![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
|
●議長(千葉満)小石洋議員。(拍手) [小石洋議員登壇] ●小石洋議員 質問に入る前に、一言御礼のごあいさつを述べさせていただきます。母の葬儀に関しましては、市長さん初め理事の皆さん、そして議員の皆さんに、お忙しい中にもかかわらず、ご会葬またご厚情を賜りまして、本当にありがとうございました。この場をおかりしまして、厚く御礼を申し上げます。 それでは質問に入らせていただきます。 私は、入札制度の改革、年功序列にとらわれない若手の登用など、市長の政治姿勢を高く評価しているところであります。しかしながら、最近少し気になることがございます。職員の皆さんと話し合う中で、職員の皆さんから、積極的また建設的な意見が出てこないということです。職員の皆さんに今元気がないということであります。財政的にも大変なときであり、また現在ある問題はほとんどが非常に解決に難しい問題であるということは理解できますが、市民のために、私はこのことをどうしても実現をするんだというような議論はなかなか出てきていないのが現状ではないかと思っております。 人事行政は、人事管理と人材育成が表裏一体であると思っております。人材育成の面で少し後れをとっているのではないかなという思いがいたします。特に市の職員約4,900人のうち、この15年間で約2,200人、全職員の45%に及ぶ人が退職すると聞いております。来年の3月に退職される部長さんも7名ほどいらっしゃるそうでございます。本市が急成長したとき大量に採用した方々、いわゆる団塊の世代の方々が次々に退職していくものだと思います。 こうした状況の中で、次の船橋をつくり、支えていく職員を育てていくことは、最重点課題ではないでしょうか。先輩がいなくなったから、次の幹部になるという視点ではなく、計画的に、継続的に、そしてだれもが納得できる合理性を備えた人材を登用していく必要があるのではないでしょうか。そこで、大量に退職していく状況の中で、次の船橋を担う職員をどのように育成していくのかを、まず1点お伺いいたします。 と同時に、人を正しく評価するということが育成への大きな弾み、力になります。そのためにも、透明性の高い、多くの人が納得し得る人事評価システムが必要になってまいります。船橋市においては、この人事評価システムがどのようになっているのかをお伺いいたします。 次に、まちづくりについてご質問します。 まず1番目の海を活かしたまちづくりについては、次回以降にさせていただきます。 南口の再開発についてお伺いします。再開発ビルの完成まで1年を切りました。この時点で公共部分の利用方法の決定は遅過ぎるのではないでしょうか。企画部門と開発部門の連携が悪かったのではないでしょうか。決まったことなんですけれども、後学のためにも、なぜ遅くなったかをお伺いいたします。 次に、公共部分の利用方法についてでございますけれども、6階についての文化施設の件でございます。多機能スペースとして、市民文化活動の施設とする。また、新聞報道にもありましたけれども、芸術活動の発信基地にするとあります。小ホールは285平方メートル。これで多機能として発揮できるのでしょうか。恐らくは小さなコンサートホールになるのではないかと思います。公民館でそれは十分ではないかと私は思っております。まあ、そういう小さな施設ですので、一流の人が来るにはちょっと中途半端でございます。皆さんご承知のように1階のロビーでやっているロビーコンサート、これを想像していただければと思います。そういうものを駅ビルに持っていく必要はないのではないかなというふうに思っております。──駅ビルじゃないですね。 そこで提案いたしますけれども、今、映画産業というのは非常に衰退しております。私も映画ファンなんですけれども(「見かけによらない」と呼ぶ者あり)根強い映画ファンは存在することも事実でございます。今、東京でも、また東京からこっちに名画座というか、古今東西の古い映画だとか、いわゆる商業ベースに乗らない映画であるとか、そういうものを上映している館がどんどんなくなってきているんです。そういうことを考えると──そして、こういうのは非常にファンがたくさんいるんです。ですから、こういう映画、そういう施設を船橋がつくれば非常に注目され、遠くからいろんな人が集まってくる、こういう可能性は非常に高いものがあると私は思っています。そうしますと、文字どおり船橋から全国に芸術文化を発信するということができるのではないのかと私は思っております。小ホール、あの程度のホールがちょうどぴったりなんです。ぜひ検討をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 次に、習志野市のイオングループの進出についてお伺いをいたします。 