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16時57分開議 ●議長(千葉満) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 この際、申し上げます。上着の着用はご自由にしてください。 日程第1の質疑を継続いたします。 朝倉幹晴議員。(拍手) [朝倉幹晴議員登壇] ●朝倉幹晴議員 小さな声ネットワークの朝倉です。時間の関係の都合上、5、保育園について、6、駅のバリアフリー化については次回以降に回させていただきます。そして、質問の都合上、医療センターについてを最初にさせていただきます。 本日はお忙しい中、院長ご出席ありがとうございます。貴重な機会ですので、気を引き締めて質問させていただきたいと思います。 本日7時半から、「NHKクローズアップ現代」で、「命か法か、救急士たちの選択」という番組が放映され、法的には医療行為ができない救命士たちの救急現場での苦悩が取り上げられます。この中で医療センターのことも取り上げられるそうですが、この救命士たちの現場の苦悩を、船橋市立医療センターがドクターカー導入の形で受けとめ、全国でも先進的な救急医療体制を築き上げていることに敬意を表します。また、私もこれまで何度か質問させていただきましたが、医療センターの理念の掲示、医療センター図書室の市民閲覧席の設置、あるいは東葛医療圏での船橋中央病院へのNICU設置へのご努力など、幾つかの要望の実現のためご尽力いただいたことに感謝したいと思います。 本日、一部シビアな質問をさせていただきますが、命を守るという観点から重要と考えておりますので、何とぞ前向きなご回答をお願いします。 院内感染予防と議案45号に関連し、医療事故の問題について質問させていただきます。 去る1月、世田谷区の伊藤脳神経外科でまたしてもセラチア菌院内感染事故が起きました。セラチア菌院内感染は、2年前の2000年、大阪の民医連耳原総合病院で起きました。耳原総合病院は、事故を反省し、分析し、2000年8月8日付で「当院の院内感染問題の5つの反省と改善点」をまとめております。その内容を簡潔に紹介いたします。 1番、院内感染対策システム。感染防止マニュアルの作成のほか、私が昨年質問させていただいたインフェクション・コントロール・ドクター、インフェクション・コントロール・ナース養成にも言及しています。2番目、消毒薬の問題です。この中では、消毒薬イソプロピルアルコールの濃度を、50%では不十分だから70%にする、また、逆性石けんをデキサントに変更するとしています。3番目、超音波ネブライザーの汚染。これについては使用を最小限にし、使い回しをやめ、1回ごとに消毒薬液交換するとしています。4番目、点滴ラインの確保・管理。この中では、三方活栓とヘパリンロックは使用は禁止するとしています。5番目、全般的感染予防の問題。この中では、感染症対策の基本として、清潔と不潔の区別を厳密に行うとしています。 1番のICN、ICDについては、昨年議会で取り上げさせていただきましたが、引き続き強く要望します。2番から5番まですべてお聞きしたいところですが、特に重要と考える2番、4番について質問させていただきます。 現在、医療センターで使われているイソプロピルアルコールの濃度は50%でしょうか、70%でしょうか。そして、もし50%だとしたら、この耳原総合病院の答申などを受け、70%に変更される予定はないでしょうか。 そして、器具の消毒については逆性石けんで行っているんでしょうか、デキサントで行っているんでしょうか。もし逆性石けんだとしたら、デキサントなどへの変更のご予定はございませんでしょうか。 そして4番目、今回の伊藤脳神経外科のセラチア菌の問題でも、三方活栓というところでの汚染が問題になっています。三方活栓というのは、病院に行かれた方はご存じだと思うんですけれども、点滴ラインが真っすぐあったとしたら、横からほかの薬剤を投与するためにつけている活栓でありまして、三方になっているので三方活栓というんですけれども、この三方活栓が汚染源になりやすいというのは、1996年アメリカCDCの報告で既に答申されております。そして2000年の8月8日の耳原総合病院の報告でも、この危険性が指摘されておりますので、これについてはやはり廃止していく、そしてヘパリンロックというのもあるんですけれども、同様に汚染源となるというふうに言われていますので、それについて廃止していき、新しい方法として、そういう細菌汚染が少なくなるクローズド・ニードル・サンプリング・システムという、細菌が接着しにくい輸液ラインへの変更が提案されていますので、その方向へのお考えはありますでしょうか、お聞きします。 次に、議案45号に関連して、医療ミス、医療事故、医療裁判に関する考えをお聞かせください。 