平成14年第3回船橋市議会定例会会議録(第5号・7)

 

議長(千葉満) 小石洋議員。(拍手)

[小石洋議員登壇]

小石洋議員 新風の小石でございます。3日目の最後ということで、簡潔に質問をさせていただきます。

 まず、学校教育の再建ということでお話をさせていただきます。

 今、学校教育は戦後最大の転換期を迎えております。新学習指導要領、そしてその中での週5日制、評議員制度、総合的な学習の時間、教員の人事考課制度、学校選択制の導入等々、今、教育現場は大変混乱をしております。個々の学校では地域の人たちに学校に来ていただいて、今後これからの学校はこういうふうに変わりますよとか、そういういろいろな説明をしております。そして、月々学校が今何をしているか、こういう報告書を保護者、また地域の人たちに配っております。そして、保護者は総合的な学習の時間、そして週5日制、本当に子供の学力はどうなのかな、そういう心配をしております。本当に現場は一生懸命やっておりますけれども、まだまだ混乱し、戸惑っているのが現実ではないかなというふうに思っております。

 そういう中で、飯山満中学校の事件、習志野台小学校の事件、西図書館の事件等々、不祥事が次々と起こっております。今、船橋の教育は内に外に大きなダメージを受けております。このダメージを乗り越え、活力のある船橋の教育を取り戻すために今何をなすべきなのか、正念場であります。

 そういう中で教育長がより一層の指導力を発揮し、教育委員会、校長、教師が全力を挙げ教育改革に取り組み、船橋の教育の活性を図るべきであります。私は教育長に、船橋の教育の再建と教育改革に対するご所見をお伺いいたします。

 次に、2番目なんですけれども、今回は文化・スポーツ公社の件は割愛させていただきます。

 次に、保育行政についてお伺いをいたします。

 先番議員も保育行政について質問をしておりますが、私は公立保育所の時間外保育士についてお伺いをいたします。

 本市の公立保育所は午前7時から午後7時までの1日12時間の開所となっております。正規職員の勤務時間は平日で7時間と45分でございます。午前9時から午後5時半までを基本としつつ、保育所の規模により交替制で早番として午前8時に出勤、そして遅番として午後6時まで勤務する職員がそれぞれ1人または2人となるような勤務ローテーションを組んでいると聞いております。常勤の正規職員では、おわかりのように1日12時間の開所時間を満たすことが不可能であることから、平日の午前7時から9時半まで、午後は4時半から7時まで1日5時間、そして土曜日は午前、午後と合わせて6時間を勤務する一般職の非常勤職員を時間外保育として雇用しており、これは昭和43年から導入されているとのことでございます。現在の船橋の公立保育が、これらの時間外保育士の方々の力があって今があると私は思っております。そういった点で深く感謝しておるところでございます。

 今、第3次ベビーブーム、それから来るマンションブーム、保育需要は量に対するもの、質に対するもの、市民の保育に対する関心は非常に高いものがあります。当然、保育所に勤務する職員の1人1人の資質、能力、技術の向上は今まで以上に求められるようになります。

 私も以前より関心を持っておりましたので、時間外保育士の資料を求めましたところ、7月末現在で時間外保育士は112人、うち50人は10年以上、そのうちの8人が20年以上同一の保育所に勤務しているのが現状でございます。これに対して、正規の職員はおおむね5年程度で人事異動により職場がかわります。長期にわたり同一職場に在職することにより、ともすると日常業務のなれ、経験に安住する傾向が生じたり、前例重視で仕事をよりよいものに改善していこうという意識が低下するのではないかと心配をしております。また、無意識のうちに現状を変えることを拒むというようなことが生じるのではないかと危惧しております。

 私は、職員の人事異動により勤務環境が変わることで新しい知識を習得し、また新しい経験を積むことによって、その資質、能力、技術が高まるものと考えております。保育園の絶対数の少なかった時代は別にして、現在は公立保育園27園でございます。そして多様化する市民要望にこたえるためにも、時間外保育士の配置がえを実施し、保育園のより一層の活性を図るべきと考えます。