敷地が約3万平米、延べ建設面積が10万平米、売場面積3万平米、駐車場台数1,300台、非常に巨大なショッピングセンターが津田沼に出現します。もう来年の3月ですか、それにはオープンしようと、こういう計画だそうでございます。これは津田沼にとりまして大変なことなんです。恐らく、今でも交通渋滞が激しいところ、特に東金街道から開発される土地へ行くのに道路がないと言っていいくらいなんです。1車線の道路1つ。そういう状況にありますので、船橋側がより一層混雑するというのは目に見えているわけです。 そういうことを考えますと、今から同時に津田沼へ来る商圏の人たち、特に船橋側の商圏の人たちにとっては、北習志野であるとか、飯山満、二宮、向こうの方面です。それと、いわゆる大久保の方。この人たちが交通渋滞で八千代の方に行っちゃう、こういう可能性が非常に強いのではないかなと。そういうことで、今、商店街の人たちは、この経済的影響を考えて、大変心配をしております。 ただ、このショッピングセンターが本当に船橋と接点がないんです。そういうことから考えて非常に難しいとは思いますが、こういう情報を船橋側はいつ得たのか。そして、それにどのように対応してきたのかを、まずお伺いをいたします。 次に、図書館行政についてお伺いをいたします。 図書館法では、図書館を、「図書、記録、その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする」と、こういうふうに図書館法では図書館が定義されています。 私も船橋の図書館の歴史をちょっと調べてみました。船橋市の市立の図書館は戦後間もない21年です。大変な時期に創設されています。こんなとき、よく図書館をつくろうなどというような気になったなという思いがしています。そして、運営に当たっては、千葉県立の図書館長に教示をいただき、整理、保存については、嘱託として招いた舟木重彦氏という人が当たったそうでございます。この舟木さんという人がすごい人で、初代の文部省の図書館職員養成所の所長をやっていた、こういう人が嘱託として招かれております。 そして、この人たちが言っていることがすごいんです。もうどこにでもあるような図書館はつくるな、土地の生の資料を備え、特色のある図書館づくりをしよう──こう言っているんです。当時の人たちの熱意が、こう胸に伝わってくるような思いがしております。このようにして長年にわたって収集し、蓄積してきた古文書、古書、古地図、錦絵等、全国で誇れるようなコレクションに今成長しているわけでございます。また、平成3年には市内で4番目の北図書館がオープンし、地下には50万冊を収容できる大規模な閉架書庫ができました。船橋の図書館は資料保存を重視した運営を考えており、各図書館の収容能力を超えた図書、雑誌を共同書庫に保存し、資料を蓄積していこうとするものであります。このように、船橋の図書館は常に千葉県の図書館のリーダーとして、また全国に誇れる存在であったと思っております。 今回の事件が、この中でも一番の先進的中心館である西図書館に起こったということは、非常に残念なことであります。歴史の皮肉というか、現在の図書館行政への警鐘ではないだろうかというふうに思っております。 そこでお伺いをします。 1番目に、今、船橋全体として図書館行政をどのようなものを目指しているのか。 2番目として、その図書館行政の全体の目的に対して、各図書館がどのような役割を担っていこうとしているのか。 そして3番目に、先番議員も聞いておりますけれども、その司書の処分についてでございます。やはり司書が犯したと、この問題は非常に仕事柄、大変重いものがあろうかと思っています。そういった司書というか、これは司書の失格というか、そういうぐらいの問題だろうと思っております。そういう方をこれからもずっと図書館に配置するのか、ほかに配置転換はできないのかをお伺い申し上げます。 次に、本の貸し出しについてお伺いをいたします。 本年3月15日の市の広報に、本の貸し出しが1人5冊から10冊までに拡大されたとの記事が出ておりました。単に5冊から10冊になっただけだと、軽く考えているのではないでしょうか。これは図書館の基本的な運営方針の重大な変更であります。 そこでお伺いをいたします。この決定は、いつ、どの機関で、どのような理由で、この方針が決定されたのかをお伺いして、1問といたします。 [総務部長登壇] ●総務部長(阿久澤敏雄) 人事行政につきましてお答えをいたしたいと思います。 職員との話し合いの中で、積極的・建設的な意見・議論が出ず、元気がないのではないかとのご質問でございます。 ふなばし職員・職場変革プロジェクトの報告書では、職員は上司に対して、信頼して仕事を任せてほしい、部下の意見に耳を傾けてほしいと感じているようでございます。また、一方では出るくいが打たれる職場風土、職員のチャレンジ精神や思い切ったアイデアが出しにくいとの指摘もございました。