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●議長(千葉満) 大沢久議員。(拍手) [大沢久議員登壇] ●大沢久議員 勘違いをいたしまして、質問時間を30分に抑えてしまいました。大変短いものですから、余り前置きはせずに直接質問に入ってみたいと思います。 まず、市民総合大学の構想に関連してでありますけれども、この大学構想というのは、ご案内のように、老人大学とスポーツ健康大学、そしてボランティア大学の3つの大学を統合して2年制にして、市民総合大学にしようという構想であります。ちょっと調べてみました。現在のそれぞれの大学の状況でありますけれども、毎年の申し込みの競争率が何と2倍から3倍なんですね。なかなか入れない。申込者全員が全部入学できる状況が好ましいと私は思っておりますけれども、今の状況では、それだけ人気があります。特に老大の園芸学科においては、前年度は何と6.2倍なんです。まさに狭き門であります。 そこで、質問であります。これだけ人気の高い大学をどうして総合大学にして、システムまで変える必要がどこにあるのか、そのメリットは何なのか、まず伺っておきます。 次に、老人大学のあり方について若干質問をしたいと思います。 老大に入学する大きな目的は、第2の人生としての生きがいを求めるところにあると聞いております。勤めを終えた高齢者がまず求めることは、第2の人生をいかに健康で元気に生活するかということであります。そして、残された人生をエンジョイするために、共通の価値観を持った、気の置けない友との交流や、生涯学習とも言える趣味を仲間と共有し、謳歌することのできるような生きがいの場を見つけることが必要であるとも言われておるわけであります。 まさにそういう観点からも、現在の老人大学は、それらを充足する制度であると私は認識しておりますし、と同時に、今まで大きな役割を果たしてきたということも事実であります。年々、入学希望者がふえ続け、希望者全員が同時に入学することは難しい状況にありますが、このことはまことにもって、多くの高齢者に現在の老大が受け入れられ、望まれているということのあかしであって、高齢者福祉を目的とした老人大学の必要性を顕著に物語っているものです。 そこで、お伺いをいたします。市民総合大学となった場合の所管は教育委員会になるということであります。現在の老人大学は高齢者対策の一環として創設され、福祉サービス部の所管です。したがって、現在の老人大学が市民総合大学に合併吸収されることにより、本来の高齢者福祉を基盤とした大学の目的が失われてしまうのではないかと懸念されますが、いかがなものか、伺いたいと思います。 なお、行政から出ております一番星プラン、夢プランの中の総合大学構想に、高齢者の生きがい対策の観点から、世代間の交流は各世代がともに学べる重要な要素であるとの推進策があります。考え方は、まさに理想の政策と思えますが、おじいさんやおばあちゃん、そして子供やお孫さんも、みんな共学なんです。しかし、授業によっては、とてもじゃないが、若い人と同じようについていけないものも、私はあると思います。例えばスポーツではねたり、走ったりすることは体力的に難しい。一般の研修旅行や同好会活動にしても、若い人と高齢者の間には当然のごとく価値観の隔たりがあります。これはきれいごとではなく、現実としてなかなか難しい問題があると思います。 そこで、さらに伺いますが、スポーツ健康大学とボランティア大学は18歳以上が対象であります。大学の性格や入学条件が似ているところが多く、合併することの意義はあるにしても、老大は60歳以上の方々が対象であります。他の2つの大学とは性格も入学条件も大分異なっております。独立の大学として、そのまま残すことの方が、私はベターだと考えます。また、それが多くの高齢者の声であり、願いであります。ご所見を伺っておきます。 次に、老大の同窓会の存続についてであります。 老大終了後は、各自の自主性にお任せというのが現状であります。大学を修了はしたが、さて、これからどうしようという方々を受け入れて、組織として大変な活躍をしているのが老大の同窓会であります。その活動ぶりは多方面にわたっております。高齢者の方々が積み上げてきた豊かな経験と知識を生かして、さまざまな学習会や講演会、そして同好会、芸能大会、スポーツ大会、さらには作品展の開催などなど、数え上げれば切りがないほどの催し物を実施して大活躍であります。そして、そのことはだれもが認めるところであり、今や老大同窓会は必要不可欠の機関となっていることは承知のとおりであります。 