今回の議案45号の被害者は水頭症だったわけですが、水頭症治療においては、当時まだ水頭症の一部の患者に有効な内視鏡的第3脳室底開窓術という方法は未確立でしたから、ここの方に行われたようなVPシャントという、管を通して脳室から腹腔の方に液を逃がすことで脳圧を減らしていくという方法が一般的な治療方法だったわけです。それは、そういう治療方法を採用されたのはいいんですけれども、その後のアフターケアの問題だと思うんです。 水頭症に対するシャント手術の発展の歴史は、とりもなおさずシャント合併症の予防の歴史であるという言葉がありますように、一般的にシャントを中に入れた以上、それが詰まるとか、そこが原因で感染するということが常に危惧され、それに対するアフターケアが必要になってくるわけです。ところが、今回その装着した後、日常的な検査が行われていたかどうかというのも疑問がありますし、そして、特に問題になった1996年8月8日時点で、本人が嘔吐、目まいなど、明らかにシャント機能不全が心配される自覚症状を訴えたときにでも、その異常を発見できなかった。そして、結局22日に千葉県こども病院に行ったときにはもう手遅れで失明してしまったというのは、やはり医療センターのミスではないかなと思います。 確かにご努力されたというのはわかるんですけれども、発見できなくて治療が遅れた結果責任というのは明らかではないでしょうか。その結果責任にもかかわらず、なぜ被害者の親がその後5年に及んで、失明した子の養育を行いながら裁判を続けなければならなかったのか。医療センター側がすぐに非を認めて被害者に謝れば、すぐに解決したのではないのかが疑問です。 そこで質問ですが、今振り返ってみて、今回5年間も裁判をせず、被害のあった当初、速やかに結果責任を認めるべきだったと考えますが、いかがでしょうか。 また、一般論でありますが、病院側のミスが全くないような事例においてそういう提訴が行われたならば争うしかないと思うんですが、病院側のミスが少しでも疑われるような事象があった場合、そういうときには、たとえそのミスが100%と医学的に言えないものであっても、やはり被害者の気持ちを考えて、積極的に裁判になる前に救済措置をとるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 これは和解の方向で進んでいるから、この事例についてはこの議案が可決されればよい方向に向かうと思うんですが、現在進行形の裁判があります。それは、ご存じのうつ伏せ寝裁判です。 これについて、被害者の方から先日告訴がなされました。その告訴を報道した2月19日、読売新聞夕刊において、このように記事に書かれております。「病院側、うつ伏せ寝による窒息死を否定しているわけではないが、乳幼児突然死症候群(SIDS)の可能性もある。警察の判断にゆだねたい」ということで、これまでいろいろこの議場でも議論になってきましたように、氷まくらの存在など、医療側のミスと疑われる事象があるわけです。そのときに、それが100%証明できなくても、やはり被害者の気持ちを考えて、積極的に解決の方向に進むのが道ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。これについて、この原告からの告訴をどのように受けとめ、この問題に対する解決の展望をどのように描いているでしょうか、ご質問いたします。 次に、通学路の安全について質問します。 通学路の安全対策については、前12月議会で遮断機の設置を提案しました。しかし、残念ながら今回の予算案には入っていません。確かに新しい考え方ですから、すぐに実現が難しかったのではないかと思います。そのことは理解できますので、今後、来年、再来年度実施に向けてぜひ検討していっていただきたいんですけれども、じゃ、遮断機を設置しないという、まだ十分検討し切っていないから設置しないという判断されただけで、じゃ、このまま通学路の現状を放置しておいてよいのかということは疑問があります。 新しい考え方の採用に時間がかかるのでしたら、既存の市の考え方の範囲ですぐにできる対策を打っていただきたいと思います。具体的には、この議場で先番議員何人か取り上げられましたけれども、やはり緑のおばさんに代わる生きがい福祉事業団の職員の通学路への配置だと思います。生きがい福祉事業団の職員が、本当は働きたい高齢者がいるにもかかわらず、仕事が回ってこないということで、そのことについてはこの議場でも監査委員会質疑の中で指摘されております。ならば、この生きがい福祉事業団の方を緊急に通学路の安全確保のために配置し、有効に働いていただくというのがいいのではないか。