 そこで、1点質問をいたします。

 なぜ今まで時間外保育士の配置がえを実施してこなかったのか。今後は配置がえを実施すべきものであると考えますが、当局のご見解をお伺いいたします。

 次に、イオングループの津田沼進出について再質問をいたします。(「再質問というのは、きょう初めて……」と呼ぶ者あり)前回に続き質問をいたします。

 8月28日、前原商店会が習志野商工会議所、JR津田沼駅北口商店街、南口商店街と共同で、神奈川県の大和市の商店街を視察いたしました。ヨーカドーとジャスコ、イオングループが隣接しており、津田沼と同じ状況であります。また、大和市のこのショッピングセンターは立地法で計画された初めてのショッピングセンターでございます。地元の商店街の話では、立地法の後で計画されたショッピングセンターは非常に地元に非協力、また地元との協議の場もなく、交通渋滞が発生して地元の商店街への打撃も大きく、大変苦慮していると話しておられました。また、津田沼への忠告としては、何はともあれ最初が大事です、早く話し合うことが大切と、こういう忠告をいただいております。

 そこで、3点質問をいたします。

 1点目として、6月議会の都市計画部長の答弁で、習志野市に現在の交通状況を説明し、再度協議をお願いした、こういう答弁をいただいておりますが、現在までの間に協議が行われたのか、もし行われたのなら、その協議の結果どうなったのかをお伺いいたします。

 2点目として、この立地法で計画されるショッピングセンターというのは、協議の場に設置者だけが出てきて、使用する、テナントとなるイオングループ、ジャスコが出てこないんですよね。そういうことで話が進まない、こういう傾向がございますが、やはり話し合いの場で現実に使うテナントさんであるイオングループとの話し合いがないと、話が進まないんですよね。そういうことで、イオングループを含め、両市の商店街、商工会議所、そして地域住民とのぜひ協議の場をつくっていただけたらと思います。

 3点目として、イオングループの進出に対しての問題なんですけれども、協議の場でも出てくるのは道路の問題がほとんどなんです。そういうことから考えていくと、いわゆる船橋市のイオングループが進出してくる、こういう現実を踏まえながら、津田沼駅周辺の道路の対策はどのようになっているかをお伺いして、1問といたします。

[教育長登壇]

教育長(落合護) 小石議員さんの教育問題についてご答弁申し上げます。

 最初に、船橋の教育の活性化についてということについてお答えしたいと思います。

 学校現場における不祥事等の事後処理の対応については、教育委員会としても再発防止に全力を挙げ、特に学校現場へは厳しい対応をしてまいりました。その結果、教育改革の具現化等積極的な教育行政というよりも、むしろ消極的な教育行政としての事後処理等が学校現場には大変印象的となって、会計処理や帳簿の整理事務に追われ、学校5日制や総合的な学習、あるいは新学習指導要領への移行、体験的学習、あるいは新しい評価のあり方、また生きる力などへの気配りができなかったとも聞いております。したがいまして、今回の教育改革の目玉である校長の権限の拡大、特色ある学校等を推進することなどにはやや気が回らなかったと、校長会や教頭会で発言されているということも聞いております。このあたりについて議員さんもご指摘されているんじゃないかなというふうにも思います。

 金銭管理を初めとする一連の不祥事につきましては、学校を挙げて反省するとともに、教育委員会としても各学校の実態を調査し、マニュアルを作成したところでありまして、金銭管理等の徹底についてはさらに指導しているところでございます。私としてもこのマニュアルをたたき台として、さらに金銭管理等が適正になされるよう改善に努めてまいりたいと考えております。

 次に、教育改革への取り組みについてですが、教育改革はご案内のように当時学校は時代の進展や社会情勢の変化に対応していないということで、国民的な批判を受け、教育改革が取り上げられたところでございます。特に国においては内閣総理大臣の諮問機関として臨時教育審議会を設置し、中央教育審議会や教育改革国民会議などで全国的規模で10年以上にわたって審議された結果、本年度から一部法改正や財政上の措置をして、我が国としては3回目の教育改革を実施したところでございます。特に具体的には、本年度に学校5日制や新学習指導要領がスタートしたところであります。

 教育改革が基本的に目指していることは、生涯学習社会において、家庭、地域の教育力の再生、多様な体験を通した豊かな人間性の育成、あるいは子供たちが安心して学び育つ環境の整備、基礎基本の徹底と基礎学力の向上、多様な個性や能力を存分に伸ばすことができる教育システムの整備、地域の信頼にこたえる学校づくりなどであると認識しております。

 本市においてもこのことについて実態を十分把握し、どのように具現化すべきかを検討するため、船橋市立学校等将来計画検討協議会を設置し、教育改革へ対応しているところでございます。間もなく中間報告が出されるというところまで来ておりますが、来年度の最終答申を待って、教育委員会としても学校現場と一体となってこの具現化のために本格的に取り組みを進めていく所存でございます。どうかご理解を賜りながらご協力のほどお願い申し上げます。

