平成13年第3回船橋市議会定例会会議録(第7号・5)

 

[「議長」と呼ぶ者あり]

議長(千葉満) 安藤信宏議員。

[安藤信宏議員登壇]

安藤信宏議員 ただいま先番議員への質問と、なるたけ重複しないように組み立てたいと思います。

 ご答弁をお聞きしてまして、代表監査委員は遺憾であると、そして収入役は事故──事故という言い方をなさいました。しかし市長は、事件という形で認識の仕方にやはり市長さんの真摯な態度が伺えたらというふうに思っております。

 ただ、総じてご答弁をお聞きしてますと、だったらなぜこんなことになったの、だったら何で2年間の間に3件もこういうことが発覚した、もしかしたら発覚していないのもあるかもしれないと思わせるぐらいの率です、これは確率的に。交通事故だって事故が起きる、冷やっとすることというのは結構あって事故が起きるわけですから、その辺を考えますと、まさしく異常事態であるということは認識していくべきだし、認識されていると思うんです。

 そういった中ですから、先番議員への答弁でも市長が徹底した綱紀粛正、質問を重ねれば重ねるほどどんどんそうやって厳しくしていくということはうかがわれます。しかし、そこのところなんですけれども、そういったことというのは、恐らく2年前もそういうお気持ちで取り組まれたというふうに信じております。

 それはどういうことかと申しますと、起こさないようにする、起きないようにするということの、起こさないようにするというようなことの中の限界があるのではないかと思うんです。すなわち、起こしようがない形をどうつくるかということに今後重点を置いていかないと、やはりいつか年月がたてば緩んでしまったり、内部牽制も緩んでしまったりすることがあるのではないかと思います。

 例えば、今現在、非常に庁内LANであるとかパソコンが進んでいます。そして、先ほどのご答弁の中で、現金の取り扱いが27万6000円、そして未収金が1189億円(発言する者あり)、未収金が189億円──ちょっと早口だったですね、済いません──ということで、大変大きな金額がそこに動いているということが認識されますが、例えばそのLANのシステムの中で思いますのは、コンビニエンスのシステムなんです。あそこなんかはアルバイトの方が短期で入ったりとかしても、事故を起こさないで動いていっているわけです。例えば、今後の考え方として、バーコードであるとか、お金の動きがそのパソコンのLANの中で複数の方から確認できる。監査委員が監査に行かなくても、常時監査しようと思えばお金の動きを監査できる、そういった体制をつくることが、起こしようがない体制をつくることではないかと思いますし、現在の市の施策とあわせてみましても、基本的な方向として一致している、新たな大きな資金を必要とするものではないのじゃないかと思うんです。これをやらないと、やはりこれは重大に受けとめていらっしゃると思うんですけれども、いわゆる納税意欲であるとか、納付意欲であるとか、こういったものに対して非常に厳しい状況になるし、何よりも多くの現場で働いて現金を扱ってまじめに取り組んでいらっしゃる職員の方々に対してつらい思いを、綱紀粛正だけで何か悪いことをしているんじゃないかというような思いにさせることになるということを危惧しております。

 今回、その辺のその市長も答弁でおっしゃってましたけれども、全庁的な見直しをなさるということでございますけれども、本当にこれは私ども会派といたしましては、緊急に議会としても特別委員会をつくりまして、この現金管理体制について、議会としても取り組んでいくべきであると思いましたが、残念ながらその設置に関しては我が会派以外の交渉会派からの賛成を得られませんでしたので、見送らざるを得なかったんですが、市長の答弁にもありましたように、そういった全庁的な見直しをされた中で、ぜひこれは、ここから質問に入りますけれども、先ほど答弁に立っていらっしゃった収入役、代表監査委員、この収入役の所管であるとか、監査委員会の所管である、それをまたもちろん財政部もそうですけれども、所管していくのが議会の中では総務委員会であるというご指摘も議運の中でも受けております。総務委員会と限るわけではありませんけれども、早急にこれを市長さんの主導で全庁的に調査をされ、そして今までにあったような同じことを繰り返すような、また綱紀粛正ということで、多くのまじめに働いている職員の皆さんをがんじがらめにするだけではない、起こしようがない体制をぜひつくっていっていただきたいと思います。

 その辺のところを調査して、改善を今後こういう方向でやっていくという点に関して、ぜひ市民の代表であります我々議会の方にも早急にその報告なりをまとめて、議長を通して委員会なり何なりにかけていただきたい、報告をお願いしたいと思いますが、提案の部分は、これは行政報告に対する質問ですので、ご答弁は結構ですので、今後の流れについて、市長さんからご答弁をいただければと思います。

[市長登壇]

市長(藤代孝七) 安藤議員のご質問にお答えをいたします。

 確かに、全庁的に見直しましてというふうにお答えをさせていただきました。議員ご指摘のように、こういうことが起こさないような体制づくりをということでございますが、早急にこれ体制を整えるというのはなかなか難しいかもしれませんけれども、しかしながらやはりこういったことがまだ私が市長になりまして5年目でございますけれども、教育委員会を含めますと3件が起きたというようなこと、極めて遺憾に思うわけでありますけれども、そういった意味からいたしましても、これはまあいろいろと調査そしてまた検討した中に、どのような体制が一番いいのかをさせていただきたいと思います。

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