また、老人大学の目的の1つである、学んだことを地域に生かすという精神は老大同窓会に見事に引き継がれ、その果たしている役割ははかり知れないものがあると私は思います。 そこで、お伺いします。新年度には老大20期生が入学をいたします。もし再来年度、総合大学が開校すれば、現在の老人大学は創立20周年をもって、1年生は修了することになります。その場合、近い将来、総合大学制での2年制を修了した方々が現在の老大同窓会に入会せず、現同窓会に代わる新たな組織をつくり、活動することが予測されるわけであります。そのとき2つの組織をめぐって、そこにはさまざまな葛藤が起こることの懸念が私はあると思います。そこをどう指導していくのかも伺っておきます。 次に、海老川上流地域の区画整理事業関連についてでありますが、地元地権者に協力を求めて、長年、区画整理事業の協議を重ねてきておりますが、近年の都市計画法の見直しに伴い、この調整区域にも容易に建造物が建てられることになりました。このことに伴い、乱開発、いわゆるスプロール化のおそれがますます深刻になりますが、事業推進計画の進捗状況上、その都市計画法がどのようにかかわってくるのか。あるいは、進捗状況上、それをどういうぐあいに対応していくのか等々、まず伺っておきたいと思います。 また、関連してでありますが、海老川の治水対策の県事業として、遊水池確保のため用地買収した土地があります。ちょうど船橋農協の裏、あの近辺ですね。そこで、この買収地を臨時の青少年のスポーツ広場として県にかけ合っていただいて、ぜひグラウンドとして開放してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 また、そういうことが非常に難しいということであるんであれば、今現在、地区の青少年の指導者の方々が、日々、グラウンド確保に大変苦労されております。特に学校週5日制になれば、子供たちが地区のクラブ活動に参画する率も高くなり、ますますスポーツ広場の確保は深刻化いたします。今でさえも、とてもとても足らないグラウンドでありますが、今後どう確保していったらよいのか、いい方法があったら教えていただきたい。 以上、何点か質問させていただきましたけれども、1つ1つ具体的に、私、わかりやすく質問したつもりなんで、ぜひひとつよろしくお願いをいたします。 [企画部長登壇] ●企画部長(菅谷和夫) それでは、私の方から市民総合大学構想関連についてお答えさせていただきます。 船橋市の総合計画及び船橋市生涯学習推進計画におきまして、ご指摘ございましたように、ボランティア大学、老人大学、それからスポーツ健康大学など、現在行われております各種大学につきまして、カリキュラムを統一いたしまして市民総合大学を設置し、講座等の内容を充実しながらボランティアや指導者の育成を図るということで位置付けられているところでございます。 この市民総合大学の設置に当たりましては、現在、関係部課で協議・検討中でございます。いろいろご指摘がございましたんですが、個々につきましては若干お答えいたしかねますので、トータルでお答えといいますか、今の考え方を述べさせていただきたいと思います。 基本的には、現行の3大学のよいところを継承していくということが基本でございますが、それにプラスしまして、地域活動やボランティア活動など、さまざまな場面でまちづくりにかかわっていけるコミュニティーリーダー的な役割を果たす人材の育成を図ることも、目的の1つとして考えているところでございます。 また、よりよい、質の高い人生を送ることができるよう生涯学習のきっかけづくりを行う、それから開かれた学びと出会いの場を提供するということで、さらには高齢者の生きがい対策の観点からも、先ほどご指摘ございました世代間交流を重要な要素といたしまして、各世代がともに学べる環境の整備ということも考えているところでございます。 先ほどいろいろご指摘いただいたところでございますが、今申し上げましたように検討中でございまして、その検討の中では、いろいろな多くの課題が指摘されております。具体的なカリキュラムや学部構成、また就業年限、あるいは入学緩和策等々の大きな問題がございます。それで、現在、3大学の担当部課を交えまして検討中でございます。今後はいろいろご指摘ございましたことも含めまして、各大学の在学生、あるいはそのOBの方々のご意見等も十分お聞きしながら、引き続き検討をしてまいりたいと考えております。 