特に、もう新学期、4月が迫っていますので、今の既存の市の考え方でできる緊急の対策として、これを採用されることをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 次に、小学校、保育園の防犯対策についてお聞きします。 小学校、保育園の防犯対策についていろいろ聞きましたところ、例えば小学校においては先生が笛を持参していると。そういう侵入者がいたときに笛を鳴らして、周りの教員とか、あるいは近所の方を呼び寄せるというような話を聞きました。確かにそれも方法の1つだと思うんですけれども、笛を吹いて仲間を呼んでも、相手が宅間守のように刃物を持った、まさに子供に切りつけているような人だった場合に、素手で立ち向かえないわけです。最近、そういう事態に対してやはり学校が、あるいは保育園側が自衛するための道具を持つべきではないかという考え方が出ております。 具体的に提案したいのは、「刺股」という道具があります。刺股というのは、長い棒の先端にクワガタの歯みたいなやつがついているやつなんですけれども、消防署のマークの起源ともなったと言われていまして、江戸時代から捕り物に使われている防犯の道具です。これは、刃物を持った侵入者を自分から遠い距離に保ちながら押さえることができるわけですし、実際に私立武蔵野東小学校など、幾つかの小学校で全国的に導入されておりますので、ぜひ船橋でもこの刺股の配備を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。小学校への配備についてご答弁いただきたいと思います。保育園について、あわせて要望をしておきます。 次に、犬猫の殺処分減少と動物の福祉について質問いたします。 犬や猫は、人間にとって古くからつき合ってきた愛玩動物でした。そして、特に近年家族の数が少なくなる中で、家族の一員のようにつき合っている例もあると聞きます。そして、犬や猫を飼われる多くの家庭では、愛情をかけ、ともに暮らし、最後までみとると聞きますが、一方で、残念ながら一部の飼い主が犬猫を捨ててしまっている現状があるのも現実であります。 千葉県では、飼い主に捨てられた年間1万頭の犬、1万匹の猫が富里の動物愛護センターに送られて殺処分されています。富里の動物愛護センターでは、保健所などから送られてきた犬猫が、ふん尿だらけの劣悪な環境に置かれた上で、最終的にガス室で二酸化炭素で窒息処分されています。数日前まで普通に生きて、人間に寄り添ってきた犬猫を、人間の都合でわずか数日で殺処分してしまうことは許されるでしょうか。 先日、2月4日、私は堂本暁子県知事に、この問題について県としてまだ整備されていない動物愛護条例をつくるべきだということを、この動物の福祉の関係者とともに直接会って訴えてまいりました。そして、これは同時に船橋が中核市に移行するに当たって、船橋に県から保健所業務が移管されてくる。そして、当然、保健所業務の移管に関連して条例などの整備も必要となってくると思いますが、そういう中で、この中核市への移行、そして保健所業務の移管が2003年4月から行われるという時期に、ぜひ積極的に犬猫をできるだけ殺さないような施策を検討していただきたいと思います。 具体的に2つだけ質問いたします。 犬猫の終生飼育や不妊、去勢の徹底などを積極的に啓発すべきだと考えますが、いかがでしょうか。 2点目として、保健所から県動物愛護センターに送るまでの中間収容施設をつくり、例えば1カ月間、中間収容の機関をつくり、ホームページなどを利用しながら里親探しをし、県愛護センターに送られて殺処分される犬猫をできるだけ減らす、できればゼロにすることを目指すべきだと考えますが、いかがでしょうか。 最後に、貸し出し用チャイルドシートについてお聞きします。 1月9日、新年度第2回目のNHK「クローズアップ現代」の放映で、子育て世代は非常に衝撃を受けました。チャイルドシートの37%が推奨せずというような検査結果が出たわけです。これは、国土交通省が昨年行ったチャイルドシートアセスメントの中で安全試験をしたところ、37%が推奨せずという結果となったということです。 これについて私は重大な問題だと考え、知人で薬害エイズの川田悦子衆議院議員に緊急に連絡をとり、1週間後の17日、衆議院の控室で、国の担当者である国土交通省自動車交通局リコール対策室長からヒアリングを行い、話し合いをいたしました。その話し合いでは、私は、簡単に言いますと、1988年にチャイルドシートの安全基準が一応日本ではできたんですけれども、その安全基準が非常に不備だったんです。その不備だったことに対して、欧米では厳しい基準を1990年代後半からつくっていたんですが、その欧米での厳しい基準に相当する基準をようやく2000年、日本が持ちました。 ところが、2000年から2002年のこの2年間は移行期とし、旧基準のより安全性が低い機種でも発売可能としているというのが現在の国土交通省の姿勢です。