[福祉サービス部長登壇]

福祉サービス部長(飯島和男) 保育行政についてお答えいたします。

 初めに、公立保育所の時間外保育士について、従来配置がえを実施してこなかった理由についてのご質問でありますが、一般職の非常勤職員である時間外保育士の勤務時間は、保育所の1日の開所時間の初めと終わりに割り振られており、1日に2回の勤務が必要となるといった極めて変則的なものとなっております。このような変則的な勤務から、時間外保育士の大半は勤務する保育所の近くの方が雇用されている状況となっております。そのため、昭和43年の職の設置以来、勤務等を考慮して時間外保育士の勤務場所の変更は原則として実施しておりませんでした。

 また、今後の時間外保育士の配置がえについてのご見解でございますが、従来は職員の勤務等を考慮して、勤務場所の変更は原則として行っておりませんでしたが、ご質問者がご指摘のように、長期にわたり同一職場に勤務することにより弊害が生ずることや、職員は勤務場所が変わることにより新たな知識、経験を習得することが、その資質、能力、技術が高まるといったご指摘は我々も痛感しているところでございます。当局としても勤務場所の変更の必要性は十分に認識しているところでございます。

 そこで、時間外保育士のより一層の資質の向上と公立保育所の公務能率の確保、向上を図ることを目的として、勤務可能な範囲で雇用の更新時に合わせて時間外保育士の配置がえを実施すべく現在検討しているところでございます。

 以上です。

[都市計画部長登壇]

都市計画部長(太田雅雄) それでは、私からイオングループの津田沼進出についてご答弁申し上げます。

 6月議会の後、交渉状況について習志野市と協議したかとのことでございますが、前議会にてご答弁申しましたが、私どもといたしましては習志野市に対し、松下興産の跡地の開発計画につきましては、平成8年の当初計画から今回のイオングループの計画まで一貫して、交通渋滞に関する申し入れをしてきたものでございます。

 今後、この商業施設に関しては、大規模小売店舗立地法に基づく出店計画が千葉県に提出されることになります。この場合、本商業施設の設置位置が行政境に位置していることから、周辺環境への影響が生じますので、本市との協議の指導が県から事業主にされることになります。したがいまして、今後は直接、施設設置者と協議ができますことから、習志野市を含めまして協議を進めてまいりたいというふうに思っております。

 次に、道路対策につきましてでございますが、先ほど申し上げましたように、施設設置者と本市が直接協議できることとなりますことから、交通処理計画や駐車場計画等を含めました出店計画書が提出された段階で、引き続き前回申し入れをした内容等を含め、道路交通対策につきまして協議をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

[経済部長登壇]

経済部長(安田雅行) イオングループの津田沼進出についてのご質問のうち、所管事項についてお答えいたします。

 ご指摘のように津田沼地区は本市と習志野市の商工会議所、前原商店会を初めとする津田沼地区の商店街で構成されております津田沼駅北口まちづくり協議会が活動しており、本協議会には大型商業施設設置者でもあります松下興産株式会社も会員となっております。同協議会の会合等で大型商業施設の設置に関します情報交換等を行っていると伺っておりますけれども、今後、ご質問者ご指摘のありましたように、施設設置者とテナントであるイオングループ両者において対応することが望ましいことから、私ども同協議会及び周辺の商店会、住民の説明に際しましては、施設設置者である松下興産だけでなく、テナントとなるイオングループ両者で対応するよう、設置者である松下興産株式会社に申し入れを行ってまいります。

 以上でございます。

     [小石洋議員登壇]

小石洋議員 それでは2問をさせていただきます。

 教育長の答弁に関してなんですけれども、この一連の不祥事の中で金銭管理の問題、これからも各現場で徹底していく、こういう答弁がございました。

 私は、金銭管理に関してはそれぞれが厳しいマニュアルをつくれば、これをもとにすれば、あとのことは校長先生の指導管理に任せればいいんじゃないかなと、そういうふうに思っています。いわゆる使い込みをするとかそういう人は、どうしても、どんなマニュアルをつくろうとやるんですから、これはそういうことを考えていけば、校長先生の指導性、指導力に、学校のことはきちっとしたマニュアルをつくっておけばそれで十分対応できるのではないか。そういうことを考えると、この重要なときにそれをまだまだやるとなると、学校関係の士気が上がらないんじゃないかなという気がしております。