さらに、老人大学につきましてもご指摘がございましたが、向学心、さらにはその生きがいを奪わないように十分配慮してまいりたいというふうに考えておりますんで、ご理解いただければと思います。 以上でございます。 [都市計画部長登壇] ●都市計画部長(太田雅雄) 海老川上流地区の区画整理事業関連についてご答弁申し上げます。 事業の進捗状況並びに都市計画法の改正に伴い乱開発の防止についてでございますが、海老川上流地区では、地元の地権者で結成されました土地区画整理組合設立準備委員会が地元中心のまちづくりを掲げて、現在、事業化を推進しているものでございます。現在、準備委員会が作成いたしました土地利用計画案につきまして、特に道路、河川等の管理者であります千葉県及び市との協議を進めているところでございます。さらに、区画整理事業は個人の資産を動かすという大きな要素を持っていることから、現在、精力的に地権者の合意形成に努めている状況でございます。 いずれにいたしましても、管理者協議及び合意形成に時間がかかっているように見えるかもしれませんが、区画整理事業の事業化に当たり、最も基本的かつ重要なことでありますことから時間がかかりますが、一歩ずつ進んでいるという現状でありますので、ご理解をいただきたいと思います。今後も各種協議を重ねつつ、都市計画の素案の作成及び地権者の合意形成に向けて努力してまいりたいというふうに考えてございます。 次に、乱開発の防止についてでありますが、都市計画法の改正に伴い、市街化調整区域におきましても一定の開発行為が認められるわけでございます。これを防止する方策といたしましては、今後、準備委員会が一致団結いたしまして、役員会、幹事会、準備委員会、さらには地区ごとの懇談会などを通して、きめ細かく個々の地権者に周知徹底を図り、土地区画整理事業の進捗に支障が起こらないよう努めてまいりたいと考えております。そのためにも、時代の変化に対応した質の高いまちづくり計画を進めていくことが最も大切であると考えております。 以上です。 [生涯学習部長登壇] ●生涯学習部長(石井英一) 所管事項についてお答えいたします。 ご質問の海老川遊水池の臨時グラウンドとしての使用でありますが、まだ情報的には不確定要素も多くあると聞いておりますが、今後、実現が可能であるかどうかも含め、関係部課と協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。 続きまして、スポーツ施設の場所をどのように確保したらよいかということについてお答えいたします。ご質問者のおっしゃるとおり、近年、スポーツ愛好者が増加しており、野球場などが不足していることは事実であります。そこで、この対策として、小中学校の運動場などの体育施設やナイター施設を開放し、広く利用いただいております。また、体育施設などの場所確保につきましては、予約システムにより対応いたしておりますが、市民大会など利用が重なる事業の場合には、年度当初、事前行事調整会議において調整、利用いただいているのが実態であります。今後は都市化の進む中で、用地の確保には非常に厳しいものがありますが、多方面からの情報収集に努め、施設の拡充に努めてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。 [大沢久議員登壇] ●大沢久議員 まず、青少年のグラウンド確保の問題から再質問したいと思いますが、答弁に具体性が何もないんです。そういうことは前から言ってきているんです。ただ、ここでそうやって言って、過ぎてしまえばいいのかな。まさに、それは刹那的主義に、私は聞こえてなりません。 いずれにしましても、船橋は、あれは昭和58年でしたか、スポーツ健康都市宣言をいたしました。以来、スポーツを通じて、市民の多くの皆さんが健康で豊かな生活ができればいいという願いを込めて宣言をしたわけであります。その宣言は、まだいまだに生きているわけであります。それで青少年の育成の立場から、まさに今、地域の中で、そういったクラブ活動に入っている青少年は非常に多いんですね。学校で、そういうクラブ活動は余り盛んではないものですから、地域のお父さん、あるいはお母さんたちが、そういったクラブ活動の指導者になって、寝食を忘れて、中には朝から晩まで、土曜日、日曜日、本当に一生懸命社会教育をやっているんです。 だから、行政がそのまま、じゃ、お任せしておいていいかといったら、それは間違いでありまして、まさにそういうことをできる場所を積極的に、果敢に、やっぱり確保していくことが、そういう一生懸命やっている方たちの、まさに先を走って、そして安心して、そういう子供さんやスポーツを愛する人たちがそのスポーツに親しめるということに、私はつながってくると思うんです。