このことから、現在策定中の人材育成基本方針を受け、人事制度と人材育成の両輪をもって、職員が活発に議論し、積極的に政策を提案できる職場風土づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 職員の育成でございますが、お話がありましたように、今後団塊の世代の職員が大量に退職していくことに伴い、急激な世代交代が行われ、現行制度のままでは30から40代の職員が十分な経験を積まないままに、責任あるポストにつかなければならなくなることが予想されます。このため、職員の育成につきましては今から計画的に実施し、将来に備える必要があると思っているところでございます。 そこで、先ほど申し上げました人材育成基本方針の中では、市民の満足度を高めるための制度づくり、職員のやる気と満足度を高める制度づくり、時代の変化に対応できる職員を育てるための制度づくりを処方せんとして掲げているところでございます。これらの中から人材育成型の人事評価制度、あるいは選択性の研修制度、ジョブローテーション制度など、さまざまな人材育成を目的とした制度の導入を新たなプロジェクトチームによって検討し、次の世代の船橋市を担う職員の育成に努めてまいりたいと考えております。 次に、人事評価システムについてのご質問でございますが、現在は定期昇給の内申、あるいは勤勉手当の成績率の算定の際に、各所属長が勤務評定を行っております。しかしながら、明確な評価基準に基づき評定者訓練が行われていないということもありますけれども、どうしても印象評定の傾向になっております。透明性が高く、納得が得られ、職員のやる気や能力の向上に資する人事評価システムの構築が急務の課題であろうというふうに思います。したがいまして、これにつきましても、このプロジェクトによりまして、職種あるいは職場の違い、あるいは業務の実態を踏まえ、絶対評価あるいは加点主義などを取り入れた納得のいく評価基準を研究するとともに、評価する人ができる限り客観性の高い評価ができるよう、評価能力を高めること、評価者と被評価者との育成面談を取り入れた人材育成型の評価制度にすることなどを検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 [企画部長登壇] ●企画部長(菅谷和夫) それでは私の方から、まちづくりに関するご質問のうち、JR船橋駅南口再開発に関してお答えしたいと思います。 こちらの南口再開発ビルの公共公益施設の導入に際しまして、その決定の時期が遅過ぎるのではないかというご指摘でございます。再開発ビルにどのような公共公益施設を導入するかということについて、若干経過を申し上げまして、ご理解をいただきたいと思います。 この公共公益施設導入につきましては、平成10年4月に全庁的な公共施設導入検討委員会を設置いたしております。その委員会を定期的に開催いたしまして、庁内検討を重ねてまいりました。一方で、翌年ですけれども、11年8月に広報ふなばしで導入施設に関する意見を幅広く聞くという観点から、市民の方々の意見募集を行っております。また、これまでのこちらの本議会でのご質問の際のご要望等もいろいろございました。こういったことをベースにいたしまして、政策会議の審議等を行いまして、何回かやっているわけでございますが、そういったことから、最終的な原案を作成いたしまして、昨年の暮れですか、皆さん方に公表をさせていただいたところでございます。 さらに、郵便局や旅券事務所等の市民サービスに結びつきます施設の導入につきましても、それぞれの関係機関への要望、あるいは協議等を行ってきております。このようなことを経まして、導入施設を決定したということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 なお、来年竣工予定の工事には現在のところ支障はないものでございますので、あわせましてご理解いただきたいと思います。 以上です。 [都市計画部長登壇] ●都市計画部長(太田雅雄) それでは私から、習志野市のイオングループ進出についてご答弁申し上げます。 この開発の情報をいつキャッチし、どのように対応したのかとのことでございますが、この地区の計画は、当初48階建ての住宅棟と7階建ての商業業務施設計画が示され、その事業手法が都市計画法第12条における再開発地区計画として整備されることから、都市計画の観点より、私ども都市計画課に平成8年5月ごろ習志野市より情報提供があったものでございます。 その内容につきましては、事業の名称、位置、面積、区域の整備及び開発に関する方針、主要な公共施設の配置及び規模等でありました。また、その当時の対応といたしましては、大規模な開発であり、環境、交通等に与える影響が懸念されることから、単に道路等の施設整備だけでなく、まちづくりの観点から総合的にとらえての整備を習志野市に申し入れをしたものでございます。その後、本年2月に習志野市より当初計画を変更したとの申し入れが私どもにあったものであります。