これはおかしいのではないか、早速回収するなど措置をとるべきではないかと主張したんです。それは平行線だったんですが、その交渉を終えた後、ふと思いました。私たちの船橋市でもチャイルドシートの貸し出し事業をしていると。では、その船橋市の貸し出し事業のタイプは安全なのかということを、早速その日の午後に市役所の児童家庭課分室にお邪魔して調べさせていただきました。 その結果、貸し出し用の幼児コンビプリムジュニアEGには、欧米基準と同じ安全認証マークがついており大丈夫でしたが、乳児用について、コンビネオシスファーストEGというやつが使われているわけですが、これは1999年発売の古い基準の機種で、昨年暮れの国土交通省の安全性基準テストがされていない機種です。この乳児用について、本当に安全性が確保されているのかどうか、新基準に照らして大丈夫なのか、コンビに対してきちんとこのネオシスファーストEGについても、チャイルドシートアセスメントと同様の試験を行い、確かめるべきではないか、市として要請すべきじゃないかというふうに児童家庭課分室に要請しました。その結果はどうなったでしょうか。 以上で、第1問とさせていただきます。 [医療センター院長登壇] ●医療センター院長(清川尚) 船橋市立医療センターの院長の清川と申します。朝倉先生には、いつも船橋の医療・福祉・保健に関しては数々のご所見をいただいておりまして、大変感謝しております。 ご質問の内容につきましてお答えさせていただきます。 感染予防に関してですけれども、東京で起こりましたセラチア――病院の院内感染についてです。私どもの医療センターの現状についてお話し申し上げます。 ご質問について、使用したイソプロピルアルコールのパーセントについてでございますけれども、これは日本薬局法の私どもの消毒用アルコール、イソプロピルアルコール、70から80%と書いてあります、その濃度を使用しております。したがいまして、50%というふうな低濃度のあれは使用しておりません。これは最初からでございます。 それから、器具等の消毒に対してはミルトン液と申しまして、赤ちゃんの哺乳瓶とか、そういうものに使わせていただいておりますので、これもご質問にございましたように、デキサントと同様のミルトン液というものを使用してございます。 それから点滴ラインでございますけれども、これも院内感染の1つの原因と言われておりますけれども、点滴に使用する三方活栓とヘパリンロックというものに関しましては、私どもで現在検討中でございますけれども、既に院内感染対策委員会におきましても廃止の方向に持っていっております。三方活栓に関しては、これも先ほど先生からご指摘ございました、クローズド・ニードル・サンプリングセットへの切り替えということをやっております。恐らく4月1日から替えられるような方向付けをいたしております。 ただ、三方活栓に関しましては、何回も採血、あるいは何回もそこから薬品をルートから入れる患者さんに関しては、そこに感染できないようなカバーをしたり、いろいろ工夫しております。特に、また救命センターで直接運ばれた患者さんに関しましては、やっぱり三方活栓というのは非常に重要でございますので、短期間のうちにはやむを得ず使用している場合がございますけれども、院内感染防止委員会といたしましては前向きに検討して、先ほどお示しいたしましたクローズド・ニードル・サンプリング・システムへの移行を考えております。 それから裁判問題でございますけれども、非常に残念でございますけれども、こういう結果になってしまうということは既に新聞報道でご存じだと思いますけれども、議案第45号に関連しまして、平成8年当時の速やかに結果責任を認めるべきだということにつきましては、裁判所から示された和解案は、医師がシャント機能不全を強く疑い、シャント再建術を行っていれば失明は回避できる可能性は極めて高いという、第三者ではございますが、鑑定医からの鑑定結果を受けまして、医師の過失行為による失明という結果が生じたと言うことはできるということでございます。この点に関しましては、患者さんやご家族に対しては大変申しわけなく、心からおわびを申し上げたいと思っております。 結果から見ますと、患者さんを診断した医師は、シャント機能を含めてCTやエックス線検査を行いましたが、その結果からはシャント機能不全は疑えず、他の要因により失明に至ったものと考え、医師の過失はない旨を主張してまいりました。今般、鑑定結果に示されているように、失明に至った要因は、その責任の所在がある程度明確になることが必要であると考えております。 なお、私どもの医療行為の事故判断は、極力客観的に行うよう努めておりますが、判断しかねる場合には顧問弁護士、あるいは専門医の積極的なご助言をいただきまして、そういう方々と相談しながら対応しております。 