎) マニュアルをつくって厳正にやられていると言っているけれども、やられてないじゃないかということでございますが、確かにマニュアルの中には前回の教訓を受けまして、今回の場合には1人交付は原則1冊、それも外で使ってきたものについては、返ってきた時点で責任者がチェックを受けて、決まったところに保管するというようなことで定めております。これについては、市の職員については、私ども検査した中では全部やられております。

 ただ、今回ありました収納員の分については、結論的には確かに漏れてたんですけれども、この例外的な措置として、私どもの方で理由を付けて交付申請を出させて、この中で現金出納員の管理のもとで責任を持ってやりなさいというようなことで、ある程度の責任は持たしてやっておりました。それで、これは先ほど言ったように、何カ月か課の方に返さないでやってたというようなことが大きな原因であると、私ども思っておりますが、私どもも検査のときに、そこまではこの収納員の帳簿を取り上げてやるということまではやっておりません。ただ、終わった領収帳の控えと銀行から回ってくる納付済み通知書、これは収納員の分についてもやっておりましたので、やりくりでやられた分については発見できなかったということでございます。

[代表監査委員登壇]

代表監査委員(首藤宏) 再質問にお答えいたします。

 私たちの監査、これも言いわけがましいことになろうかと思いますけれども、未収金が約189億円ぐらいございます。その未収金をどういう形で今回のようなチェックをするか、大変難しいところがございます。

 先ほども答弁したように、いわゆる現金または預金の取り扱い状況の中で、そういったチェックを調査票で質問をいたしまして、その中で行っていると、2点ほどについて表記がされているんですが、裏を返せば行ってなかったと言えるわけです。どうしてこういうことになったのか、十分に検討しない上で書いたのかどうか、その辺は聞いてみないと何とも言えないんですが、実際に行ってないというようなことが推測されることにつきましては、大変遺憾だというように考えております。

 以上です。

[石川敏宏議員登壇]

石川敏宏議員 3問ですけれども、収入役の答弁がどうも納得できないわけです。やりくりでやられたんだから発見できなかったという、そういう答弁なんです。

 私は、決算の手続にやっぱり欠陥があるというふうに思うんです。つまり、3月31日までに収入されているにもかかわらず、収納員が持っているものについては、それは全くその決算の対象に入らないし検査もしないというふうになっているわけですよ。ですから、そういう途中の現金領収帳についても、全部3月31日現在で引き上げればいいんじゃないですか。翌年になったらまた新しい現金領収帳を、新しいものを発行すれば、こういう問題は防げるんではないでしょうか。

 私は、ですからそういう点で、やっぱり決算というのは、きちんとした船橋市の財政状況をあらわすという点では、そういうお金についても決算の中ではやっぱりきちんと表現されなければならないというふうに思います。それは、私の言っていることは別に特別に難しいことではないというふうに思いますので、そういうような改善が、そういうふうな発想がなぜできないのか。やりくりでやられたんだから発見できなかったんだからしようがないというような、そういう考え方では、現にほかのところでまた別な手口で、そういう問題が起きていても、それはまた同じような言いわけで仕方がないということにならないんでしょうか。

 そういう点で、収入役の認識が、やっぱり事態の重要性についての認識が甘すぎるのではないかというふうに思いますので、そうした決算の手続が本当に市民の批判に耐えられるようになっているかという点も含めて、もう1度お答えをいただきたいと思います。

[収入役登壇]

収入役(人見敬一郎) 決算の時点で、全部現金領収帳を引き上げてチェックすべきではないかという件でございますが、こういうことも私どもも内部では検討いたしました。それで、先ほど言ったように、膨大な件数と手間がかかるということで、それに代わる方法として、先ほども言いましたように、毎月1課扱っているようなところを重点的に随時公金検査をしていくという方法に変えてやってきておりました。これが手ぬるいということでございますれば、これからこの辺のことをもう少しふやしてやるなり、また何か方法を考えていきたいというふうに思っております。

 それから、やりくりの中でやられたということを私言いましたけれども、確かに私どもの方で検査したときには、もう終わったやつの領収帳でやってますので、先ほども言いましたように、随時もう断片的な検査でやっていかなくちゃいけないというようなことを痛感しております。

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