その内容につきましては、事業手法は当初計画と同じ再開発地区計画とするものでありますが、48階建ての住宅棟が変更され、売場面積約3万平方メートルと、1,300台分の駐車場施設を中心とした5階建ての商業施設を建設するというものでありました。そのようなことから、私どもといたしましては、過日、習志野市の担当部局へ出向き、現状の交通状況を説明し、前回申し入れをした事項について、再度協議をお願いしたものでございます。 以上でございます。 [生涯学習部長登壇] ●生涯学習部長(石井英一) それでは、JR船橋駅南口再開発についてのご質問の中で、所管事項に係ることについてご答弁申し上げます。 南口再開発ビルの公共公益施設の6階のスペースでございますが、市民文化ホールや勤労市民センターなどの周辺にある施設との関連や違いを考慮しながら、基本的には小ホール機能として位置付けをし、多様な芸術文化活動が展開できるような施設運営を目指していきたいと考えております。 近隣にある同規模の公民館ホールの利用状況を見てみますと、年間約800回を超える利用があり、また申し込み希望が多く、小ホール利用の需要が見込めることから、教育委員会としましてはご提案のありますような専用施設としての運営は考えておりませんので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 次に、図書館行政についてでございますが、まず全体としてどのような図書館を目指しているのかという質問についてお答えいたします。 船橋市の図書館は56年の歴史があり、全国でも貴重な歴史的かつ美術的にも価値が高い蔵書もあります。例えば錦絵、浮世絵、古文書、古地図などあります。これらは市民にとって貴重な財産として所蔵していかなければなりません。議員のご指摘のとおり、先人が特色ある図書館づくりを目指して収集したものが全国に誇れるコレクションとなり、現在に至っております。この意思を受け継ぎ、蔵書を長く保存し、後世に伝えていくことと、新しい情報提供も含めて考えていくことを基本としております。そのため、50万冊を収納できる北図書館の共同書庫や、平成12年新築し、移設した中央図書館にも10万冊収納できる書庫をつくってまいりました。今後も市民の生活圏や利用圏を考慮した図書館サービス網の整備や蔵書の充実を図るとともに、市民に親しまれる図書館づくりを目指してまいります。 次に、各館の役割はどのようになっているかということについてお答えいたします。 4館図書館及び公民館図書室の蔵書は、いつでも、どこでも借りられる図書の共有化を実現するために整備してきたところです。今後は通信手段を利用した貸し出し予約システムを構築し、市民にとって身近な存在となるよう、さらに努力してまいります。 次に、西図書館の処分についてお答えいたします。当該司書は特定の著者の本を短期間に集中し、除籍したことを認め、大変なことをしたと心から反省しております。このことから、現在の職務を続行させることは困難と考え、ワークルームの責任者の指示のもとに、メール到着図書の処理、延滞者への督促、図書の修理、予約図書の連絡などの後方支援業務に携わっております。 次に、貸し出し冊数の変更につきましては、近年利用者から増冊の要望も多いことから、5冊を10冊にすることを図書館実務者会議に諮り、さらに図書館館長会議において協議決定し、船橋図書館協議会に報告し、教育委員会の議決を経て規則を改正し、決定したものでございます。 以上でございます。 [小石洋議員登壇] ●小石洋議員 2問目をさせていただきます。 人事は難しい問題を抱えております。人事は常に適材適所、公平に行われていることを前提として、市長の人事権に介入してはいけないという思いがあるのも事実でございます。人事はうまくいけば当たり前、まずくすると批判を多く浴びる。大体私どもは自分の評価は2割増しで他人の評価は2割減、こういうことですので、人事については常に不満がついて回るものだと思っております。 ただ、民間企業やプロスポーツと違って結果が見えにくい、こういうのが行政であります。しかし、有能な人が課長、部長でいる課、そういう課の組織は非常に活性化しております。また、その評価というものは一緒に働いた人が一番よくわかっている場合が多いわけでございます。人事そのものは、される側とする側、これは大変なものがあると思っています。ですから、この人事を公平に評価する、そういった意味で、この人事評価システム、ぜひよりよいものを構築していっていただきたいと思います。 次に、津田沼のまちづくりについてなんですけれども、いわゆる津田沼は習志野市境で込み入ったところでございます。中山も一緒だろうと思います。そういったところで、特に津田沼は一緒に区画整理をした、こういう場所でございますので、これからもいろんな問題が起こるのだろうと思っています。三山もそうです。