また、病院側にミスが起こる場合は、裁判など提訴する前に解決を図るべきではないかというご質問でございますけれども、もちろんそれが一番、それに越したことはございませんけれども、医療事故、医療過誤、医事紛争に関しては、やはり非常に難しい観点がございます。また、医療過誤が認められるときは、患者さんやご家族の方に陳謝するとともに、早期に解決策について話し合いをしていくことが基本と私どもは考えております。 しかしながら、話し合いがつかない場合は、患者さん側が損害賠償の提訴ということになって、こういうような裁判が起こる場合がございます。裁判の経過を見ながら、あるいは判決により対応していくことになる次第でございます。 また、先ほどのうつ伏せ寝というご質問でございますけれども、状況は氷まくらを頭に当ててあおむけに寝ていた乳児が、うつ伏せ寝で顔に水まくらが上がっている状態で見つかり、低酸素脳症に至った件について刑事告訴されたことにつきましては、警察の判断にゆだねてまいりたいと考えております。 捜査につきましては、関係書類の提出や現場検証の要請に任意で努力しているところでございます。 また、裁判で民事裁判等についてはどうかというご要望でございましたけれども、また展望に関してご報告申し上げます。 提訴されている民事裁判に関する展望は、現在裁判所から、今後争うのか、あるいは鑑定を行っていくのか、あるいは和解の方向に進むべきかという原告、被告の双方が問われております。今週末、すなわち3月8日には裁判が行われます。そこで今後の方針が裁判長の方から示されると思いますけれども、また双方の話し合いによってどうするかということを決めたいと思いますけれども、私ども、すなわち船橋市としては和解の方向で解決していきたいと考えております。 以上でございます。 [学校教育部長登壇] ●学校教育部長(皆川征夫) 通学路の安全についてお答えを申し上げます。 遮断機の設置が無理ならば、人の配置をして監視をしたらどうか、その際、生きがい福祉事業団職員を緊急雇用し、新年度1学期からの実施について緊急提案をするがどうかというようなご質問だったと思います。 さきの議会でご提案されましたスクールゾーンへの遮断機設置につきましては、関係部局、警察等に問い合わせをしながら設置について検討してまいりましたが、問題点も多いことから、さらに調査研究をしてまいりたいと考えております。 また、緊急策としての人の配置についてでございますが、児童が自分で判断し、安全に登下校できる自己管理能力を身につけさせることも重要であると考え、従来どおり通学安全指導員等の雇用については現時点では考えておりません。しかしながら、スクールゾーンの安全対策につきましては、今後とも道路管理者と協力をいたしまして、安全施設の整備に努めるとともに、学校におきましても家庭・地域と連携を深めながら、交通安全教育の充実を図ってまいりたいと考えております。 次に、小学校の防犯対策について、小学校へ防犯用品、刺股の配置を検討すべきと考えるがいかがかということでございますが、大阪で発生した児童殺傷事件をきっかけに、教育委員会といたしましては、防犯対策の一環として、児童生徒の安全を確保する上で小中学校の全職員に防犯用ホイッスルを貸与して、常時携帯するようにいたしました。また、体育館が職員室から離れていたり、また、遮音、死角になっている学校が多いことから、既設のインターホンを使用したり、また、消火器を有効に活用することによって、安全の強化を図っております。 お尋ねの防犯用品に関しましては、今後、不審者からの児童の身を守る道具として研究をしてまいりたいと考えております。 地域に開かれた学校において何よりも大切なことは、学校や地域の方々と協力をして、みんなで子供の安全を考え、体制をつくっていくことであると考えております。 以上でございます。 [保健福祉部長登壇] ●保健福祉部長(川村良一) 犬猫の殺処分減少と動物の福祉についてお答え申し上げます。 本市は、中核市移行を目指し、平成15年4月の保健所開設に向けて現在準備を進めているところでございます。まず、犬猫の終生飼育等の啓発につきましては、動物の愛護及び管理に関する法律等に基づき、人と動物の共生に配慮しながら、動物を愛護する気風を高め、飼い主の自己責任を明確にし、終生にわたり飼養することを基本にした適正な飼養等の普及・啓発を、市の広報やホームページを活用してPRできるよう検討したい、このように考えております。 次に、抑留、収容施設につきましては、法的にも中核市に設置が義務付けられておりますので、15年度以降早い時期に整備努力してまいりますが、収容の期間につきましては、関係法令等を十分研究した上で定めてまいりたいと考えております。 