 そういったことで、これからは正しいマニュアルをつくることは大切ですけれども、全力を挙げてこれからの教育をどうするのか、改革をどうするのか、こういうことに私は全力を挙げていっていただきたいなと、そういうふうに思っています。

 次に、保育士の件なんですけれども、私も時間外臨時保育士がそれぞれ朝行って、また帰ってきて夜行く、そういうことはよく知っています。わかっています。そういう中で、今は27園。前は、できた当時は少なかったと思うんですよ。そういう中で、現在はそれぞれ地域の中でローテーションを組めば、それなりの異動、いわゆる人事の異動ができるんじゃないかな、こういうふうに思っています。30年近くずっと最初からいる人と、30年、10年ずっとそこにいる主みたいな人と、5年に1回来る人が園長さんで来て、本当に指導、そういうものが保育園の園長さんが来てもできるのかな、そういう疑問も持っています。

 ですから、ぜひこれは、かといって、前原にいた時間外保育士さんを西船の方に持っていくとか、そういったことではないんだろうと思っています。できる範囲の中で十二分に時間外保育士さんの状況を把握しながらやればできるのではないかなというふうに思いますので、ぜひ検討をして、速やかに実行するようにしていただきたいと思います。

 次に、イオンの現状なんですけれども、今地元で1番困っているのは情報が少ない、こういうことなんですよ。ですから市の方では、行政の方ではそういう情報がいろんなところから入っているわけですから、地元にその情報をどんどん流していただきたいな、こういうふうに要望して質問を終わらせていただきます。

議長(千葉満) 以上で、本日の一般質問は終わりました。

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議長(千葉満) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に佐藤浩議員及び佐藤重雄議員を指名します。

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議長(千葉満) 以上で本日の日程は、全部終わりました。

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議長(千葉満) あす14日から16日までは、会議規則第10条第1項の規定により休会します。

 次の会議は、9月17日、午後1時から開きます。

 本日は、これで散会します。

18時09分散会

[出席者]

◇出席議員(49人)
議長 千葉満
副議長 清水美智子
議員 金沢和子
草野高徳
伊藤昭博
角田秀穂
松嵜裕次
木村ゆり子
朝倉幹晴
野田剛彦
斉藤守
佐藤浩
滝口宏
佐藤新三郎
高橋忠
岩井友子
高木明
鈴木郁夫
斉藤誠
さとうももよ
安藤信宏
中村静雄
中村実
木村哲也
田久保好晴
佐々木照彦
津賀幸子
石川敏宏
斎藤忠
中江昌夫
池沢敏夫
小石洋
森田則男
早川文雄
長谷川大
七戸俊治
興松勲
中村洋
佐藤重雄
関根和子
倍田賢司
村田一郎
上林謙二郎
大沢久
瀬山孝一
和田善行
田中恒春
米井昌夫
櫛田信明
……………………………………………
◇説明のため出席した者
市長 藤代孝七
助役 砂川俊哉
助役 平丸藏男
収入役 福岡清治
固定資産評価員・税務部長 大鹿一之
福祉局長 山越伸子
建設局長 中村英夫
市長公室長 倉田勝
企画部長 菅谷和夫
総務部長 阿久澤敏雄
財政部長 織戸雅夫
市民生活部長 渡来直治
保健福祉部長 金子正雄
福祉サービス部長 飯島和男
医療センター事務局長 加藤健
環境部長 小野武志
経済部長 安田雅行
中央卸売市場長 鈴木忠夫
都市計画部長 太田雅雄
都市整備部長 阿部幸雄
道路部長 涌井稔
下水道部長 野村武明
建築部長 猪野幸夫
消防局長 佐久間隆
財政課長 足立敏夫
教育長 落合護
教育次長 石毛成昌
管理部長 平川道雄
学校教育部長 皆川征夫
生涯学習部長 石井英一
選挙管理委員会事務局長 池田精一
農業委員会事務局長 湯浅英雄
代表監査委員 堀内清彦
監査委員事務局長 川村良一
……………………………………………
◇議会事務局出席職員
事務局長 小池忠良
議事課長 幸田郁夫
議事課長補佐 素保憲生
議事課副主幹議事第2係長事務取扱 高澤勇
議事課副主幹議事第1係長事務取扱 寺村登志子
庶務課長 木村良昭
庶務課長補佐 宮本政義
─────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
船橋市議会議長 千葉満
船橋市議会副議長 清水美智子
船橋市議会議員 佐藤浩
船橋市議会議員 佐藤重雄

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