船橋も、津田沼、中山と、そういったところで、他市との調停の場というものを私は事前につくっていく必要があるのではないかなというふうに思いますので、ひとつご検討をお願いしたいと思います。 次に、図書館についてなんですけれども、時間が余りないので要望になると思いますけれども、やはり先ほど最初の質問ですけれども、図書の共有化、これはもう今時代の流れで当然で、いわゆる市だけではなく、他市との共有化、また県との共有化、そういうものがインターネットによってできる時代になってきていると思っています。ただ、私が聞きたかったことは、いわゆる4館ある図書館が同じような方向で図書館づくりをしていったら意味がないのではないか。全体の船橋の図書館はこうありたいという思いと同時に、1つ1つの図書館がそれぞれが特徴のある図書館を形成していって、それが合同して1つのいい船橋の図書館行政になる、こういうものが私は必要ではないかなというふうに思っています。そうじゃないと、全4館が同じ方向に走っているならば、これは非常にむだが多くなるわけですので、その辺をきちっと1つ1つの館の役割を決めて、1つの船橋の図書館というものをぜひ本当にいいものをつくり上げていっていただきたいなというふうに思っております。 次に、5冊から10冊という問題なんですけれども、どうして10冊かというような、ただいまの回答でわからなかったんですけれども、5冊から10冊になるというのは大変な問題なんです。これは図書館ができてから、ずっと図書館の中で、いわゆる多く貸し出しをしようという考えと、やはり必要最小限度で必要なものを十二分に貸していく。そして、常に図書館の本が来た人たちにとってすぐ貸せるような、そういう図書館につくっていこう、こういう2つの潮流があるんです。 1つの潮流は、貸し出せば貸すほどいいという考え方なんですけれども、それが無制限に貸し出すという図書館もあるわけなんです。そうじゃなくて、やはり5冊から10冊になれば、それぞれの個人の家にとまる率が非常に高くなってくる、こういうことで、全部読めばいいんですけれども、物理的にも無理なんです。そういうことを考え──研究者にとってはいろいろ利便があるんでしょうけれども、いずれにしても5冊を借りて、どうしても間に合わないときはもう1回借りに来ていただく、これで十分だろうと私は思っております。そういったことから言うと、5冊から10冊ということをいわゆる図書館側は軽く考えていたのではないかなという思いを非常に強く感じております。(予定時間終了5分前の合図) ちなみに、私が調べた範囲内では、平均すると1人の貸し出し数が3冊前後、こういうことですので、10冊にする理由というのが非常に理解しがたい点があります。決まったことですので、私は取り消して5冊にしていただきたいと思っているんですけれども、いずれにしても、10冊になっても、いわゆる図書館の本が少なくなる、こういうことのないように。本来は当然少なくなるんですよ、5冊から10冊になるんですから。それじゃ、そのためにどういう方策をとったのか、こういうことも答弁の中には、ちょっとそういうことは不満なんですけれども、ぜひそごのないような図書館行政をしていっていただきたいなというふうに思っています。 それともう1つなんですけれども、この5冊から10冊になるについては、図書館協議会にも諮っているんです。そして教育委員会にも諮っているんです。ところが、教育委員会の会議録を見させていただきますと、全然これに対する質問がなくて通っちゃっているんです。だから先番議員も教育委員会の委員会議に対して怒っていましたけれども、私も全く同感であります。ぜひもう少し教育委員の方にも勉強していただきたいな、そういうふうに思っています。 それともう1点あるんですけれども、もう1点は、なぜこういうことが文教委員会にもかけられなかったのかな、私はそういう思いがしています。これは本来重要なことですので、やはりかけるべきだったのではないかなというふうに思っています。図書館行政というのは、今回の事件もこういう図書館行政──いわゆる今回の図書館長を調べていきますと、本当に図書館経験というのが少ない人がなっています。ですから、こういう不祥事も事前に見抜けなかったのかな。そういった意味で、先ほどの人材の育成というのは非常に大事なものがあるんじゃないかな、そういうふうに思っています。特に生涯学習部においては、公民館を抱えていたり、生涯スポーツ課を抱えていたり、いわゆる市民と接触する機会が非常に多い部だろうと思っています。ですから、それぞれの自分の役割をきちっと理解しておれば、市民の皆様に理解できるような行政が行われるのではないかなというふうに思いますので、ぜひいわゆる自分の役職に対する理解をきちっととって、正しい方向で運営をしていっていただきたいなというふうに痛切に感じております。 時間があと2分ですので、2分を残してひとつ終わらせていただきます。 ……………………………………………… 船橋市議会事務局 議事課 Tel. |
|