また、犬猫の殺処分を減らすことにつきましては、市広報やホームページを活用いたしまして、市民の皆様の協力を得ながら、ご案内ありましたような里親探しを積極的に進めるなど、殺処分ゼロを目指しまして、よりよい方法を検討してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 [福祉サービス部長登壇] ●福祉サービス部長(飯島和男) 貸し出し用チャイルドシートについてお答えいたします。 国土交通省と自動車事故対策センターが13年度に実施したチャイルドシートの安全性能試験についての結果が公表されました。本市が所有しておりますチャイルドシートは、12年度で購入し、そのテストからは逃れておりますが、メーカーに問い合わせをいたしたところ、国土交通省のテストで「良」の評価を得た製品と同メーカーのもので、フレームは構造、機能とも全く同一のもので、違いは、本市で貸し出しているチャイルドシートのクッション部分がより吸収力の高い素材を使用しているとのことでございます。したがいまして、本市で貸し出しをしているチャイルドシートの安全性は確保されていると考えております。 以上でございます。 [朝倉幹晴議員登壇] ●朝倉幹晴議員 院長、ご答弁ありがとうございました。医療センターの責任者としてだけではなく、産婦人科医の全国的な組織の常務理事としても、例えば働く女性を支援する妊娠・出産の悩み相談などの先駆的な施策をとられている院長に敬意を表します。(予定時間終了5分前の合図) そして、答弁の中で三方活栓とヘパリンロックの廃止の方向で進んでいると、そしてもう1つの医療裁判の方では、うつ伏せ寝の問題については、争うのでなく和解の方向で考えているというご答弁、非常にうれしく思います。引き続き、その方向でのご努力をされることを希望いたします。どうもありがとうございました。 次に、通学路の問題について第2問をさせていただきます。 児童の自己責任に任せるというような話がありましたが、これはもうスウェーデンの交通研究者、スティーナ・サンディルスという人が、とにかく10歳ぐらいまでの子供に自己責任だけで防衛させるのは無理であるというふうな交通工学上の結論を出しているんです。それをやはり踏まえて大人が安全対策をとらないと、児童の自己防衛だけでは守れないという現実を踏まえていただきたいと思います。 ぜひ市長にお聞きしたいんですが、これは言いたくなかったんですが、この船橋で小学生の死亡事故、この間新聞報道されたものでいつ起こっているか、96年4月24日、法典西小2年生、そして次は99年4月26日、薬円台南小3年生です。3年ごとに死亡事故が起きています。その3年ごとということを考えたくないんですが、4月、5月というのは最も児童が危険な時期です。やはり最初の通学の春休みから、あるいは新しい進学で通学する時期、そしてゴールデンウィークで少し家族とくつろいで、そのゴールデンウィーク明けの時期、これはやはり最も危険な時期ではないかと思いますので、せめて4月、5月だけでも、短期でも結構だと思いますので、そういう施策を考えられないかどうかについてお聞きしたいと思います。 [学校教育部長登壇] ●学校教育部長(皆川征夫) 通学路の安全について、人的配置についての2問について、市長ということでございますが、所管事項でありますので私からお答えを申し上げます。 遮断機については今まさに調査研究中でございますので、これについてはできるだけ実施できる方向で現在調査中であります。 その人的配置につきましては、従来、信号機を設置したりいたしまして、交通整理員を廃止をしてきた経緯がございます。現在の車社会の変化に伴う影響も今後考慮しながら、さきにご指摘をいただきました遮断機の設置、警察の協力等の要請、馬さくの効果的な活用、学校の通学路の安全対策の見直し、道路整備等についての再度のお願い等々、多方面から検討して、このスクールゾーンの安全対策を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ●朝倉幹晴議員 遮断機の設置を検討されていることはありがたいんですけれども、4月、5月というのは控えた時期ですので、ぜひ本当にもう1度緊急に検討していただき、何かが起こってから対策するのではなくて、何か起こる前に対策するような行政で船橋市があることを期待して、要望とさせていただきます。 …………………………………………… ●議長(千葉満) ここで、議事の都合により、会議時間を延長します。 …………………………………………… 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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