6.新京成電鉄 新京成線
@ 概要
新京成線は、松戸〜京成津田沼間を結ぶ路線です。旧日本陸軍鉄道連隊が様々な形の線路を敷く演習をするために敷設した線路の払い下げを受けて開業したことから、極端に曲がりくねった線形をしており、直線距離で結べば15.8kmの松戸と津田沼の間を26.5kmの線路で結んでいます。
船橋市内にある駅は9駅、路線延長は9.2kmです。
A 計画と敷設免許
新京成電鉄株式会社は、将来の千葉県西北部の沿線開発を目的に、終戦により不用になった旧日本陸軍鉄道連隊演習線の跡に線路を敷設する計画で、昭和21年10月23日設立されましたが、津田沼〜松戸間の地方鉄道敷設免許の申請は、会社設立以前の昭和21年6月15日に京成電鉄が行い、同年8月8日に免許を受けました。その後、京成線乗り入れを目的とした京成津田沼〜前原間は、昭和28年9月11日に免許を受けました。
B 開業
最初に新津田沼(初代)〜薬園台間が、昭和22年12月27日に開業しました。当時の電車は1両運転で、1日の運行本数は43往復でした。
C 路線の延伸
昭和23年8月26日に薬園台〜滝不動間、翌24年1月8日に滝不動〜鎌ヶ谷大仏間、同年10月17日に鎌ヶ谷大仏〜鎌ヶ谷初富(現在の初富)、28年11月1日に京成津田沼〜新津田沼(二代目)〜前原間が開通し、新津田沼(初代)〜前原間は廃止されました。そして、昭和30年4月21日に鎌ヶ谷初富〜松戸間が開業したことにより全線が開通しました。
その後、昭和36年8月23日に新津田沼(三代目)〜前原間が開業し、従前の新津田沼(二代目)は藤崎台に改称されました。昭和43年5月14日に新津田沼(四代目)が現在の場所に移転し、京成津田沼〜新津田沼(四代目)間が開業するとともに京成津田沼〜藤崎台〜前原間が廃止されました。
D 施設の近代化
昭和30年に全線開通した後、複線化工事が松戸〜八柱間から始まり、船橋市内は、昭和38年に前原〜高根公団間が、昭和39年には高根公団〜鎌ヶ谷大仏間が、昭和43年には新津田沼〜前原間が複線化され、昭和50年に全て完了しました。
E 輸送対策
昭和30年代から沿線に大規模団地の開発が進んだことにより利用者が大幅に増え、昭和42年からホーム延伸工事を行い、昭和43年12月1日から一部6両編成になり、昭和50年12月には全列車が6両運転になりました。さらに、昭和57年10月からは8両編成で運行するようになりました。
F 他社との乗り入れ
新京成線は、平成18年12月から京成千葉線千葉中央駅まで直通運転を開始しました。