したがって、そういうことも込めて、私はわざと、何かいい方法があったら教えてくれと。我々、日常の中で苦労しながらやったって、大変なんですよ。 今現在、具体的に言いますと、例えば野球の場合、船橋のグラウンドは少ないんですね。それで、年間の野球の試合を消化するときに、民間のグラウンドを今まで借りていたんです。公の施設が、とてもとても足らないものですから。ところが、こういう不景気な時代に、民間がそのグラウンドに集合住宅を建てたり、あるいは土地を売ってしまったり等々で使えなくなっちゃったんです。その使えなくなったしわ寄せが、全部、こういうところに来ているんです。だから、既に間に合わないわけであります。したがって、そんな悠長なことを言っているときじゃないんです。ぜひひとつ具体的に、果敢に、そういう子供さんやスポーツをされている人たちのことを十分考えて、即行動に出ていってほしいと思います。質問しても回答は同じでしょうから、これは要望としておきます。 次に、老人大学の問題でありますが、質問する前にいろいろと私もこの状況等々について行政とディスカッションをいたしました。老人大学を卒業した先輩の皆さん方が余り地域に貢献してないとか、あるいはセクト主義を引いているとか、自分たちの世界の人たちだけしかその中に入れずに、ほかの人たちとの交流を余り持たないとか、いろんなことを言っていました。 今日まで老人大学を卒業された先輩の皆さん方は、約4,000名以上いるんです。そして、この同窓会に入られている方が2,000名以上もいるんです。先輩たちの皆さん方は、例えばサラリーマンは今までの勤めをやめて、そしていよいよこれから自由の身になった。少し地域の中でいろいろと人脈をつくり、あるいは友達をつくって第2の人生を楽しもうか。そういうときに、奥さん方は日常、近所づき合いがあるものですから、余りそういう心配はなさらないかもわかりませんが、特にサラリーマンの方たちは会社と家の行ったり来たりですから、余りそういうおつき合いがないんです。 したがって、一番最初に、じゃ、第2の人生の生きがいを見つける場所をどこに見つけようかといったときに、あっ、船橋にこういう大学がある。そこへ行って少し勉強しながら友達もつくって、あるいは趣味でも生かして、そして人生楽しくやろう、こういうことで入ってきているんですね。そこで1年間教育を受け、あるいは1年間の中で友達をつくり、卒業されている。(予定時間終了5分前の合図)そこまではいいんですが、次の段階としての、いわゆる受け入れ体制。 これは先ほど私が話ししましたように、同窓会があるんです。そこで、私は、それだけの方たちがこの同窓会で十分、第2の人生を謳歌しているわけでありますから、高齢者の皆さん方に、大学を卒業したから、地域へ行って、また何か核をつくって、そして指導者になって活躍しろとか、そういうことまで求める必要ないと思うんです。立派に、その延長線上に老人大学の同窓会があって、2,000名以上の人たちが、年間、これだけの多くのいろんな活動をやって元気に生活をしているわけでありますから、あえてそこでその方たちが――それは何も、出ていって、その地域でまた活躍する人は活躍する人でいいじゃありませんか。その人たちが大学のときにつながった友達と同好会をつくって、それで元気に、しかも健康で生活できれば、それにこしたことないじゃないですか。要するに、市の方だって助かるわけでありますから、やはりそういう狭い考えではなくて……。でき上がったルーツがいろいろあるようでありますけど、それは市民の皆さん、この参画している人たちに余り関係ありません。 やはり組織、あるいは機関というものは、今、本当に勢いがあって、そして多くの高齢者の皆さん方が求めているわけでありますから、ぜひひとつそういうところは十分認識を持っていただいて、今後の検討課題の中にしっかりと入れていただいて、できれば老大の性格は違うものですから、その総合大学の中から外していただいて、今の現状のままで維持していただいて活躍をしていただくのが私は一番理想だと思っていますので、よろしくお願いを申し上げ、質問を終わります。 …………………………………………… 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
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